■Ultra Micro Nikkor 50mm F1.8 h Sea Sound

Ultra-Micro-Nikkor 50mm F1.8 h and Nikon F

ウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8h。

静かな撮影作法

ニコン一眼レフカメラに、ウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8hをセットした。
この状態で撮影が可能になる。
ごらんのとおり、レンズをリバースしてマウントしている。
ウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8は、 マウント部が52mmピッチ1mmのネジマウントだ。

ウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8を 一眼レフカメラにマウントする場合、 順方向ではイメージサークルが小さくて、撮影に適さない。
必ずリバースしてマウントする必要がある。
このレンズは、フィルター径が52mm ピッチ0.75mmである。
つまり、ありあふれたニコン純正のガラスフィルターやアクセサリーが使える。
一眼レフ用のリバースリングをカメラにマウントし、 ウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8hをリバースしてねじ込んだ。

ピタリとガッチリとマウントできる。
ウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8hのフィルター枠部分は、 砲金製のような硬質な金属製で、しかもネジが幅広く切ってある。
リバースしてもマウントにがっちり堅牢に固定できる。

繊細弩級に青い海

弩級といわれたウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8ではあるが、 リバースして黒いつるんとした鏡胴をながめていると、 なぜかリラックスした気分が伝わってくる。
赤い、少々不気味なコーテングは、まさにレッドバロンであるが、 撮影状態ではこの緊張も和らぐ。

青い海。
極超高解像度レンズをマウントしたカメラが1台。
これも風景になっている。

遠く海を眺めるのではなく、 極小の水中生物を観察するのが作法だ。
水の種子を探すのも、これは詩的で、それは自由な使い方だ。

太陽光線下でも、なんら問題なく撮影が可能だ。
またフォトレジスト感光材料専用のレンズといっても、 町のスーパーで売っているカラーフィルムで、完璧な写真が撮れる。
実物が真実を語る。
事実だから事実である。

限界レンズの完成

ウルトラマイクロニッコールは、普通のカメラ、 つまり一眼レフカメラには装着できないとか、ピントが出ないとか、 普通のフィルムでは何も写らないという説明をネットワーク上で見たことがある。
しかしこれらは、すべて事実とは反することである。

自然界の撮影でも完璧な性能を引き出す。
赤いコーテングに潜む、9群12枚の弩級レンズ。
ずしりと重い高密度なスーパーレンズだ。
なお、ウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8シリーズのレンズには、絞りがない。
常に開放絞りである。
開放絞りだからこそ、明るいF1.8の理想レンズだからこそ達成できたのが、 800本/mmの驚愕ハイパワーだ。
おまけに歪曲収差はたったの0.002%だ。右に出るレンズはない。

夢の極超高解像度レンズは、ウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8シリーズの時代に 完成の域に達した。
極限の性能、性能限界を超える情熱をレンズにみたとき、 本物の普遍性をかんじた。

夢か弩級の名レンズ。

ウルトラマイクロニッコール 50mm F1.8h。

海青し。
音は海。

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