太平洋詩人

平らな街

風は旗をひるがへしてゐる

砂利の乾いた路はは遠くでまがつてゐる

私は門に立って

犬のそばを通って帰っていく友人の後姿を見送った

           「太平洋詩人第二巻第二号 昭和2年2月発売」より

尾形亀之助の部屋

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