日本文学(評論)―vol.3
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番号 書名 著者・訳者 出版社 詳細 状態 発行 売価
1 新潮日本文学アルバム 夏目漱石 新潮社 *カバー,帯(僅痛),初版 (発行時定価\980) 1983 1000
2 中野重治 自責の文学 桶谷秀昭 文藝春秋 *カバー帯,小口天地僅シミ,初版 (発行時定価\1400) 1981 1400
3 コトバの壁 外国人の目で読む日本文学 朝比奈 誼 大修館書店 カバー,初版 ■日本の短篇,フランス人の読み方/翻訳者が自らの読みに賭けるとき―待ちうけるワナ/里帰りした戯曲『サド侯爵夫人』―三島由紀夫とマンディアルグ/フランス的知性と日本文化―セシル・坂井著『日本大衆文学史』刊行に寄せて/日本語と外国語の隙間―谷崎潤一郎『文章読本』に学ぶ (本体価格\1800) 1996 1000
4 高見順 奥野健男 国文社 深淵叢書 *函入り,初版 (発行時定価\900) 1973 1000
5 上田秋成 岩橋小彌太 有精堂 有精堂選書27 *函(僅痛)入り,本体美,初版 (発行時定価\2060) 1975 3000
6 袖すりあうも 古山高麗雄 小沢書店 *カバー,帯(極僅痛),初版 ■人生の師・岸田國士の思い出。七十余年の人生途上でのさまざまな邂逅,そして別 離。ゴルフの師・丹羽文雄氏とその仲間…。 (本体価格\2200) 1993 1100
7 歴史への感情旅行 安岡章太郎 新潮社 *カバー,帯,初版 ■幕末から昭和終焉まで,そして現代日本の光と影のなかに見えてくるもの…忘れえぬ 風景,敬愛する作家たちを追悼し書き綴ったエッセイ (発行時定価\1500) 1995 750
8 南吉童話の成立と展開 続橋達雄 大日本図書 叢書=児童文学への招待 *カバー,初版 (発行時定価\1500) 1983 1000
9 鮎川信夫拾遺 私の同時代 エッセイと論稿46篇 1980〜1986 鮎川信夫 文藝春秋 *ビニカバー+カバー,帯,初版 (発行時定価\1200) 1987 700
10 最新 宮沢賢治講義 小森陽一 朝日新聞社 朝日選書 カバー帯,初版 (発行時定価\1300) 1996 売切
11 物語の最後の王 日本古代文学の精神史 武藤武美 平凡社 平凡社選書 *カバー(背少ヤケ),初版 ■雄略は万葉集巻頭の歌の作者に擬せられている。日本霊異記冒頭の物語も雄略に関するものだ…このことには,古事記における最後の王を各々の冒頭に置くことにより,古事記が有した豊饒な物語と歌謡の伝承世界を継承し,そこから更めて物語を再出発させようとする意味があった… (本体価格\2500) 1994 1200
12 壬申紀を読む 歴史と文化と言語

西郷信綱

平凡社 平凡社選書 *カバー(背少ヤケ),初版 ■壬申の乱は,記紀に語るようにほとんど代替わりごとに王位 をめぐって闘われてきた内乱,いうなればその伝統の最後の,しかもかなり荒っぽいしあげであった。歴史のこうした動きの根底には,古代王権の生理学ともいうべきものが働いている。壬申の乱もこの生理学を媒介にして分析されねばなるまい。(本体価格\2400) 1993 売切
13 新編 悪場所の発想 廣末 保 筑摩書房 筑摩叢書 カバー帯,初版 ■中世遊行民の精神は,近世以後の新しい芸能集団にどう受け継がれたか。囲いこまれつつ独自の世界を形成した悪場所には,どのようにふてぶてしい創造力が満ちていたか。芭蕉・西鶴・近松・南北から芝居や廓まで,多様な作品と空間を自在にとびかいつつ,伝承的想像力の論理を鮮やかに捉えた論集。(発行時定価\1600) 1988 1000
14 『暗夜行路』を読む 世界文学としての志賀直哉 平川祐弘・鶴田欣也編 新曜社 カバー帯,初版 ■『暗夜行路』ほど評価の分れる作品もめずらしい。 測る基準をどこに置くかで価値が全く変わってしまう。 東西の研究者が近代小説という狭い基準にとらわれず,世界文学の視点から大胆に読み直すことで,全く新しい読みの次元を導入する。■この人を見よ―志賀直哉の『暗夜行路』における自己崇拝=コーディ・ポールトン/志賀直哉におけるファミリー・ロマンス=小谷野敦/もうひとつの成熟=鶴田欣也/『暗夜行路』における女性と自己=スーザン・ネイピア/『暗夜行路』「第一」の基調―性的自我の自然主義的探究=ジャネット・ウォーカー/『暗夜行路』における子宮の(脱)形而上学=萩原孝雄/反覆の詩学としての『暗夜行路』―ドストエフスキーを視座として=清水孝純/世界文学の傑作は近親相姦を扱う―『暗夜行路』の場合=大嶋仁/実験工房としての『暗夜行路』=松居竜五/志賀直哉の「母親たち」=松井貴子/志賀文学と植民地―辺境へ行く水商売の女たち=西原大輔/大山を描いた二人の作家―ハーンと志賀直哉との関係=平川祐弘/『暗夜行路』はどのように読まれてきたか=斉藤恵子/北米で『暗夜行路』はどのように読まれてきたか=萩原孝雄 (本体価格\4500) 1996 3000
15 季節の余白 荒垣秀雄 朝日新聞社

*函(僅ヤケ)入,再版 ■…春立つ,といってもそれは暦に上のことで,二月はまだ厳冬のうち。カラッ風が吹いて,一月より寒さが身にしむ感じである。虚子の句に,
   川添ひの片頬つめたき二月かな

 というのがある。風はつめたいが,もう片っ方のほおに,そこはかとなき春の気配を感ずるという含みなのだろう。気象的にはレッキとした冬だが,立春の声をきくと,春を待ちこがれる希望的観測も加わって,春がすぐ隣に来たような幻想を抱くのでもある。歳時記的感覚で自分をだますとでもいうか,日本人にはそうした“旧暦的季節感”があるようだ。…(本文より) (発行時定価\380)

昭42 500
16 緑の都市、かがやく銀 吉増剛造 小沢書店 *カバー,本体小口天僅ヤケ,初版 ■散文集/装本:加納光於 (発行時定価\2800) 1986 2800
17 石川啄木全集 第八巻 啄木研究 筑摩書房 *函入,帯(僅痛),初版 ■啄木像形成に欠かせぬ 二十九篇の論稿に伝記的年譜・戦後研究文献目録を付し,新資料「小樽のかたみ」七十五篇の全文を収録。解説小田切秀雄,解題岩城之徳。(発行時定価\2600) 1979 2000
18 探書遍歴 封印された戦時下文学の発掘 櫻本富雄 新評論 *カバー帯,初版 (発行時定価\2500) 1994 売切
19 芸術の幻 中村光夫 講談社 *函入,初版 (発行時定価\580) 昭44 1000
20 芭蕉と西鶴 廣末 保 未来社 *函(少ヤケシミ)入,本体美,初版 ■芭蕉と西鶴/詩における二律背反/中世詩と芭蕉/転ずる心/隠遁的文人の断面 /転合書の文学/西鶴と自然主義(I 西鶴と花袋 II S氏とH氏の意見について)/西鶴における笑い/津浪は一度の濡/元禄期の作歌像 (発行時定価\480) 1963 売切
21 現代詩論2 安東次男・渋沢孝輔 晶文社 *カバー,初版 (発行時定価\1200) 1972 売切
22 生成する「非在」 松下千里評論集 松下千里 詩学社 *カバー,初版 (発行時定価\1800) 1989 1000
23 論集 立原道造 山田俊幸編 風信社 *カバー帯,初版 ■立原道造への視点=山田俊幸/凶事の季節―立原道造と三島由紀夫=鈴木亨/立原道造と新古今集=伊吹知子/立原家の原郷・流山=田中美知子 (発行時定価\1900) 1983 売切
24 釋迢空ノート 富岡多恵子 岩波書店 函帯,再版 (本体価格\2800) 2000 2000
25 天明俳人論 西谷勢之介 交蘭社 *函欠け本体のみ,背小口天等少ヤケシミ,初版 ■蕪村の俳境/大魯の主観/凡董論/春泥舎召波/白雄論/樗庵麦水/俳人としての秋成/暁臺俳句新見/女流俳人星布/古友と諸九/菊舎の孤寂 昭4 1000
26 唇さむし 文学と芸について 里見とん対談集 里見とん かまくら春秋社 函(背僅スレ,アセ)入,本体美,初版 ■志賀直哉と「父と子に就いて」/武田麟太郎・舟橋聖一と「小説道を語る」/辰野隆と「忘れ得ぬ ことども」/徳川夢声と「問答無用」/有馬頼義・井上靖・野口冨士男と「里見とん氏とその文学」/吉野源三郎と「原田日記が世に出るまで」/森繁久彌と「朝の訪問」/花柳章太郎と「新派今昔ばなし」/尾上多賀之丞と「芸と人生」/阿川弘之と「風月無尽」/渋沢秀雄と「大正時代」/丸谷才一と「いろんなことをするから人生」/江藤淳と「文士になるまで」/林家彦六(正蔵)と「今昔問答」/永井路子と「風に吹かれて」■装幀:関野準一郎 (発行時定価\2800) 昭58 1000
27 小林秀雄 声と精神 高橋英夫 小沢書店 *カバー帯,初版 ■没後十年…精神の持続の行方を求める最新論考 (本体価格\2200) 1993 1200
28 昭和文学史 平野 謙 筑摩書房 *ビニールカバー欠,帯,初版 (発行時定価\480) 1963 800
29 人間山本周五郎 その小説的生涯 木村久邇典 講談社 *函入,重版 (発行時定価\590) 1970 1000
30 未知の言葉であるために 川野里子

砂子屋書房

カバー帯,初版 ■短歌論集 (本体価格\3000) 2002 1800
31 易・五行と源氏の世界 吉野裕子 人文書院 カバー,初版 (本体価格\2000) 1999 売切
32 想い出 わが青春の與謝野晶子 與謝野迪子 三水社 *カバー,初版 ■十年前に自家版で,これを書きました時はこれが最初で最後の自己顕示と思っておりました。たまたま三水社の阿部美保子さんの目にふれ,これをもう一度出してみては,とのお話に嬉しさの余り困惑いたしました。七十八歳の私にとって十年の歳月は,小心な私をますます気弱にさせておりました。一方,忘れられたものを又取り上げて下さる御厚意に,ただただ純粋な感謝を現して,何もかもお委せする事にしました。…… (発行時定価\1200) 1984 800
33 万葉集伝説歌謡の研究 西村真次 第一書房 *カバー(痛みヤケ),小口天ヤケシミ,初版 昭18 1000
34 青と白の幻想 谷川健一 三一書房 産(さん)の褥(しとね)、死の冢穴。
常世(とこよ)の海原。 
経緯(たてぬき)の絲の交(まじり)。 
燃ゆる命。 
かくて「時」のさわ立つ機を己は織る。
神の生ける衣(きぬ)を織る。
    森鴎外訳「ファウスト」より
*カバー帯,天・扉等少シミ,初版 ■I 祭場と葬所―「山宮考」覚書/柳田国男の冒険―その方法をめぐって/死と影の系譜/「琉球国王の出自」をめぐって/折口信夫における「狂気」II 日本神話の風土性―時間と変容/「天地始之事」にみる常民の想像力/再生記譚と心意伝承/中央構造線と山民の文化 III 青と白の幻想/流されびと/韓国の春/琉球と朝鮮 落鳥のこと―あとがきにかえて
1979 売切
35 一つの運命。原民喜論 川西政明 講談社 *カバー,小口天小シミ,初版 (発行時定価\1200) 1980 700
36 紫式部のメッセージ 駒尺喜美 朝日新聞社 朝日選書 *カバー帯,重版 (発行時定価\960) 1992 売切
37 土佐なまり 土居重俊 筑摩書房

*カバー,帯(僅痛シミ),初版 ■土佐なまり概説/文芸と土佐なまり/土佐なまりと最近の文芸/『寺川郷談』と『幡多方言』ほか/採集地探訪あれこれ/方言語彙 (発行時定価\1400)

1986 売切
38 井伏鱒二 サヨナラダケガ人生 川島 勝 文藝春秋 *カバー帯,初版 ■井伏先生との初体面 は昭和二十四年、戦後も早い焼跡闇市時代であった。爾来四十七年は長い歳月だが一瞬に過ぎたような気もする。編集者としてかかわった先生との日常の思い出のなかから、私の脳裏に刻まれた井伏鱒二像を肉声の記憶が薄れないうちに書いてみたかった。(「あとがき」より)(発行時定価\1400) 1994 500
39 胎児たちの密儀―作家の出生前記憶:三島由紀夫ほか 真名井拓美 審美社 *カバー,初版 (発行時定価\2800) 1992 売切
40 悪と異端者 筒井康隆 中央公論社 *カバー帯,初版 ■…ユングは『夢は、見れば見るほど頭がよくなる』と言っている。特に夢判断などしなくても、ただ見るだけで頭がよくなるのだそうだ。解釈などせず、ただそのあと味を楽しんでいるだけの方がいい夢もあるというのは多くの分析学者の言っていることである。… (発行時定価\1300) 1995 200
41 昭和文学の胎動 同人雑誌『日暦』初期ノート 川端要壽 福武書店 *カバー,初版 (発行時定価\2200) 1991 1000
42 文学と歴史の影 桶谷秀昭 北洋社 *函(背僅ヤケ)帯(僅痛)入り,本体美,初版 ■I 歴史の地下水 (明治の知識人―透谷・啄木・漱石) II 作家の肖像 (有島武郎/永井荷風/岡本かの子/武田泰淳/太宰治/小林秀雄) III ドストエフスキイ(ラスコーリニコフの経験/日本のドストエフスキイ/『悪霊』二つの言葉/ロレンスとミラー) IV 詩人論 (高村光太郎/中原中也/伊東静雄の戦後/前登志夫) V 作品論 (夏目漱石『草枕』/二葉亭四迷『浮雲』/岡倉天心『茶の本』/北畠親房『神皇正統記』ほか) VI 初期小説 (不運/或る日) (発行時定価\1000) 1972 1000
43 危機と転生 桶谷秀昭 泰流社

*函帯入り,初版 ■I 志賀直哉/小林秀雄/保田与重郎/亀井勝一郎/太宰治/高見順・伊藤整・太宰治/朔太郎・達治・静雄/『五勺の酒』と『英霊の声』II 露伴の悟達と沈黙/啄木の歌の調べ/漱石の俳句/岡倉天心と英語 III 負の思想の情念/文学の戦後/現代作家の経験/黙している或る事実/ソルジェニーツィンとドストエフスキイ/檀一雄/武田泰淳/吉田満/江藤淳/磯田光一/寺田透/村上一郎(発行時定価\2000)

1976 1200
44 夏目漱石論 桶谷秀昭 河出書房新社 *函入り,重版 (発行時定価\1100)
1974 1000
45 中世文学の可能性 永積安明 岩波書店

*函(僅ヤケ)入り,初版 ■I 日本文学における中世 II 法語における文学の成立/仮名法語について (1 日本文学史における仮名法語の選択 2 明恵における、もう一つの中世)/『方丈記』における思想的文学の成立/『徒然草』の美意識/『徒然草』における説話の世界 III 説話文学の評価/『宇治拾遺物語』の世界/『古今著聞集』の成立 (1 貴族的説話集の終焉 2 『古今著聞集』の本文批評)/『十訓抄』の世界/「幸若と説経」序論/沖縄の百合若伝説―水納島の二つの伝承 IV『平家物語』における説話的関連/『平家物語』について (1 軍記ものの全体像と『平家物語』2 「『平家物語』諸本の展開と中世的世界)/『平治物語絵詞』について/『平治物語絵詞』の構想/『平家物語』と『太平記』―口誦文学の可能性 (発行時定価\2100)

1977 1000
46 大きな活字のホトトギス新歳時記 改訂版 稲畑汀子編 三省堂 *函入り,改訂初版 (発行時定価\4800) 1996 3500
47 日本の旅人10 十返舎一九 東海道中膝栗毛 松田修 淡交社 *カバー(少痛み),天少シミ,月報付,初版流民の旅意識/「のふらく者」の旅だち/教養小説以前/戯作意識にひそむもの/神都への旅 (発行時定価\950) 1973 1000
48 日本の旅人2 紀貫之 土佐日記 竹西寛子 淡交社 *カバー(少痛み),天僅シミ,月報付,初版京離れ/義務としての旅/土佐国衙跡の秋/歌論者の矜り/女房日記と「土佐日記」/国分川の朝/業平、貫之、定家/京帰り (発行時定価\950) 1974 1000
49 昭和文学全集 別巻 昭和文学史論=磯田光一/昭和文学史=保昌正夫他/昭和文学大年表=小田切進編 小学館 *函,帯(背少アセ),初版,月報付 (発行時定価\4120) 1990 1500
50 泉鏡花 人と作品19 福田清人/浜野卓也 清水書院 Century Books カバー,天僅シミ,再版 (発行時定価\350) 1969 350
51 俳句友だち 夢本編集部 波乗社 夢本シリーズ *カバー帯,初版 ■楽しきものは句会なり 懐かしきものは句友なり/他所の句会をのぞいてみる/金子兜太=句会のはなし・小林恭二=難しいのはやめ方だ・高橋睦郎=私の俳句友だち・吉行和子=天にものぼる時間 他31人(発行時定価\1980) 1993 500
52 黄金蟲 小宮豊隆 小山書店 *函(痛み)入り,本文所々シミ有り,重版 ■木下杢太郎木版刷装幀 ■ゲーテ博物館/ドイツの女/ベルリンの一日/渋柿抄/蝉/黄金蟲/グロテスケ/富本豊後大掾日記/高遠藩答申書/大償の神楽/御国浄瑠璃/飢饉記録/『料理物語』/『桃太郎の誕生』/方言愛/方言の尊重 昭17 800
53 辺界の悪所 廣末 保 平凡社 *カバー(ヤケ),小口天ヤケ,初版 ■辺界の悪所/死と蘇生―『曾根崎心中』の「観音廻り」/化身する肉体―悪所の想像力/ある超越のかたち/閻浮に流転する亡霊/諧謔とグロテスク―切首と蟇・累とお岩/蟇と幻術と反逆と船頭/下郎の袖介 (発行時定価\720) 並下 1973 500
54 名文 中村 明 筑摩書房 *カバー帯,初版 ■独歩・漱石・鴎外から、邦生・才一・国夫にいたる、50人の作家の多彩 な名文例の言語的な分析を通して、「文章自体が発散する何ともいえない一つの雰囲気」を解明 (発行時定価\1400)


1979 700
55 中古・中世の敬語 藁谷隆純 教育出版センター 研究選書 *函(少痛)入り,本体美,再版 (本体価格\3000) 1990 1500
56 日本の幽霊たち <怨念の系譜> 阿部正路 日貿出版社 *函(僅痛,背ヤケ)入り,帯(痛み),初版 ■この、『日本の幽霊たち』<怨念の系譜>は、私の最初の書きおろしの本である。 私が、自らに課した専門の領域は、《日本文学発生史》であり、日本人の心の軌跡をたどることにあった。日本人の心の軌跡をたどっているうちに、もっとも魅力を感じたのは、その死生観であり、その幽暗の世界であった。それらのトータル・イメージが《日本の幽霊》であると知った。……(「巻首に」より) ■幽霊とは何か/幽霊の系譜<物語の発生と展開>/幽霊の系譜<説話の発生と展開>/幽霊の系譜<能・歌舞伎の発生と展開>/近代の幽霊/幽霊の周辺 ■阿部正路:昭和6年秋田市に生まれる。國學院大學文学部助教授。柳田國男・折口信夫の学統につながり、直接には高崎正秀博士に師事。 (発行時定価\1200) 1972 1000
57 安岡章太郎対談集 2 歴史と風土 読売新聞社 *カバー帯,初版 ■歴史の跫音を聴け=司馬遼太郎/歴史小説の新手法=大江健三郎/人間の「根」に踏みこむ=水上勉・中上健次/安岡家の蔵の中=秋山駿/土佐の歴史と風土=山田一郎/龍馬そして海=C・W・ニコル/ 昭和―戦争と文学=野口冨士男/文学にみる昭和=尾崎秀樹/はぐれ者の来歴=色川武大/不安の時代に=日野啓三 ■良く聴く人が良く話す=秋山駿/私の中の歴史=安岡章太郎 (発行時定価\1500)
1988 800
58 作句歳時記 冬 楠本憲吉・編著 講談社 *函(僅痛)帯入り,カバー,小口天僅ヤケシミ,初版 ■失いしことば失いしまま師走 との辞世の句を残して逝った著者宿願の俳句入門書兼歳時記 全5巻のうち「冬」 (発行時定価\1550) 1989 500
59 久保田万太郎の俳句 成瀬櫻桃子 ふらんす堂 *カバー帯,初版 (発行時定価\2900) 1995 1500
60 須賀敦子のミラノ 文/写真 大竹昭子 河出書房新社 カバー帯,再版 ■どの道も、だれか友人の思い出に、なにかの出来事の記憶に、しっかりと結びついている 私のミラノ (本体価格\1800) 2001 1000
61 日本的情念論 現代の美学=2 啓隆閣

*カバー帯(少痛),初版 ■三島由紀夫の政治と美学の批判 ■保田与重郎・三島由紀夫の政治と美学―日本浪漫派批判の序章=中村新太郎/日本的情念論―情熱論ノート=村上嘉隆/日本的情念―自然について=笠井忠/音楽は感情を表現できるか=アラン・ブッシュ/芸術における認識と価値判断=M・S・カーガン/社会主義社会の形成における主体的要素と人間性の発展=ボルフ・アイヒホルン二世/エム・ゴーリキーと日本文学(2)=カー・レーホ (発行時定価\630)

1970 700
62 子どもたちに詩をいっぱい 暗唱・群読・言葉あそび85編 岩辺泰吏編著 旬報社 カバー,重版 ■子育てのなかにもっと詩を/あいうえお・ひろがる・ひろがる/そんごくうだぜ!学校の王様時代/詩であそぼう/さあ、暗唱してみましょう/群読に/鑑賞に/出発をむかえる子らに (本体価格\1800) 1997 900
63 荷風散策 紅茶のあとさき 江藤淳 新潮社 *カバー帯,重版 (発行時定価\1800) 1996 500
64 ほんとうに知的な生き方 野上彌生子とその時代 講演者:大江健三郎 新潮社 *新潮カセット・講演 ■1カセット80分/平成3年11月4日大分県立芸術会館にて収録 (発行時定価\1800) 1992 1500
65 現代文学にみる日本人の自画像 熊谷孝 三省堂 *カバー,初版 ■近代主義の克服/日本的近代の成立/幸徳事件前後/大正デモクラシーの文学体験/暗い谷間の人間像/戦後へ (発行時定価\550) 1971 1000
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ユリイカ 1984・11 臨時増刊 第16巻第12号 総特集:日本語 伝統と現在を考える

青土社 *366pp. ■海の中のことば=黒木敏郎/チンパンジーの「言語」習得―二重文節言語への展望=松沢哲郎/図形を読み文章を描くコンピューター=岡田直之/コンピュータはどこまで翻訳できるのか―発想の相違をこえて=石綿俊雄/コンピュータと古代日本語研究=近藤泰弘/日本語の系統―強文化圏からみた日本語の形成=中本正智/朝鮮語と日本語=梅田博之/日本語の語彙=樺島忠夫/日本語にはなぜ複数形がないか=荒木博之/アイヌ語の現在=藤村久和/「ことばの旅」のウラ・オモテ=柴田武/いろは紅毛巡礼=由良君美/小説の言葉、演劇のことば=三枝和子/対談:演劇のことばあるいは詩のことば=谷川俊太郎×別 役実/上代日本語の語源をめぐって=山口佳紀/万葉集はどのように歌われていたか=沖森卓也/漢語と和語の言語環境=飛田良文/仏教と国語史=築島裕/漢文訓読語の世界=白藤禮幸/空海と日本語=月本雅幸/日本語の散文体の成立=會田文雄/幻の古寺と中世の日本語=小林芳規/日本語音韻史におけるヤ行音=柳田征司/明治期の日本語―古さと新しさの混在=鈴木英夫/情報伝達と構文=北原保雄/日本の社会と敬語=西田直敏/洗い直し意味論=寿岳章子/「いる」「おる」「ある」―存在表現の歴史と方言=金水敏/お父さん、あなたは…第二人称代名詞大研究=尾崎雄二郎/アレゴリーの修辞と漱石と=佐藤信夫/名とモノ―民俗・言語の学としての本草学=杉本つとむ/地名のフォークロア=谷川健一/対談:文字の好きな日本人=丸谷才一×水尾比呂志 (発行時定価\1200) 1984 1200
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ユリイカ 1989・6月 臨時増刊 第21巻第8号 総特集:村上春樹の世界

青土社 *262pp. ■ショート・ストーリー:飛行機―あるいは彼はいかにして詩を読むようにひとりごとを言ったか (宇野亜喜良挿画)=村上春樹/ロング・インタヴュー:山羊さん郵便みたいに迷路化した世界の中で―小説の可能性/ほか (発行時定価\980) 1989 700
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ユリイカ 1988・7 第20巻第8号 特集:石川淳 あるいは文体の魔術

青土社 *262pp. ■見出された作品―全・選集未収録作品 【小説:衣裳/ころび仙人/一休咄//エッセイ:Nadjaにふれて/私小説の読者として/ドストイエフスキー/文学の今日/何でもない文章/福岡の思出//献辞(華麗なる焚書:『三島由紀夫全集』/ほか)】///現代文学の諸問題=石川淳×小林秀雄/ほか (発行時定価\980) 1988 1000
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ユリイカ 1986・7 第18巻第7号 特集:民話の誕生 物語の根源を求めて

青土社 *270pp. 表紙に「見本」印あり ■おとぎ話, 文化産業, マス・メディア―『白雪姫』から『スターウォーズ』『ロッキー』まで=ザイプス/イエローマンの「美しい言葉」―ナヴァホ族のコヨーテ説話=トールケン//河合隼雄/山折哲雄/ほか//徹底討議:物語世界を生み出す異人たち―魔女・吸血鬼・ゴーレム・海賊・妖怪・童子・河童=種村季弘×小松和彦 (発行時定価\980) 1986 800
70 新版 日本語の世界 大野晋 朝日新聞社 朝日選書484 *カバー帯,初版 ■言葉に秘められた歴史/日本文化の根底にある事物や現象に関する単語の成立の由来を解明し、古代から現代にいたる多様な変化の跡をたどることによって、語義の持つ深みと美しさを探る。/好評の旧著を全面 改訂 (発行時定価\1200) 1993 1000
71 小説家ヘンリー・ジェイムズ 中村真一郎 集英社 *カバー帯,初版 ■半世紀に亘って親しんできた、愛する作家ヘンリー・ジェイムズをとおして、その尽きない魅力、小説の方法、芸術の魂とありようを、自己の創作体験に照らしながら、真情豊かに語る (発行時定価\2600) 並上 1991 1000
72 宮柊二の歌 島田修二 花神社 *カバー(背僅ヤケ)帯,天僅シミ,初版 ■「宮柊二を語ることがそのまま短歌を語ること」という島田修二が、師・宮柊二の十代から「忘瓦亭の歌」までの全歌業の中から制作順に選びぬ いた二百十首を、鋭い感覚と簡潔な文章で鑑賞、宮柊二の全容と歌の心を見事にとらえた待望の書。また、短歌入門の書としても好適。 (発行時定価\2400) 1990 800
73 内なる江戸 近世再考 中野三敏 弓立社 叢書日本再考 *カバー帯,初版, [別丁付録] 中野三敏対談抄 VS 井上ひさし・久保田淳・俵万智 ■江戸は江戸に聞け/現代の目でゆがめられてきた江戸文化を、その時代意識にそって再現する。文学・絵画・遊里と文学・明治人の江戸理解など、多彩 な分野に新鮮な問題意識で迫る新・江戸文化入門。図版多数。(発行時定価\2600) 1994 2600
74 私の履歴書 中村真一郎 ふらんす堂 *ビニールカバー帯,初版限定1000冊 ■「日本経済新聞」連載の回想録に続編を加え一冊に (発行時定価\1500) 1997 800
75 人間・野上弥生子 『野上弥生子日記から』 中村智子 思想の科学社 カバー(背少アセ),本体美,重版 (発行時定価\2000) 1994 800
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小林秀雄を<読む>

大江健三郎/山口昌男/前田愛/保田與重郎/吉本隆明/寺田透/佐田啓一/柳父章/坂部恵/磯谷孝/柄谷行人/樺山紘一/高橋悠治/東野芳明/田中英道 現代企画室 叢書・知の分水嶺1980'S *カバー,重版 (発行時定価\2000) 1989 1000
77 世紀末のエロスとデーモン 芥川龍之介とその病 小山田義文 河出書房新社 *カバー帯,初版 ■序 病いと文化 I モーパッサンと芥川龍之介 II デーモンの影 III「河童」―生に対するデグー IV ボスの幻視、マネの裸眼―『地上の楽園』から『フォリー・ベルジェールのバー』へ V 楽聖の病いと死 あとがき―性の起源は病いにある (発行時定価\2000) 1994 1800
78 上野千鶴子が文学を社会学する 上野千鶴子 朝日新聞社 カバー帯,初版 ■「女ことば」から「老人介護文学」まで (本体価格\1600) 2000 500

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日本現代のユマニスト渡辺一夫を読む 大江健三郎 岩波書店 岩波セミナーブックス8 *カバー,重版 (本体価格\2000) 1997 700
80 日本語表現の流れ 阪倉篤義 岩波書店 岩波セミナーブックス45 *カバー,再版 ■語彙の変遷/条件表現の変遷/疑問表現の変遷/「係り結び」の成立と変遷 (発行時定価\2100) 1994 2000
81 物語論/破局論 井口時男 論創社 *カバー,初版 ■I 物語の身体―中上健次論 II 核戦争という物語 III 物語の「真実」物語の「終末」IV 物語が壊れるとき―坂口安吾と小林秀雄 V 物語・破局・シミュレーション VI 伝達という出来事―村上春樹論 VII「天皇」の誘惑 ■「物語の身体」で『群像』新人賞評論部門受賞 (発行時定価\2200) 1987 売切
82 ねえやが消えて 演劇的家庭論 奥野健男 河出書房新社 *カバー帯,初版 ■ 聖女でもあり魔女でもある存在「ねえや」― かつての文豪達が抱いた憧憬と畏怖。 彼らの文学世界と「ねえや」との関係を多彩 な思考で展開する。 ■ 劇場的空間と演劇的時間―『キッチン』と『遠い座敷』/ねえや―喪われた原風景/文学者とねえや/文学者とばあや/「悪魔の幼稚園」―幸田露伴/異人への憧憬と恐怖/ねえやへの呪詛と差別 /「妣が国」と「妹の力」の今日/日本文学と住居空間―ウサギ小舎で大文学が書けるか (発行時定価\2500) 1991 1500
83 大江健三郎論 蓮實重彦 青土社 *カバー帯,新装版初版 (発行時定価\1900) 1992 1900
84 短詩型文学論 岡井隆/金子兜太 紀伊國屋書店 *カバー,新装版初版 (発行時定価\1900) 1977 800
85 超私小説の冒険 [作家の方法] 赤瀬川原平 岩波書店 *カバー帯,小口天極僅シミ,初版 (発行時定価\1400) 1989 800
86 さんせう太夫考 中世の説経語り 岩崎武夫 平凡社 *カバー,初版 ■‥‥内容の構成についてふれると、前半では、説経の代表作、五説経について作品論を展開してみた。後半では補論となってはいるが、説経の本質論というもくろみで、神道集との比較に重点を置き、漂泊と在地の語り物のちがいを際立たせることに力を集中した。 この本は説経とその担い手である賤民の想像力や意識について、それがいかに深い人間存在についての啓示に充ち溢れたものであるか、ということを書きつづったものである。説経のもつ摩訶不思議な魅力、その奥深い世界の一端を、この本からくみとっていただけたら、‥‥(「あとがき」より) (発行時定価\780) 1973 500
87 ユリイカ 1990・7月号  特集・開高健 追悼=吉岡実 青土社 *背少アセ ■ (発行時定価\1400) 並上 1990 800
88 有島武郎全集 別巻 有島武郎研究 筑摩書房 *函入,初版 ■有島武郎研究(瀬沼茂樹・小田切進編):年譜/著作年譜/有島家関係資料/周辺資料/同時代評/追悼特集紙誌論評・追想 補遺:短歌・俳句・書簡 (発行時定価\11000) 昭63 売切
89 木曽路 文献の旅 (正・続) 『夜明け前』探究 北小路健 芸艸堂 *カバー,函欠,後見返しに2センチ角の蔵印アリ,重版 (発行時定価\1500×2) 並上 1977 1000
(2冊あわせて)
90 古事記研究 西郷信綱 未来社 *函入,重版 (発行時定価\1500) 1975 1000
91 萬葉私記 西郷信綱 未来社 *函(少ヤケシミ)入,重版 (発行時定価\1800) 1978 900
92 討議『銀河鉄道の夜』とは何か (新装改訂版) 入沢康夫・天沢退二郎 青土社 *カバー帯,小口天極僅シミ,初版 (発行時定価\1600) 1979 3000
93 日本古代文学史 改稿版 西郷信綱 岩波書店

岩波全書 *函(僅シミ)入,重版 (発行時定価\900)

並上 1975 600
94 保田與重郎著作集 第二巻 保田與重郎 南北社 *函(痛みヤケ)入,本体天に僅シミあるもほぼ良好,月報付,初版 ■後鳥羽院/西行/芭蕉/佐藤春夫/文明開化の論理の終焉について (発行時定価\2500) 昭43 2000
95 中上健次論 愛しさについて 渡部直己 河出書房新社 カバー(背一部アセ)帯,小口極僅シミ,初版 (発行時定価\1900) 1996 1000
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