PONTA Live Report 2002
村上“ポンタ”秀一の輝かしいライブの記録です。
記録することに意味がある!集団的新世紀村上秀一演奏日記はただいま増殖中。
Updated Dec.30,02

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■12月21日(土)「渡辺香津美プレゼンツ横浜大さん橋ジャズフェスティバル」の一日目「村上”ポンタ”秀一&村田陽一クリスマスセッション」
出演:村上”ポンタ”秀一(ds)村田陽一(tb)高水健司(b)小倉博和(g)国分弘子(p)渡辺香津美(g)

ライブレポート

12月21日(土)に横浜大さん橋ホールまで出かけて、「渡辺香津美プレゼンツ横浜大さん橋ジャズフェスティバル」の一日目「村上”ポンタ”秀一&村田陽一クリスマスセッション」を観てきました。
布陣は、村上”ポンタ”秀一(ds)、村田陽一(tb)、高水健司(b)、小倉博和(g)、国分弘子(p)、司会・進行?:渡辺香津美(g)というもの。
日は冷たい雨のためか開演時間が少々おしてスタート。客電が落とされ、舞台が暗くなりメンバー登場かと思いきや、渡辺香津美さんが登場してスポットの中で型にはまった司会ぶりで主催者の方を紹介され、主催者挨拶の後に渡部さんがメンバーを一人一人呼び出す形で、演奏者が登場しライブがスタートしました。
 渡辺さんの声は初めて聞きましたが、明るい張りのある爽やかな声にびっくり。歌を歌っても朗々と響くいい歌いっぷりなのでしょう。

て、ライブは休憩を挟んだ2セットでありました。
1セット目は村田さんのアルバム「HOOK UP」からアクセス、エブリバディ、レディ・フォー・ユア・ラヴなど5〜6曲を演奏し、最後にポンタ・ボックスのアルバム「NYPB」からN.Y.U.でしめました。

 私の個人的なことで恐縮ですが、今年、最初の生ポンタさん(そして、最後のね)で、久しぶりに姿を拝めることができ1人感激しておりました。
 メロディーと奏で合うようなシンバル・ワークやタム・ワーク。タムとシンバルでメロディラインをなぞったり、決めのフレーズを一緒に奏でたり。そして、合いの手のようなハイ・ハット「ど!ちぃーち」。決めるかと見せかけて、一歩引くハイ・ハット「ティキィティチィ!」。フレーズ中や合間に、スコーンと一発スネア・ショット。あー、これだよ、ポンタさんだよ。次に何をやるんだろう、何をしかけるんだろうと聴いていてワクワクする感じ。久しぶりだぁ。生身の人間様のリズムだぁ。あー気持ちいい。
しかし、一緒に聴きに行った連れにはなかなかわかってもらえないのが残念。ここのページをご覧になっている方々ならわかってもらえると思うのだけど・・・。

セット目はポンタさんのMCで「予定にはなかったんですが、せっかくだからギター弾けよバカヤローということで、一緒にやることにしました。」という紹介で渡辺さんも加わり、フリーダム・ジャズダンス→ジムノペディNO.1→エビデンスという流れで演奏。

 村田さんの「司会進行とは全く違う顔つき」との評価どおり、渡辺さんも演奏となると司会のにこやかで爽やかな顔から、獲物を追うような目で譜面を追い、周囲の奏者とアイコンタクトを交わしておりました。
 その後、渡辺さんが退場し、再びもとの布陣に戻り、村田さんのボサノヴァ風の曲(名前忘れてしまった)を演奏。ポンタさんのタイコと小倉さんのアコギの上で、村田さんと国分さんが奏でるメロディにうっとり。
 今度は、村田さんがトロンボーンを置いてキーボードに移り、村田・国分(P)の2鍵盤で何をやるのかなと思いきや、演奏したのは佐山雅弘さんのソロアルバム「Above Horizon」からタイトル曲。2鍵盤にギターが被さりメロディーを情感たっぷりに歌いこんだ後にポンタ氏のタイコが重なってくる辺りで、あまりの気持ちの良さにゾワーと逆毛立つような感動。盛り上がりの頂点では2鍵盤の2人がコーラスでも参加。あまりにきれいで切なくて、締め付けられるような演奏でした。頂点を迎えた後、次第にフェイドアウトしながら、アンサンブルが段々と細くなり、村田さんのアレンジで最後の最後にクリスマスメロディーから引用したフレーズをピアノとキーボードで弾いて曲が終わるという趣向でしたが、何とピアノの国分さんが弾いたクリスマスメロディーのフレーズを村田さんが反復をするところで、村田さんが一つ音を外してしまうというハプニング。弘法も筆の誤りというのでしょうか、キーボードに当てられたスポットライトの中で恥ずかしそうに苦笑いする村田さん、そして周りのメンバー達はそんなハプニングを楽しんでいるように微笑んでおりました。
2セット最後は、ポンタさんMCにより「簡単な曲です」と紹介されたポンタボックスの「NYPB」からThe 7th of Wonderを演奏して終わりました。
 アンコールはスリー・ビューズ・オブ・ザ・シークレットと渡辺さんが加わってマンテカを演奏。スリー・ビューズはABA構成の曲に、アップテンポのCを加えたABACAの構成にアレンジされておりました。マンテカでは出演者が交代でソロを取りながらフィナーレへ行くアレンジで、再び渡辺さんのソロを見れたのと、当日唯一のポンタさんのドラムソロを拝むことができました。

サンタさん、少し早いクリスマスプレゼントありがとう。
(終演22:00)
written by Mr.Iiyama