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■EL Nikkor 105mm F5.6 Mountain
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EL Nikkor 105mm F5.6
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気配は創造
奥日光の紅葉は早い。
落ち葉もしずかに考え込んでいるのがよくわかる。
気配は創造である。
昼が短いならば夕刻は早く、レンズを投影する光軸の先には情況が存在している。
と、のんきに思想している場合ではない。
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一般撮影可能なELニッコール
ELニッコールは引伸ばし機用レンズだが、もちろん一般撮影も可能だ。
105ミリのような長焦点レンズであれば、ニコン一眼レフカメラに装着して
余裕で無限遠が出る。
ここだけの話だが。
誰にも言わないでほしい。
ぢつは、ELニッコール105mm F5.6は驚異的にすごい高性能レンズなのだ。
発色もニュートラル。きちんと明快な描写はさすがである。
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使えるBORG製ヘリコイド
写真のセットは、BORG製のヘリコイドを使っている。
カメラ側がFマウント、レンズ側がライカスクリューマウントだ。
使いやすい直進ヘリコイドになっている。
動きもスムースだ。
セットで1万円程度で入手できるのが、ありがたい。
BORG製のヘリコイドだけでは、無限遠が少し足りないので、
カメラ側からK2とK3リングを足して無限遠を出している。
K2とK3リングは、ニコンのKリングセットの一部だ。
Kリングは中古で安く手に入るが、とても使い勝手のよいセットになっている。
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34.5ミリ径のレンズフード
さて、このヘリコイドを装着して一般撮影可能なELニッコール105mm F5.6は、
三脚にのせてゆっくりと撮影をたのしみたい。
このレンズの使い方で一つ作法がある。
フードだ。
フィルターサイズ34.5ミリ径のレンズだから、
マウンテンニッコール10.5cm F4用のフードがきまる。
とても小さくかわいい、しかし異常に頑丈なフードだ。
ちんまりとレンズに付けて、秋をたのしみたい。
このフード。フードひとつで思想が達成される。
レンズをたのしむということは、そういうことなのだ。
どうでもよいことのようだが・・
どうでもよいか。
こういうお手軽価格のレンズとヘリコイドセットで、
非常に高性能なマシンを構成できることを言いたかったのだ。
お金をかければいいというものでもない。
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暗く軽いのが正しい生き方
いつも考えていたことがある。
ニコンから、暗くて小さくて軽い中望遠レンズを商品化して出してほしいものだ。
105ミリでF4とかF5.6で十分だ。
本物は暗いとか明るいとかで判断してはならない。
これはレッドブック・ニッコール愛好家の約束だ。
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Copyright Akiyama Michio, Tokyo Japan 2001, 2002
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