科学・自然・工学―vol.2
TOP PAGE vol.1

番号

書名

著者・訳者

出版社

詳細

状態

発行

売価

1 門弟への手紙 上松 蓊へ 南方熊楠 中瀬喜陽編 日本エディタースクール出版部 カバー帯,初版 数少ない粘菌研究の門弟,上松の献身的な労苦に対して,南方は毎度の書簡に精魂を傾けた。 多年あたため,思いついていることども,あるいは自身の伝記に類する雑事を記した未公開書簡212通 。 新発見資料―南方最晩年の労作「磯崎に就て」(40枚)。 (発行時定価\3500) 1990 2000
2 高冷地の地理学 市川健夫 令文社 *函入り,初版,414pp. 第1部 中央日本の高冷地 第1編 日本の中央高地における高冷地農業の諸類型 第2編 高冷地における農業諸地域の研究 第3編 高冷地の集落 第2部 長野県における畜産業とその発達 (発行時定価\ 950) 1966 売切
3 カントル 超限集合論 G.CANTOR 功力金二郎/村田 全訳・解説 共立出版 現代数学の系譜8 *函入り,ビニールカバー,初版 (発行時定価\ 2500) 1979 4000
4 ヒルベルト 幾何学の基礎/クライン エルランゲン・プログラム D.HILBERT/F.KLEIN 寺坂英孝/大西正男訳・解説 共立出版 現代数学の系譜7 *函(僅ヤケ)入り,ビニールカバー欠,初版 (発行時定価\ 4400) 1977 5000
5 [完訳] アマゾン河の博物学者 H.W.ベイツ 長澤純夫/大曽根静香訳 平凡社 カバー帯,初版 平成二年(1990)には長澤純夫による,ジョン・マレー社の一九一〇年刊行の普及版の邦訳『アマゾン河の博物学者』が思索社から発刊された。四六五頁+三七頁。しかしこれは出版社の倒産に遭遇,誤字誤植の訂正もじゅうぶんなしえないまま三刷まで出たのち絶版となっている。一八九二年の非削除版を定本になされたこのたびの完訳出版は,改造社版の挫折と思索社版の不足を補う切なる願いでもある。 (発行時定価\ 5000) 1996 売切
6 内なる治癒力 こころと免疫をめぐる新しい医学 スティーヴン・ロック+ダグラス・コリガン 田中 彰ほか訳 創元社 カバー,初版 1章―医の原点へのタイムトラベル 2章―ゆらぎない防御システム―免疫系 3章―脳と免疫系のハーモニー 4章―石神博士のメッセージ 5章―ストレスに負けないこころ 6章―自らに襲いかかる免疫系―自己免疫疾患 7章―混乱する免疫系―花粉症からエイズまで 8章―がん性格の発見 9章―「内なる治癒力」の探究 10章―ニューメディスンと「希望の生物学」 (発行時定価\ 2600) 1994 1000
7 島の植物誌 進化と生態の謎 伊藤秀三 講談社 講談社メチエ16 *カバー,初版 序章 いまなぜ島の植物か 第一章 植物は海洋島へどうやって渡るのか 第二章 海洋島の上での進化のドラマ 第三章 植物の数は何によって決まるか 第四章 海洋島の植物生態系 第五章 島の植物の保全 (発行時定価\1500) 1994 売切
8 肝臓の生物学 織田敏次 東京大学出版会 UP BIOLOGY カバー帯,重版 肝臓病の研究と治療に長くとり組んできた著者が,広く若い生物学徒に向けて臓器の生物学の面 白さを語りかける。 急進展を続ける研究史を振り返り,学際的な研究の必要性を訴える。(本体価格\1400) 1990 1000
9 宮澤賢治をめぐる冒険 水や光や風のエコロジー 高木仁三郎著 高頭祥八絵 社会思想社 *カバー,初版 賢治をめぐる水の世界/科学者としての賢治/「雨ニモマケズ」と私 (発行時定価\1200) 1995 1000
10 健康という幻想 医学の生物学的変化 ルネ・デュボス 田多井吉之介訳 紀伊國屋書店 *カバー(少痛),小口天僅ヤケ,重版 (発行時定価\700) 1973 売切
11 「森を守れ」が森を殺す! 田中淳夫 洋泉社 *カバー,初版 (発行時定価\1600) 1997 800
12 中谷宇吉郎随筆選集 第二巻 中谷宇吉郎 朝日新聞社 *函入り,本体背および小口少シミ,重版 春艸雑記/寺田寅彦の追想/楡の花/立春の卵/花水木/日本のこころ/イグアノドンの唄/短文 書評 (発行時定価\2300) 1974 1500
13 中谷宇吉郎随筆選集 第三巻 中谷宇吉郎 朝日新聞社 *函入り,本体背および小口少シミ,重版 知られざるアメリカ/百日物語/黒い月の世界/文化の責任者/科学の方法/アラスカの氷河 ほか/短文 (発行時定価\2300) 1974 1500
14 オルカの歌が聞こえる 高橋 健 あすなろ書房

*カバー,初版 日本ではオルカ(学名 オルシナス・オルカ)のことをシャチ,またはさかまたと呼んでいる。垂直に立った背びれが鋭利なさかほこに見え,また,そのミステリアスなイメージから名付けられたものである。この本は,野性のオルカにめぐりあった一人の日本人と,カナダ少年との間に起った,夢のような物語であり,作者とスポング博士(クジラ学者)が,十数年間夢見てきたストーリーである。(発行時定価\1500)

1993 1500
15 [運動] 1894  LE MOUVEMENT 1894 エティエンヌ=ジュール・マレ E.-J.MAREY 横山正訳 リブロポート

アール・ヴィヴァン叢書 空間の発見[2] *201 pages. 18×302×215mm, with slipcase(jacket wears a little) 序/時間について1―その図的表現,クロノフォトグラフによる時間の測定/時間について2―写 真によるその測定と表現/運動―クロノグラフによるその測定・図的表現・分析/固定乾板上のクロノフォトグラフ/カメラの構造/力学へのクロノフォトグラフの応用/可動乾板によるクロノフォトグラフ―その方法と歴史/運動学的観点から見た人間の運動/力学的観点から見た人間の運動/芸術的観点から見た人間の運動/四足動物の移動/水中の移動/昆虫の飛行/空中の移動―昆虫の飛行/移動の比較/クロノフォトグラフの実験生理学への適用/顕微鏡世界のクロノフォトグラフ/クロノフォトグラフによって分析された運動 解説「マレとその仕事」横山正 (本体価格\4500)

1982 売切
16 デファイング・グラビティ Newtonテクノロジーの誕生 マーコス・クーナラキス著 ダグ・メニューズ写 真 大谷和利訳 翔泳社 カバー,帯(僅痛),初版 Apple社が送り出す“Macintosh”に続くテクノロジー“Newton”この本は,“Newton”誕生の軌跡を描いたインサイドストーリーである。/社運を賭けた新テクノロジー“Newton”の開発に絡むApple社内の熾烈な戦い ドラマティックに描き出される様々な人間模様 勝者と敗者がめまぐるしく入れ替わる世界での危険な挑戦/開発ストーリーにつきものの企業側の検閲やご都合主義はない。Newton誕生のプロセスが記録された真実の物語。(発行時定価\4200) 1994 5800
17 島の植物誌 進化と生態の謎 伊藤秀三 講談社 講談社選書メチエ16 *カバー,初版 みずから移動できない植物は,海の彼方の島にどうやって渡るのだろうか?そこでどう生き,進化していくのだろうか?大洋の真中に突然誕生する火山島は,まさにこの疑問に答えてくれる実験室である。ガラパゴス諸島でダーウィンが観察し,指摘した植生の不思議。 植物生態学は「島の植物」の精妙な生き方を解き明かす。(発行時定価\1500) 1994 売切
18 生命と宇宙 見えてきた生命と宇宙の仕組み,その起源 関 英男 飛鳥新社 *カバー,初版 (発行時定価\1600) 1998 売切
19 痛みと人間 清原迪夫 NHKブックス *カバー帯,重版 痛みを歴史的・今日的視点から展望し,医学が直面 する諸問題を明らかにするとともに人間にとって痛みとは何かの問いに応える (発行時定価\700) 1980 売切
20 DNAの冒険 二重らせんから超らせんへ 菊池韶彦 岩波書店 *カバー,初版 (発行時定価\1900) 1993 1500
21 森と海とマチを結ぶ 矢間秀次郎編著 北斗出版 カバー帯,初版 ■ひとつながりの生態系として森,川,海,マチをとらえ,地域像に発想の転換をせまる ■林系と水系を結ぶ経済学/木を植えて魚を殖(ふ)やす/森は海の恋人/瀬戸内海の立木トラスト運動/百姓よ,田の水を山までたどれ/月光(がっこう)川水系とともに生きる町/酸性雨に学ぶ環境論/撤回させた鴨川ダム計画/緑網・水網都市への転換 (本体価格\2000) 1992 2000
22 シリーズ[身体の発見] <構造>としての身体 進化・生理・セックス TASC(たばこ総合研究センター)『談』編集部 河出書房新社 カバー帯,前所有者本を強く開いて読んだ模様,初版 ■Introduction 身体の中の進化論=(対談)岡田節人×木村敏 ■進化 (細胞の生命論…多様性を生み出すしくみ=柳田充弘/進化論と“人類の起源”論争=瀬戸口烈司/構造主義進化論の試み=池田清彦/固体発生と進化…細胞・階層・複雑さ=団まりな/身体のサイズ,身体の時間=本川達雄)■生理 (太ったブタの生理学―補論・近距離の夢=与謝野文子/人間はなぜ雑食か…食の進化論=山内昶/内臓感覚の復権=(鼎談)金子努×永沢哲×小林昌廣)■セックス (セックスの形態学=竹村和子/日本人のセックス,日本人の身体=赤川学/生殖技術の可能性・不可能性…錯綜するリプロダクション=江原由美子)(本体価格\2600) 1997 1300
23 地震 ブルース A ボルト 松田時彦/渡邊トキエ訳 古今書院 カバー,初版 …この本の目標は,各国の人々が興味をもっている地震に関する我々の知識を,短く簡単にそして最新の知識で説明することである。私は少しでも多く,興味をそそる研究結果 のいくつかを図で示した。それらは特別の数学的あるいは専門的な知識がなくてもわかるからである。当然,私は,バークレーにあるカリフォルニア大学地震研究所長としての15年間の経験を生かすことになった。この観測所は主に地震現象にたいする先端的研究に従事しているが,同時にカリフォルニアの地震活動の詳細を監視するという重要な責任をも負っている。…「地震―入門」(初版)のまえがきより (発行時定価\3605) 1995 2500
24 遺伝子・夢・現実

マクファーレン・バーネット 野島徳吉・深田允子訳

蒼樹書房

*カバー,天に僅シミ,奥付頁に日付け書込み有,初版 ■本書“Genes, Dreams and Realities”(1971)の著者,Sir Macfarlane Burnet は,1899年うまれであるから,今年74歳である。すでに数年前,Walter and Eliza Hall Institute of Medical Research (メルボルン)の所長に職を辞してはいるが,昨年のオーストラリアの学術誌上では,自己免疫病について,なお矍鑠としておとろえぬ 論陣をはっている。碩学というこのふるめかしいことばが,文字通り似つかわしい生物学的医学者はすくないと思うが,Burnet卿こそ,この名にふさわしいと,この分野のたれも依存なく思うだろう(1960年,ノーベル医学生理学賞受賞)。…(訳者あとがき)より (発行時定価\1200)

1973 700
25 人に棲みつくカビの話 宮治 誠 草思社 カバー,初版 ■暮しのなかのカビ/役にたつカビ,害をなすカビ/カビが引き起こす身近な病気/体のなかに棲みつくカビ/皮膚から脳までおかすカビ/増える外来カビの犠牲者/食べ物につくカビの危険/危ないカビの防ぎ方 (発行時定価\1500) 1995 750
26 足の裏は語る 平沢弥一郎 筑摩書房 *カバー(背少アセ),表紙下辺僅痛み,初版 (発行時定価\1600) 1991 売切
27 人間・たべもの・文化 石毛直道編 平凡社 [食の文化シンポジウム'80] *カバー帯,本体天僅シミ,初版 ■食料の獲得から口に入れるまで,食べることは一続きのことであるにもかかわらず,いままでの研究は個別 的なものにとどまっていた。農学者は食料の生産の研究をしても,料理のしかたは知らない。食物史家は作物については無知である,といった状態で,皆が一国一城の主にとどまっているかぎり,多様性に満ちた食の文化は学問の暗黒大陸として残りつづけるだろう。[食の文化シンポジウム'80]は,そのような視点によるわが国における食に関する学際的研究の最初の試みであった。■なぜ食の文化なのか―石毛直道 基調講演 食の文化を考える視点―小松左京/霊長類の食―伊谷純一郎/人間のからだと食―木村修一/牧畜の食―谷泰/農耕の食―中尾佐助/食の思想史―木村尚三郎 パネルディヅカッション 人間・たべもの・文化 なぜ「食べる」と同時に「考える」のか―荻昌弘 (発行時定価\1200) 1980 600
28 ダーウィンよさようなら 牧野尚彦 青土社 *カバー帯,初版 生物の進化を,遺伝的変異と自然選択によって説明する時代は過ぎ去った。物質から生命が発祥し,驚くべき進化を遂げる過程には,生体高分子に内在する,自己組織化の機構が深くかかわっている。外因性の進化から自己展開的な進化へ…。(本体価格\2600) 1997 1300
29 ガロアの生涯 神々の愛でし人 L.インフェルト 市井三郎訳 日本評論社 重版 (発行時定価\680) 1970 500
30 ウッふん 藤田紘一郎 講談社 カバー,初版 (本体価格\1500) 2003 800
31 小動物寄生虫鑑別マニュアル 今井壮一監修/佐伯英治著/梶ヶ谷博編 Inter Zoo 函(小アセ)入り,初版 (発行時定価\20000) 1995 10000
32 原子炉施設の耐震設計 大崎順彦/渡部丹:監修 産業技術出版 函入り,初版 (発行時定価\62000) 1987 売切
33 評伝今西錦司 本田靖春 山と渓谷社 *カバー,初版 (発行時定価\1900) 1992 800
34 鳥の歌の科学 川村多実二 中央公論社 *ビニールカバー帯,重版 自然の最も精妙な音楽―野鳥のさえずりの美しさを聞きとり聞きわける「文法」を明らかにした,比類のない名著の改訂新版 (発行時定価\1200) 昭54 売切
35 電池の本 現代生活の必須アイテムを正しく活用するための 西村昭義 CQ出版社 *カバー,初版 プロローグ [電池物理]/乾電池/蓄電池/太陽電池 ■…そのためこの本では,ほとんどお付き合いする機会がないと思われる,宇宙開発に利用される燃料電池などの特殊な電池については割愛しています。… (発行時定価\1900) 1992 売切
36 数値電磁界解析法の基礎 坪井始/内藤督・編著 養賢堂 日本AEM学会:電磁力応用シリーズ1 カバー,初版 (発行時定価\3399) 1994 売切
37 実践数値電磁界解析法 坪井始/内藤督・編著 養賢堂 日本AEM学会:電磁力応用シリーズ2 カバー,初版 (発行時定価\3090) 1995 3000
ハーブとスパイス ウッドヴィル [メディカル・ボタニー] 植物図譜ライブラリー3 解説・福屋正修/山中雅也 八坂書房 *カバー帯,初版 趣味vol.3-48に載せてあるもの,こちらにも並載。趣味vol.3-48を参照 (発行時定価\4200) 1990 5000
38 MARINE BIOLOGY Its Accomplishment and Future Prospect John Mauchline & Takahisa Nemoto HOKUSEN-SHA Hardcover-261pp.,18×263×189mm Marine Physiological Studies/ Characteristics of Marine Ecosystems/ Benthic Ecosystem and Impact of Marine Pollution on the Sea Bottom/ Phytoplankton and Algae Studies/ Polar Ecosystem and its Dynamics (本体価格\16000) 1991 16000
39 アーベルの生涯 NIELS HENRIK ABEL Mathematician Extraordinary 数学に燃える青春の彷徨 O. オア (Oystein Ore) 辻 雄一訳

東京図書

*カバー,重版 ■貧困と不遇のどん底のうちに若き26才の生涯を終えたアーベルは,代数学・解析学の根底をくつがえす輝かしい遺産を残した。 アーベル自身の手紙,彼と直接交わった19世紀の大数学者たちの証言は,改めて,アーベルの才能とともに彼の純粋で謙虚な人間性をも失ってしまったことが悔やまれるものである。 逆境の中でこの偉大な業績が生みだされていく過程,ひたむきに心の触れ合いを求める心暖まる姿…。アーベルの知られざる素顔を描いた唯一の伝記。 (発行時定価\1300) 1975 1000
40 生命と時間 科学・医療・文化の接点 広井良典 勁草書房 医療・福祉シリーズ56 ビニールカバー,カバー帯,初版 ■I 歴史における生命 第1章 文化 (プロローグ:近代科学の二つの軸/機械と生命:生命観の比較文化史と展望/生命をめぐる〈医療モデル〉と〈環境モデル〉) 第2章 科学 (医療技術革新の構造と展望/科学・医学の世界的中心の移動) 第3章 臨床 (「成果」研究と診療ガイドライン―診療パターンの社会的偏差と医療の科学性/インフォームド・コンセントをみる視点―「ブラックボックスとしての医療」観からの離陸) II 生命と時間 第4章 生命・自己・時間 (自己と世界:人工知能 (AI) の可能性と限界をめぐって/個人と社会:“近代的自我”の運命/〈時間〉の旅―世界:意識の重層構造/生命と時間) (本体価格\2600) 1994 2000
41 細胞融合と細胞工学 細胞遺伝学、生理学への工夫と観察 岡田善雄 講談社 講談社サイエンティフィク *カバー,表見開きに蔵印有,初版 (発行時定価\2000) 1976 1500
42 究極のシンメトリー フラーレン発見物語 ジム・バゴット 小林茂樹訳 白揚社 カバー,初版 ■…ところが 意外なことに、この実験で、炭素原子60個からなる炭素クラスターの異常に強いシグナルが質量 スペクトルに観測される。不思議な実験結果をめぐって、クロトーやスモーリーたちは議論と追試を重ねる。この C60 は物理的にも化学的にもきわめて安定で、特別 の構造をもっているに違いなかった。深夜に及ぶ実験、構造の推定をめぐる熱っぽい議論、ゼリー菓子や紙を使った模型づくり、推論の行き詰まり、そしてついに構造解明の輝かしい瞬間へと、興味津々の物語が緊張のうちに繰り広げられる。研究現場の迫力ある雰囲気が、人間味あふれる登場人物たちの生き生きとした描写 とともに読者の心をとらえる。 アメリカの建築家ロバート・バックミンスター・フラーが設計した半球ドームがヒントになって、 C60 のサッカーボール構造が提案され、この分子はバックミンスターフラーレンと命名された。……(訳者あとがきより) (本体価格\3800) 1996 2000
43 遊離細胞 実験と応用 岡 博・宇井理生 講談社サイエンティフィク 編 講談社 *カバー,初版 (発行時定価\5000)
1984 3000
44 木材化学 基礎と応用 E.スヨストローム 近藤民雄監訳 講談社 *カバー(少アセ),初版 (発行時定価\3200)
1983 2000
45 さし木のすべて 町田英夫 誠文堂新光社 *カバー,重版 ■さし木繁殖の基礎知識/さし木繁殖技術の実際/主要植物のさし木方法 (発行時定価\2000)
昭56 売切
46 蔬菜園芸学 マメ類・根菜・葉菜編 斎藤 隆 農文協 *函(僅ヤケ)入り,初版 (発行時定価\4500)
1983 2500
47 木の聲 稲本正 小学館 カバー帯,初版 ■木の聲を聴いてしまった人の人生はどこかすがすがしい。いってしまえば、どうでもよい事にまどわされることなく、木に真正面 で対座しているのだ。きっと木を通して、その背後の自然や宇宙の奥深いところが見えているのだろう。(「はじめに」より) (発行時定価\1785) 1997 1000
48 寄生バチをめぐる「三角関係」 高林純示/田中利治 講談社 講談社選書メチエ *カバー,初版 ■序章 寄生バチをめぐる三角関係/勾いの遠近法/三すくみの生態系/トウモロコシ上でのさらなる探索/ボディーガードを雇う植物/ハチ―イモムシ、そして共生ウイル/寄主制御/親と子の絆?/寄主の蛹化阻止とは? (発行時定価\1500) 1995 売切
49 僕らが死体を拾うわけ 僕と僕らの博物誌 盛口満 どうぶつ社 *カバー帯,初版 (発行時定価\1500) 1994 売切
50 形と強さのひみつ 尾田十八 オーム社 テクノライフ選書 *カバー,初版 ■工学には有用な物を創り出すことに大きな目的がある。 「物」は形をとる。 そして、有用な「物」であるためにも、「強さ」が備えられてなくてはならない。 本書は、「強さ」に対応した「形」はどのように決まるのかを、力学の基本原理に立ち返ってわかりやすく解き明かす。 物の形は何から決まるか/形を構成する基本要素/強さと剛さ/形を決める方法/生物にみる形と強さ/変化する形 (本体価格\1400) 1997 売切
51 飛行船もういちど飛びなさい THE STORY OF AIRSHIPS Joseph F. Hood 高齋正訳 白金書房

*カバー,初版 ■高貴なる目的のために、はかなくも大空に散った多くの国々の勇敢なる人びと――エアシップ・マンの霊に捧ぐ。 鳥は飛べるのに、なぜ人間は―/“気違い伯爵”の執念/第一次大戦と飛行船/新記録 墜落 蒸発/USS「シェナンドア」号/“星の娘”の最期/北極探検/「ロサンゼルス」号と「ツェッペリン伯」号/「アクロン」号と「メイコン」号/飛行船よ、もういちど/訳者の一章―未来像/文献/本書に掲載された飛行船 (発行時定価\980)

1975 1000
52 ローレンスとオッペンハイマー その乖離の軌跡 N・ファール・デイビス 菊池正士訳 TIME LIFE BOOKS *カバー(少痛み),小口天僅ヤケシミ,初版 ■…アーネスト・オーランド・ローレンスは実験物理学者、ジュリアス・ロバート・オッペンハイマーは理論物理学者であった。二人が親交をむすんだ二十五年間は、物理学における個性の時代で、現代のような組織万能の時代ではなかった。なかでもこの二人は、とびきり強い個性の持ち主であった。カリフォルニア州のバークレーは、二人が出会い、ともに仕事をし、アメリカの科学に彼らが影響をあたえた場所である。……(本文より)(発行時定価\800)
1971 1000
53 ネズミ・シラミ・文明 伝染病の歴史的伝記 ハンス・ジンサー 橋本雅一訳 みすず書房 カバー,新装再版 ■著者ジンサーは微生物学者で、ハーヴァード大学の教授だった。彼はいう。「長年、伝染病を相手として取り組んでいるうちに、国家の運命に、また確かに文明の興隆と滅亡のうえにも、これらの伝染病による災害が、きわめて重要な影響を与えてきたことに、われわれは深く印象づけられて来た、しかもそのようなことがらを、歴史家とか社会学者は、ほとんど無視して来ているのである。」 (本体価格\3000) 1991 1500
54 陳ふ(甫の下に方の字)農書の研究 AGRICULTURAL MANUAL OF CHEN FU 12世紀東アジア稲作の到達点 大澤正昭 農文協 *カバー(背に一点シミ有),初版 ■十二世紀半ばに成立した、中国農業史上特筆すべき内容を持つ農書/大澤正昭:1948年仙台生まれ。上智大学文学部教授 (発行時定価\7500) 1993 売切
55 ガラス非晶質の科学 作花済夫 内田老鶴圃 *カバー,再版 (発行時定価\3500) 1985 3500
56 サルにはわからない数学 ディスカヴァー21編 寺杣友秀監修 ディスカヴァー21 *カバー帯,初版 ■社会人のための、数学の公式と例題集/「因数分解って、どうやるんだっけ?」「コサインって何?」そんなときに役に立つ本です。仕事に数学が必要なあなた、子どもに勉強を教えたいあなた、クイズやパズルが得意になりたいあなたにおくります。 (発行時定価\1200) 1996 500
57 アルバートおじさんのミクロの国の冒険 ラッセル・スタナード 岡田好恵・訳/平野恵理子・絵 くもん出版 カバー(極僅痛),初版 ■ アルバートおじさんの研究を手伝って、“すべての物質はなんでできているのか”を調べることになったゲダンケンは、こんどはなんと、あのアリスの <ふしぎの国> へ送りこまれてしまった! そこでは、女王さまの命令で、<分子> を<原子> に分解しているまっ最中。 ゲダンケンは、さっそく<原子> の観察をはじめた…。 女王さまの科学長官になった白うさぎやチェシャネコも登場し、<量 子の世界> を探求する科学ファンタジー。 (発行時定価\1300) 1996 700
58 マレー諸島 オランウータンと極楽鳥の国 A・R・ウォレス 宮田 彬訳 新思索社 *カバー帯,第2版 (新装版) (発行時定価\6800) 1995 4500
59 法隆寺を支えた木 西岡常一/小原二郎 日本放送出版協会 カバー帯,重版 (発行時定価\860) 1994 430
60 遠山啓のコペルニクスからニュートンまで 遠藤豊・榊忠男・森毅 監修 太郎次郎社

カバー(僅痛),重版 ■「元来、力学は数学と不可分の関係にあり、高校の数学の到達点ともいうべき微分積分、とくにその最高到達点とも考えられる微分方程式は、歴史的にいっても、力学を建設するためにニュートンによって発明されたものである。だから、微分積分は、力学なしには真に意味を理解することができないはずのものである。いっぽう、微分積分なしに力学、とくに動力学を使いこなすことはできない。そのことはPSSCの物理をみてもはっきりしている。」(遠山啓) ■第1章 中世ヨーロッパの社会と科学 第2章 円錐曲線とケプラーの天体法則 第3章 関数の発見と微分積分学の確立 第4章 ニュートン力学の成立 第5章 微分積分学の思想と威力/「あとがき」にかえて:力学を基礎にした微分積分学=遠藤豊 (発行時定価\3090)

1987 売切
61 新版 自然界における左と右 マーティン・ガードナー 坪井忠二/藤井昭彦/小島弘 訳 紀伊國屋書店 カバー帯,重版あのファインマンが大喜びして踊りだしたその気持ちを読者に伝えたい…著者 (発行時定価\3500) 1996 1500
62 新生児 三宅廉/黒丸正四郎 日本放送出版協会

NHKブックス *カバー,重版 (発行時定価\700)

1982 400
63 アインシュタインの宇宙 講談社Quark編集部編 講談社

講談社MOOK ■イラスト構成:アインシュタイン物語 (1.特許局のかたすみで 2.一般相対性理論への道 3.アルバートとアドルフ 4.科学と平和のはざま)/写 真構成:アインシュタインの世界 (われらのアインシュタイン/発見されたアインシュタインの脳/もう一人のアインシュタイン)/特別 座談会:相対論と宇宙ロマンを語る (佐藤勝彦/前田恵一/都筑卓司) (発行時定価\1200)

1991 1000
64 血栓の話 体内で固まる血液のふしぎ 高田明和 朝日新聞社

朝日選書 カバー(僅ヤケ),帯,初版 ■病理学者が死後に遺体を解剖すると、各臓器の血管に必ず血栓が見られることがわかってきた。つまり人はいかなる病気で死んだ場合も、最後は血栓の形成によって死に至るのである。「はしがき」(発行時定価\1200)

1994 500
65 果物はどうして創られたか

梅谷献二・梶浦一郎

筑摩書房 ちくまプリマーブックス83 カバー帯,初版 ■ 果物が種の保存のために身につけた甘い香りと果汁は、ヒトの手によって商品に仕立てられた。 よりおいしく、より美しく、思いどおりの時期に実らせるため、果物本来の性質に、ヒトは様々な技術を施してきた。 自然の恵みであると同時に経済作物でもある果物がたどったもうひとつの「進化」の歴史とは―? (発行時定価\1100) 1994 700
66 クストーのクジラ Jacques Cousteau WHALES ジャック・クストー/イヴ・パカレ 沢近十九一/服部行則訳 日本テレビ

*カバー(極僅キズ有),初版 Hardcover-280pp.,28×318×263mm クジラたちは、むかしから人々に夢をみせてくれる。その大きさはたしかに印象的であるが、それ以上に、知性や社交性も魅力的である。シロナガスクジラは、バス4台分の長さがあり、地球の歴史のうえで、もっとも巨大な動物である。舌だけでもゾウほどの重さがあり、心臓はフランスの名車といわれるシトロエンくらいの大きさである。  本書は、この海にすむ偉大な巨人にかつて捧げられた書物のなかでも、もっとも内容ゆたかで充実した本である。クジラの祖先は何か?また、ホッキョククジラ、コククジラ、シロナガスクジラ、ザトウクジラ、ナガスクジラ、マッコウクジラなど、たくさんのクジラたちが、この地球上にかつてどのように分布し、いまはどうなっているのか?奇跡的な方法で、ある種のクジラは1時間以上にわたり、2,000〜3,000メートルの深さまでもぐることができるが、はたしてどのような仕組みになっているのか?クジラが、音と身振りによってあらわす言語は、どんなものか?クジラの社会行動は?言い伝えられている「クジラの自殺」の意味は?どうして人間は、何世紀もまえからクジラを捕ってきたのか?また、なにゆえにこの滅びそうもない動物が、いまは絶滅の危機に瀕しているのか?さらにまた、なにゆえに、文学、絵画、哲学、宗教など、さまざまな分野にわたるたくさんの作品に、インスピレーションをあたえてきたのか?ヨナからブランダヌスまで、アイルランドの伝説からオーストラリアの原住民アボリジニの物語まで、アリストテレスからシェークスピアまで、ラブレーからメルヴィルまで、デューラーから北斎まで、ターナーからローランド・キャットまで。芸術家のなかで彼らは、クジラをインスピレーションの源泉に選んだ人たちの一部である。  本書は、感動的な研究の成果 を集大成したものである。これは、クストー船長の率いるカリプソ号の乗組員たちが、世界中の海を30年以上かけて航海しながら集積した観察のたまものである。そしてまた、著者たちが、10年以上かけて図書館や博物館で文献を調査したたまものでもある。  この中には、250枚以上の原色図版(写 真およびイラスト)が掲載せれている。(発行時定価\6800)

1993 6000
67 医師ベチューンの一生 R.スチュワート 阪谷芳直訳 岩波書店

岩波現代選書 *カバー,初版中国革命に生命を献げたカナダ人医師ベチューンの名は、自己犠牲と国際連帯の象徴として語りつがれている。突飛で奇矯な性格の持主であると同時に行動的・情熱的で人間的魅力にあふれたベチューンを、内面 的な苦悩と相克、思想的成長の過程の細部にまでわけいって、英雄伝説ではなく、ひとりの人間の生の記録として描きあげた。試行錯誤の後についに生涯の使命を中国の地に見いだしたノーマン・ベチューンの激しい生き方に感動は尽きない。 (発行時定価\1400)

1978 700
68 デジタル・ナルシス 情報科学パイオニアたちの欲望 西垣通 岩波書店 *カバー,再版バベッジ、フォン・ノイマン、チューリング、シャノン、ウィーナー、ベイトソンの仕事を文化的・人間的な<出来事>として問い直し、サイバネティカル・コスモロジーの深層を照射する。 (発行時定価\2100) 並上 1991 500
69 チンパンジーにハマった! 吉原耕一郎 NHK「課外授業 ようこそ先輩」製作グループ+KTC中央出版編 KTC中央出版 カバー帯,初版 (本体価格\1400) 2000 700
70 ソフトウェア工学大事典 片山卓也/土居範久/鳥居宏次監訳 朝倉書店 *函入り,ビニールカバー,初版 (本体価格\65000) 1998 30000
71 ダーウィン以来 <進化論への招待> (上下2冊) スティーヴン・ジェイ・グールド 浦本昌紀・寺田鴻訳 早川書房 カバー帯,重版 ■ダーウィン進化論はこれまで誤解されてきた。今世界で最も注目されている若き進化学者が身近な話題を通 して進化論に新たな光を当てる/人類進化、地球物理学、科学と政治、社会生物学など最新の話題を中心に、生物進化論と現代社会のかかわりを生き生きとつづる (発行時定価\1500×2) 1989 1000
72 ニワトリの歯―進化論の新地平 (上下2冊) スティーヴン・ジェイ・グールド 渡辺政隆/三中信宏訳 早川書房 カバー(背少アセ)帯(<上>の帯僅痛),重版 (発行時定価\1700+\1545) 1989 500
73 蟻の生活 モーリス・メーテルリンク 田中義廣訳 工作舎 カバー帯,天に僅シミ,改訂版初版 ■生命の神秘に迫る「智恵の書」(別役実) (本体価格\1700) 並上 1987 800
74 ファインマンさんの愉快な人生 II ジェームズ・グリック 大貫昌子訳 岩波書店 *カバー帯,初版 (発行時定価\2400) 1995 2000
75 今西進化論批判試論 柴谷篤弘 朝日出版社 エピステーメー叢書47 *カバー(僅痛),重版 今西進化論批判の資格/ダーウィニズムの個人史/私にとっての生物進化の原像/『主体性の進化論』を読む/ダーウィンを読む/生存競争と自然淘汰再説/生物進化のための基本条件/進化大論争の時代/まとめとはいえない最終章 (発行時定価\1200) 1984 600
76 原子爆弾の誕生 (上下2冊) 普及版 THE MAKING OF THE ATOMIC BOMB リチャード・ローズ 神沼二真/渋谷泰一訳 紀伊國屋書店 *カバー(極僅アセ),帯,初版 (発行時定価\3800+\3800) 1995 売切
77 日本的自然観の方法 今西生態学の意味するもの 丹羽文夫 農文協 人間選書167 カバー帯,初版 (発行時定価\1700) 1993 800
78 心の階梯 Stairway to the Mind アーウィン・スコット 伊藤源石訳 産業図書 カバー帯,初版 心の謎をめぐって、その物質的基礎を求めて神経生物学から量 子力学まで下降しながら、他方その文化的条件を哲学や人類学から探っていく。 現在考えうる最大の視野からの、心の理論。 1 序章―果樹園の風景から 2 量子力学・化学・意識 3 生命の化学 4 火と神経生理学 5 脳はコンピュータか 6 意識を織る機械 7 脳-心問題の1世紀 8 グレート・アーク 9 意識の創発性 10 語りえたこと/付録 A 非線形性と創発性 B 量子力学 C ボルン=オッペンハイマー近似 D 局在モード E シュレディンガーの猫 F 線形・非線形拡散 G ホジキン=ハクスリの方程式 H 神経組織を数える I 不完全な理論 (本体価格\3000) 1997 1300
79 シーボルト研究 日獨文化協會 名著刊行会 *昭和十三年・岩波書店刊「シーボルト研究」復刻, 函(僅アセ)入,本体美 序/シーボルト略年譜/言語學史上におけるシーボルト先生=新村出/大全早引節用集=入澤達吉/鳴瀧塾=黒田源次/門人がシーボルトに提供したる蘭語論文の研究=緒方富雄・大鳥蘭三郎・大久保利謙・箭内健次/シーボルトの第一回渡来の使命と彼の日本研究 特に日蘭貿易の検討について=板澤武雄/シーボルト先生のアイヌ語研究=黒田源次/シーボルト先生とアイヌ語学=金田一京助/シーボルト作成の地図=蘆田伊人・箭内健次シーボルトと日本に於ける西洋医学=大鳥蘭三郎/Plantae Sieboldianae A Reviewed Enumeration of the Japanese Plants Collected and Described by Dr. PH.Fr. VON SIEBOLD=MASAZI HONDA/シーボルトと動物学=小野嘉明/シーボルトと本邦の鯨=小川鼎三/日本学会所蔵筆者不明の昆蟲類の和名・獨名・学名対照表に就いて=古川晴男/付録・日本に於けるシーボルト書目=大久保利謙(発行時定価\30000) 昭54 5000
80 日本近海海底地形誌 海底俯瞰図集 茂木昭夫 東京大学出版会 *函(slipcase:痛みシミ)入り, Hardcover-90pp.,16×304×427mm, 再版 (発行時定価\11000) 1977 2000
81 地球の歴史と生態学 ECOLOGY AND EARTH HISTORY リチャード・N.T-W-ファインズ (Richard N. T-W-Fiennes) 森主一訳 紀伊國屋書店 叢書〈生物・環境・人間〉*カバー,後見返しに日付印,天少ヤケおよび蔵印,初版 生態学の一般 原則/地球の形成と生命の起原/原始生物と後生生物の進化/光合成と生活におけるエネルギーの経路/海洋―大気系と元素の循環/生物の相互依存―「アソシーズ」/生物進化の進行と人間の出現/人間と地球生態学/地球生態系 (発行時定価\1900) 1977 500
82 病原微生物の氾濫 アーノ・カーレン 長野敬・赤松眞紀訳 青土社

カバー帯,初版 ■……人類による生態系の攪乱が新ウイルスの出現をもたらしたという一般 公式は普及し、公式を個々の具体例に当てはめて書いた解説書も、まだ数が多くはないが「出現」しはじめている。本年初頭に訳出、紹介したマランツ・ヘニッグ『ウイルスの反乱』はその一例だった。しかし問題はウイルスにとどまらない。ウイルスのうちでもRNAウイルスは、変異がきわめて速いとか、レトロウイルスの場合にはDNAに化けて宿主遺伝子にもぐり込むとかの特殊事情はあるが、出現はウイルスに限らない。一般 の細菌が文明の懷のもとで、いくらでもニューフェース病原体として湧いて出てくる。この概念拡張を裏づけるように、いま病原性大腸菌O157とか、ビルの空調設備に住みつくレジオネラ菌とかが、我々の国でも世を騒がせている。 本書は、まさにこうした事態を、単に時事問題としてでなく、科学と医学と社会の歴史として腰を据えて論じた力作である。……(「訳者あとがき」より) (発行時定価\2200)

1996 800
83 原爆を盗んだ男 クラウス・フックス KLAUS FUCHS The man who stole the Atom Bomb ノーマン・モス 壁勝弘訳 朝日新聞社 *カバー,初版 ■……本書は、ローゼンバーグ夫妻事件と並ぶ原爆スパイ事件として騒がれた、クラウス・フックス博士を主人公とするドキュメンタリーものである(この二つの事件は、米国原爆スパイ網として関連があった)。ドイツの厳格な牧師家庭に生まれたフックスの生いたち、反ナチ闘争とこれをめぐって社会民主党路線にあき足らず、共産主義者に転身、ドイツ議事堂放火事件による弾圧を逃れて英国へ、エジンバラ大学での物理学勉学、英国籍の取得、英科学者陣の一員として米国原爆製造マンハッタン計画への参加、英国ハーウェル原子力研究所所長代理、スパイ発覚と十四年の判決―こうした過程を著者は克明に、「評伝」風に淡々と追い続けている。……ただ、本書の内容に関してはある程度まで、すでに報道や関連著作の中にすでに伝えられたものが少なくないが、付録のフックスの「自供書」は、未公開のものである。自供書は英国ではなお非公開文書とされ、FBI から著者が入手した、本書はこの「自供書」を骨格として書かれているといってよい。……(「訳者あとがき」より) (本体価格\1,900) 1989 600
84 πの歴史 ペートル・ベックマン 田尾陽一/清水韶光共訳 蒼樹書房 *カバー(痛みシミ:補修),小口天少ヤケシミ,再版 ■πの歴史は、人類の歴史をうつしだす小さな鏡である。それはシラクサのアルキメデスの物語でもあれば、現代のコンピュータ物語でもあり、あるいはまた、紀元前3世紀のアレキサンドリア大学の物語であるとともに、科学書に火をつけて焼き払った中世の司祭や十字軍の物語でもある。/著者はいう、なぜ或る時代にπの発見が進み、或る時代に停滞・後退したか、それは、その時代の社会的背景とつながっているからだ、と、読者は、本書を数学の本とみなすも、歴史の本とみなすもよい、ともあれ、著者は、πの発見史を通 して、数学の、そして科学の進歩が、人間・社会・政治といかに深くかかわりあっているかを歴史的に跡づけ、浮彫りにしている。随所におりこまれた興味ぶかいエピソードや全編を通 じて流れるユーモアあふれる筆致は、数式に弱い人にも読書欲をかきたてずにはおかないだろう。 (発行時定価\1400) 1973 売切
85 形・モデル・構造 現代科学にひそむ美意識と直観 ジュディス・ヴェクスラー編 金子務監訳 白揚社

*カバー(少痛みアセ),再版 ■導入部/科学・芸術・歴史における構造的階層/対称性の破れについて/失われ回復した視覚化/数学的無意識/ダーウィンの「自然の樹」/合理と直観 (本体価格\2,800)

1987 1000
86 物理学の果て 統一理論という神話 デヴィッド・リンドリー 松浦俊輔訳 青土社 *カバー,帯欠,重版 ■ミクロの素粒子からマクロの宇宙まで、すべての物理現象を統一的に説明しうる理論は存在するのか。 物理学の現状と、それがかかえる問題を、あざやかに描きだした、話題の書。 序章 数の誘惑 第 I 部 ミクロの世界 (ケルヴィン卿の宣言/常識を超えて/最後の矛盾/植物学) 第 II 部 マクロの世界 (拡大する宇宙/壮大なアイデア/暗い秘密) 第 III 部 全体としての世界 (スーパースターたちの行進/新しい熱的死) (発行時定価\2600) 1995 800
87 岩の力学 基礎から応用まで 日本材料学会編 丸善株式会社 カバー,天に僅シミあり,初版; Hardcover-688pp.,37×216×154mm (本体価格\20,000) 並上 1993 5000
88 近世農書に学ぶ 飯沼二郎編 日本放送出版協会 NHKブックス *ビニールカバー(少痛),帯,初版 ■日本最古の農書『清良記』/三河・遠州の「百姓」の農書『百姓伝記』/すぐれた作付方式論『会津農書』/合理的な地域経営『地方の聞書』(才蔵記)/中国の農書を下敷にした『農業全書』/『耕稼春秋』の裏作論/放浪の農学者と『農具便利論』/永常農学の集大成『広益国産考』/学者の農書『草木六部耕種法』/北関東に成立した百姓の農書『農業自得』/近世農書と現代農業 (発行時定価\650) 1976 1000
89 Field Selection 20 化石 北隆館 *カバー (発行時定価\1800) 1995 1200
TOP PAGE vol.1