PONTA Live Report 2005
村上“ポンタ”秀一の輝かしいライブの記録です。
記録することに意味がある!集団的新世紀村上秀一演奏日記はただいま増殖中。
Updated Feb.7,05

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■1月11日(火)〜2月18日(金) "NEW PONTA BOX TOUR 2005"
出演:村上"ポンタ"秀一(ds)柴田敏弥(pf&key)石村 順(b)

■Kenlog
1月28日(金)東京 新宿PIT INN:けんたさんより

■メールで渾身のライブレポート!
1月28日(金)東京 新宿PIT INN:HTAさんより

 私にとって特別な存在のミュージシャンが5組いる。
 遭遇順に、井上尭之さん、沢田研二さん、憂歌団、佐藤研二さん、そして村上ポンタ秀一さん。
沢田さんはロック、憂歌団はブルースのライブを教えてくれた。残りの方がたはそれぞれの楽器を認知させてくれた。とりわけベースとドラムは音源ではなくライブでそれを教わったため、印象は鮮明で未だに開眼した瞬間のショックを思い出せる。

 このほかにも大好きなミュージシャンはまだたくさんいる。いまになって、こんなにも「人間性」が音楽に関係してくるのか、とため息が出る。好きなミュージシャンのライブに通っていると、新しいミュージシャンとの出会いも多いのだが、明らかなる「好み」がある。「うまいな」と思っても「好みじゃない」ミュージシャンも多い。この場合、MCに至ってなぜ「好みでない」かが分かることがしばしばある。

 その「好み」を説明する一番的確な(でかつ好きな)表現は「気合」となる。「気」が入ってないとノれないのだ。だからおしゃべりも流ちょうではなく、感情的な方が嘘っぽくなく信頼できる。なぜか私の好きなミュージシャンは論理的なトークを好まない。そして感情豊かな入り込めるライブを提供してくれる。

 ポンタさんが若いミュージシャンと実験的なギグを繰り返している。1月28日新宿PITINNでは今目の前で行われたものをどう表現すればよいのかしばし頭を悩ませた。まずは「面白い」。初めから完成度を望んでいないので、聴く気構えも違っていた。(完成された若者なんてつまらないじゃない)

 前半は一種の実験を見ている感じだった。PONTA BOX で聴いた経験のある楽曲をキャリアで劣るベースとピアノで聴くわけだけど、やはりそこにグルーブはまだない。
 特に前半最後の曲はベースに差が出た。どうしても単調なリフのフレーズを追ってしまう。
ああ、ベースってほんとにベースを弾くのね、と実感した。これがキャリアを積んだ職人さんの場合、その楽器を意識することなく曲の世界に入っていける。だからといって、このライブが退屈だったかといえばそうではない。スリリングで新鮮なものだった。何かとても面白かった。

 ジャムセッションでは、一見ばらばらのフレーズを追っていくうちにそれぞれが同時にたたみ掛けてくる時がある。
この時の一番コアな一瞬がもっとも気持ちよく、大げさに言うと全部止まって見える(聴こえる)。
 なにかが、「くっ!」と脳に作用しているのだと思う。この手のグルーブとでもいうべき快感はまだ3度しか味わったことがない。インディーズ時代のマルコシアスバンプ、山下洋輔さんの変拍子の「大きな古時計」、そしていつぞやの野外ライブでのPONTA BOX。

 この NEW PONTA BOX がいつ、あの快感を与えてくれるだろうか。それは近い将来かもしれないし、ついぞこないかもしれない。でも期待してみることが出来る。なにせ、ポンタさんが気合の権化だから。
そしてそのポンタさんが選んだミュージシャンなのだから何かしらの「気合」があるに違いない。

 実際、2部はよかった。自分は聴いたことのない、複雑なリズムの曲を聴く時の快感はポンタさんのライブでしか得ることが出来ないけど、これが病みつきになる。知らないからどう来るかわからないのでもう、音以外のことは全く考えなくなる。
頭ん中は「音」だけ。空っぽになる。こんな非日常が快感でなくてなんだろう。

 ピアノもベースも必死なのがいい。グランドピアノの上にキーボードを置き、立ってがむしゃらに弾く姿。椅子に座って弾いているのに片足がひざの高さまで跳ね上がるベース。曲の抑揚を制圧するドラムに引っ張られて演奏は鬼気迫るも
のに変わる。
 きっとこの先にグルーブがある。それはテクニックは当然だけど、協調性と気合がノリ切ったときにしかおそらく起こらない。(でも、血は吐かないほうが望ましい。ツアー中飲み続けたあげく、ポンタさんはバケツに吐血したらしい。
柴田さんは「でも血は吐きたくない」と言っていた。それはとても正しい。染まらないでいて欲しい(願))

 とにかくとても楽しかった。ポンタファンとしてはお得なギグだった。若い息吹を吸い取ってまだまだ元気にイっちゃって欲しいと思った。2部では、一曲一曲丁寧に紹介してくれるポンタさんに、スネア付け替え中にMCを強要されそれに素直に答えようと必死の柴田さん、それよりはちょっとなじんだ感じの石村さん。
 柴田さんが石村さんに向かって、「僕の話、聞いてますか?」と言ったときは笑った。
 ポンタさんが「今は亡きバカボン」という度に大きく首を横にふる石村さんもおかしかった。
 最後はコミックバンドさながらに、ポンタさんによる古今東西ドラマ物まね合戦も見れた。
10人ぐらいは演ったと思われる。石村さんがめっちゃ小声で「り、リンゴスター」といったときにはおパカな私にでも分かる「カムトゥギャザー」が嬉しかった。(ピアノも参加してくれたし)

■帰ってきた軍水便り〜ハウル!:NEW PONTA BOX。
1月19日(水)名古屋TOKUZO ずっきいさんより

■Live Diary Of Kazuhirosan
1月14日(金)広島 CLUB QUATTRO:カズヒロさんより

■題名:NEW PONTA BOX 投稿日 : 2005年1月13日<木>20時21分/福岡県

1月12日(水)福岡 ドラムBe-1:たかくさきさんより

西からのツアーなので先陣を切りますが、内容には触れません。
感想は、
・久々にポンタさんのドラムを堪能し、おなかいっぱいで幸せ。チケット代の元は十分取りました。
・演奏イメージは、(Ds)=(B)+(Pf&Key)ですが、しゃべりは、(Ds)<(B)+(Pf&Key)です。
 何とマイクが3本、座談会風もまた楽しく。
・石村さんは、今は無き「はにわ」に似ています。でも見かけにだまされてはいけません。
・柴田さんは、髪がさらさらです。でも見かけにだまされてはいけません。

・ポンタさんは、NYを活動拠点にしようと思ったが、こいつらに出会って考えを変えた、と。
 すぐにアルバムを作るそうです。
・これからも、ライブバンドとして、変化していく様子を観ていきたいと切に願います。