●●● Ryu's Milk Bar ●●●

 

 僕の恋計画 

収録作品

 僕の恋計画
 赤ずきん愛計画
 ぼくたちの
 えない僕ら
 あしたはきっと
     HAPPY END


◆ Boku no Renai-keikaku ◆

僕は柄野帝貴。小学生です。僕には好きな人がいます。それは家庭教師の水野智亮先生です。先生は、優しくて、キレイで、勉強の教え方もとても親切です。僕は先生が大好き。先生が、女の人だったらよかったのになあ……。ある日、下校の時、僕は雨にふられてびしょ濡れになってしまいました。その時、たまたま先生に行き会ったんです。先生もびしょ濡れでした。僕が「先生」って呼び掛けると、先生はちょっとびっくりしてたみたいでしたが、すぐに「そのままじゃ風邪をひくよ」と僕を先生の家に招いてくれました。先生に誘われていっしょにお風呂に入った僕は、なんだか最初から逆上せ気味。ところが先生が、そんな僕にえっちなことをしはじめたんです。僕、びっくりしちゃったけど、でも先生のことが好きだから……。ところが、そんな僕たちの前に、もう一人の水野先生が!? 先生になりすまし、僕と先生の邪魔をして喜ぶ、先生の双児の兄弟 浩亮さんや、水野先生を僕から奪ってみせると言う同級生の久保くんが絡んで、僕の恋愛計画は大混線。でも、僕は先生にすべてを捧げた本当の恋人になりたいんです!

浩亮の気持ちがよくわかる。「なんでこいつ(智亮)だけ、こんなオイシイ思いをするんだよ」って思うわな、ふつう(怒)。

僕の恋愛


◆ Akazukin Renai-keikaku ◆

むかしむかしある所に、かわいい女の子……いえ、男の子がいました。男の子はいつも赤ずきんをかぶっていたので「赤ずきんちゃん」と呼ばれるようになりました。ある日、赤ずきんちゃんは、森の奥に独りで住んでいるおばあさんのところへ、風邪のお見舞いを届けることになりました。森には、かわいい赤ずきんちゃんを食べちゃいたいほど好きな狼-美少年 帝貴くんが待ってます。帝貴くんが大好きな赤ずきんちゃんが、森で帝貴くんと会って喜んでいると、そこへ猟師の久保くんが現れて、むりやり帝貴くんを追い払ってしまいます。怒る赤ずきんちゃん。おばあさんの家に先回りをして赤ずきんちゃんを待とうとしていた帝貴くんには、美少年が好きな浩亮おばあちゃんの魔の手が……。 狼さん、危機一髪!?

『僕の恋愛計画』の番外編ファンタジー。狼コスプレの帝貴くんが、オリジナルよりもずっとラブリーでお気に入りの作品です(^-^;)。

赤ずきん恋計画


◆ Bokutati no Himitu ◆

僕は昔から秀ちゃんが好き。僕の両親と秀ちゃんのお父さんは、仕事で旅行中の事故でいっしょに死んじゃいました。だから僕は秀ちゃんちへ引き取られて、秀ちゃんの弟ということになったんです。でも、僕は秀ちゃんが好き。だから僕は秀ちゃんを「お兄ちゃん」なんて決して呼ばない。僕の「好き」はそういう「好き」じゃないから。……でも、最近、秀ちゃんが冷たい。前はあんなに優しかったのに……。僕、どうしたらいいんだろう。
俺、新堂秀一には、樹というかわいい弟がいる。だが、最近その樹を見ているとイライラして、ついつらく当たってしまうことが多い。でも、そうでもしないと……。俺が樹にどう対すれば良いのかわからなくなったのは、あの夜、あの夢を見てからだ。俺は、その夢のなかで樹とえっちをしていた。夢のなかの樹はとても大胆で、俺は……。俺を兄と慕ってくれる樹を、俺はそんな目で見ている。俺って最低なやつ。でも、それは樹があんまりカワイイから……。俺はどうすればいいんだ!? 

当然のことながら、なるようになるわけです(怒)。

ぼくたちの秘


◆ Saenai Bokura ◆

僕、相原かおるは「学年一トロくて地味なやつ」と言われています。一方、クラスメートの土屋英明は「学年一無愛想で だらしないやつ」だって。でも、そんな冴えない二人ですが、じつは僕たち、つきあっているんです……。今日は土屋の家へ、はじめて遊びに行く日。ご家族は不在で土屋がひとりだけ。なんだかとっても緊張します。みんなは知らないけど、ホントは土屋ってとってもキレイ。でも、それで今まで苦労してきたから、外見を誤魔化しているんです。「外見で判断するやつなんてサイテーだ」って。僕は牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけてる超ド近眼だから、仲良くなるまで土屋がキレイだなんてこと全然気がつきませんでした。トロくってバカにされてばかりだった僕に親切にしてくれた、そんな土屋を僕は好きになったんです。土屋ってあんなにキレイなのに、トロくって地味で、そのうえチンクシャな僕を好きだって言ってくれます。僕は信じられないんですけど「眼鏡をとった、かおるはとってもかわいい」って、土屋は言ってくれます。嘘でも僕はうれしいんです。僕たちが愛し合い、理解し合ってさえいれば……。

昔の少女マンガの黄金のパターン。「こんなさえない私に、どうしてあんなに素敵な人が」ってやつです。でも、こういう夢は決して女の子のものだけじゃないんですよ、本当は(苦笑)。

ない僕ら


◆ Asita ha kitto 「HAPPY END」 ◆

香西夏己―― 彼は誰にでも好かれ可愛がられている学園のアイドル。可憐な容姿と人懐っこい笑顔。そして誰にでもやさしい。そう――俺という、ただ一人の例外を除いては……。前はこんなでもなかった。香西とは一度席がとなりになったことがあって、その時は気もあったし仲もすごく良かった。俺はあいつの笑顔が見たくって、何度もあいつを笑わせて……。なのに、最近俺に見せる顔といったら しかめ顔ばかり。俺…あいつが怒るようなこと何かしたっけ? でも、やっぱり、できればまたあの時みたいに仲良くなりたいし――。俺は謝ろうと思った。あいつを怒らせた理由を聞き出して、許してもらおうと思った。ところが、そんな俺をあいつは「馬鹿! 鈍感! おまえとなんか友だちになんかなりたくないんだよ!」と言い放った。そして学校の屋上から飛び下り自殺をはかった。「わーっ、香西! ! 早まるなーッ! ! !」

これも黄金のパターンです。でも、ラストはハッピーエンド……ってか?(怒)

あしたはきっと
 HAPPY END

 


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