●●● BSS『アレクセイの花園』バックログ ●●●


● 2003年2月中旬(2)
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メールの転送。(下) 投稿者:aoi  投稿日: 2月20日(木)23時26分56秒

 日本政府はイラクが国連決議を遵守していないとことあるたびに述べていますが、過去、イスラエルが60件に及ぶ国連決議を無視してきたことを看過し続けています。
朝鮮民主主義共和国の核保有問題についても非軍事的な解決の道を選ぶと言ったり、「北朝鮮問題で米国に世話になるのでイラク攻撃を支持するしかない」と言う趣旨のことを述べています。これらは日本政府が明らかに米国のダブルスタンダードに追随していることを物語るものであり整合性もなく、きわめて非論理的なものです。

 さらに昨年7月に国際刑事裁判所(ICC)設立条約が成立し、戦争犯罪に関する国際司法制度が設立されました。コフィ・アナン国連事務総長はこの国際刑事裁判所について次のように述べています。すなわち、(国際刑事裁判所)は少なくとも、ジェノサイド、人道に対する罪そして戦争犯罪といった国際社会に対する重大な犯罪を裁く常設裁判所という、国際法体系が長い間失っていた輪を提供することを約束する、と。

 しかし、米国のブッシュ政権はこの制度からの離脱を表明し、結果としてイラクで米軍兵士が行う戦争犯罪の疑いのある行為を国際的に裁くことができません。米国が国際刑事裁判所(ICC)条約を批准する意思も示していない以上、日本が米軍の攻撃を支持することは、今日の国際水準の戦争に関する規制が適用されないことを黙認し、日本はイラクで起こりうる戦争犯罪の共犯となりうると言わざるを得ません。ましてや状況によっては核兵器の使用もありうると米国防長官は公言しているのです。これを食いとめるすべもないまま日本政府が米軍支持をするのは犯罪です。

 そのブッシュ政権が地球温暖化防止のための京都議定書や核実験全面禁止条約(CTBT)さらに米ロ弾道弾迎撃ミサイル制限条約(ABM)など、国際的にみてきわめて重要な公約を次々に反故にしてきたことは周知の事実です。

 いずれにしてもイラク問題は国連による徹底した査察のなかで、非軍事的手段で逐次解決して行くことが、理性ある国家が選択すべき最良の道であるはずです。

 10,600個の核弾頭を所有し、世界30カ国に軍事基地を持ち、世界の軍事費の50%になんなんとする軍事大国米国による正当性なきイラクへの先制武力攻撃は、罪のない数限りない子供など市民を殺傷し環境を破壊するだけでなく、21世紀における世界のありようを根底から破壊し、取り返しのつかない大きな禍根を残します。
 
 米国に何でも追随してきた日本政府ですが、イラクと日本はもともと何ら敵対的な関係にありません。イラク攻撃を実質的に容認、支持することは、日本の国益にもなりません。米国による戦争行為への日本の支持は明らかに間違いです。

 日本は米国の親密な同盟国であればこそ、米国が何が何でもイラク攻撃をするという姿勢を是正させる義務と責任があるはずです。

 思慮ある衆議院、参議院の国会議員の皆様、何としても日本政府に米国等のイラク攻撃の養親、支援を制止させるよう、切にお願い申し上げます。

--------------------- Original Message Ends --------------------


メールの転送。(中) 投稿者:aoi  投稿日: 2月20日(木)23時25分56秒

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国会議員各位

正当性なき米国のイラク攻撃への日本政府の実質的支持の撤回要請について
             意見申し入れ


          【呼びかけ人代表、発議者】
            青山貞一 (環境総合研究所所長、
                  環境行政改革フォーラム代表幹事)
          【呼びかけ人】
            池田こみち(環境総合研究所副所長、関東学院大学
                  経済学部講師、国際市民参加学会会員)
            枝廣 淳子(会議通訳者、環境ジャーナリスト)
            大河内秀人(見樹院住職、NPO法人パレスチナ
                  子どものキャンペーン常務理事)
            逢坂 誠二(北海道ニセコ町町長)
            小野寺義象(弁護士、仙台弁護士会)
            梶山 正三(弁護士、ゴミ弁連会長)
            釜井 英法(弁護士、ゴミ弁連会員)
            佐竹 俊之(弁護士、ゴミ弁連会員)
            鈴木 譲 (東京大学大学院農学生命科学研究科
                  附属水産実験所)
            鷹取 敦 (環境総合研究所主任研究員、
                  法政大学工学部講師)
            田中 優 (日本国際ボランティアセンター理事)
            辻 淳夫 (日本湿地ネットワーク代表、
                  藤前干潟を守る会代表)
            花輪 伸一(WWFジャパン自然保護室)
            原科 幸彦(東京工業大学大学院教授、
                  国際影響評価学会理事)
            星川 淳 (作家・翻訳家、屋久島環境政策研究所)


 過去の人類の歴史、経験から武力攻撃が何ら問題解決にならないことは明らかです。
このことを最もよく知っているのは日本国民のはずです。

 ドイツ、フランス、ベルギー、ロシア、中国など国連安保理主要国を含むEU等の国々は大量 破壊兵器廃棄のための査察の継続を強く求めています。この2月15日にはニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリンなど世界60カ国、400カ所で1000万人を超えるひとびとのイラク攻撃反対デモもありました。全米各地でもベトナム戦争時に比肩する反戦デモや集会が、東海岸のニューヨークから西海岸のロサンゼルスまで全米約150の都市で行わ、ニューヨーク・マンハッタンでは約38万人もの市民が参加しています。各国の世論調査でも70〜80%のひとびとが米国の正当性のない武力攻撃に反対の意志を表明しています。

 このような国際的な大きな反戦、非戦のうねりのなか、日本政府は米国のイラク攻撃を実質的に支援することをきめました。これは非軍事的方法で解決を求める圧倒的多くの国際世論から、また憲法において武力による国際紛争の解決を放棄した国家として論理的にも間違っていると思われます。

 日本が米国の同盟国であるのは事実です。しかし、ドイツ、フランスなど米国の主要同盟国でさえ、今回の米国のイラク攻撃についてはNATOや国連安保理において明確かつ論理的に批判し、査察の継続を求めています。


メール転送。(上) 投稿者:aoi  投稿日: 2月20日(木)23時22分51秒

AOI さんの友人よりメールが転送されてきました。
少し長くなりますが、お読みいただければとのことです。

以下転送部分。
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みなさま


青山貞一です。
 
 正当性なき米国のイラク攻撃を実質的に容認、支持しそう(している)日本政府に対し、衆議院、参議院議員を通 じて撤回を要請するための意見申し入れです。

 何回かにわたり衆参議長、国会議員及び与野党代表に意見申し入れする予定です。

 以下の文面に賛同される方は、必ず no-war-iraq@eforum.jp 宛にご自身の氏名と所属あるいは肩書きをお送り下さい。

 所属、肩書きがない場合は、山田 太郎(東京都品川区)のように居住地名をお書き下さい。

 なお、意見申し入れ文書、呼びかけ人、さらに一定期間毎に集約した賛同者は、以下のホームページにて公開します。また各種連絡事項もHPに掲載する予定です。

環境行政改革フォーラムHP
 http://www.eforum.jp/shihou/iken-moushiire1.html

正当性なき米国のイラク攻撃HP
 http://www.01.246.ne.jp/~aoyama/iken-moushiire1.html


 本メールは転載歓迎ですので、他のメーリングリストはじめお知り合い、友人等にも転送頂けると幸いです。

 賛同署名は、必ず  no-war-iraq@eforum.jp にお送り下さい。


転送大歓迎です(上記を含めすべてを転送して下さい)
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「Cafe Impala News『新世紀へようこそ』 第95号」より(下) 投稿者:園主  投稿日: 2月20日(木)21時28分03秒


 追記 この週末、沖縄で二つの平和集会が開かれます。詳細は文末に記します。
 世界的に反戦運動が盛り上がっている中、沖縄の人々もがんばっています。お近くの方、また旅行で沖縄に来られている方、ご参加ください。ぼくも顔を出すつもりです。

 沖縄と言えば、昨日、名護市議会がイラク攻撃に反対する決議を全会一致で可決しました。県内の自治体としてははじめてのことで、他へも波及するものとみられます。
 名護が決議に踏み切った裏には、キャンプ・シュワブの重機関銃射撃訓練を再開するというアメリカ海兵隊の発表の影響があったかもしれません。去年の7月に事故を起こして以来ずっとやめていたのに、原因究明もないまままたはじめるというので、名護市は猛烈に反発しています。基地の島ならでの切実な決議です。
 

  ■2月22日(土) 14:00〜16:30
  『イラクのこどもたちは今』(バグダット派遣団報告会)
  場所:那覇市民会館
       −イラク写真パネル展
       −バグダット派遣団からの報告
       −トーク、他

  ■2月23日(日) 13:00〜17:00
  『イラクに平和を!』コンサート
  場所:国際通り・旧国際ショピングセンター跡地
   飛び入り歓迎!

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   池澤夏樹公式サイト「カフェ・インパラ」

   発行:有限会社インパラ


「Cafe Impala News『新世紀へようこそ』 第95号」より(中) 投稿者:園主  投稿日: 2月20日(木)21時27分28秒


 日本のこの方針転換は決して国ぜんたいの熟慮の結果ではありません。政府からは何の説明もなく、従って議論も一切なかった。メディアはほとんど報道しなかった。政府首脳には自分たちがどういう道を選んだか、わかっていないのかもしれない。そう考えないと、今の首相や外相の発する言葉の矛盾は説明できません。

 具体的に説明しましょう。

 第二次大戦後の世界で、平和への貢献に関して日本が誇れることはいくつかありました。
 まず、日本は少なくとも武器の輸出という商売はしなかった。いくつかの違反事例はあるようですが、原則としてこれは守られてきました。アメリカはじめ先進国のほとんどが武器を売って稼いでいる時に、それだけはしなかった。
 また、アメリカの核の傘の下に入っていたとはいえ、自分では核兵器は持たなかった。その技術も材料も手元にあったけれど、しかし製造はしなかった。
 もう一つ、ある意味では最も重要なのは、日本の軍人が任務として人を殺したことが一度もなかったということです。
 実際問題として日本は「国際紛争を解決する手段としての武力の行使」はしないできた。これらは明かに日本が主体的に決めて守ってきた方針でした。

 しかし、アフガニスタンを攻撃するアメリカ軍に給油するために派遣された自衛艦は、結果 においてアフガニスタンの人々を殺すのに手を貸しました。あの作戦行動のどこが「自衛」なのか。仮に憲法解釈によって自衛のための戦闘を認めるとしても、武力によるタリバン排除がなぜ自衛になるのか。
 今回のアメリカ主導のイラク侵攻もまた日本の自衛とはまったく無関係な行動です。いわゆる集団的自衛権の範囲をも大きく踏み越えるものです。今、イラクはアメリカを攻撃しようとしているわけではないし、かつて攻撃したこともない。日本にとっても、いかなる意味でも脅威ではないばかりか、むしろ敵を増やすことになる。

 ヨーロッパの国々はしばらく前から世界のバランスを取ろうとしてきました。冷戦のあとでアメリカ一国が強者になるのは好ましくない。だからかつてあれほど仲が悪かったフランスとドイツが手を握り、この二か国を核としてEUを構築した。ユーロという新しい通 貨を立ててドルに対抗しようとした。
 この試みは成功しました。それ以上に、この試みが必要な措置であったことが今回のような横暴なアメリカの出現で証明された。いらだつアメリカのふるまいが却ってヨーロッパの結束を促すことになる。
 このような先を読んだ世界観と主体性を日本は持てませんでした。だから川口外相のような世にも軽い、ぺらぺらな発言が出てくる。ぼくが日本の停滞、日本の迷いと言うのはこのようなことです。

 先日、アメリカの軍事関係者が、きたるべきイラク攻撃の展開を解説した時に、「ヒロシマ効果 」という言葉を使いました。開戦の初日に300発から400発のミサイルをイラクに撃ち込む。翌日も同じ数のミサイルを投入する。この集中的な大量 破壊によってイラク側の戦意喪失を図る。これを「ヒロシマ効果」と呼んだのです。
 日本としてこれは聞き流せることではないはずです。アメリカの軍人は今もヒロシマを成功した戦略と見なしている。10万人の死者のことも、あとあとまで残った放射能障害のことも、まるで念頭にない。日本にすれば、ここで抗議しなくて何のための50年に亘る平和主義と反核だったのか。非核三原則は何だったのか。

 もしもヨーロッパの例に倣うとすれば、日本にとって大事なのは遠いアメリカとの関係ではなく、近い中国や朝鮮半島の二国との仲です。
 この1年、日本は逆のコースをたどりました。近隣諸国を敵視する姿勢ばかりを前に出した。
 日本人のすべてがこの方針に賛成しているわけではない。人々は迷い、議論は乱れていますが、それ自体は悪いことではないでしょう。今はむしろ議論をまとめようとする動きに警戒した方がいいかもしれません。

 次回は、また少し後になるかもしれませんが、恐怖による誘導という政治原理のことを考えてみたいと思います。

               池澤夏樹 2003年2月20日





( 以下は「「Cafe Impala News『新世紀へようこそ』 第95号」より(下)」につづく)


「Cafe Impala News『新世紀へようこそ』 第95号」より(上) 投稿者:園主  投稿日: 2月20日(木)21時26分33秒


みなさま、私、本日は時間がございませんので、先日ご紹介いたしました池澤夏樹公式ウェブサイト「カフェ・インパラ」発行のメールマガジン[Cafe Impala News] 最新号のご紹介だけをさせていただきたいと存じます。
著者 池澤夏樹氏の意図を汲んで、再び、ここ「花園」でのご紹介いたしますが、何度も「全文引用」するのは、私も気が退けますので、できればみなさまも、末尾のアドレスからメールマガジンの登録をなさって下さいまし。もちろん無料でございます。

(※ なお、ここでの紹介にあたっては、改行の変更やURLの文中埋め込みなど、主に「見栄え」の観点から、一部改変をおこなっております)



===============(以下、引用)==============


 『新世紀へようこそ』 第95号


 「日本の停滞、日本の迷い 2」


 日本の停滞、日本の迷い、について再び考えます。

 イラク攻撃に関して、今の日本は分裂しています。国民の大半は戦争に反対。しかし政府はブッシュ政権によるイラク攻撃を支持する姿勢を変えません。更に川口外相は、アメリカ支持をためらっているメキシコなどの安保理非常任理事国を説得すると言っています。これは単にアメリカ支持を表明することを超えるもの、大量 殺人への荷担を教唆煽動する行為です。
 『イラクの小さな橋を渡って』の視点に立てばそういうことになります。

 これまでは武力行使を支持するか否かについて国内では「まだ言えない、言わないのが国益」と後出しジャンケン主義でいたのに、他の国に賛成しなさいと言ってまわるのは矛盾でしょう。
 小泉政権はもちろん武力行使に賛成、大賛成と言いたい。しかし国民の8割は戦争に反対。その国民を説得する論理はない。だから国内ではまだ決めないと言いながら外ではあからさまに支持を表明する。

 大きなメディアも分裂しています。新聞は正面にはブッシュ=小泉政権寄りの官製報道を掲げながら、コラムや署名記事では反戦の思いを語っています。
 それに対して、ヨーロッパ諸国は政府もメディアもそれぞれの戦略に立った上で、はっきりと意思表示をしています。
 ドイツのフィッシャー外相は「ドイツの国民は圧倒的に戦争に反対である。戦争回避の道が残されている以上、私は国民を戦争に向けて説得することはできない」と言いました。これが民主主義というものでしょう。
 フランスのドビルパン外相は14日の安保理で「戦争と占領と蛮行を体験した古い国」の代表として「我々の責任と名誉にかけて、平和的な武装解除を優先すべきだ」と述べました。会場にいた各国の外交官が(通 常は禁止されているにもかかわらず)一斉に拍手したそうです。
 それに対して、日本政府のふるまいはアメリカ追従というに尽きます。

 政府はアメリカの対イラク政策をそのまま追認するだけでなく、米軍の指揮下に入って戦争を遂行することを前提に軍艦を派遣しました。去年の12月に海上自衛隊のイージス艦「きりしま」がほとんど何の議論もないうちにインド洋に向かいました。あれが分かれ目だったという気がします。イージス艦は、名前が奇妙だからわかりにくいけれど、輸送ではなく戦闘に従事する艦です。事実上政府はアフガニスタンの時からまた一歩大きく踏み出したわけです。





( 以下は「「Cafe Impala News『新世紀へようこそ』 第95号」より(中)」につづく)


人間探求(5) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月20日(木)20時36分08秒


 ブギーポップ・モコナさま
> 芥川賞作家の池澤夏樹さんといえば、声優の池澤春奈さんのお父上ですね。

 そうなんですか。ボクも池澤夏樹さんが、福永武彦さんのご子息であることは知ってましたよ。ただ、Keenさまもおっしゃっているとおり、池澤夏樹はそういう色眼鏡で見られるのが厭なのか、福永さんとの関係は一切語られていないようですね。
 たしかに昔の人は「親の七光り」と言われるのを恥だと思い、わざわざ名前(芸名・筆名)まで変えた人が少なくなかったようなんです。でも、小泉首相のご子息の例もそうですが、今の人にはあまりそういう「私は私というこだわり」はなくて、「コネはつかわないと損だ」というあっけらかんとした割り切りが強いみたいですね。
 ここで対立しているものも、「賞」の問題と同じで、「美意識か実益」かということなんだと思います。

> 色分けしたけど、うまく表示されたかな?

 黄緑色は、明度が高すぎて、読みづらいようですね。


 園主さま
> ああ、そなたの棘の痛みもまた、我が喜び。愛すればこそ……(笑)。

 今回は「ぐーぱんち」3発です。覚悟しといてください。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


人間探求(4) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月20日(木)20時35分34秒


 楽古堂主人さま
>・ 小生、アカデミー賞に限らず、およそ賞と呼ばれるものに関心がないのです。
>・ 自分が評価できる作品が、賞とは関係のないところにあるという例を、あまりにもたくさん見てきました。
>・ アカデミー賞についても、まったく知識がありません。
>・ その歴史や沿革、ジャンル分けの考え方について、どなたか、ご存じないでしょうか?

 ボクも「アカデミー賞」のことは詳しくありません。

 ただ「賞」一般については「興味」があります。それは「賞の権威」を認めるということではなく、「権威をめぐる人間模様」に興味があるからです。
 例えば「直木賞」「芥川賞」「泉鏡花賞」「江戸川乱歩賞」「日本推理作家協会賞」「日本SF大賞」「小松左京賞」など、ボクたちに馴染みの深い「日本の文学賞」を例に取ればわかりやすいと思います。

 楽古堂さまもおっしゃっているとおり、ボクも『自分が評価できる作品が、賞とは関係のないところにあるという例を、あまりにもたくさん見てきました』。でも、これは極論すれば(選考者との)「好みの差」だとも言え、その意味では「賞」なんてものは、どうでもいいものなんです。
 でも、実際はそれだけではないんです。「賞」には、「地位」と「名誉」と「実益」が絡み、つねに「人間くさい欲望」と「ドロドロとした人間模様」がつきまとうんです。

 例えば、ある文芸評論家が、晩年に、それまで自分が否定していた「お国の御墨付き」である「芸術院恩賜賞」だかを受けて、多くの人から批判されましたし、親友の作家だか評論家だかが「ぶん殴ってでも止めるべきだった」というようなことを書いていたと思います。
 なぜ、この評論家が、変節して「賞」を受けたのか詳しくは知りませんが、要するには「評論家では食えない」ということだったようです。つまり「芸術院恩賜賞」を受け、いずれ芸術院の会員になったら(事実なりました)、「年金」はもらえるし、世間的にはその「肩書き」から「国を代表する優れた芸術家」だという風に見られ、「(世俗的な)権威」を身に纏うことになりますからね。

 大西巨人さんはあるエッセイで「賞になど興味はないと言いながら、知り合いが受賞すると、そのパーティーには必ず出席して、お祝いのスピーチまでするような者がいる」という主旨の批判を書かれていましたが、「賞」の問題とは、じつは「そうしたレベル」の話なんです。もちろん、大西巨人さんもさる大きい文学賞を断った人ですが、問題は自分が「貴方が今回の○○賞に選ばれました」と言われた時に「そんなものの価値は認めてないのでいりません」と言えるか、それとも「あれこれ言い訳」を考えたあげく、結論としては「ありがたく拝受」するか、ということなんです。で、実際にはどうかというと、大抵の人は「賞」というものが大抵は「商業戦略的なものでしかなく、文化的な価値などない」と思いながらも、個人的には「何かと得する」ものだから「欲しい」と思っているし、事実もらうんですよね。文学賞にその名を残す、ある有名純文学者がその昔「直木賞をくれ」と手紙で直訴した話は有名です。この時のこの作家の身も蓋もない行動は、今の文学者の戯画だったとも言えるでしょう。

 そういう意味で、各種の「賞」を見ていくと、その業界の裏の「思惑」や「人間模様」が見えてきて、下手な小説よりも面 白いということはあるんです。また事実そのとおりだからこそ、「ノーベル賞」や「アカデミー賞」など、いろんな賞の裏側を扱ったノンフィクションが読まれたりもするんでしょう。そうしたところには、人間の「建て前と本音」「明と暗」が如実にあらわれるからなんでしょう。これは、園主さまが問題として取り上げた『2003 本格ミステリ・ベスト10』(探偵小説研究会 編著・原書房 刊)の問題とも同じで、業界にコネの有る無しにかかわらず、おおよそ「人の心掛け」として、まったく無縁な人なんかいないんだと思います。

 園主さまが蒼きハートのロックンロール ―― ザ・ブルーハーツ アレクセイ掌編集所収)で、ザ・ブルーハーツの「イメージ」(作詞・作曲/真島昌利)の歌詞を紹介して、その苦渋に満ちた「自己批評」を指摘していますが、多くの芸術家はこれが出来ずに「自己欺瞞」の陥穽に落ち、ブルーハーツが『クダらねぇインチキばかりあふれてやがる ボタンを押してやるから吹っ飛んじまえ』と歌わざるを得なかった、この「汚い世界」の構成要素のひとつになりさがってしまうんですよね。





( 以下は「人間探求(5)」につづく)


人間探求(3) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月20日(木)20時34分44秒


 Keenさま(続き)

> 『千と千尋の神隠し』は、オスカーは取れないと思います。(小さい部門の賞なら、あるいは?)
> 「ディズニー社」が、「アメリカの威信をかけて」取らせないであろう、とささやかれています。私も又聞きなのですが……身びいきが強いらしいです。

 当然、身びいきはあるでしょうね。・・・やっぱり無理かなあ?

 でも、ボクがひとつだけ強調しておきたいのは、「ディズニー」と「アメリカ」の『威信にかけて』なんて考えているのは、ディズニー社の経営陣とアメリカ映画界の権威者の一部で、実際に映画の製作に携わっているクリエイターの大半は「良い物は良い」と認めてるんですよね。
 映画やアニメを作ろうなんて人は、多かれ少くなかれ「オタク」なんです。で、「オタク」というのは、以前に園主さまが「オタク」の定義についてで論じておられたように、良くも悪くも「社会性」の欠如してるところがあるから、それが「良いもの」であり「彼ら(個人を)を楽しませるもの」あれば、「国籍」や「権威」なんて問わないんですよ。

 だから、たとえ『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞を取れなかったとしても、それでアメリカのアニメ制作者や映画関係者を恨もうとは思いません。そういう、ケチなことするのは、「クリエーター・マインド」を共有しない(出来ない)「オフィス」の背広組。「現場」の人たちは、むしろそういうことがあれば一緒になって怒ってくれることでしょう。事実、『千と千尋の神隠し』が候補作になったのも、アメリカの配給関係のスタッフやファンの、自主的な運動があったからだそうですよ。

> アカデミー賞は、カンヌとは全く考え方が違い、「アメリカ本土において、どれほどヒットしたか」に対して与えられるものだそうです。
> ですから、興行成績が悪ければ、例えどんなに優れた作品であろうと対象外になります。

 興行成績は悪くないはずですよ。それに、ジブリは配給でディズニーと提携してたんじゃないかな? もちろん提携してるからって、本家の作品が負けることを容認しはしないでしょうけど、ディズニーもハリウッドばりに「ミヤザキをディズニーに招いて、ディズニー作品を作らせよう」というようなことくらいは考えているんじゃないでしょうか。

> ちょっと驚いてしまいました。
> 楽古堂さまも、「お父さん」なんだなあって……
> だって、ちっとも「オヤジ」っぽくないんですもの(笑)。

 そうですね。楽古堂さまって、「もの静かな文学青年」って感じがしますもんね。

> 鏡花を霊媒として、金沢が私と中井さん、赤江瀑さんとを引き合わせ、その後、竹本さん&園主さまとの出会いがあったのです。

> 中井さんにとっても、私は「かの土地のひと」というファクターが大きかったようです。
それに反発を覚えた時期もありましたが……

 そう言えば、どこで読んだのかは忘れましたが、中井さん同様、鏡花も「母親」の原像に惹かれ執着した人ですよね。その意味では、中井さんはKeenさんにも、そういう「母性的なもの」を(「少年的なもの」と同時に)期待したのかも知れません。つまり、いらなかったのは「女性的なもの」だったんでしょう。

> モコナさまの「チロルチョコ」、カワイイっ♪
> 苺味も、マロン味もありますわよー(^0^*

 『期間限定』は、「キット・カット」のようですね。混同してました(笑)。





( 以下は「人間探求(4)」につづく)


人間探求(2) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月20日(木)20時33分52秒


 Keenさま
> 柳沢教授は、素晴らしいですね!
> 文庫版は、コミックスの16巻までを収録、となってましたので、早速17〜19巻と、アレクセイ掌編集でお薦めの『不思議な少年』と『短編集』をネット書店に注文しました。

 そうでしょう。気に入ってもらえて、ボクもうれしいです(^-^)。

> 私は、いまのところ、「アジャパー教」の話が好きです。

 『「アジャパー教」の話』は、きれいな女の人が「アジャパー、アジャパー!」って間抜けな祈祷をするんで印象に残ってますが、内容的にはそれほど印象に残っていません。やっぱり視点の違いなんでしょうね。

> 「アジャパー教」に関連して、なだいなだ『神、この人間的なもの』(岩波新書)も読んでいます。いつものように対話形式で書かれ、大変わかり易く、また、興味深い内容です。『クレシェンド』といい、どうも「信じる」ということが鍵のひとつなのですね。

 あらゆる「懐疑論」というのは、当然、その主体(懐疑する主体)である「自己」を「信じる」ところからしか出発できませんが、だからこそ「自己」こそがもっとも「疑い難く」、まただからこそ逆に「自己」を懐疑しない「懐疑論」は、「懐疑論」の名に値しないとも言えると思います。
 つまり「懐疑論」とは、以前、園主さまも書いておられましたとおり、「私は、私の主観を懐疑する、と信じる私を懐疑する、と信じる私を懐疑する・・・」という永久運動の中に自分を置くことなんでしょうね。ですから「私は自分をも疑うことを忘れない。だから大丈夫」というのは、間違った自己認識なんだと思います。

 でも、まあ、そのくらいに「世界は主観(信じること)で出来ている」ということなんでしょうね。

> 私は、私の「愛するもの」を信じたいな、と思います。
> ただし、「盲愛」には陥らぬように……

 そうですね。うまく言えないけど「信じることが疑うことを妨げないような、信」「疑うことが信であるような、疑」・・・ちょうど科学者の「世界の真理」に対する態度のような、「信疑一体」の境地になれたらいいなと思います。

> クラウス兄はまだ途中ですが、ヒロミツくん=「宇宙人」の話がベストだ、といってます。
もっともっと、教授の世界を深めたいですね。

 『ヒロミツくん=「宇宙人」の話』は、当然、子供たちの視点から語られた作品ですよね。あれかな? 子供たちが教授の本棚をひっくり返して、紙細工で誤魔化そうとするやつ?
 クラウスさまはきっと、子供がお好きなんでしょうね(笑)。

> つ・ついに私も……ぷち「園主さま」してしまいましたっ!
> 社会思想社がなくなってしまった、とのことで、現代教養文庫も風前の灯火。
> そこで、「後悔するなら『買って』、本に埋もれてしてやる〜!」とばかり、「修道士カドフェルシリーズ」の残りやら、夢野久作・小栗虫太郎の代表作いがいのものやら、どっさり買い込んで参りました。支払いはカードで。
> ……あ、埴谷雄高『死霊』第1巻も買いましたよ♪

> というわけで、久々にテンション高いKeenなのでした。

 やりましたねー(笑)。でも、その気持ち、よくわかります。それに在庫整理分だけの『現代教養文庫』は買っておいて損はないと思います。同じものが他から新たに出るかも知れませんが、その時は定価が五割増しくらいになっているでしょうからね。

> 『死霊』読み始めたところですが、序章でいきなり爆笑してしまいました。
> はたして、これはギャグなのか……?

 ボクも『死霊』は読んでいなかったんですが、Keenさまもまだだったんですね。
 『序章でいきなり爆笑』ですか、ますます気になる作品ですね(笑)。

> あらま、そんな、いやですわ、aoiの上。
> アリョーシャの君&ホランドの小君じゃあるまいし……ほほほ。

って、すぐにそれなんだからなあ、もう! 「妄想」は感染するし、「信じる」人にはそれが「真実」になっちゃうんですから、気をつけてくださいよね。
 それにしても・・・頭のなかで、変な想像をめぐらされているのかと思うと、うう(-_-;)。





( 以下は「人間探求(3)」につづく)


人間探求(1) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月20日(木)20時32分45秒

 みなさん、こんばんは! 『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』がまもなく公開とあって、あちこちで話題にのぼってますね。ネットで大騒ぎになった「訳語」の問題も、今回の第二部ではクリアされたみたいだし、何より今回はもの凄い戦闘シーンがあったりして、盛り上がりは前作の比ではなく、とても評判が良いようですよ。前作を見ていない人は、第二部『二つの塔』の公開に備えて、ぜひ第一部をビデオやDVDで観ておいて下さい。この三部作は、観て損はないと思いますよ。





 aoiさま
> AOI さん、高からず、低からず純国産鼻梁とシモーヌ・ベスプッチにも比す微笑みの絶えない唇との間に腫れ物ができてしまったのです。
> 「当分花園には顔出しできないわ」って、見かけによらず、恥ずかしがり屋さんなんでした(笑)。

 「見かけによらず」っていうことはないですよ。自分の意見をハッキリ言う人って、案外それ以外のところでは「恥ずかしがり屋」なものです。かく言うボクだってそうですし(笑)、かの園主さまだって、意外にそうなんです。
 例えば、園主さまはカラオケが大好きで、歌唱力にも自信を持ってるし、独りで何時間でも歌えるくらい歌うことが好きなんですが、カラオケ店みたいな小さなところでなら平気なのに、宴会の席なんかで、舞台の上に立って大勢を前にして歌う、なんてことは絶対出来ないんだそうですよ。

 つまり批評にせよ、カラオケにせよ、目立つくらい(立派な・優れた)ことをやりたいという気持ちはあるんですが、「目立つため」にやっているわけではないし、ただ目立ちたいというのとは違うということなんでしょうね。

> aoiが代わりに来ました。春ですね〜(笑)。
> 冬に植えたお庭のパンジーも首を伸ばして、お日さま求めています。
> 花粉も飛びはじめたようで・・・ヘ、ヘ〜〜クッション!

 AOIさまには「睡眠と栄養摂取で、お大事に」とお伝え下さい。aoiさまも「マスクとうがいで、お大事に」(笑)。

> そんなわけで、AOI さんは当分来ません。
> わたし を誘惑してちょうだい!

 『誘惑してちょうだい!』と言う人を「誘惑する」っていうのは、変ですよ。だって「誘惑」とは「誘い、惑わせる」でしょ? 「誘って」という人を「誘う」ことはできるけど、でも「惑わせる」ことは望みどおりなんだからできません。したがって、残念ながら「誘惑」はできません。残念だなあー、ホント(^-^;)。

> 柳沢教授はみんなで読み合いたいですねえ。M・Uさまも気に入っていらしたし・・・。

 そうですね。『天才 柳沢教授の生活』はみなさんに読んでいただいて、みんなで語り合いたい作品です。今は「NSR」が実質休止中ですけど、いずれみんなで、この作品を取り上げるというのはどうでしょうか? これまでのように、どれか一本に絞るのではなく、どの作品が好きかということを発表し合って、それをネタに語り合うんです。きっと、個性が出て面 白いと思いますよ。





( 以下は「人間探求(2)」につづく)


Je t'aime. (ジュテーム) 投稿者:Keen  投稿日: 2月20日(木)18時41分35秒

☆モコナさま

>芥川賞作家の池澤夏樹さんといえば、声優の池澤春奈さんのお父上ですね。

ほほー、それは知りませんでした。
こういう「××の子」式の言い方って、ご本人は無茶苦茶嫌がるでしょうが、我々の世代ではむしろ「池澤夏樹さんといえば、福永武彦さんのご子息ですね。」でしたので……あれ、違いましたっけ?なんか自信なくなってきた……☆
いずれにせよ、時は流れたのですねえ。

>『ラジオ・ジュテーム』

面白そう。聴いてみたかったな(笑)。

『柳沢教授』の続きその他が、届きました♪
18巻のまもるくんの話で、泣きました。
それと、『死霊』読み始めたところですが、序章でいきなり爆笑してしまいました。
はたして、これはギャグなのか……?


ジュテーム 投稿者:ブギーポップ・モコナ  投稿日: 2月20日(木)16時33分45秒

芥川賞作家の池澤夏樹さんといえば、声優の池澤春奈さんのお父上ですね。
数年前、フランス語がお得意の池澤春奈さんが同じく声優の氷上恭子さんと組んでいた『ラジオ・ジュテーム』は、お気に入りのお笑い(?)ラジオ番組でした。
番組での二人の愛称は、モンテスキュー武蔵ポルナレフ大和というおかしなもの。
色分けしたけど、うまく表示されたかな?


メタつっこみ 投稿者:Keen@ハイテンション  投稿日: 2月19日(水)23時23分38秒

☆aoiさま

>何するの?もしかしてえっち?ふふ

あらま、そんな、いやですわ、aoiの上。
アリョーシャの君&ホランドの小君じゃあるまいし……ほほほ。

>(そんな映画があったような・・・)

何でしたっけ?
P.グリーナウェイ『コックと泥棒、その妻と愛人』は、私と影姫さまのイチ推しですが。

>芽吹きの春に肉体が反応しているだけですね。きっと。

お気をつけ遊ばせ。フフフ♪

>柳沢教授はみんなで読み合いたいですねえ。M・Uさまも気に入っていらしたし・・・。

まったくですわ。

☆楽古堂さま

『千と千尋の神隠し』は、オスカーは取れないと思います。(小さい部門の賞なら、あるいは?)
「ディズニー社」が、「アメリカの威信をかけて」取らせないであろう、とささやかれています。私も又聞きなのですが……身びいきが強いらしいです。
アカデミー賞は、カンヌとは全く考え方が違い、「アメリカ本土において、どれほどヒットしたか」に対して与えられるものだそうです。
ですから、興行成績が悪ければ、例えどんなに優れた作品であろうと対象外になります。
私もさほど詳しくはないのですが、ご参考までに。

>僕の八歳の息子も見おわって、「新しい川が生まれることってあるの?」と、質問してくれました。

ちょっと驚いてしまいました。
楽古堂さまも、「お父さん」なんだなあって……
だって、ちっとも「オヤジ」っぽくないんですもの(笑)。
ステキなお父さんでよかったわね、楽古堂Jr.くん(^0^*

「由良」についてのご講義も、ありがとうございました。勉強になります!(笑)
「布留」については、いずれアーニャにも調べてもらいましょう。

>『指輪物語』は、小生が世界でいちばん大好きな物語なのです。

読んでみたい、とは思ってるのですが……(苦笑)

>竹本健治さんを霊媒として、泉鏡花の土地の女性を、またしてもあの方が招いているのかも。

これは逆です。鏡花を霊媒として、金沢が私と中井さん、赤江瀑さんとを引き合わせ、その後、竹本さん&園主さまとの出会いがあったのです。
創元ライブラリ『中井英夫全集・5』に、赤江瀑さんが思い出話を寄せています。
これについては、いささか赤江さんの記憶違いがあるようです。
赤江さんの鏡花賞授賞式は、確か1984年11月の、3日(土・祝)か4日(日)のいずれかであったはずです。私の友人たちが、金沢らしい豪雨でずぶ濡れになった、と言ってました。いくら金沢でも、この時期にまだ降雪はありません。金沢というと雪、というイメージがあったのでしょうか?
……これが縁で、私は初めて『虚無への供物』を読んだのでした。とても、懐かしいです。
中井さんにとっても、私は「かの土地のひと」というファクターが大きかったようです。
それに反発を覚えた時期もありましたが……
この辺りのことは、『クレシェンド』にも関わることですので、いずれまた。

では、今夜はこれにて。
お休みなさい。

PS.モコナさまの「チロルチョコ」、カワイイっ♪
   苺味も、マロン味もありますわよー(^0^*


つっこみ(笑) 投稿者:aoi  投稿日: 2月19日(水)19時29分24秒

☆Keenさま

>「後悔するなら『買って』、本に埋もれてしてやる〜!」

何するの?もしかしてえっち?ふふ(そんな映画があったような・・・)

お見舞いありがとうございます!
芽吹きの春に肉体が反応しているだけですね。きっと。
Keenさまも通院されているんですね。でも、お元気そう。よかった。
柳沢教授はみんなで読み合いたいですねえ。M・Uさまも気に入っていらしたし・・・。


レスポンス 投稿者:楽古堂主人  投稿日: 2月19日(水)15時41分43秒

ホランド様へ。
・ 小生、アカデミー賞に限らず、およそ賞と呼ばれるものに関心がないのです。
・ 自分が評価できる作品が、賞とは関係のないところにあるという例を、あまりにもたくさん見てきました。
・ アカデミー賞についても、まったく知識がありません。
・ その歴史や沿革、ジャンル分けの考え方について、どなたか、ご存じないでしょうか?


影姫青夜様へ。
・ 吉岡実の「僧侶」を入手とは!
・ 羨ましいですねえ。
・ 不粋な楽古堂でも、この詩集の名前ぐらいは、さすがに聞き知っています。
・ 詩は原典の詩集で読む時と、たとえば思潮社の現代詩人文庫で読むのとでは、実感として印象が微妙に異なってしまいます。
・ ぜひ、ご感想をお聞かせください。


園主様へ。
・ 白状しますが埴谷雄高の『死霊』は、楽古堂には良さがどこにあるのか、まったくわからない書物の一つです。
・ 園主様からの、明快な絵解きを心から期待したい一冊です。
・ 『神聖喜劇』に至る大道が、そこに開かれるかもしれません。


  2003年2月18日

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/ohuti_rakkodo.html


つ・ついに私も…… 投稿者:Keen@どひゃー!  投稿日: 2月19日(水)14時29分20秒

ぷち「園主さま」してしまいましたっ!
社会思想社がなくなってしまった、とのことで、現代教養文庫も風前の灯火。
そこで、「後悔するなら『買って』、本に埋もれてしてやる〜!」とばかり、「修道士カドフェルシリーズ」の残りやら、夢野久作・小栗虫太郎の代表作いがいのものやら、どっさり買い込んで参りました。支払いはカードで。
今日はたまたま、クラウス兄と役所関係の用事のために車で街中を走り回ったついでだったのですが……あ、埴谷雄高『死霊』第1巻も買いましたよ♪

というわけで、久々にテンション高いKeenなのでした。
以上、ご報告まで。


柳沢教授 投稿者:Keen@回復中  投稿日: 2月18日(火)15時59分08秒

は、素晴らしいですね!
文庫版は、コミックスの16巻までを収録、となってましたので、早速17〜19巻と、「アレクセイ掌編集」でお薦めの『不思議な少年』と『短編集』をネット書店に注文しました。出荷案内は、まだです。

私は、いまのところ、「アジャパー教」の話が好きです。
クラウス兄はまだ途中ですが、ヒロミツくん=「宇宙人」の話がベストだ、といってます。
もっともっと、教授の世界を深めたいですね。
「アジャパー教」に関連して、なだいなだ『神、この人間的なもの』(岩波新書)も読んでいます。いつものように対話形式で書かれ、大変わかり易く、また、興味深い内容です。『クレシェンド』といい、どうも「信じる」ということが鍵のひとつなのですね。

私は、私の「愛するもの」を信じたいな、と思います。
ただし、「盲愛」には陥らぬように……

☆aoiさま

お久しぶりです。(『薔薇迷宮』以来?/笑)
まずは、AOIさまにお見舞いをお伝えくださいませ。
竹本さん、サイン会は「オヤジ度」が高かった、なんておっしゃってましたが、ちゃんと麗しき女性が、少なくとも二人はいたのですね(笑)。

☆皆さま

「返答が遅い」のは、平安女房には恥ずべきことですが、本日はこれにて失礼いたします。またいずれ。

 

腫れ物とくしゃみと眩暈 投稿者:aoi  投稿日: 2月17日(月)22時45分07秒

AOI さん、高からず、低からず純国産鼻梁とシモーヌ・ベスプッチにも比す微笑みの絶えない唇との間に腫れ物ができてしまったのです。
「当分花園には顔出しできないわ」って、見かけによらず、恥ずかしがり屋さんなんでした(笑)。aoi が代わりに来ました。春ですね〜(笑)。
冬に植えたお庭のパンジーも首を伸ばして、お日さま求めています。
花粉も飛びはじめたようで・・・ヘ、ヘ〜〜クッション!

☆雨都さま

お久しぶりです。
また、お目にかかれてウレシ〜〜!
弟君もお元気?(園主さまの聞きたいこと代わりに聞いてあげました)

竹本さんのサイン会行かれたんですか?
せっかく『クレッシェンド』買うんだったら、サイン入りがいいな!って、AOIさんもよ(笑)。
園主さまや楽古堂さまはお目にかかっているし、Keen さまも年賀状頂いているようですけど、地方の方ごめんなさい!今度、じぜんに分れば請け負いましょうか?(笑)
他の人より余分に書いていただくのは悪いので、「宛書はいいですから、何かひとことお願いします」って言ったんです。
「宛書はいいです」っていったから、「この本売られちゃうのかな?」って一瞬不安がよぎった表情をAOIさんは見逃しませんでした(笑)。
そんなことしませ〜〜ん!
あそこに雨都さまもいらしたなんて・・・(#^-^#)

☆悪を呼ぶ少年さん

そんなわけで、AOI さんは当分来ません。
わたし を誘惑してちょうだい!


薔薇の楽園 投稿者:園主  投稿日: 2月17日(月)19時27分50秒

みなさま、本日は、作家 池澤夏樹の公式サイト『Cafe Impala(カフェ・インパラ)を、リンク集の方に加えさせていただきました。すでに「花園」では紹介済みのサイトでございますが、ご報告させていただきます。





 Keen さま
> 何とか、病院へ行くことができました。
> 惚けてますが、一時的な「きりっ」の反動ですので、大丈夫ですわ(^0^*

アーニャもついておりますから、心配はしておりません。ゆっくり養生して下さいまし(笑)。

> イイなあ〜♪
> ホランドくんが「アリョーシャ」をシバくところ、平安女房さながらに、御簾の影から隙見でもしたかったわ(^0^*

べつに人様に見せるほどのものではございませんよ(照)。


 ホランド
> なんだか思わせぶりで、意図的に誤解を招くような書き方はやめて下さいよね。でないとまた「鉄拳制裁」で血を見ますよ。

ああ、そなたの棘の痛みもまた、我が喜び。愛すればこそ……(笑)。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


ありがとうございました。 投稿者:Keen@回復中  投稿日: 2月17日(月)14時16分01秒

☆園主さま

何とか、病院へ行くことができました。
惚けてますが、一時的な「きりっ」の反動ですので、大丈夫ですわ(^0^*

レスがたまってるのですが、アーニャも私の世話(笑)で忙しいので、またいずれ。

イイなあ〜♪
ホランドくんが「アリョーシャ」をシバくところ、平安女房さながらに、御簾の影から隙見でもしたかったわ(^0^*

皆さま、私にとっての「花園」メンバーは、あくまでも↑トップイラストの美青年&美少年ズであることをお忘れなく。フフフ♪


もうすぐ春ですね(下) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月17日(月)03時10分07秒


 楽古堂主人さま
> 『千と千尋の神隠し』

 そう言えば、『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞の「アニメーション部門」の候補作なってますね。ボクは「受賞して当然」だと思ってますけど、でも引っ掛かるのは、なぜ「アニメーション部門」なのか、なぜ一般 の「作品賞」の候補にならないのか、ということです。これって実際「ジャンル差別 」じゃないですか? 『千と千尋の神隠し』は「アニメーション部門」 に限定しなくても、充分に他の「作品賞」候補映画に伍することのできる映画だと思いますよ。
 寡聞にして、ボクはまだこうした「当然の指摘」を目にしていないんですが、アニメを愛する者なら、「権威随従」でアカデミー賞の候補になったことばかりを喜んでいる場合ではないんじゃないでしょうか。


 影姫青夜さま
> ふふ♪園主様とホランド様もどうですか?ボーズ?キモチいいと思いますよ。(ニッコリ)

 坊主頭ってインパクトが強すぎて、個人的には厭だなあー。子供なら「マルコメ」で可愛いかもしれないけど(笑)。

> ttp://www2p.biglobe.ne.jp/~ricky/sr8fjk.html

 あっ、「なぜかうまく跳べませんでした」と書こうと思ったら、頭の「h」が欠けてますね。今、気がつきました。また、後で覗いてみます。


 園主さま
> また『分からない物を認めること。』の「積極性」と「分からない物を投げ出すこと」の「逃避性」の区別 も、厳密になされるべきでございましょう。

 そうですね。前者はそこから真に「知る」ことが始まるのに対し、後者はそこから、ジョージ・オーウェル言うところの『意図的な無知』(自己欺瞞としての無知)が始まるんですからね。

> それは『キット・カット』の間違いじゃないか?

 あっ、そうかも知んない。

>『ほんのりと甘い血の味のした「耽美なバレンタイン・デー」』

 なんだか思わせぶりで、意図的に誤解を招くような書き方はやめて下さいよね。でないとまた「鉄拳制裁」で血を見ますよ。

> 最近、感じるんだが、「新本格」登場以来の本格ミステリブームにも、いよいよ「陰り」が見え始めているのではないだろうか? 自分が基本的にはミステリから離れているから「そう感じるのかな」とも反問してみるんだが、どうもそれだけでもないような気がするんだ……。

 ボクもそんな気がします。宮部みゆきさんに代表されるような「ストーリーテラー」タイプの作家に人気が偏り始めている一方、コアな本格ミステリは、水準は低くないものの意欲作が登場しなくなってきてるような気がします。
 殊能将之さんに代表されるように、概して本格ミステリの新人は、最初から器用でそれなりの水準の作品を書くんだけど、「新本格」初期のような「ひたむきさ」があまり感じられなくて、その分、読者の方のジャンルに対する思い入れも、冷めてきているように感じられます。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


もうすぐ春ですね(上) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月17日(月)03時09分08秒

 みなさん、こんばんは! ここのところずいぶん温かくなってきましたね。春の到来をひしひしと感じる今日この頃です。春になるとかならず流れるのが、昔ヒットしたキャンディーズの春一番(作詞/作曲・穂口雄右)です。


   雪が溶けて 川になって 流れてゆきます
   つくしの子が 恥ずかし気に 顔を出します
   もうすぐ春ですねえ ちょっと気どってみませんか

   風が吹いて暖かさを 運んできました
   どこかの子が隣の子を 迎えにきました
   もうすぐ春ですねえ 彼をさそってみませんか

   泣いてばかりいたって 幸せはこないから
   重いコートぬいで でかけませんか
   もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか

   (中略) 
   別れ話したのは 去年のことでしたね
   ひとつ大人になって 忘れませんか
   もうすぐ春ですねえ 恋をしてみませんか


 世情は暗いですけど、でも嘆いてばかりいても前進はありません。ひとまず、みなさんも『恋をしてみませんか』?(笑)





 AOIさま
> >とってもうれしく思います。でも・・・やっぱり、ちょっと淋しいな(笑)。

> そんなに簡単にできないんですよね〜『自制心』(苦笑)。

 うふふ。自制できないように誘惑しちゃおーっと(悪を呼ぶ少年/笑)。


 テクネチウムさま
> 「ウロボロスの偽書」に取りかかっていますが、こちらは長期戦になりそうです。あんまり厚い本は、つい枕にしたくなるんですね。

 「ウロボロス3部作」は、実在のミステリ作家が登場するメタ・フィクションですから、そのあたりの作家を知っているのと知らないのとでは、読みがころりと変わってきます。つまり、誰が実在で誰が虚構かの区別 がよりつきにくくなるんですよね。・・・でも、こういう状況って、じつは現実でもまったく同じなんです。ボクたちが直に体験できる「現実」の範囲なんか、たかが知れたものです。実際、そんなボクたちが知ってるつもりになっていることの大半は、メディアを介した「情報」にのみ依存してるんですよね。だから、たぶん人類の95パーセントは、大規模かつ巧妙な「情報操作」がなされれば、実在しない天体や生物の存在、あるいは実在しない人物の存在くらいなら、容易に鵜呑みにするでしょう。
 つまり、『ウロボロスの偽書』をはじめとする竹本健治さんの作品は、表面 上は非現実的な様相を描いたものであっても、いつも「現実」というものの持つ虚構性を語っているとも言えるんです。


 雨都さま
 ホントにおひさしぶりです!

 竹本さんのサイン会にいったそうですね。園主さまからうかがいましたよ。サイン会は盛況だったでしょうか? 竹本健治って、コアなファンの多い玄人好みの作家だから、ファンとしてはちょっと心配です(^-^;)。

> 今年はいろいろあって多忙なので、前ほど頻繁には顔を出せないかもしれませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。

 ええ、無理のないペースでお立ち寄りください。そのかわり、楽しいお話を期待しています!





( 以下は「もうすぐ春ですね(下)」につづく)


埴谷雄高の『死霊』が文庫化 投稿者:園主  投稿日: 2月17日(月)00時56分47秒

みなさま、日本の近代文学史上の最高峰といわれる埴谷雄高の『死霊』が、とうとう文庫化(第一巻・講談社芸文庫)されました。著者の意向により、生前その著作が文庫化されたことはなかったのでございますが、今回その代表作の初の文庫化が開始されたのでございます。第一巻は第3章までを収めており、全4巻くらいになるのではないかと思われます。

『死霊』は、かの竹本健治のデビュー作『匣の中の失楽』に、『虚無への供物』とともに直接的な影響をあたえた思弁小説であり、かつて『群像』誌がおこなった「文芸評論家による日本近代文学ベストアンケート」では、夏目漱石から三島由紀夫、大江健三郎、中上健次までの並みいる大作家の代表作と、わが心の師である大西巨人の代表作『神聖喜劇』までおさえて、みごとに第一位 に輝いた不朽の大傑作でございます(ちなみに『神聖喜劇』が第二位)。
この作品は、私の未読小説のなかでは「最後に取っておいた傑作」という性格の存在で、「私の聖典」である『虚無への供物』と『神聖喜劇』を、今のところ(私の中で)唯一越える可能性の期待できる作品でございます。講談社の単行本は購入済みであり、「いずれは」と思っておりましたが、今回いよいよ「その時」が経巡る来たのかも知れません。





 影姫青夜 さま
> 吉岡実『僧侶』(書肆ユリイカ・限400・箱完本・H氏賞受賞)をゲットしたのです。♪♪♪

あいかわらず旺盛なコレクターライフをエンジョイしておられるようでございますね(笑)。

> ふふ♪園主様とホランド様もどうですか?ボーズ?キモチいいと思いますよ。(ニッコリ)

ボーズが悪いとは思いませんが、私は髪の手触りが好きなのでございます。特に、細くさらさらした子供の髪の毛の感触は素晴らしい(笑)。

今回は『ニヤリ』ではなく『ニッコリ』なのでございますね? なにやらいつも以上にコワイ(笑)。


 ホランド
最近、感じるんだが、「新本格」登場以来の本格ミステリブームにも、いよいよ「陰り」が見え始めているのではないだろうか? 自分が基本的にはミステリから離れているから「そう感じるのかな」とも反問してみるんだが、どうもそれだけでもないような気がするんだ……。





それでは、みなさん、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


「Cafe Impala News「新世紀へようこそ」号外 2003年2月14日」より。 投稿者:園主  投稿日: 2月16日(日)18時27分49秒


みなさま、先日ご紹介いたしました『イラクの小さな橋を渡って』の著者 池澤夏樹の公式ウェブサイト「カフェ・インパラ」から、メールマガジン[Cafe Impala News] が届きました。
『一人でも多くの方に読んでいただきたい』『広くご紹介ください』『(※ メールマガジンの)転送は自由』との意図を汲んで、「花園」でもささやかながら協力させていただくことにいたしました。ぜひ、ご参考になさってくださいまし。

(※ なお、ここでの紹介にあたっては、URLを文中に埋め込むなど、主に「見栄え」の観点から、一部改変をおこなっております)



===============(以下、引用)==============



━━━━━━ [Cafe Impala News] ━━━━━━


『イラクの小さな橋を渡って』の英語版 が出来ました!


    文:池澤夏樹、写真:本橋成一
    訳:アルフレッド・バーンバウム

    制作・発行:(有)インパラ

        「無料」です!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「新世紀へようこそ」の間が空いておりまして恐縮です。次号は
もうしばらくで発信できると思います。

先月23日に発刊になりました『イラクの小さな橋を渡って』を
今、一人でも多くの方に読んでいただきたいと著者自ら東奔西走
しております。

多くの方に励ましのメッセージをいただき、この場を借りてお礼
申し上げます。

アメリカ政府ならびにいくつかの国々がイラクへの武力行使に向
けて歩を進めている一方で、アメリカをはじめ世界各国での反戦
運動も活発化しています。
平和の祈りがさらに広がることをスタッフ一同、心より願ってい
ます。

その願いを込めて、『イラクの小さな橋を渡って』英語版PDF
を緊急制作しました。無料で配布したいと思います。


英語版PDFファイルはこちら、あるいはこちらにてダウンロードできます。

同内容のファイルを2種類ご用意しています。

  [High Quality]・・・3MBですが、高品質の画面です。
  [Light version] ・・1MBの軽量版です。画像は75%程度の
            ビューアーでの閲覧をお勧めします。

※ いずれも閲覧には[AcrobatReader]が必要です。お持ちで無い方は左のリンクから無料ダウンロードできます。


  追って、フランス語版も用意いたします。

  ぜひご覧いただき、広くご紹介ください!
================================================================

・・・この戦争を止められなかったら、次の戦争も止められない
だろう。国際政治を動かすのは議論ではなく武力ばかりになるだ
ろう。
 ナシリヤの町で、一人の男がロータリーの縁石を白と緑に塗り
分けていた。走る車の中から一瞬見ただけだが、ペンキの刷毛を
動かすその手の動きをぼくはよく覚えている。世界中どこでも人
がすることに変わりはない。自分と家族と隣人たちが安楽に暮ら
せるように地道に努力すること。それ以外に何があるか。
 まだ戦争は回避できるとぼくは思っている。
―――――――――『イラクの小さな橋を渡って』あとがきより

================================================================

日本語版の詳細は、こちらでご覧いただけます。


  2003年2月14日

  広瀬智子@インパラ

*************************************************************

☆ ご意見・お問い合わせは、こちらへお送りください。


   池澤夏樹公式サイト「カフェ・インパラ」

   発行:有限会社インパラ


ボーズゲット♪ 投稿者:影姫青夜  投稿日: 2月16日(日)01時55分49秒

ボーズゲットしました。といっても尼寺から尼さんをさらってきた
とか高校球児を垂らしこんだとかそういうヤバイ話ではありません。
ボーズといえば僧侶、つまり吉岡実『僧侶』(書肆ユリイカ・限400
・箱完本・H氏賞受賞)をゲットしたのです。♪♪♪
詩集マニアの間ではこの『僧侶』を持っていれば「いっちょうまえ」
と見られる風潮があるので今日からわたしも「いっちょうまえ」の
詩集コレクターになったというべきでしょう。ふふ♪

しかしボーズ・・・この甘美なヘアスタイルに魅了されている男女
のなんと多いことでしょうか?わたしもロン毛の美青年をバリカン
でボーズにしてあげたいと思っていますし、私自身もスキンヘッド
にそのうち挑戦してみるつもりです。そんな甘美なボーズワールド
への入り口をここに貼っておきましょう。

ttp://www2p.biglobe.ne.jp/~ricky/sr8fjk.html

直リンクはネチケット上問題があると思われますので冒頭の「h」
を取ってあります。それではみなさん、甘美なるボーズワールド
へいってらっしゃああい♪

ふふ♪園主様とホランド様もどうですか?ボーズ?キモチいいと
思いますよ。(ニッコリ)

http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html


美少年の血は甘く、ほろ苦く……(3) 投稿者:園主  投稿日: 2月14日(金)21時28分32秒


 Keen さま
> なんて、思い悩む(笑)必要はありませんわ。現に私、「園主・アレクセイ」さまには、これ以上ないくらいに甘えさせて頂いてるじゃありませんの(^0^*

恐縮でございます。しかし、私だって、ホランドくんだって、Keenさまをはじめ、みなさまに甘えさせていただいているのでございますよ。お互いさまでございます(笑)。

> 例のモノ、もし奇数だったら、園主さまと野球拳(笑)でもして、勝敗を決めてね。

『ほんのりと甘い血の味のした「耽美なバレンタイン・デー」』


 AOI さま
> もてない、もてないって、もててるじゃないのー!
> よかったですね〜♪

みなさまのお心づかいには感謝しております。その結果が、

『ほんのりと甘い血の味のした「耽美なバレンタイン・デー」』

> 『アニマルファクトリー』
> デフォーさまのスキンヘッドはなかなかよ。耳がぴーんと立ってる(笑)スターウォーズの・・・(わすれた/笑)

ヨーダ。……というよりも、まだ「ノスフェラトウ」(『シャドウ・オブ・ヴァンパイヤー』)をやってると言うべきか(笑)

> 少年はなかなかの美形よ。

ウィレム・デフォーよりもミッキー・ロークよりも、気になります(涎)。


 ブギーポップ・モコナ さま
> ■■■■■
> □□□□□
> チロル・チョコ(下段はホワイトチョコです)10個をお届けしました。
> §^o^§/

ありがとうございます。
では、私は■■■と□□をいただきましょう(感謝)。

ところで、若いモコナさまはご存じではございませんでしょうが、その昔『チロル・チョコレート』は、今の3個分が一枚で10円だったのでございます。ですから、お小遣いの少ない子供には、あれは大変ありがたい駄 菓子だったのでございますね。
それがいつのまにか現在の形の3分の1になってしまいました。これは物価が上がっているのですから、値段据え置きなら、仕方のない選択だったと申せましょう。しかし、3分の1になった後に放映されたテレビコマーシャルで『♪ 今でも10円。チロル・チョコレ〜〜〜エト!』と歌っていたのには、私はいささか憤然させられました。「それは違うだろう」と子供心に思ったのでございます。

……しかし、それも含めて今となっては『何もかも、みな懐かしい……』(by『宇宙戦艦ヤマト』)でございます(笑)。


 雨都 さま
本当におひさしぶりでございます。よくぞ還ってきて下さいました(笑)。

> ふと思い付いて、壊れたパソコンにリカバリCDロムを突っ込んで初期化したら、なんとネットできました(笑)。今までの苦労はいったい・・・。

そのパソコンは完全復旧というわけではないのでございましょうか?

> 今年はいろいろあって多忙なので、前ほど頻繁には顔を出せないかもしれませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。

はい。こちらこそ、私の生き方と同様「細く長く」のおつき合いをお願いいたします(笑)。


 ホランド
> ところで、期間限定の(ストロベリー)は売ってませんでしたか?(^-^)

それは『キット・カット』の間違いじゃないか?





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

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美少年の血は甘く、ほろ苦く……(2) 投稿者:園主  投稿日: 2月14日(金)21時27分10秒


 楽古堂主人 さま
>・ 再度、メールの全文を読んでみて下さい。
>・ 通常、ある発言は、ある状況の中で行なわれています。
>・ 一文だけを取り出して、それを普遍的な命題のようにして扱ってしまうと、論旨が歪むと思います。

読み返してみましたが、やはり『風刺と皮肉』とは取り難い、曖昧な書き方だと存じます。「そう言われれば、そうかも知れない」程度ではないでしょうか? 『風刺と皮肉』とは取り難い理由については、ホランドくんが書いているとおりでございましょう。

「皮肉」というのは、「間接」表現による批判でございますから、ご自身『論旨を、不明確にすると思う』とお書きになられている通 り、もとより「伝わり難い表現方法」なのでございます。ですから、それを読者に正確に伝えるためには、あらかじめその書き手が「そのような誉め方をするわけがない」ということをしっかり明示しておくか、もっと露骨に「皮肉・面 当て」であることがわかるように書かなければなりません(例えば、私が「笠井潔先生」と書いたら皮肉になりますが、楽古堂さまが「笠井潔先生」と書いても、その意図は曖昧にしか伝わりません)。
また、もともと「風刺・皮肉」は(「真正面からの批判」に比して)「上品ぶった・下品な手法」でしかないのでございますから、本当に「上品」にやったのでは「風刺・皮肉」ではなくなってしまいますし、下手をすると、(皮肉・風刺であったかな否か)どちらとでも言い抜けられる「二股膏薬」的なものにもなりかねないのでございます(戦後、花田清輝が批判されたのも、そうした曖昧さの故でございましょう)。

>・ 先生は、すでに相当、できあがっていらしたのです。

本音が交じっていたにしろ、酔っぱらった上での発言について、追求するのは酷でございましょう。また、そうした発言を前提にしても、議論は成立しないのではないでしょうか?

>・ お願いがあります。
>・ ネタを割る可能性のある話題の場合は、今後とも「ネタバレ警報」を発令してくれるように、伏してお願い申し上げます。
>・ 笠井さんの『オイディプス症候群』の場合は、遵守されていたと思います。
>・ なぜか『クレッシェンド』については、甘いように思います。
>・ 安心して読めません。

『なぜ』かと申しますと、それは『クレシェンド』が「ホラー」であり、基本的には「ミステリ」や「SF」のように「ネタ」で読ませる(アイデア中心の)ジャンル小説ではなかったからでございます(『オイディプス症候群』は、典型的なジャンル・ミステリ)。

例えば、スティーブン・キングのある作品に「宇宙人が出てくる」とか「吸血鬼が出てくる」と書いても、「ネタバレ」だと非難されることはございませんでしょう。さらに「侵略もの」と書いても「ファースト・コンタクト・テーマだ」と書いても、非難されることはございませんでしょう。また『オイディプス症候群』においても「ミシェル・フーコーをモデルとした人物が登場する」とか「孤島ものだ」とか「連続殺人が起こる」とか「エイズが扱われている」とか書いても、問題とされないのは同じ理由からでございましょう。……『クレシェンド』の「龍」や「言霊」について触れえた事情は、このようなことなのでございます。

しかしまあ、小説はすべからく「白紙の状態」で読むのが「理想」ではございますから、新刊の内容に触れる場合には、『内容に触れます』という断わり書きを「できるだけ」いれるよう、みなさまにご協力をお願いいたしましょう。

なお、先程も申しましたとおり、「ミステリ」や「SF」のなどの「ネタ」つまり「仕掛け」(「トリック」や「アイデア」など、その『意外性』が売りとなる部分)に触れる場合にのみ「ネタバレ」という言葉をつかい、それ以外の「通 常、問題とはされない内容」に触れる場合は『内容に触れます』と表記するようにして下さいまし。
なぜなら「ネタバレ」をするのは「非常識だ」という通念が出来つつあるのに対し、「内容に触れる」こと自体は、今のところ決して「非常識」だと非難されるようなことではない(読者の権利だ)からでございます。したがって、両者の区別 は、厳密になされるべきなのでございます。





( 以下は「美少年の血は甘く、ほろ苦く……(3)」につづく)


美少年の血は甘く、ほろ苦く……(1) 投稿者:園主  投稿日: 2月14日(金)21時26分19秒

みなさま、本日はバレンタイン・デーでございました。私の結果 はと申しますと、……ここは思わせぶりに『ほんのりと甘い血の味のした「耽美なバレンタイン・デー」』でした、と申し上げておきましょう(ニヤリ)。





 テクネチウム さま
> 分からない物を認めること。大切なことです。

そのとおりでございます。しかし、問題は「分からない物を分からないと認めること(認識)」が事実上「困難」だということなのです。自分でハッキリ「分からないんだ」と認識できれば、それを認める(承認)することは割合簡単でございしょう。しかし、多くの人は「分からない物」を主観的に「分かっているつもり」になってしまいがちでございますから、「分からないという事実」を承認することができないのでございます。
つまり、ここでも問題となるのは、ホランドくんの言うとおり、「知力」よりも、「自分を突き放し・現実を直視する」力としての「意志力」なのでございましょう。

また『分からない物を認めること。』の「積極性」と「分からない物を投げ出すこと」の「逃避性」の区別 も、厳密になされるべきでございましょう。

> ようやく、やっとと言っていいか、「しをんのしおり」読み終えました。
> エッセイとしては長めですが読みやすい。彼女は自分を客観的に見ることの出来る人なんでしょうね。羨ましい限りです。中でも「超戦隊ボンサイダ−」は良かった。
> 話の弾む相手だと、ここまでイマジネ−ションが、進むんですね。

楽しんでいただけたようで、良うございました。

たしかに中でも「超戦隊ボンサイダ−」のエピソードは、「やおい趣味」のある女性の「暴走的妄想力」の凄まじさを、リアルに伝えるものだったと申せましょう。……このあたりの話題は、Keenさまがご専門でございます。なにしろ、ご自身、そのような異名を持っておられた方でございますから(笑)。

> 続いて「ウロボロスの偽書」に取りかかっていますが、こちらは長期戦になりそうです。あんまり厚い本は、つい枕にしたくなるんですね。

まだまだ、あの程度では(笑)。ミステリに限定いたしましても、四六版ハードカバーで一番扱ったのは、藤田宜永の『鋼鉄の騎士』(新潮文庫では上下巻)でございましょう。新書版・文庫本では、京極夏彦の『絡新婦の理』(講談社)。新書版は「レンガ」、文庫本は足に落すと負傷は免れられえない「立方体」でございます。ぜひ書店頭で、手に取ってお確かめ下さいまし。





( 以下は「美少年の血は甘く、ほろ苦く……(2)」につづく)


「由良」について、ほか。 投稿者:楽古堂主人  投稿日: 2月14日(金)15時27分21秒

アーニャ様へ。
・ 「由良」について。
・ 『百人一首』を知っている猫とは、おめずらしいですね。
・ 古歌では、主に二ヶ所の歌枕になっています。
・ ひとつが、京都府宮津市の由良川の河口です。
・ こちらが『百人一首』の場所です。
・ もうひとつが、紀淡海峡の由良瀬戸をいいます。
・ 無明抄「夕なぎに由良のとわたるあまをふねかすみのうちにこぎぞいりぬ る」
・ その他にも、「由良が浜」というような地名は各地にあります。
・ これらの語源として、風が砂を揺り上げてできた土地を、古代に「ゆら」と言ったという解釈があります。
・ 「ゆら」には、また別の用法があります。
・ 万葉集「足玉も手玉も由良に織る機(はた)を君が御衣(みけし)に縫ひも堪(あ)へむかも」
・ 同じく万葉集から。大伴家持の歌。
「始春の初子の今日の玉箒手に取るからに由良久(ゆらく)玉の緒」
・ どちらの場合も、玉が触れ合って鳴る音ですね。
・ 玉の音に不吉を聞いて、幸福を祈願するという呪術的な用法です。
・ 巫女が、死者の口寄せの時に鳴らす道具を「ゆり」と言います。
・ そういえば、竹本さんの好きな囲碁の世界には、「ゆるみしちょう」というものがあります。
・ 一手すきのまま、シチョウと同じような形で追われ、取られてしまう形のことです。
・ 現代の短歌では塚本邦雄から。
  「イエスゆらと無疵の腿のもの憂きを戸鎖せわが黄色降誕祭(イエロウ・クリスマス)
・ もちろん「ゆら」から「玉」を連想させるあぶな歌です。
・ 「布留」についても調べてみてください。
・ 古い言葉の意味を探ると面白いです。


  以下には、『千と千尋の神隠し』についての明白な「ネタばらし」があります。
  未見の方は、読まないほうがよいでしょう。



・ 僕はカオナシの物語で、この映画の題名について「千尋」の神隠しに対して、「千尋」の神隠しとは何かという問題を提示しておきました。
・ これも、「千」に「たくさん」、「千尋」に「深い」という意味があると分かると、「たくさんの深いものの神隠し」とは、何かという疑問が生まれます。
・ そこから、日本の自然から急速に失われている「川」を連想するところまで、あと一歩でしょう。
・ もちろん「川」の汚染と喪失というテーマは例によって、(この物語の世界の特徴は、同じものが二つあるという、二重性にありますから)二回、用意周到に繰り返されています。
・ 集中して見ていれば、小さな子どもでも川の主題は、はっきりとわかることです。
・ 僕の八歳の息子も見おわって、「新しい川が生まれることってあるの?」と、質問してくれました。
・ マンションの下になった川は、帰ってきません。
・ 千尋がしたように、汚れた川をきれいにしてあげると、ハクは帰って来られるんじゃないかな、という話をしました。
・ 僕の地元では、川と湖の汚染が深刻です。
・ 『油屋』の建て物の下の方にある機械設備は、きれいな水を汚さないために、(ここで使ったお湯を、もう一度きれいにするために、)使われてるんじゃないかな?
・ 彼なりに、納得していたようです。
・ 「千」と「千尋」の言葉の意味も、親が子どもに説明してあげれば、そんなに難しいことではありません。
・ 人間の言葉を、大事に使いたいと思っています。
・ 以上、ご参考までに。


keen様へ。
・ 『指輪物語』は、小生が世界でいちばん大好きな物語なのです。
・ あなたが金沢に、由縁の女性だと知りました。
・ 僕は、泉鏡花の地方都市を舞台とする、幻妖と美女の言霊世界の読者です。
・ 竹本健治さんを霊媒として、泉鏡花の土地の女性を、またしてもあの方が招いているのかも。


皆様へ。
・ お願いがあります。
・ ネタを割る可能性のある話題の場合は、今後とも「ネタバレ警報」を発令してくれるように、伏してお願い申し上げます。
・ 笠井さんの『オイディプス症候群』の場合は、遵守されていたと思います。
・ なぜか『クレッシェンド』については、甘いように思います。
・ 安心して読めません。


  2003年2月14日

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


お久しぶりです 投稿者:雨都  投稿日: 2月14日(金)13時09分03秒

ご心配&ご迷惑をおかけしました。お久しぶりの雨都です。皆さんお元気ですか?
新しいパソコンを買って、「あとはルーターだ」と拳を握りつつ、ふと思い付いて、壊れたパソコンにリカバリCDロムを突っ込んで初期化したら、なんとネットできました(笑)。今までの苦労はいったい・・・。

2年に渡って私を忘れず、年賀状などくださった方々、どうもありがとうございました。
本当に嬉しかったと同時に、自分からは出さず、返信すらめちゃめちゃ遅くなってしまった自分の怠惰にあきれました・・・。
今年はいろいろあって多忙なので、前ほど頻繁には顔を出せないかもしれませんが、どうぞ宜しくお願いいたします。

http://homepage2.nifty.com/HOLLOW/


ボンサイダ−に乾杯 投稿者:テクネチウム  投稿日: 2月14日(金)11時06分34秒

 ようやく、やっとと言っていいか、「しをんのしおり」読み終えました。
エッセイとしては長めですが読みやすい。彼女は自分を客観的に見ることの出来る人なんでしょうね。羨ましい限りです。中でも「超戦隊ボンサイダ−」は良かった。
話の弾む相手だと、ここまでイマジネ−ションが、進むんですね。
 続いて「ウロボロスの偽書」に取りかかっていますが、こちらは長期戦になりそうです。あんまり厚い本は、つい枕にしたくなるんですね。


ハッピー!! 投稿者:AOI  投稿日: 2月14日(金)10時00分07秒

☆園主さま

■■■■■
□□□□□
チロル・チョコ(下段はホワイトチョコです)10個をお届けしました。
§^o^§/ <(ブギポップモコナさま)

もてない、もてないって、もててるじゃないのー!
よかったですね〜♪

☆ホランドさま

>「適当に距離を取ろう。ベタベタしないようにしなければ」っていうAOIさまのお気持ち、

あ〜〜ん、そんなんじゃないの〜(泣)。

>とってもうれしく思います。でも・・・やっぱり、ちょっと淋しいな(笑)。

そんなに簡単にできないんですよね〜『自制心』(苦笑)。

>その『受刑者を牛耳る切れ者』がウィレム・デフォーで、『微罪を政治的見せしめで収監されている少年』というのがミッキー・ローク(?)だということですか?

そうじゃなくてね、2000年作品。日本では劇場公開されなかったのかも?少年はなかなかの美形よ。屈折した雰囲気の。ミッキーロークは同じ受刑者の中に似た人はいるんですけど・・・???デフォーさまのスキンヘッドはなかなかよ。耳がぴーんと立ってる(笑)スターウォーズの・・・(わすれた/笑)


チョコレート(5) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月14日(金)04時03分18秒


 AOIさま
> えーーっ!! どうしてーーっ!? どうして自制なんかするんですかあー!?

> 必要だからです。ホランドさまも言ってたでしょ?

 そういうようなお返事が返ってくるんじゃないかとは思ってました。でも、ちょっと甘えてみたかったんです。ごめんなさい。
 「花園」を愛しているからこそ「適当に距離を取ろう。ベタベタしないようにしなければ」っていうAOIさまのお気持ち、とってもうれしく思います。でも・・・やっぱり、ちょっと淋しいな(笑)。

> 最初に、ホランドさまが『ゆらゆらふるふる』って言ったとき、『ゆらゆら帝国』と、『どんぐりふるふる』連想しちゃったのよね〜(笑)。

 ボクもAOIさまが『ゆらゆら帝国』と書かれていたのを見て、(Keenさまじゃないけど/笑)「奇偶だ!」と思ったんですよ。ただ、ほかのことを書いているうちに、それを書くのを忘れちゃったんです・・・(^-^;)。

> 『アニマルファクトリー』借りました。ご存知?刑務所の人間模様を描いた作品です。スキンヘッドのウィレム・デフォーさま主演。それから、どうしてるかなあって言っていたミッキー・ロークが名前を連ねているのですけど、何故かちょっと違うみたいなの(笑)。おかしいなあ。ミッキー・ロークじゃないわ。どうみたって(笑)。それとも、少ししか出演していなくて、その場面 、見逃してるのかしら?
> 作品の出来としては、ちょっと甘い。もっと、面白くできた題材だと思うんだけど。受刑者を牛耳る切れ者と微罪を政治的見せしめで収監されている少年との関係が中心なのです。でも、なんだか、いまいちドキドキしないの(笑)。

 う〜ん、たしかに園主さまのツボにハマった「設定」と「出演者」なんですが、『いまいちドキドキしない』んですか・・・。
 ところで、その『受刑者を牛耳る切れ者』がウィレム・デフォーで、『微罪を政治的見せしめで収監されている少年』というのがミッキー・ローク(?)だということですか? ミッキー・ロークは「少年」と呼べるような年齢から映画に出てたかな? ウィレム・デフォーとミッキー・ロークには、そんなに年齢差は無いんじゃないかな?

 でも、この設定って、マヌエル・プイグの原作で映画化もされた『蜘蛛女のキス』(集英社文庫・たぶん品切れ)を思い出させますよね。あれは映画も原作も良かったです。


 アーニャ
 『例のモノ』、サンキュー!

> 「由良の門を渡る舟人舵を絶え行方も知らぬ恋の道かな」
> と、百人一首にも詠まれているように、ごくごく古い表現ですわね。

 さすがアーニャ、博識〜〜〜っ!! ボクだったら、この歌の『由良の門』の『由良』を、単純に「地名」としか取れなかっただろうね。これは「ゆらゆら」揺れる「小舟」と「恋心」を懸けているんだね。なるほど。

> あ、それと、澁澤さんの「幾何学的精神」ってのは、もちろんパスカルの『パンセ』から、でしょうね。> アリョーシャが読んでるって言ってた「ブランシュヴィック版」では、第1章がいきなりそこから始まってるでしょ?
> パスカルって、新しい(新し過ぎた?)のよね。

 ホントにさすが。ボクもさっそく、付け焼き刃で勉強したよ(笑)。

> ☆楽古堂さま
> レスとともに、楽しいエピソードをありがとうございました。
> あの書き方は、なんだか、竹本さんの手法に似てますね。『闇に用いる力学・赤気篇』でもありましたよね(笑)。

 なるほど。ボクも漠然とだけど、そんな感じを受けたよ。

> 「ヒヨコよ〜、地上の星は〜、今、何処にあるの〜」

って、とってもイイよね。なんだか、とっても可愛くて平和で(笑)。

 ところで、「ラドンよ〜、地上の星は〜、今、何処にあるの〜」ってのは、どう思う?(ギャオスも可)


 園主さま
> 最後はやっぱり、『私は、私の「運命の賭け」を、「もと正邪」の側に賭けよう。』という覚悟に行き着くんだと思うな。

 そうですよね。「仮面ライダー」だって不利で孤独な戦いに立ち向かうからカッコイイのであって、有利な戦いなら誰にでも出来ますもんね(笑)。園主さまがいつもおっしゃっている「自己の美意識」にしたがって生きるっていうのは、要するに「見苦しい生き方は厭だ。カッコイイ生き方がしたい」ということでしょ? 単純だけど、それ悪くないと思いますよ(笑)。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


チョコレート(4) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月14日(金)04時02分23秒


 テクネチウムさま(続き)

> それから、これはお願いなのですが、批判は端的にしていただくと
> 反論しやすいです。ウルトラマンと同じで、3分間しか頭脳が持たないんです。
> わがまま言ってごめんなさいね。
>(本当は嬉しがってたりして)

 この『お願い』はいただけませんね。出題者に「虎の巻」を要求するようなものです(笑)。
 また、理解できていない「批判」に『反論』をしようという発想は、間違いだと思います。相手の「批判」が間違っていると「理解」して、初めて「反論」の必要性を感じるというのが、健全な発想(反応)なのではないでしょうか? 「批判」されると「反論しなきゃ」と条件反射的に考えるのは「過剰防衛」的であり、そこには、その過剰性をひき起こす何らかの問題が伏在していると考えるべきでしょう。・・・もちろん、これはテクネチウムさまが、冗談半分で『反論』を語っておられる可能性も考慮したうえで、「念のために」書いているんですけどね(笑)。

 とにかく、まずは相手の「批判」なり「意見」を正確に理解しようと努力するのが先決です(ダメなのは『他人の話を聞かない』人だと言ったでしょ?)。そのためには横着をせずに、まずはじっくり考えること。そしてどこがわからないのかを明確にしたうえで、必要があればそこを「質問」すべきでしょう。一読して「わかんない。先生、これ、わかりません。もっと簡単に説明して下さい。要するに、なんだと言うんですか?」というような態度の生徒は伸びないはずです(笑)。テクネチウムさまはボクの生徒ではありませんが、ボクの「批判」から(肯定的にせよ否定的にせよ)何かを学ぶ気があるのなら、ひとまず30分間くらいはご自身で熟考してみることです。それで今の頭脳を一度破壊すれば、すこし違った次の頭脳が育ってくるはずです。・・・これは「学び」の基本なんじゃないでしょうか?(笑)

 それから『端的に』という要求は、「いかにも理系」的な、パスカル言うところの『幾何学の精神』によるものですが、一方、ボクが伝えたいことは、パスカル言うところの『繊細の精神』によってとらえられたものです。『繊細の精神』によってとらえられる「原理」は、抽象化されたものではなく、現実の相貌をそのまま反映して『きわめて微妙であり、多数なので、何も見のがさないというのがほとんど不可能なくらい』で『原理を一つでも見落とせば、誤りにおちいる』というような性格のものなんです。だから、それを『端的に』語るのは、ほとんど不可能なんですよ。・・・例えば、ある恋愛小説家が書いた一冊の長編小説を前にして、作者に「要するに、この作品は、愛することが大切だと言いたいんでしょ?」と問うようなものです。それは間違いではないにしろ、そんな『端的な』要約が可能なものなら、彼は一冊の長編小説なんか書かないんです。そこで彼が書きたかった(伝えたかった)ことは、基本的に「要約不可能」なものなんですよ。

 ともあれ、ボクが言いたかったことは、『真実と悲しみは、胸の中にしまっておくべきものなんです。』というご意見に対して、最初に書いた、

> ボクはそうは思いません。園主さまも、そうは考えないでしょう。

> もちろん「真実」も「悲しみ」も表に出せば良いというものではありませんが、少なくとも「真実」は語られなければならないでしょうし、「悲しみ」も語られなければならない時があるはずです。でないと、ボクたちは「手段を選ばずに私腹を肥やそうとする人たち」の餌食になるだけだからです。
> たしかに今の日本でなら「泣き寝入り」してる方が、つまり「事を荒立てない」方が、楽に生きられるかも知れません。でも、それは、誰かがどこかで「みんな」のために戦ってくれているからでしょう。そうした人たちの犠牲のうえに、自分一人の臆病な安穏を守ろうとするのは、やっぱり人間として恥ずかしいことだと思います。

ということであり、それが充分ご理解いただけなかったようなので、前回はそれを敷衍したんです。ですから、基本的にはあれ以上、短くも分かりやすくも書けないんです。もし、理解したいとお思いにならないのであれば、義理で付き合う必要はありませんので、無視して下さい。ほかの人にも読んでもらえるんですから、決して無駄 だったということではありませんしね。





( 以下は「チョコレート(5)」につづく)


チョコレート(3) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月14日(金)04時01分26秒


 テクネチウムさま
>> 澁澤龍彦さんが「第一回幻想文学新人賞」の選評を「もっと幾何学的な精神を!」と題して、次のようにコメントしました。

> 彼の意味する「幾何学」とは、(そしてあなたの感じている幾何学も)
> 本当の幾何学とは違うと思います。

 そうでしょうね。ボクがテクネチウムさまに求めたかったのは、澁澤さんが「幾何学的精神」と言っているような「精神のあり方(構え)」です。つまり、物事をきちんと見て『明確な線や輪郭で、細部をくっきり』描く(認識する)精神、有耶無耶で済まさない精神、すなわち『真実と悲しみは、胸の中にしまっておくべき』だというような「半端な物わかりの良さ」の対極にある厳格な精神ということです。

> 幾何学は、科学ではありません。論理学と科学は同一視できません。

 これもそのとおりでしょう。幾何学は「抽象的」な概念操作ですが、科学・物理学は「具象」を扱うものであり、そこから「法則性」という「抽象」を引き出そうとするものだ、とでも言えましょうから。

> 突然ですが、ホランド様は、なぜ虹が七色なのか分かりますか?
> ぜひ考えてみてください。正解は色々あるのですが、私の考えと比較して
> いただければ、視点の違いがおわかりになると思います。

 結論から言うと、『虹が七色なの』は、「虹は七色だ」というのが「通念化」しているからでしょう。実際に虹を見ればわかることですが、「虹は七色」ではなく、無限分割が可能な微妙な階調を持っています。それを「虹は七色だ」と思うのは、それが「通 念化」して、そう思い込まされているからでしょう。

 では、なぜ「虹は七色」だという「通念」ができたのかというと、それには、
  (1) 人間の、色調「識別能力」の問題
  (2) 色を指す「言葉」の問題
  (3) 数秘学的な「7」という数字の問題
などが絡んでおり、決定的な結論はなかなか出せないんじゃないでしょうか?





( 以下は「チョコレート(4)」につづく)


チョコレート(2) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月14日(金)04時00分03秒


 楽古堂主人さま
>> 楽古堂さまは、そのフランス文学者の意見を、どのようにお考えになられるのでしょうか?(<園主さま)                           

>・ えっ?これは、その時のメールに書いた通りですが?
>・ 反対の立場を取ります。

 え〜〜っと、これは園主さまの問いの意味を、取り違えているのではないでしょうか?

 楽古堂さまのおっしゃる、「先生」と『反対の立場』とは、生田耕作さんについて「先生」が『三流の研究者』だと評価しているのに対し、楽古堂さまは『超一流の「研究者」』だと思っている、ということでしょう?
 でも、園主さまが「どう思うか」と問うているのは、生田さんのことを『三流の研究者だってことは、みんな、知っているんだからさあ。それでも、あがめたてまつってやっていたんだから。彼もいい仕事を残したんだから。まあ、大目に見てやれよ』と言ってバカにする「先生の態度(考え方・人格)」のことだと思うんです。と言うのも、園主さまの(上に引用の)問いは、

>私はそのフランス文学者のご意見は、テクネチウムさまのおっしゃった『真実と悲しみは、胸の中にしまっておくべきもの』という「世渡り便法」を一歩も出るものではなく、立派な「肩書き」が泣くような意見だと存じます。

云々と、「先生」の考え方をとても厳しく批判した後になされたものですし、それに、もともと園主さまは生田耕作さんの訳業に興味があったわけではなく、高名な生田さんの予想だにしなかった「人間性(弱さ)」を知って、「それまで誰一人(公に)追求することの無かった」その「人間的側面 」を批判したわけでしょう。ですから、生田さんの「業績をどう評価するか」なんて問いは発しないんじゃないかと思うんです。澁澤龍彦さんの訳業についてすら、たぶん一度も語ったことのない園主さまですから、生田耕作さんの「訳業」についての評価など、もとより興味の埒外であったように、ボクには読めたんですが・・・。

>・ このメールは、楽古堂の「先生」への「皮肉」と「風刺」です。
>・ ご承知のように楽古堂は、批評の方法としての「皮肉」と「風刺」を禁じ手にしています。
>・ 澁澤龍彦が多用した「逆説」さえも、通常は使用しません。
>・ 論旨を、不明確にすると思うからです。
>・ 僕の「皮肉」と「風刺」の使い方は、あまり上手ではないと思います。
>・ だから、勘違いされたのだと思うのです。
>・ 単なる有名人崇拝はしません。

 それと、楽古堂さまは、たまたまフランス文学の「先生」に、ご自分の論文を読んでもらったことについて、

>・ 先日、ある場所でフランス文学の教授という方と同席しました。
>・ なんと嬉しいことに(!)、小生の美食家の運命を読んでくださっていました。

と書いておられたわけですが、この『なんと嬉しいことに(!)』というのが『皮肉』だったということですよね。
 でも、こうした文章を『「皮肉」と「風刺」』と取るのは難しいと思います。なぜなら、ご自身認めておられるとおり、楽古堂さまは『批評の方法としての「皮肉」と「風刺」を禁じ手にしてい』る方だからであり、なのにその『禁じ手』を、ここでいきなり、あえて使う「必然性」が語られてないからなんです。つまり、楽古堂さまの文章として素直に読めば、これは「額面 どおり」に理解するのが当然なんじゃないでしょうか?

 どうして楽古堂さまは、「先生」に対し、例外的に、『禁じ手』である『「皮肉」と「風刺」』をお使いになられたんでしょうか?





( 以下は「チョコレート(3)」につづく)


チョコレート(1) 投稿者:ホランド  投稿日: 2月14日(金)03時48分01秒

 みなさん、こんばんは! いよいよ明日(もう今日だけど)は、バレンタイン・デーですね。世の男性諸君は、どんな心境かな?(笑) 彼女がいる人は、ひとまず安心。それ以外に一つでももらえれば「めっけもの」・・・な〜〜んて不埒な考えは持っていませんか?(笑) もちろん、毎年モテモテの人は「バレンタイン・デー? だから何なんだよ。あんなのお菓子屋の策略じゃないか」なんて澄ましてるんじゃないでしょうね? 一方、不動チョコを確保していない男性諸君は、一つでももらえるかなとドキドキなのでしょうか? それとも「私は関係ないよ」と達観の境地に入ろうとしているのでしょうか? 

 さて、わが園主さまはというと、たぶん後の二つのタイプの間くらいではないかと思うんですが、さすがは論争で鍛えたポーカーフェイス。「例年どおり義理チョコを2つくらいもらえるかも知れないな。楽しみだ」と自然体なところを見せておりました(笑)。で、ボクはどうかというと、もちろんそれは・・・「秘密」です(笑)。





 ブギーポップ・モコナさま
> ■■■■■
> □□□□□
> チロル・チョコ(下段はホワイトチョコです)10個をお届けしました。
> §^o^§/

 ありがとうございます! じゃあ、ボクは□□□と■■をいただいて、後は園主さまに(笑)。

 ところで、期間限定の(ストロベリー)は売ってませんでしたか?(^-^)


 Keenさま
> なんて、思い悩む(笑)必要はありませんわ。現に私、「園主・アレクセイ」さまには、これ以上ないくらいに甘えさせて頂いてるじゃありませんの(^0^*

> ……なんて書いてると、「もうひとり」がスネてしまいそうですわね。
> ホランドくん、いつもありがとう(^0^*
> 私は弟がいないんだけど、けっこう「年下の男の子」と友達になることが多いのよね、なぜか。

 この文脈からいうと、『スネてしまいそう』と言われているのは、ボクのことですね? とんでもないですよ。うちの「言いたい放題」の園主さまをそのように評価して下さっているなんて、日頃の「助手」としての苦労も報われようというものです。こちらこそ、Keenさま、いつもありがとう、って言いたいです。

> 例のモノ、もし奇数だったら、園主さまと野球拳(笑)でもして、勝敗を決めてね。

 なんで『野球拳』なんだ〜〜〜っ!!!!

 ・・・でも、ありがとうございます。アーニャと共同出資なんですね(笑)。

>(だんだん調子が出てきたでしょ?フフフ♪)

 その「趣味的な妄想」は、・・・まあ、他ならぬKeenさまのご健康のためなら、ボクは堪えますけどね(-_-;)。





( 以下は「チョコレート(2)」につづく)



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