■Repro Nikkor 85mm F1.0 Supersonic Macro Lens

Repro Nikkor 85mm F1.0, Original Nippon Kogaku Caps and 53mm Mount

Repro Nikkor 85mm F1.0, Original Nippon Kogaku Caps and 53mm Mount

Real High End

Super REPRO Nikkor

85mm F1.0 !!

Gorgeous

Nippon Kogaku

Supersonic Macro Lens

マニヤ価格

光速ニッコール。リプロニッコール85mm F1.0。
左のリングはレンズマウント。右にオリジナルのキャップが2個付属。
Nippon Kogaku Tokyoの三角マークロゴが浮き彫りになっているキャップは、48ミリ径。

このレンズが、最初に私のところにきた。
なじみのクラシックカメラ店の店長から、そう、思い出した、 初代アルパ研究会の集まりだった。
「こんなレンズがあるんだけど。ニコンだから好きでしょ。」

みたことのないレンズだった。値段も、相場も知らない。
店長のほうも事情は同じだった。
「いくらだったら買う?」

この言葉にはよわい。
ほんとにレンズのことを知らなかったから、おこづかいていどの金額を示したら、 それで商談成立。
いわゆるマニヤ価格というものだ。高いといえば高い。安くないといえば安くない。

輝かしい顔のレンズ

1970年頃に印刷されたニコンの総合カタログがある。
カメラ店に置いてあるそれではなくて、 どうも工場見学かなにか用につくられた小冊子のようだ。
そこに、写真が出ていた。
その後、工業用レンズも掲載されたニッコールカタログをマニヤの方からいただいた。
カタログには、リプロニッコール85mm F1.0が輝かしい顔をして載っていた。
1974年当時の定価で30万円。
レンズ構成8群12枚。基準倍率1×。歪曲収差が0.000%。重量640g。

えらいレンズを手にしてしまったものだ。

日本光学が生んだ化け物レンズ

さらにスーパーマニヤの方から、当時の日本光学製工業用レンズ群の資料をいただいた。
とんでもないハイエンドの世界に驚愕。
最初に性能と機能があって、値段は度外視の極超高解像度レンズの存在を知ることになる。

−焦点距離: 87.5mm
−絞り: 開放F1.0 最小絞りF8
−レンズ構成: 8群12枚
−基準倍率: 0.9X - 1.1X
−色収差補正波長域: 400mμ〜650mμ
−歪曲収差: 0.0000000000000%
−解像力: 200本/mm
−画像サイズ: 24mm×36mm (43.2mmφ)
−基準倍率における原稿から画像までの距離: 224mm
−重量: 640g

その当時は、資料を眺めるだけで満足だった。
とても実物が手にできるとも、また、実物が存在するとも知らなかったのだ。

非現実的な、たとえばマクロで開放F1.0という高速レンズ。
でも、いざ手にしてみるとそのズシリとくる質感、どこまでもクリアな光学ガラス、 めっきや数字が彫刻された金属加工の様式美には感動すらおぼえる。
コーテングの美しさは、一眼レフ用レンズとは違うおもむきがある。 ひかえめなのである。

気が付くと、ちょっとずれた道を歩いていたのだつた。

日本光学が生んだ化け物光速マクロレンズ、リプロニッコール85mm F1.0はこれです。

An Intelligent Lens, Repro Nikkor 85mm F1.0

An Intelligent Lens, Repro Nikkor 85mm F1.0

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