回留(2号店)ホェイリョウ

 ディンタイフォンでパンパンになったお腹を抱えながら街を散策。
 オーガニックカフェの茶藝館・回留2号店へは近いようなので地図
 を片手に歩いて行く事に。しばらく歩いていると薄暗い公園の向こ
 う側に窓からこぼれる光がまるで人を誘うかのように瞬いている。
 フラフラ近付いて行くとそこがお目当ての回留でびっくり。ちなみ
 にお店に面しているこの小さな公園には夜8時近かったのにもかか
 わらず大人にまぎれて子供が真っ暗な中で遊んでいた。お国柄?

 店内はあたたかみのあるスタイリッシュな空間づくりで茶藝館というより日本のカフェっぽい雰囲気。
 入ってすぐ横にあるオープン棚にはオーナー手作りの茶器や工夫茶に使用する道具類や茶葉などが所狭
 しとディスプレイされ販売されている。道具を揃えていないので目移りしまくりどれもが「欲しい!」
 モノばかり…特に飲杯(インペイ)はデザインも様々でどれも素敵なので迷ってしまう。

 席はそれぞれコーナーごとに表情が異なりインドや日本風
 な雰囲気があったりして面白い。また照明もその雰囲気に
 合わせてそれぞれ照明がダウンしてある。店内を見回すと
 様々なテイストが入り交じっているがセンスよくリミック
 スされていて不思議と調和がとれている。この中から席を
 選ぶのもまた楽しみの1つかも。

 写真は入り口を望む事ができる席。お買い物の待ち合わせ
 などに便利かも。店内にはおじさんおばさんから学生ぽい
 人まで幅広い客層で夜遅くまで賑わっている。それぞれお
 茶とおしゃべりを楽しみ店内は心地よいざわめきで満ちて
 いる。

 お茶をオーダーすると登場するのがこの工夫茶
 (コンフウチャ)のセット。小ぶりの急須と飲
 杯(小さい湯のみ)そして一番大きい白い器は
 茶海。これはピッチャーのような役割で一度茶
 海にお茶を全て注ぎ入れその後にそれぞれ湯の
 みに入れる。お茶の濃度を均一にする為に茶海
 というものがあるのはとても合理的で感心。
 たしかに日本茶などんなに気を配って少しづつ
 分配して煎れてもお茶の濃度を均一にするのは
 難しいしな、と改めて感じた。

 火鉢でお湯をちんちんに湧かし、わいわいしゃべりながらお茶をガブガブ飲むのが台湾流。お湯がな
 くなれば足してもらいお茶を心ゆくまで楽しみむ。もちろん何時間いたって大丈夫。お店の人に嫌な
 顔なんてされたりしないのがいい。学生時代に戻ったように時間を気にせず他愛もない話で盛り上がる。

 店内には様々なオブジェがそこかしこにある。ナイショ話をしているようななんだか味のある人形。
 オーナーのこだわりで店内で出すものは有機食品や自然食品を使っているそう。料理やお茶うけなど
 は全て自然素材の手作りとの事で早速お茶うけにとそれぞれスイーツをオーダー。

 全てがみごとに見た目をうらぎる味で一口食べては「おぉこうきたか」
 と感心。写真のこれはこってりサワークリームチーズ味のケーキ。
 どっしりとした味わいでこれ1つでお腹は満足。

 こちらは小豆とココナッツミルクにバニラアイスがのっている
 甘味が強く濃厚で複雑なお味…

 他にも色々と表情の違った席があり「窓際で公園をぼんやりと眺めながら…」「奥の席で落ち着いて話
 をじっくと…」などの多様なニーズに応えられる。この他にも畳敷の和風の個室など個性ある席が数多
 くありまた訪れた時にはお料理と共に是非トライしてみたい。

NOV25.2000


 回留(2号店)ホェイリョウ
 台北市永康街31巷9號
 TEL 886-2-2392-6707

台湾茶藝館top