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たかがラインと思っていたら大間違いっ!
そろそろ自分が開発したラインが欲しいと思い、今まで使ったラインの中で一番お気に入りの
とあるメーカーさんに面識も無いのに雑誌広告の連絡先を見て、いきなり連絡をし、オリジナルラインが
作りたいと言うと2、3日して担当者の方から連絡が入り出来ますよ!と嬉しい返事が....。
それからは、とんとん拍子で、指定のカラー、ポンド、巻き数なんかを伝えると2週間もすれば
サンプルが届いた。
中を見てみると指定通りの20ポンドの赤とクリームのラインの他に氓Uポンドのラインまで
入っていた。早速リールに巻き、テストの為、釣りに行ってみると
これがナイロンかっ!?って位しなやかで水切れも良く最高にここち良い。
しかし、かなり伸びがあり遠投時のルアーのアクションや引っ掛かった時にロッドをしゃくっても
ラインが伸び過ぎてルアーがほとんど動かないし、外れない。
色んな人にサンプルを使ってもらい感想を聞くも答えはやっぱり、しなやかやけどメチャ伸びる。
これではちょっと使いづらいと思い、メーカーさんにその事を伝えると
新たにサンプルを作り直して送りますと返事をもらい
それからまた2週間程で2回目のサンプルが届いた。
対応の早さにビックリしつつ2回目のテスト釣行へ繰り出すも、まだ伸びが多く使いづらい。
やはり、皆の解答もまだ伸びる。アカン......。メーカーへTEL。この辺から大体ラインの性質なんかが
解り出して来て、メーカーさんとも話が煮詰めやすくなって来た。
普段なんも考えずにコレは強いとか、しなやかやとか、巻癖がつき過ぎるなんて位しか思ってな
かったけど、いざ自分が作るとなるとこんなにも難しい物かとホンマ実感した。
結局、現段階では赤色に染めるのには、かなり熱を加えて染色しないと色が出なく、
そうするとライン自体も柔らかさを増し、結果伸びるラインになる事が解り、何とかしたいと
メーカーさんのある関東まで行くも赤いラインに関しては2回目のサンプルが限界となり、
あえなく断念。初回はクリーム1色で行く事に落ち着いた。
ここまで開発して来て分かった事は、
しなやか=巻癖がつきにくく水切れも良い。が、しかし、しなやか=伸びる。
言い換えれば、
伸びない=遠投しても機敏なアクション。ひっかかっても外しやすい。
が、しかし、伸びない=硬くて巻癖がキツく水切れも悪い。
このメリット、デメリットは常に隣り合わせにいる訳で、今回はどこまでしなやかさを出して
どこまで伸びを控えられるかで、かなり苦労をさせられた。
結果、巻癖が付いてもすぐ戻るしなやかさを残しつつ、引っ掛かったルアーも外しやすく
遠投時のルアーアクションも気にならないレベルにまで伸びを抑える事ができ、大変満足していますが
唯一心残りなのは、赤色が出来なかった事。
出来ればロッドと同じ展開でレッド、クリームの2色が欲しかった....。
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