レポート 2

レポート 1

見世物歌劇の真骨頂

五輪ダンサーズ昇天!!の図

文責 / 黒狗

_MG_0291.JPGこれは、シネマコードがキャスティング等で参加した舞台、「鉄人28号」のとある場面である。のだが・・・、なんだこれは?
この前段は、大立ち回りを川井さんの音楽が煽りまくりの、押井節炸裂ドンドンってな、前半の山場なのだが、唐突に、ツンタラッん・タラランって具合で、五輪音頭(※1:イツワオンド)ってのが流れだす。客席を浴衣のネェさんが、チャンチキ踊りに手拍子サッサ。するってーと、件の民謡歌手様(※2)が現れて、開口一番、「お客様は仏様です」って、仏様っておかしくないか!!
ぶら下がっている、狐面の浴衣姿の艶かしさ・・・。そして、うしろにぬぼーっと、鎮座召しますあの鉄の城は!!・・・って、この表現だと、別のロボットだな。
とにもかくにも、歌あり、踊りあり、早変わりあり、アクションありの、かなり思い切った見世物歌劇であるこの舞台を、実に見事に活写した一枚である。
つつ、下記は鉄人をご高覧頂いた皆さんの寸評である。

金賞   どうしてカーテンコールに、お銀姉さんが出てないんですか?
銀賞     飛び出す絵本かと思った。/ 舞台で初めてアニメを見た。
銅賞   人形だと思ってた…。
鉄(人)賞  デカイわ…。


写真提供 梅田芸術劇場     撮影 村尾昌美 (写真をクリックすると拡大します)

※1→当然、この舞台は東京オリンピック前夜の物語である。諸般の事情により五輪をして、「いつわ」と読ませるのはこれ如何にとは思うが、押井氏は、これもまた一興と思っているようだ。
※2→「GHOST IN THE SHELL」「イノセンス」の謡い主様です。