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■World Minimum Nikon White Filter
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World Minimum Nikon White Filter
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世界最小の日本光学製白枠フィルター
ずばり世界最小の日本光学製白枠フィルターだ。
手のひらには、イエローとND4フィルターがちょこんと乗っている。
べつに私の手が特別大きいわけではない。
そのサイズモノサシで測ると径は約15ミリ。
しかも白枠。
つまり、クローム仕上げの銀色枠のフィルターだ。
驚くべきことに、この極小サイズのフィルター枠に刻印が彫り込んである。
Nippon Kogaku Japan Y48
Nippon Kogaku Japan ND4X
と読める。
ちゃんと彫りこんだ文字にはきちんと黒エナメルが流し込んである。
だからどうしたと言わないでほしい。
時代は昭和30年代の製品であるが、この極小サイズのフィルターがあったことは
当時の社史「50年の歩み」、「ニコン75年史」には出てこない。
ギネスブック級のアイテムであるが、歴史から消えようとしている。
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こだわるということ
日本人の感性でないと、この極小のフィルターは作れないだろう。
製品化するという姿勢に頭が下がる。
極小カメラの代表であるミノックスでも、
こういった凝ったフィルターは用意されていない。
一歩間違えると玩具扱いになるところを、日本光学はシリアスにまとめ、
きちんと極小のプラスチックケースに入れて市場に出した。
ケースさえ、伝統の三角マーク、Nippon Kogaku Tokyoのロゴが浮き彫りになっている。
こだわるねえ。
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極小精緻な刻印美
極小フィルターマニヤの世界では、
オリンパスペンS用の22.5mm径のフィルターが有名だし評価も高い。
小さいが精密な金属製で、やはり精緻な刻印が付されている。
仕上げもていねいである。
しかし、そのサイズはニコン極小フィルターの方が2まわりも小さい。
手のひらにフィルターを2個。
これだけで情景であるが、たったこれだけのことをWebで取り上げるのは
ページコンセプトに合っている。
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誰も知らないところで生きている
くどいようだが、このニコン製極小フルターはめったに市場に出てこない。
あったとしても安いものである。
でもお金を用意したところで、モノがない。
存在を知る人も少ないからリクエストもない。
誰も知らないところで生きているわけだ。
時代をうらむわけでなく、プライド高くどうどうとしている。
たったこれだけのこと。
たったと思える人はこれからも健全な写真機生活が送れるはずだ。
しかし、この紹介レポートにみょうに感動してしまったあなた。
こういう人はアブない。
いまからでも遅くない。
あまりRED BOOK NIKKORモノを見ないようにしたい。
でもこれは、なかなかできるものでは、
ない。
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Copyright Akiyama Michio, Tokyo Japan 2001, 2002
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