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■Ultra Micro Nikkor Operation
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Ultra Micro Nikkor Operation
How to use the super high resolution lens
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ウルトラマイクロニッコールは使えるか
ウルトラマイクロニッコールがいままで、この世界で話題にならなかった理由の1つは、
いくつかの風説のためだ。
- ウルトラマイクロニッコールはカメラにつけられない。
- ウルトラマイクロニッコールはピントが出ない。
- ウルトラマイクロニッコールは特殊な光線用なので、ふつうのフィルムでは使えない。
とくに、ウルトラマイクロニッコールはピントが出ない、とはよく聞く話だった。
もちろんこれらの風説・噂話は、すべてバツである。
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風説を壊せ
カメラにつけられないというのは、ウルトラマイクロニッコールが
ふつうの一眼レフカメラ、たとえばニコンF系カメラにつけられないという意味だ。
レンズがFマウントでないために出た話だろう。
これは初歩的な思い込みである。いくつかのウルトラマイクロニッコールは、
ライカスクリューマウントだ。ウルトラマイクロニッコールというと、
通常はポピュラーな28mm F1.8を指す。
これもライカスクリューマウントだ。
ライカスクリューマウントのレンズは、L-FアダプタでニコンF系ボデイにマウント可能だ。
ウルトラマイクロニッコールはピントが出ない。これが一番の難題だ。
じつは、最初の28mm F1.8を購入するときに、
ピントが出なくても1本くらい持っていてもいいかな、との気持ちがあった。
レンズをL-Fアダプタでニコンカメラにマウントしても、
このままではピントが出ない。
ベローズを介して長く伸ばしてもだめ。ベローズを外して直につけてもピントが
でない。ファインダーを覗くと、ぼんやり光が見えるだけだ。
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眼前に迫るウルトラピント
上の写真を見ていただこう。
ニコンF3に28mm F1.8がセットされている。しかもレンズが逆向きについている。
ウルトラマイクロニッコール28mm F1.8をニコン一眼レフで使うには、
レンズをリバースしてボデイにつける。鉄則だ。
レンズをリバースすると、
ピントは鮮鋭を通り越してウルトラピントが眼前に迫ってくる。
ウルトラマイクロニッコール28mm F1.8はリバース接続でピントが出る。
これが事実。
いままで、ウルトラマイクロニッコール28mm F1.8を入手しても、
ピントが出ないがために手放す人がいたと思う。残念なことだ。
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40.5mmリバースリング
では、どうやってリバースするのか。
ウルトラマイクロニッコール28mm F1.8のレンズ前側、つまり、
フィルター径は40.5mmだ。
レンズ側に40.5mmのオスネジが切ってあり、カメラ側がFマウントのアダプタが
あれば解決する。
こんなもの製品であるのか。
私の探索行はさらに奥地へ向かっていつた。
カメラのアクセサリーメーカーの製品を調べた。
試行錯誤の結果。結末は身近にあった。
信じられない話だが、ニコンから40.5mmのリバースリングが販売されていた。
レンズ側に40.5mmのオスネジが切ってあり、
カメラ側がライカスクリューマウントのオスネジになっているリングだ。
ウルトラマイクロニッコール28mm F1.8の頭を40.5mmリバースリングにねじ込む。
この状態でL-Fアダプタにねじ込むと、非常にしっかりとリバース固定できる。
40.5mmリバースリングは金属製で、もちろんニコン純正である。
カメラカタログにはいっさい記載がない。
いわば幻の、ウルトラマイクロニッコール28mm F1.8専用リバースリングなのだ。
こういうきわものをNikonのロゴを刻印し、
しかも青箱に入れて製品化するニコンの姿勢にはまいる。
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簡単ではないから趣味
レンズは流通しても、こういった小物が鬼門だ。
むかしから、マウントアダプタやアダプタリングの類は、
手に入るときに入手しておけといわれる。すぐに使わなくてもだ。
使いたいと思い立って買いに行くと、
もう製造中止になっているのがこの世界の非情な物語だ。
私はこれで、ずいぶんなかされた。
はずかしい話だが、私はこの、
ウルトラマイクロニッコール28mm F1.8専用リバースリング
を4個も確保してしまった。
レンズが1本しかない時にだ。
なにごとも、備えがたいせつとはいえ。
と、思っていたら、いつのまにか、レンズの方から来てしまった。
おかげで、4本のレンズすべてにリバースリングを付けてあげられるが、
これも縁なのかもしれない。
ニコンカメラカタログにはいっさい記載がない、この40.5mmニコン純正リバースリング。
都内の大型量販カメラ店でもショーウインドーに並ぶことはない。
たったこれだけ話である。
それだけだ。
それだけというのが、本当はむずかしいものだ。
趣味は、かんたんではつまらないではないか。
人生は、・・。
ちょっと、まだ早い。ハナタレの私が語るのは。
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Copyright Akiyama Michio, Tokyo Japan 2001, 2002
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