


私はびんという物が、人間とそっくりだなあとずっと思ってきました。傷つきやすく、こわれやすく、中身が無ければ、なんの価値もなく、カラッポでしかないのに、ラベルのせいで、尊大にかまえています。びん自身が中身を作ったわけでもないのに。
私はこのびんのイメージから、いくつか童話を書いています。「びんの中の子どもたち」「ねことビンボケ大戦争」「あくまびんニココーラ」です。リストには載せませんでしたが、「童話 あなたはびんです」という未完の作品もあります。
びんの中の子どもたち
ねことビンボケ大戦争
現代童画展でも、びんをテーマに何点か絵を出品しました。1986年作の上の「壜にとじこもった壜」下の「壜達の観光旅行」です。
変な絵です。けれども、「壜ってあわれだな」という思いがこもっていませんか?



