●●● BSS『アレクセイの花園』バックログ ●●●


● 2003年8月下
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ええええ〜〜〜〜っと・・・ 投稿者:浮世渡郎  投稿日: 8月31日(日)01時47分10秒

えええ〜〜〜〜〜っと・・・(汗)

あっしは黒猫館館長の舎弟の浮世渡郎というなんともケチなヤローで
ございます。(汗)
今回一度「花園」へ行って挨拶して来いと館長と影姫様に命令されて
きてはみたんでござんすがなにしゃべっていいのやら・・・
なにしろあっしは高校中退で学もなく本だって読んでるのはエロ漫画
ぐらいでござんして・・・
ここのみなさんに合わせられる話題がないんでござんすが・・(汗)

エロ漫画の話題なら少しは・・・園主さんは「ダーティ松本」ぐらい
はご存知しょ?・・・いやいいんですいいんです、そんな下卑たもの
知らんでも・・・(泣)

いやお眼汚しでござんした。。。サラバッ!!!(逃走)

http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html


秋の気配(下) 投稿者:ホランド  投稿日: 8月30日(土)22時16分34秒


 アーニャ
> 小野不由美『くらのかみ』(講談社・Mystery Landシリーズ)

> で、Keenさまより確実に若い私も読んでみたんだけど、★4つ、かしらね。
> 子どもが主人公だから、すぐ作中に入って楽しめるし、それに、田舎をあまりよく知らなくても、なかなか上手に描写 してあるから、現代っ子なら逆に「田舎への憧れ」を持つかもしれないわ。「こんなところに行ってみたいっ!」てね。(作者の狙いもソレ?)

 楽古堂さまが★5つ、アーニャが★4つ、Keenさまが★3つ、かあー。

 アーニャの言うとおり、都会育ちの子供にとっては「田舎を舞台にした冒険譚」って、一種のファンタジーだから、かえって想像をたくましくできるし、楽しめもするのかも知れないね。その点、大人は「都会育ち」であっても、なまじ「田舎」の情報を持っていて、自分なりの「田舎」像を構築済みから、子供ほど自由に想像の翼を広げられないと思うんだ。
 で、かく言うボクもそうした大人の一人だから、たぶん子供のように「田舎」を(こことは切れた)一種の「異世界」としてはイメージできず、不本意にも、自分にとっての「リアルな田舎」像にどれだけ近づけているかで、判断してしまうところがあるんだろうね。また、そうした点で、児童文学にシンパシーを強く感じるらしい楽古堂さまは、善かれ悪しかれ、感性的に子供に近い部分があるんだと思うよ。

> 私はまだ、「2年生」ね。

 ありがとう。これからもマイペースでよろしくね!(^-^)


 園主 さま
美しき男たちの生と死 ―― 武侠精神における「無名」性

> なかなかの早業だっただろう。また、感想を聞かせてくれ(笑)。

 ホントに早かったですね(笑)。内容については「いかにもアレクセイ」としか言い様がないかな(^-^)。

 ただ思ったのは、園主さまは批評家だから、書き語らざるをえないんだけど、ホントは禁欲的に「寡黙な英雄」が好き(憧れ)なんでしょうね。その意味では、ジェット・リーが演じた『HERO』の主人公「無名」は、園主さまの急所を突いたキャラクターだったんだと思いますよ。
 つまり、ボクと園主さまは、映画館の前から2列目の真ん中あたりで、スクリーンを間近に映画を鑑賞したわけだけど、園主さまはきっちり「無名」の「十歩必殺」で急所(ハート)を突かれてしまったというわけです(笑)。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


秋の気配(上) 投稿者:ホランド  投稿日: 8月30日(土)22時15分49秒

 みなさん、こんばんは! 昨夜はすっかり涼しくて、クーラーも扇風機もなしで眠ることができました。・・・このまま秋に突入するのでしょうか?
 それはさておき、暑い間は出歩くのもなにかと億劫になりがちでしたが、気候のよくなるこれからは、積極的にあっちこっちに出歩きたいと思っています。ただし・・・古本屋めぐりばっかりっていうのは、ちょっとアレですけどね(笑)。





 Keen さま
> 「花園」に初カキコより2年が経過してました(8/20は花園記念日)。
> 私も「3年生」の仲間入り、ですね。

 あまりにもあっけなく途切れてしまうのが当たり前の、ネット上のおつきあい中で、2年間、ホントにありがとうございました。これからも、ホントにホントによろしくお願いしますね!(^-^)

> 宇山さんが企画した「Mystery Landシリーズ」(講談社)

>> そう言えば竹本さん、いまごろマンガを描いてらっしゃるんだよね。今度はミステリだそうだけど、いつごろ完成するんだろ?

> 『純正音律』より先だったら……絶対、「反則」よねっ?(ファン一同で、プロレス技準備!)

 こないだ、「Mystery Landシリーズ」について『竹本健治さんもラインナップに入っているけど、実現はいつのことになるのやら(^-^;)。』って書いたけど、園主さまからの最新「竹本健治情報」によると、現在、取りかかっているのは、この書き下ろし作品だそうです。

 なんでも、園主さまが「マンガが先なんじゃないんですか?」と尋ねたところ、竹本さんは「このシリーズは、誰の作品が何月刊行というのが決まってて、僕の締め切りももうそんなに余裕がないから、今けっこう大変なんだよね」というような話だったそうです。

 ちなみに、来年には『ジャーロ』誌(光文社)に短篇の連載も始めるそうですし、『ウロボロスの純正音律』を連載中の『メフィスト』誌(講談社)の編集長からも「私が担当している間に完成させて下さいね」と釘を差されているから、こちらももうすこしペースをあげなければといけないとか。

 『ウロボロスの純正音律』は、すでに連載開始後5年を経過しているにもかかわらず、総執筆枚数は600枚くらいで、『ウロボロスの偽書』や『ウロボロスの基礎論』が1300枚前後だったことを考えれば、このままでいくと単純計算であと5年。つまり「10年をかけて完成」ということにもなりかねないんですけど、さすがにそれは「まずい」ということのようですね。

 で、竹本さんとしては、締め切りのハッキリしているものから片づけていくという方針を取っている(取らざるをえない)ため、実質的に締め切りのない「マンガ第2作」については「コンテを30枚ほど描いたところで止まってるんだけど、完成はいつの事になるのかなあー」という話だったそうです。

 この情勢の変化をどう評価するかは、もちろん人それぞれでしょうけど、少なくとも園主さまのご様子は・・・「うれしそう」でしたよ(笑)。





( 以下は「秋の気配(下)」につづく)


私はまだ「2年生」、ね。 投稿者:アーニャ  投稿日: 8月29日(金)16時46分18秒

☆アリョーシャ

>>『くらのかみ』

>『かつて子供だった大人のための物語』というコピーが原文どおりなら、あまり関心いたしかねますね。なぜならば「かつて子供でなかった大人」など一人もいないので、この文章は無意味だと思うからでございます。

アリョーシャらしい「理屈こき」だこと(笑)。
正しく引用すると、「かつて子どもだったあなたと少年少女のための "ミステリーランド"」よ。これならどう?

>Keenさまのご評価は、かの新聞書評と、ほぼ同様のようでございますね。概して私も、楽古堂さまよりは厳しい採点をいたしますので、たぶんKeenさまと同様の評価になろうかと存じます。
>ところで、Keenさまは『ちょっと前(ん?)に成人してしまった身』なのでございましょうか?
>私は『成人してしまった』という部分にこそ、引っ掛かりを覚えます。なぜならば、Keenさまご自身『まだまだ』『ぜんぜん』『おこちゃま』であると自認なさっていたのではございませんか?

これは単に、戸籍上のことを言っただけだと思うわよ。だから、精神的には……(笑)
で、Keenさまより確実に若い私も読んでみたんだけど、★4つ、かしらね。
子どもが主人公だから、すぐ作中に入って楽しめるし、それに、田舎をあまりよく知らなくても、なかなか上手に描写 してあるから、現代っ子なら逆に「田舎への憧れ」を持つかもしれないわ。「こんなところに行ってみたいっ!」てね。(作者の狙いもソレ?)
まあ、アリョーシャも読んでみなさいよ。活字も大きいし、すぐ読めるから。


>>中井英夫最晩年の傑作短篇「黄泉戸喫(よもつへぐい)」(『黄泉戸喫』所収・東京創元社)

>その本は『発掘不可能』だけど、最近買った何冊目かなら、発掘もあながち不可能ではなかろう(笑)。

アリョーシャったら〜。以前確か、「5か年計画で蔵書整理する」とか言ってなかった?また地震が来て、「ノストラ・アーニャの大予言」が当たっても、私の言霊のせいじゃありませんからね★(ホランドくん、後始末はお願いするわね/笑)。

>私も当然、あの小説の語り手に中井英夫本人を重ねて読んだんで、語り手のイメージはもっと年嵩だったんだが、そうか、あれに描かれていたのは、今の私と同年齢だったのか。

そうじゃないわ。読めばわかるけど、語り手はもうおじいちゃまになってて、昔の自分の日記からの引用があるのよ……面 白いから、ぜひ発掘の上、再読してほしいわね〜。(^0^*

>食玩の「王立科学博物館」のなかでは、水色のクリアパーツで成形されている「地球儀」がとてもキレイだと思ったよ。あれなら持っていたいな。

そうなの。ホントにキレイなのよ♪ちなみに「地球儀」は、私が引き当てましたの。ほほほ。

>忌憚が無くて申し訳ない。だが、その分、誉めた時は千金の重みがあると思って欲しいな(笑)。

フフフ♪

>(鬼印式部さまの「やおい修行」に)ああ、期待しているよ。私個人に関しては、超ハードなのも大歓迎ということで(ニヤリ)。

アリョーシャ、確か、体は固い方だって言ってたわよね。「鉄壁」なのも、そのせい?(ニヤリ)

> 「美しき男たちの生と死 ―― 武侠精神における「無名」性」

これから、ゆっくり読ませて頂くわね。
それでは皆さま、ごきげんよう。にゃあ〜♪


『英雄〈HERO〉』論、「美しき男たちの生と死」をアップ(下) 投稿者:園主  投稿日: 8月29日(金)00時18分07秒


 アーニャ
>> 私は、この「杏子の手紙」を読んでいて、ふと中井英夫最晩年の傑作短篇「黄泉戸喫(よもつへぐい)」(『黄泉戸喫』所収・東京創元社)を思い出したよ。

> ……今、再読したところよ。アリョーシャはもう一度読んだの?(あ、発掘不可能?)

いいや、刊行時に一度読んだだけだよ。その本は『発掘不可能』だけど、最近買った何冊目かなら、発掘もあながち不可能ではなかろう(笑)。

> 「四十歳」という年齢についての記述には、微笑を禁じえなかったけど、総じて、また泣き出しそうな気持ちになっちゃったわ……
> だから、今日は「ノーコメント」よ。

それはぜんぜん記憶してなかったな、……いつものことだけど(笑)。

私も当然、あの小説の語り手に中井英夫本人を重ねて読んだんで、語り手のイメージはもっと年嵩だったんだが、そうか、あれに描かれていたのは、今の私と同年齢だったのか。

> あ、それと、「王立科学博物館」のフィギュアについてのレスがなかったけど、アリョーシャの趣味じゃないのかしら?「LIBRA」トップページからすると、そうは思えないんだけど?

う〜ん、私は星空を見るのは大好きだけど、科学的な天体とか天体観測とか宇宙旅行といったことには、とんと興味が無いようだな。ただ食玩の「王立科学博物館」のなかでは、水色のクリアパーツで成形されている「地球儀」がとてもキレイだと思ったよ。あれなら持っていたいな。

今後発売される食玩で楽しみにしているのは、『タイムスリップ・グリコ』の「ウルトラマンシリーズ第2弾」(海洋堂)と、『ウルトラマン・イマジネーション』(バンダイ)の第2弾だ。フィギュア雑誌で写 真を見ただけだけど、前作が素晴らしい出来だったんで、期待していいと思ってるんだ。

>『エースをねらえ!』のやおいパロディー

> 批評家・田中幸一らしい意見ね。鬼印式部さまも、お説ごもっとも、とおっしゃってたわ。

忌憚が無くて申し訳ない。だが、その分、誉めた時は千金の重みがあると思って欲しいな(笑)。

> 式部さまは原作の勉強をと、レンタル店でアリョーシャお薦めの劇場版『エースをねらえ!』を探したけど、入ってなかったそうなの(リクエストは出したようよ)。もっとも、こんなのは言い訳に過ぎないけど、ね。
ですから、式部さまが続きを書くとしたら、この「劇場版」をちゃんと観てから、になさると思うわ。

うん。ぜひ見てもらいたい作品だけど、ただこのDVD自体、「2001.11.25」の発売になっているから、よっぽど奇特なレンタルショップでないかぎり、いまさらの入荷は困難だと思うな。
ダメなことが判明したら、お貸しするから、その旨伝えて欲しいと、鬼印式部さまにお伝えしてくれ……と言っても、これを読まれるだろうけどね(笑)。

> ま、式部さまのことだから、これに懲りたりせずに、また修行なさると思うわよ。もちろん、「いつものカップル」でも、ね(ニヤリ)。

ああ、期待しているよ。私個人に関しては、超ハードなのも大歓迎ということで(ニヤリ)。


 ホランド
美しき男たちの生と死 ―― 武侠精神における「無名」性

なかなかの早業だっただろう。また、感想を聞かせてくれ(笑)。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


『英雄〈HERO〉』論、「美しき男たちの生と死」をアップ(上) 投稿者:園主  投稿日: 8月29日(金)00時17分17秒

みなさま、本日は、ひさしぶりに新しい評論文をアップさせていただきました。先日、ホランドくんと観に行きました映画『英雄〈HERO〉』を論じたものでございます。

タイトルは美しき男たちの生と死 ―― 武侠精神における「無名」性

私の個人的な思い出もからめながら、この映画のもつ「今日的な意味」について書いたつもりでございます。
ただし、ホランドくんも書いておりましたとおり、この映画は、ストーリーにひねりや仕掛けがございまして、それに言及せずにはこの作品を論じられないと判断し、論文の冒頭に「推理小説」評論なみの『本稿は、映画をご覧になってから、お読み下さい』という注意書きを付させていただきました。
したがいまして、この傑作映画を「絶対に観ない」とか「ネタが割れてもかまわない」という方以外には、この評論を今すぐに読んでいただくわけにはまいりません。もちろん、私としては早くみなさまに読んでいただいて、忌憚のないご感想を賜りたいところなのでございますが、しかしそれは、この素晴らしい映画の感動を多少なりとも減ずることになったとしても、という事ではないのでございます。
ですから、みなさまには一日も早く、この映画をご覧になっていただきとうございます。その上で、拙論を読んでいただければ、これに優る喜びはございません。

私の評論は(文字どおり)さておき、ぜひ『英雄〈HERO〉』をご覧になって下さいまし。決して後悔はさせないと、私が自信を持って保証させていただきます。





 Keenさま
> 「花園」に初カキコより2年が経過してました(8/20は花園記念日)。
> 私も「3年生」の仲間入り、ですね。

二年間もおつきあい下さり、まことにありがとうございました。Keenさまの存在によって、「花園」がどれほど救われてきたことか、感謝の言葉もございません。これからも、末永くおつきあい下さいまし。

……ひとまず、6・3・3・4で大学を卒業するくらいまでは(笑)。

> 『くらのかみ』読了。

> 楽古堂さまは★5つだったけど、私は3つくらい、かな。
> 「かつて子供だった大人のための物語」であることは間違いないし、その観点からは、なかなかの作品かな、とはおもうけれど、肝心の「子供」がどう読むか、残念ながら、ちょっと前(ん?)に成人してしまった身には、判断できません。編集者でもないし。
> 野茶坊さまのお子様なら、面白がるかな?とは思いましたが……
> 舞台となっている田舎の風景を、どこまで脳裏に描けるか、がポイントでしょう。
> 私だって、すでに「街育ち」の子供なんですもの。

Keenさまのご評価は、かの新聞書評と、ほぼ同様のようでございますね。概して私も、楽古堂さまよりは厳しい採点をいたしますので、たぶんKeenさまと同様の評価になろうかと存じます。

ちなみに『かつて子供だった大人のための物語』というコピーが原文どおりなら、あまり関心いたしかねますね。なぜならば「かつて子供でなかった大人」など一人もいないので、この文章は無意味だと思うからでございます。どうせ書くのであれば「かつて子供だったことを忘れない、大人のための物語」とでもすべきだったのではございませんでしょうか。

ところで、Keenさまは『ちょっと前(ん?)に成人してしまった身』なのでございましょうか? ご本人としては『ちょっと前』というところに引っ掛かっておられるご様子でございますが、私は『成人してしまった』という部分にこそ、引っ掛かりを覚えます。
なぜならば、Keenさまご自身『まだまだ』『ぜんぜん』『おこちゃま』であると自認なさっていたのではございませんか? ……ああ、いや、これは鬼印式部さまのことでございましたか? あるいはホランドくんの話でしたでしょうか?

> ただし、「コレクター」ならば、初版を買っておいた方がよろしいかと……(笑)

だいぶ染まってまいられましたね。私も書店で、それが頭をかすめました(笑)。





( 以下は「『英雄〈HERO〉』論、「美しき男たちの生と死」をアップ(下)」につづく)


『くらのかみ』読了。 投稿者:Keen  投稿日: 8月28日(木)18時11分40秒

楽古堂さまは★5つだったけど、私は3つくらい、かな。
「かつて子供だった大人のための物語」であることは間違いないし、その観点からは、なかなかの作品かな、とはおもうけれど、肝心の「子供」がどう読むか、残念ながら、ちょっと前(ん?)に成人してしまった身には、判断できません。編集者でもないし。
野茶坊さまのお子様なら、面白がるかな?とは思いましたが……
舞台となっている田舎の風景を、どこまで脳裏に描けるか、がポイントでしょう。
私だって、すでに「街育ち」の子供なんですもの。

ただし、「コレクター」ならば、初版を買っておいた方がよろしいかと……(笑)


ふと気付いたら 投稿者:Keen  投稿日: 8月28日(木)11時18分39秒

「花園」に初カキコより2年が経過してました(8/20は花園記念日)。
私も「3年生」の仲間入り、ですね。

☆ホランドくん

>そう言えば竹本さん、いまごろマンガを描いてらっしゃるんだよね。今度はミステリだそうだけど、いつごろ完成するんだろ?

『純正音律』より先だったら……絶対、「反則」よねっ?(ファン一同で、プロレス技準備!)

>『めぞん一刻』の音無響子さんに忠実だよね。その意味でも、よく描けてたと思うよ。

ありがとう。(^0^*(by アーニャ)

だからこそ、

>結局、こういうパロディーものって、それらしい配役ってのが重要なんじゃないかな。でないと、原作が生きてこず、仮装大会みたいになっちゃうと思うんだ。鬼印式部さまに、そのあたりをご再考いただくように、よろしく伝えてね。

「批判」も、謹聴致しまする。(by 鬼印式部)


反時代としての「武侠」 投稿者:ホランド  投稿日: 8月28日(木)03時25分42秒

 みなさん、こんばんは! 今日は(と言っても、もう昨日ですが)、園主さまと二人で、ジェット・リー主演の中国映画『英雄〈HERO〉』(張藝謀 監督)を観てきました。
 とにかく良かったです! こう言っちゃなんだけど、予想をはるかに上まわる骨太な作品で、「アクション映画」なんてことでは到底かたづけられない、スケールの大きな素晴らしい作品でした。園主さまも、すっかり感動した様子で、映画のあとの飲み屋で、この映画をネタに「人生、いかに生くべきか」を語り合ったりしちゃいました(笑)。
 ホントはもっと詳しく感想を書きたいところなんですが、下手なことを書くと、まだこの映画をご覧になっていない方の感興を削ぐことになりそうだし、園主さまも何か書きたいというようなことを漏らしておられたので、ここではただ「素晴らしい映画だった。ぜひ大スクリーンで観て下さい」とだけ言っておきたいと思います。
 最後になりましたが、この映画を薦めてくださった、アルフォンヌ耿之介さまに心からの感謝を申し上げまたいと思います。





 アーニャ
>>> 杏子の手紙
>>園主さま、すっかり「あの世」モードだね(笑)。

> そう?今回も、玄関に人の気配が……って終わらせてるんだけどなー。

 それはわかってるけど、なんだかゾンビっぽいじゃない(笑)。

> でも、結局は、「ホランドくん、女なんかどっかにやって、僕ら男同士の絆を深めような!」だったり♪
> (出典:『ウロボロスの基礎論』作中の、小野不由美さんの割込マンガ)

 なつかしいネタだなあー(笑)。そう言えば竹本さん、いまごろマンガを描いてらっしゃるんだよね。今度はミステリだそうだけど、いつごろ完成するんだろ?

> 今頃わかったの?「女は七つの顔を持つ」よ(笑)。
> でも、杏子さんに関しては、原作の「響子さん」が、とても可愛い女性だからっていう影響も大きいでしょうね。

 そうだね。『めぞん一刻』の音無響子さんに忠実だよね。その意味でも、よく描けてたと思うよ。

>>『エースをねらえ!』のやおいパロディー

>>「緑川蘭世」というのが出てきたので、一瞬ボクがモデルなのかとドキッとしましたが、あちらの常連さんをなぞらえておられたんですね。

> いいえ、これはむしろ、ホランドくんを意識してのことだそうよ。だから、二人一役。ホランドくん、以前、杉澤鷹里さまに「愛のムチ」ふるったでしょ?(笑)それに、今回の企画自体、ホランドくんのペンネームとの偶然の一致と、「宗方仁」と「宗像冬樹」の相似がきっかけだったそうだから。

 『愛のムチ』ね、あはは・・・(^-^;)。

 でも、『エースをねらえ!』の方で、ひろみに「愛のムチ」をふるうのはお蝶夫人で、緑川蘭子じゃないんだよ。そもそも蘭子は加賀高校の生徒で、ひろみやお蝶夫人や藤堂隆之が通 う県立西校の生徒じゃないから、パロディーでそのあたりが無視されているのは、知っている者には違和感があったなあ。

> 「お蝶夫人」は、今回は「プロレス技をかける、年上の美しい人」という設定のためだけに必要だったようです。もし続きが書かれるようなら、違ってくるんでしょうけど。

 同じ『年上の美しい人』だとしても、ダブらせるキャラクターを間違えたんじゃないかなあー。貴族趣味のお蝶夫人と、庶民的な牧場典子じゃあ、違和感の方が先に立って、面 白いミスマッチにもなっていなかったと思うんだけど。

 結局、こういうパロディーものって、それらしい配役ってのが重要なんじゃないかな。でないと、原作が生きてこず、仮装大会みたいになっちゃうと思うんだ。鬼印式部さまに、そのあたりをご再考いただくように、よろしく伝えてね。


 園主 さま
 今日はありがとうござました! 『マトリックス・リローデッド』を見逃していなかったら、たぶん『英雄〈HERO〉』は観ていなかったと思うので、ホント怪我の巧妙でしたよね(笑)。

 今だから言いますけど、正直言ってボクは、ジェット・リーは見た目が「普通 のお兄さん」っぽ過ぎて、主演俳優としては弱い(線が細い)と思ってたし、そのうえ、中国系(京劇系)の舞いのようなアクションも、ワイヤーアクションも、あんまり好きじゃなかったんです。だからこの映画は、ジェット・リーを見ると言うよりも、張藝謀 監督の作品を観ると意識が強かったんですが、結果としてはジェット・リーの押さえた演技にも好感が持てました。中年になって、味が出てきたんじゃないかなあー。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


「やおい」代理レス 投稿者:アーニャ  投稿日: 8月26日(火)16時39分06秒

続いては、鬼印式部さまからの伝言&私の見解。式部さまは、二人の「まだまだ(笑)」「ぜんぜん(笑)」の後遺症で、筆をとる気力もないようですから(笑)。

>『エースをねらえ!』のやおいパロディー

☆ホランドくん

>「緑川蘭世」というのが出てきたので、一瞬ボクがモデルなのかとドキッとしましたが、あちらの常連さんをなぞらえておられたんですね。

いいえ、これはむしろ、ホランドくんを意識してのことだそうよ。だから、二人一役。ホランドくん、以前、杉澤鷹里さまに「愛のムチ」ふるったでしょ?(笑)それに、今回の企画自体、ホランドくんのペンネームとの偶然の一致と、「宗方仁」と「宗像冬樹」の相似がきっかけだったそうだから。

>ボクはあちらのみなさんの個性を把握していないので、その点でピンとこなかった「ネタ振り」もあったんじゃないかと危惧します。

『薔薇迷宮』同様、それはあるでしょうね。

>ただ、『エース』のパロディーとしては、やっぱり一言でもいいから、お蝶夫人のしゃべりを出して欲しかったですね(笑)。

「お蝶夫人」は、今回は「プロレス技をかける、年上の美しい人」という設定のためだけに必要だったようです。もし続きが書かれるようなら、違ってくるんでしょうけど。

☆アリョーシャ

>やはり、パロディー的色彩のつよい作品というのは、下敷きとなる原作を知悉していてこそ、「ツボ」を押さえることができるのだと存じます。その点で、今回のものは原作を生かし切れておらず、一般 的なイメージをなぞるに止まったように存じます。
>もちろん、私の評価は、元になった作品を愛するが故に過酷になっている部分もございましょうが、やはり良く知らない作品のパロディーを書くというのは、どう考えてもそれ自体が間違いだったのではございませんでしょうか。

批評家・田中幸一らしい意見ね。鬼印式部さまも、お説ごもっとも、とおっしゃってたわ。
式部さまは原作の勉強をと、レンタル店でアリョーシャお薦めの劇場版『エースをねらえ!』を探したけど、入ってなかったそうなの(リクエストは出したようよ)。もっとも、こんなのは言い訳に過ぎないけど、ね。
ですから、式部さまが続きを書くとしたら、この「劇場版」をちゃんと観てから、になさると思うわ。

私もあちらに出入りしてるからわかるんだけど、鬼印式部さまの今回の執筆は、あちらの掲示板が最近、ちょっとカタい雰囲気になってたので、「やおい」でくつろげよう、というのが第一目的。次が「岡ひろみ&藤堂さん」のやおい版恋物語で、「いつものカップル」とは違った素材での描写 を試みた、というわけ。その結果が、「まだまだ(笑)」「ぜんぜん(笑)」だったから……(笑)

ま、式部さまのことだから、これに懲りたりせずに、また修行なさると思うわよ。もちろん、「いつものカップル」でも、ね(ニヤリ)。

それでは皆さま、ごきげんよう。
にゃあ〜♪                                        


「杏子さん」レス 投稿者:アーニャ  投稿日: 8月26日(火)16時27分18秒

☆ホランドくん

>> 杏子の手紙
>園主さま、すっかり「あの世」モードだね(笑)。

そう?今回も、玄関に人の気配が……って終わらせてるんだけどなー。

>でも、こんな可愛い奥さん、園主さまにはもったいないな。『薔薇迷宮』のなかのエピソードじゃなかったら、ボクもきっと杏子が好きになってたことだろうなあー。

あーら、原作の通りにコトが運ぶなら、杏子さんは遠からず作中の「ホランドくん」と結ばれることになるんだから、イイじゃないの。(^0^*
でも、私としては、「根性で甦った幸一」vs「りっぱな大人になったホランド」のバトルを期待したいところね〜。何しろ、杏子さんにとっての「幸一さん」は、すでに過去の美しい思い出。現在進行形では、日々成長して行く「ホランドくん」に心が傾いてるんだから、亡夫だからって、幸一優勢ではないはずよ(悪魔笑)。
でも、結局は、「ホランドくん、女なんかどっかにやって、僕ら男同士の絆を深めような!」だったり♪
(出典:『ウロボロスの基礎論』作中の、小野不由美さんの割込マンガ)

>でも、このエピソードをアーニャが書いたことを考えれば、・・・オンナはコワイ(笑)。

今頃わかったの?「女は七つの顔を持つ」よ(笑)。
でも、杏子さんに関しては、原作の「響子さん」が、とても可愛い女性だからっていう影響も大きいでしょうね。

☆アリョーシャ

>私は、この「杏子の手紙」を読んでいて、ふと中井英夫最晩年の傑作短篇「黄泉戸喫(よもつへぐい)」(『黄泉戸喫』所収・東京創元社)を思い出したよ。

……今、再読したところよ。アリョーシャはもう一度読んだの?(あ、発掘不可能?)
「四十歳」という年齢についての記述には、微笑を禁じえなかったけど、総じて、また泣き出しそうな気持ちになっちゃったわ……
だから、今日は「ノーコメント」よ。

あ、それと、「王立科学博物館」のフィギュアについてのレスがなかったけど、アリョーシャの趣味じゃないのかしら?「LIBRA」トップページからすると、そうは思えないんだけど?


追伸 投稿者:園主  投稿日: 8月26日(火)00時56分38秒

 野茶坊さま
> 奄美の日本復帰について

ご教示、ありがとうございました。

> 奄美のガンジーと後に称えられる泉芳朗(ほうろう)を指導者とする復帰運動が爆発的に盛り上がり、1953年12月25日、日本に復帰します。

ということは、奄美の日本復帰は、沖縄の場合とは違って、私の生まれる以前であったため、印象が薄いということもあったのでございましょうね。

> ・・・おおざっぱにはこんなところです。詳しくは後日・・・。

> 近世以後については、そのうち書こうと思いつつ、年月が過ぎておりますが、この機に少し頑張ってみようかな・・・? 時間ください。

よろしくお願いいたします。期待しております。

> 奄美の歴史については、何年か前、日本史で言う江戸期以前までをまとめて職場の「紀要」に載せた雑文がありますので、近々送ります。かなりの長文、花園に持ち込むと相当な場所を占拠してしまいそうです・・・。メール(添付ファイル)がいいでしょうか・・・?

はい、それでけっこうでございますが、コピーを直接送っていただいても、けっこうでございますよ。その場合、郵送先の住所をメールでお知らせいたしますので、都合の良い方になさって下さいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


黄泉戸喫(下) 投稿者:園主  投稿日: 8月26日(火)00時43分09秒


 影姫さま
> いんたーねっとからおけぱあと5(ホランド様に捧げます)

いよいよ次は私に捧げていただけるのでございますね。心より楽しみにしております(笑)。


 アルフォンヌ耿之介さま
オフも含めて、本当におひさしぶりでございます。変わりなくお過ごしでございましたでしょうか? やはり正式に就職すると、時間的に不自由になるものでございますねえー。

> やや哲学チックなカンフー映画、という『マトリックス・リローデッド』を見逃したからには、やはり同系統?の『HERO』がオススメ。
> これは構成も凝ってるし、水準の高い映画。
> 単なるアクション映画と思ってスルーするのは、ちょっともったいないですよ。

ホランドくんもそれが良いと申しておりますし、なによりわざわざご推薦いただいたのでございますから、『HERO』を観ることにいたしたいと存じます。

なお『HERO』は、ひさびさの中国映画の大作なのでございますよね? 最近は、映画でもテレビドラマでも韓国製がもてはやされているようでございますが、日本の影響が大きく、そのぶん抵抗も少ないであろう韓国ものよりは、むしろ異文化的なものを感じさせてくれるであろう中国映画に、……へそ曲がりな私は……期待したいところでございます(笑)。

>  また何かあったら誘って下さいね〜。
>  最近、Kさんとか久子さんにも会ってないので、会うことありましたらよろしくお伝え下さい。

了解いたしました。平日に何かございましたら、お声をかけさせていただきたいと存じます。

なお、参考までにご報告いたしますと、アルフォンヌ耿之介さまのお名前の由来である日夏耿之介の、著名な訳書『吸血妖魅考』(モンタギュー・サマーズ)が、ちくま学芸文庫に入りました。「美貌のヴァンパイヤ」でもあるアルフォンヌさまとしては、これは必読ならずとも、持っておかなければならない本なのではございませんでしょうか?(笑)


 鬼印式部さま
> > 杉澤鷹里さまの掲示板「破壊者の幻想譜」http://www4.rocketbbs.com/141/ouro.html に、変名にて拙い物語を投稿してみましたので、よろしかったら、ご笑覧下さいませ。


ホランドくんの申しておりましたとおり『『エースをねらえ!』のやおいパロディー』でございましたが、忌憚なく申しますと、やはりアーニャの『薔薇迷宮』外伝には及んでいないものと存じます。

その原因は、ひとつには、ホランドくんもそうであるように、私が『あちらのみなさんの個性を把握していない』からなのでございましょうが、もうひとつの原因は、やはり鬼印式部さまもご自身おっしゃられていたとおり、

> 少納言さまがお好きだという作品を基にしておりまするが、何分、わたくしは詳細を存じませぬ ゆえ

でございましょう。
やはり、パロディー的色彩のつよい作品というのは、下敷きとなる原作を知悉していてこそ、「ツボ」を押さえることができるのだと存じます。その点で、今回のものは原作を生かし切れおらず、一般 的なイメージをなぞるに止まったように存じます。
もちろん、私に評価は、元になった作品を愛するが故に過酷になっている部分もございましょうが、やはり良く知らない作品のパロディーを書くというのは、どう考えてもそれ自体が間違いだったのではございませんでしょうか。

> 今回は、清水の舞台の、端くらいまでは参ることができたでせうか?

ぜんぜん(笑)。


 アーニャさま
> 杏子の手紙

「天国にいる幸一さんへの手紙」という設定だが、なんとも言えない不思議な気持ちだなあ。と言うのも、私からすれば、「杏子」の住む世界は「フィクションの世界」という「彼岸」であり、「杏子」からすれば、私が今こうして生きている世界こそが「彼岸」なんだからな。
誰も「彼岸=あの世」を見たこともないんだから、それが現実に存在していたと仮定すれば、それが「この世」とそっくりそのままの世界である可能性も否定できない。つまり、この場合「生死」とは、この「二つの この世」の往還現象だと考えることもできるんだ。

私は、この「杏子の手紙」を読んでいて、ふと中井英夫最晩年の傑作短篇「黄泉戸喫(よもつへぐい)」(『黄泉戸喫』所収・東京創元社)を思い出したよ。


 ホランド
> ボクはアルフォンヌ耿之介さまご推薦の『HERO』が良いと思います。どうでしょう?

そうすることにしよう。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


黄泉戸喫(中) 投稿者:園主  投稿日: 8月26日(火)00時32分48秒


 野茶坊さま
> くさいものにフタをして、会員を馬車馬のごとく大政翼賛的総選挙に駆り立てようとする組織中枢の本音が何であれ、「見たくない現実(見せたくない現実)」を正視する眼を喪わぬ ことが闘いの第一歩と思います。(うちの組織では、婦人部活動家の間からも疑問の声があがり始めています)。

私の言葉でいえば「現実を直視する」ということでございますね。しかしそれは、元来そうした眼を持っていて、それを『喪わぬ こと』が『闘いの第一歩』なのか、それとも持っていなかった強い眼を「獲得すること」が『闘いの第一歩』なのか、ということもございましょう。
初めからそのような眼を持っていながら、組織のなかでそれを鈍らされかけていた人ならば『喪わぬ こと』が重要とも申せますが、もともとその種の「強さ」を持たないない者の方が多いというのが、人間の現実であろうと私は考えます。ですからこそ元来、そういう平凡な弱い人たちの(心の)中にも、現実と格闘していく強い意志(眼)を育てていくのが、現世において凡夫のままで仏の境涯に達しうると教える「即身成仏」の仏法であるはずなのでございますが、その仏法の組織が、まるでその逆のことをやっているという、この現実。……現実を直視するのではなく、苦しい現実から「逃避」する先を保証してやるようなやり方は、国家権力と結びつき、厳しい現実の生活からの逃避先を「極楽浄土」に保証してみせた、かつての念仏宗そのままではございませんか。

池田大作SGI会長は、つねづね「仏法とは勝負だ。世界平和実現のための寸暇なき戦いである」あるいは「権力の魔性を鋭く見抜いていかねばならない。そのためにも知性を磨け」などと会員に対して説いておりました。まったくもってその通 りなのでございますが、その指導を受けてきた会員たちの方は、その指導に呼応して「一人立つ」覚悟もなく、ただ『誰がわからずとも、先生だけはわかって下さっている』などと腑抜けたことを言いながら、「組織の揺籃」の中で、いつまでも眠りこけているのでございます。私に言わせれば、こうしたセリフは、現実と鋭く渡り合う、厳しき孤立のなかにある人が、ひそかに胸中に抱くものであって、学会員どおしが「そうだよねー」と頷き合いもたれ合う「馴れ合いの場」で語られるべきものではないと考えます。こうした「組織依存者」あるいは「カリスマ崇拝者」という名の「自立できない人たち」を育てたのは、いったい誰なのでございましょうか。

> 数年前に入会した20代の男子部幹部が、「イラクの人たちが納得できる説明がなされない限り、ボクは絶対に納得できません。だから支援できません。」と表明したら、「個人としての思いは十分理解できるが、役職を全うするために支援を」と、県幹部に「指導?」されたとか・・・。「指導?」された本人は、「これからネチネチといびってやりますよ。」とニヤニヤしています。

『個人としての思い』を蔑ろにする『(組織における)役職』の論理。……かつて、大物政治家の秘書たちが、政治家の汚職の事実を葬り去るために、自らの命をなげうちました。これぞ、みごとなまでに「非人間的」な「役職の論理」の体現だと申せましょう。

しかし、創価学会員にとっての「本質的な役職」とは何なのか? それは「創価学会員」であることですらなく、末法広宣流布を、時の彼方で誓いあった「地涌の菩薩」であるということではなかったでしょうか? その「地涌の菩薩」が現世においては、思考することを組織にあずけてしまい、政府自民党と野合した公明党の支援に走り回るとは、なんたる堕落、なんたる面 汚しでございましょう。
言うまでもなく、他宗の僧侶には、救いを必要としている世界各地の土地に自らおもむき、そこで仏道修行の実践として、現地の人たちに救いの手をさしのべている者が大勢おります。しかるに、創価学会員はどうなのか? そんな話など、私は過分にして聞いたことがございませんし、「個人」としてそういう活動に入った人の思いなど、組織の論理がすべてである『聖教新聞』に載ることなど、絶えてございますまい。

この『これからネチネチといびってやりますよ。』という青年部員のおっしゃる「いびり」とは何なのか? それは、今の創価学会からはすっかり消え失せてしまった、「破邪顕正」の「折伏」でございましょう。もちろん、その「剣」によって斬られるの「邪法邪義」なのでございます。





( 以下は「黄泉戸喫(下)」につづく)


黄泉戸喫(上) 投稿者:園主  投稿日: 8月26日(火)00時31分07秒

みなさま、遅ればせながら、先日ホランドくんと観に行きました「ヤマムラ・アニメーション」と『夏休みのレモネード』について、私の感想を簡単にご報告しておきたいと存じます。

「ヤマムラ・アニメーション」において観た、約20本の短篇アニメーションのなかでは、私は『バベルの本』という作品が気に入りました。これは、J.L.ボルヘスの『幻獣辞典』をインスパイやした作品でございますが、そこにボルヘスの言う「バベルの図書館」というイメージを重ねた、一種のメタ・フィクション作品でございます。 ストーリーをご紹介いたしましょう。

幼い兄弟がバス停にむかって走って行きますが、バスはひとりの老人を乗せると、兄弟を待たずに出発してしまいます。「あ〜あ、行っちゃったね」と言いながら、二人がバス停のベンチに座ると、そこには革で装丁された立派な大判の洋書が置き忘れられていました。
「きっと今のおじいさんのだ」と言いながら、兄が暇にあかせて、その洋書を開いてみると、そこには案の定、外国語が並んでいて、まったく読むことができません。しかし突然、その本が激しく揺れ動き、なんとその本から、西洋絵画で目にする「バベルの塔」ようなものが、地響きをたてて突き出してまいります。突出が静まるのを待って、兄が「これは何だろう?」と、その塔の中を上から覗き込みますと、その塔はどうやら図書館のようで、円形の壁面 の内側はびっしりと本で埋められており、中央には書見台と思しきひと組の机と椅子が置かれているだけでございました。
そこへ、壁の一面に設えられた扉から、一人の老人が、一冊の本を携えて、図書館のなかへ入ってまいります。どうやらその老人は、さっきのバスに乗って行った老人のようでございます。老人は中央の机に本をおいて着席すると、やおらその本を開きはじめました。老人が頁を繰る度に、本からはいろんな「幻獣」のイメージが中空に浮き上がっては消えていきます。弟が「おにいちゃん、何が見えるの? 僕にも見せて」とねだるのを聞き流しながら、兄が老人の読書の様子を眺めておりますと、とつぜん老人が、本をテーブルのうえに置いたまま、扉から出ていってしまいました。お手洗いにでも立ったのでしょうか? ともあれ、兄は老人の読んでいた本が気になってしかたがなく、塔の上から腕を突っ込んで、机の上に置かれた本を持ち出してしまいます。

持ち出した本は、手の平に乗るほどの小さな革装の洋書。早速、頁を繰ってみると、兄弟はいつの間にか、その本の世界に取り込まれ、帆船の乗員として、二人で南洋を楽しく渡っているのでした。船釣りをした後、無人島に上陸し、魚を焼いて食事を済ませ、星空の下で二人が気持ちよく眠っていると、突然、島が激しく揺れ動きだします。じつは二人が島だと思って上陸したのは、巨大な海の怪物リバイヤサンの背中だったのです。海に放り出された二人が、今しも巨大な怪物に呑み込まれんとしたところで、兄はなんとか本を閉じ、現実の世界へ戻ってくることができました。
ほっとする二人の前には、いつのまにか先程の老人が立っており、兄弟に本をかえしてくれと手を差し出しています。兄は手にしていた大判の本を老人に返し、老人と兄弟は、次のバスに乗って、バス停を後にします。
……でも良く見てみると、バス停のベンチの上には、小さな本が開かれた状態で置き忘れられており、その頁面 から、一瞬、魚が跳ね出して、すぐに頁面に戻りました。はたして今の魚は、本に描かれていたリバイヤサンだったのでしょうか?

ヤマムラ作品の特徴のひとつは、ホランドくんも書いていたとおり、その「メタ・フィクション」性にございますが、彼の描く子供のキャラクターは、いかにも可愛くデザインされているわけでもないのに、非常に可愛い、という特徴もございます。そんなヤマムラの作品を見ていて思いますのは、彼が本当に子供好きなのだなということでもございました。


ちなみに『夏休みのレモネード』についても、おおむねホランドくんの感想どおりで、重要な問題を肩ひじ張らずに提起した、感じの良い「佳品」というのが、私の評価でもございました。
ただし個人的には、主役の子供二名がとくに美少年というわけでもないというところが、やや期待外れでございました。ポスターの二人は、かなり可愛く撮れていたのでございますが、……まあ、「目の保養」ということ以外、映画の内容からすれば、美少年である必然性は、まったくないのでございますがね(^-^;)。





( 以下は「黄泉戸喫(中)」につづく)


覚醒せよ! そして戦え、君自身のために!(下) 投稿者:ホランド  投稿日: 8月25日(月)17時42分06秒


 鬼印式部 さま
> 杉澤鷹里さまの掲示板「破壊者の幻想譜」http://www4.rocketbbs.com/141/ouro.html に、変名にて拙い物語を投稿してみましたので、よろしかったら、ご笑覧下さいませ。

 ボクも読ませていただきましたよ。『エースをねらえ!』のやおいパロディーですね(笑)。
 「緑川蘭世」というのが出てきたので、一瞬ボクがモデルなのかとドキッとしましたが、あちらの常連さんをなぞらえておられたんですね。ボクはあちらのみなさんの個性を把握していないので、その点でピンとこなかった「ネタ振り」もあったんじゃないかと危惧します。ただ、『エース』のパロディーとしては、やっぱり一言でもいいから、お蝶夫人のしゃべりを出して欲しかったですね(笑)。

> 今回は、清水の舞台の、端くらいまでは参ることができたでせうか?

 まだまだ(笑)。


 アーニャ
> 杏子の手紙

 園主さま、すっかり「あの世」モードだね(笑)。

 でも、こんな可愛い奥さん、園主さまにはもったいないな。『薔薇迷宮』のなかのエピソードじゃなかったら、ボクもきっと杏子が好きになってたことだろうなあー。
 でも、このエピソードをアーニャが書いたことを考えれば、・・・オンナはコワイ(笑)。


 園主 さま
というわけで、ボクはアルフォンヌ耿之介さまご推薦の『HERO』が良いと思います。どうでしょう?





 ではでは、みなさん、また今度(ハート)。


覚醒せよ! そして戦え、君自身のために!(中) 投稿者:ホランド  投稿日: 8月25日(月)17時41分01秒


 アルフォンヌ耿之介 さま
 ホントにおひさしぶり。ごぶさたいたしました!

 わざわざ映画情報をお知らせくださり、ありがとうございました。

> やや哲学チックなカンフー映画、という『マトリックス・リローデッド』を見逃したからには、やはり同系統?の『HERO』がオススメ。
> これは構成も凝ってるし、水準の高い映画。
> 単なるアクション映画と思ってスルーするのは、ちょっともったいないですよ。

 ボクもお薦めいただいた『HERO』を観てみたいと思いますので、園主さまにもそう提案してみます。

 こないだテレビを見ていたら、この映画に大きな影響をあたえた日本人スタッフとして、ワダ・エミさんが紹介されていました。黒沢明の『乱』などで衣裳を担当し、世界的な活躍をしているワダさんは、今回の映画で話題になっている、象徴的な「色」づかいの提案をしたんだそうですね。
 詳しくは知りませんが、この映画は始皇帝に拝謁した「無名」と言う名の武人が、皇帝に乞われて、3人の刺客を倒した顛末を物語る、という構成のようですね。だから、たぶんそのそれぞれのエピソード(回想シーン)で、「赤」とか「青」といった象徴的な色づかいがなされてるんだと思います。

 この映画は「東洋的な様式美」を全面に打ち出した、とてもきれいな映画だと言いますし、新聞に載ってたインタビュー記事で、監督さんは「アメリカをはじめとした西欧のお客さんには、エンターティンメントとして楽しんで欲しい。けれども、おなじ東洋の思想を共有する日本のみなさんには、この作品に込めた思想を、ぜひ読み取っていただきたい」というようなことをおっしゃってました。こう言われたら、日本人として後には退けませんものね(笑)。

 ちなみに見逃した『マトリックス・リローデッド』も『やや哲学チックなカンフー映画』なんだそうですね。雑誌などの関連記事で読んだんですが、このシリーズの監督である二人(兄弟)の片方に哲学趣味があって、なんでもこの『マトリックス・リローデッド』に「キルケゴールの思想」を盛り込んだんだとか。・・・園主さまは、あんなわかりやすい作品にキルケゴールもあるまいと、眉唾視していたようですけど、実際はどうだったんでしょうね。

 ボクはキルケゴールを読んだことがないんで、想像しかできないんですけど、たしかキルケゴールの著書で有名なのは『死にいたる病い』という本でしたよね。で、いぜん聞き齧った記憶からすると(間違ってるかも知れませんが)、この「死にいたる病い」って、「ニヒリズム」のことだったと思うんです。じゃあ、それがどう『マトリックス』に関係してくるのかというと、『マトリックス』の世界って、機械が世界を支配し、人間は生体エネルギーの供給資源として、「バーチャルリアリティー」の夢を見せられながら、家畜のように飼われているっていう設定ですよね。つまり人間は、いったん機械の支配に抗して「現実」に目を向ければ、命がけの戦いを強いられる困難な世界に生きなければならないんですが、「夢」のなかに止まっているかぎり、それなりに平穏な日々が送れるんです。だから「まやかしの夢から醒めて、共に機械の支配と戦おう」と、「人間的尊厳」の覚醒をうながす主人公ネオたちの呼びかけに対して、「バーチャルリアリティー」の世界に疑いを抱きながらも、その安穏な世界にしがみつこうとする人も、決して少なくはないんです。・・・「どうせ目覚めったって、楽しいことなんか何もないんだから、嘘でも作りごとでも良い。可能なかぎりはここに止まっていた方が良い。所詮どっちが本物かなんて、誰にも決められないんだから」と考える人も出てくるわけで、つまりこれが「ニヒリズム」です。現実なんてどうでもいい、そんなのは相対的なものだ、だから日々楽しくやれればそれでいいじゃないか、カッコつけてどうすんの、といった冷笑的な虚無主義。でも、彼には「自覚」がある分、必ず心のどこかに「やましさ」「うしろめたさ」がつきまとうんですよね。で、そうしたものは、何をもってしても消し去ることも出来ず、最終的には彼の心を荒廃させ、精神的な「死」にまでいたらしめてしまうんです。・・・つまり『マトリックス』の哲学的なテーマというのは、たぶん「覚醒せよ! そして戦え、君自身のために!」ってことなんではないでしょうか? ・・・その意味では、「虚構の正義(プロパガンダ)」が専横を極める現在のアメリカにとって、この映画のテーマは、案外、真剣な検討に値するものなのかも知れません。





( 以下は「覚醒せよ! そして戦え、君自身のために!(下)」につづく)


覚醒せよ! そして戦え、君自身のために!(上) 投稿者:ホランド  投稿日: 8月25日(月)17時40分12秒

 みなさん、こんにちは! 最近、やっと夏らしくなってきましたが、8月も残すところわずかです。この夏、みなさんの思い出となったのは、どんなことでしょうか?
 ボクは本ばかり読んでいた夏でした。園主さまと賢ちゃんが衝突して以来、カラオケにも行ってないし、映画もこないだがひさしぶりだったし・・・。それに今年は、果 物があんまり美味しくなかったなあー。やっぱり天候のせいか、大好きなスイカも甘味がいまひとつでした。・・・ボクにとっては、なにかと、ちょっと残念な夏でした。





 野茶坊 さま
> 戦後、北緯28度線以南の南西諸島(奄美群島及び沖縄諸島)が米軍政下におかれ、日本と切り離されます。(昭和天皇がマッカーサーに「沖縄・奄美を切り離しても日本人はだれも反対しないだろう」と進言)。
> 軍政下の生活は厳しく、エンゲル係数が80%を超える家庭も少なくなかったと言います。
食糧不足から、薩摩藩時代同様、人々は蘇鉄の実を主食にします。処理の仕方を間違えると死に至る猛毒があるのですが・・・。
> ・・・こうした中で、奄美のガンジーと後に称えられる泉芳朗(ほうろう)を指導者とする復帰運動が爆発的に盛り上がり、1953年12月25日、日本に復帰します。奄美は山が多く軍事基地には向いていなかったので、アメリカもわりとあっさり返したのでしょう。また、先述の通 り、沖縄を半永久的に基地の島とすることへの見返り(日本政府へのクリスマスプレゼント)でもありました。


 奄美が戦後、アメリカの軍政下におかれていたというのは、ボクも知りませんでした。「復帰」が1953年ということは、沖縄よりはかなり早く復帰したんですね。

 『沖縄を半永久的に基地の島とすることへの見返り』としての「奄美復帰」ということですから、奄美のみなさんのお気持ちには、複雑なものがあったのでしょうね。
 かつて日本(本土)は、沖縄・奄美などの南西諸島の島々を切り捨て、贖罪の山羊としてアメリカに提供することで、無事、占領から解放されたわけですが、犠牲にされた方は、きっとそんな本土に対して、裏切られたという感情を持ったことでしょう。ところが今度は、その裏切られた者の一部である奄美が、沖縄を犠牲にして「お先に」と復帰してしまったんですから、同じ境遇にあった沖縄を「裏切った」という忸怩たる気持ちは、ずっと跡を曵いたんじゃないでしょうか。

 人間は得てして、「筋」よりも「実益」を選びがちです。「筋」では食ってはいけないし、誰だって「実益」を欲しているんですから、彼が「筋」を捨てて「実益」に走ったとしても、それを無条件に批判できるのは、むしろそうした自覚に乏しい人だけだろうからです。
 でも、「筋」を捨てて「実益」に走った人には、きっと「うしろめたさ」がつきまとうことでしょう。だから彼はしばしば、自身の「出自」を隠蔽し「過去」を葬り去ろうとします。しかし「歴史」は常に彼を脅かせ続けることでしょう。・・・そんな彼の今の「恵まれた生活」が、はたして本当に幸せなものなのか? そう考えれば、あえて「筋」を通 し、切り捨てられ虐げられた者の側に止まり続ける方が、自分に自信を持てるんですから、ある意味では幸せだと言えるんじゃないでしょうか。でも、そうした決断は、容易なことではないようですけどね。

> 「見たくない現実(見せたくない現実)」を正視する眼を喪わぬことが闘いの第一歩と思います。

> イラクにおける「現実」に、自分たちがどう関わっているのか・・・。
> 「それは考えすぎ」とブラックボックスに入れたがる人が大半ですが、困惑の表情は隠せません。

 これこそがまさに、「筋」を通して、組織のなかで「反抗者」の烙印を押される道を選ぶか、現実に目をつむって組織に盲従し、「素直な信仰者」と呼ばれて波風の立たない「実益」の道を選ぶかの違いですよね。
 おっしゃられているとおり、たぶん大半の人は後者を選ぶんでしょうけど、そうした中にも直観的に「うしろめたさ」を覚えて『困惑の表情』を浮かべてしまう人が出てくるんでしょうね。


 影姫 さま
> いんたーねっとからおけぱあと5(ホランド様に捧げます)

> ラファエル『EverGreen』

 素敵な曲をありがとうございます。

 でも、とってもロマンティックな曲ですね。・・・やっぱり、どっちかって言うと、ボクよりは影姫さまご自身に似合った曲だと思いますよ。影姫さまって、ロマンチストですもん(^-^)。





( 以下は「覚醒せよ! そして戦え、君自身のために!(中)」につづく)


杏子の手紙 投稿者:アーニャ  投稿日: 8月25日(月)12時14分07秒

幸一さん、今年は変なお天気が続いてましたが、ようやく夏らしくなりました。
毎日、暑いです。幸一さんなら、この温度変化に耐えかねて、きっとまた夏バテしちゃうでしょうね。お腹出して寝てるのを、いつも私が夜中にタオルケット掛け直してたんだから……知らなかったでしょ?

先日、実家の兄が訪ねてきました。幸一さんの影響でフィギュア好きになった兄は、最近発売になった、タカラ&海洋堂の『王立科学博物館』を蒐め始めたようです。
まずは「地球儀」「月球儀」「月面に立つ宇宙飛行士」の3つが出て、私は「地球儀」と「月球儀」が、とてもキレイだと思ったわ。

お庭の薔薇も、相変わらずキレイに咲いてます。
ホランドくんや皆さんが手入れを手伝って下さるので、大丈夫よ。一株だって枯らしてやしないから。
ホランドくんも、りっぱな大人になりました。
あの頃は、あなたにからかわれてばっかりの、ほんの少年だったのにね……

そういえば、幸一さんがめずらしく苦労して読んでたあの『死霊』も、いまじゃ文庫になってるのよ。世の中、「動物化」「デジタル化」する一方のようだけど、幸一さんならどういう反応するか、想像がつくわよ。ウフフ。

……あ、玄関に、どなたかいらしたようだから、またね、幸一さん。

              杏子


亜歴世少納言さまへ 投稿者:鬼印式部  投稿日: 8月25日(月)00時25分05秒

お久しうございます。お元気でしょうか。

さて、わたくしも21世紀風に書く修行を、と思いまして、杉澤鷹里さまの掲示板
「破壊者の幻想譜」http://www4.rocketbbs.com/141/ouro.html に、
変名にて拙い物語を投稿してみましたので、よろしかったら、ご笑覧下さいませ。

少納言さまがお好きだという作品を基にしておりまするが、何分、わたくしは詳細を存じませぬ ゆえ、お叱りを受ける部分もあるやもしれませぬ……

今回は、清水の舞台の、端くらいまでは参ることができたでせうか?


眼をそらさずに 投稿者:野茶坊  投稿日: 8月23日(土)23時11分50秒

☆園主さま

>日本でも「復興支援」などといった言葉を使っておりますが、日本もアメリカ軍に協力してイラ
>クと戦争をし、間接的に民間人を殺し、都市を破壊した側なのでございますから、その「償い」
>をするのは当然のことなのでございます。それを無関係の第三者づらで「復興支援」などと言う
>のは、いかにも無知な自国民向けの、薄っぺらな欺瞞だと申せましょう。

くさいものにフタをして、会員を馬車馬のごとく大政翼賛的総選挙に駆り立てようとする組織中枢の本音が何であれ、「見たくない現実(見せたくない現実)」を正視する眼を喪わぬ ことが闘いの第一歩と思います。(うちの組織では、婦人部活動家の間からも疑問の声があがり始めています)。

イラクにおける「現実」に、自分たちがどう関わっているのか・・・。
「それは考えすぎ」とブラックボックスに入れたがる人が大半ですが、困惑の表情は隠せません。
数年前に入会した20代の男子部幹部が、「イラクの人たちが納得できる説明がなされない限り、ボクは絶対に納得できません。だから支援できません。」と表明したら、「個人としての思いは十分理解できるが、役職を全うするために支援を」と、県幹部に「指導?」されたとか・・・。「指導?」された本人は、「これからネチネチといびってやりますよ。」とニヤニヤしています。


最近映画もあまり観れていない、ある映画ファンの呟き。 投稿者:アルフォンヌ耿之介  投稿日: 8月23日(土)21時11分05秒

 やや哲学チックなカンフー映画、という『マトリックス・リローデッド』を見逃したからには、やはり同系統?の『HERO』がオススメ。
 これは構成も凝ってるし、水準の高い映画。
 単なるアクション映画と思ってスルーするのは、ちょっともったいないですよ。

 『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、『アルマゲドン』『真珠湾』のジェリー・ブラッカイマープロデュースが前面 に押し出されてますが、「JB」のというよりはやはり園主様おっしゃる通 り「ディズニーの」という看板が相応しい作品。
 毒にも薬にもならず、悪役にも真性の悪人が一人もいない、まさにファミリー向け。
 ただ、『タイタンズを忘れない』などのスポ根ものを手堅く仕上げる、ディズニーらしい外さないテクニックは冴えており、悪い映画じゃありません。
 長いですが。
 ジョニー・デップのファンならば、万難を排して観るべきですが。

 『コンフェッション』は……ROMしてる限りでは園主様が観たという話は読まなんだと思いますが、『ビューティフルマインド』みたいな内容です。
 実話ベースの嘘っぱちという点で似てるのですが、「んなアホな」と思った『ビューティフル……』よりさらに、虚実入り乱れた部分の「虚」のパートがリアリティゼロ。
 元の話がつまらないのか、映像には意外と力を入れてるクルーニー監督の力量 不足か、「実」の部分が面白いだけに、無惨さが際立つ。
 主演のサム・ロックウェルという俳優は、近年のハリウッドの若手でもトップレベルの演技力の持ち主。もっと頑張って欲しい。

 つーわけで、上から順にオススメです。
 『HERO』は僕のような熱狂的ジェット・リーファンでなくとも楽しめる内容なので、チケットあるならぜひ観て欲しいですね。
 
 ではでは。
 また何かあったら誘って下さいね〜。
 最近、Kさんとか久子さんにも会ってないので、会うことありましたらよろしくお伝え下さい。

http://www.ne.jp/asahi/chateaudif/toki0504/


いんたーねっとからおけぱあと5(ホランド様に捧げます) 投稿者:影姫  投稿日: 8月23日(土)19時56分33秒

ラファエル『EverGreen』

澄みいいイイィわたある青空・・・
泥まみれのオオオ〜〜〜〜青い夏・・・
走るううう喜びヲヲを〜〜〜〜わかち合えたあの頃〜〜〜〜

ひいそかに、、、あこがれてええいたああ、、、読書家の彼女、、、
アアアすれえちがうだけで胸がああトキメいていた、、あの頃・・・・

なによりいい、、輝く季節はあああ〜〜〜誰よりも早く〜〜〜
過ぎ去ってゆく、、ハカナイモノ  もおおどれなあい夢・・
なによりいいい眩しい絆にいいい夢を。。散りばめて!!
色あせない永遠の思い出、、、もう一度戻れたら〜〜〜〜〜!!!


キライだああたあの場所にいまはあああ、、、戻りたい。。。
汗に・・・まみれた友情、、はあじめての恋・・・

過ぎてゆく時のなかで〜〜〜〜今が過去になある!!
その現実を受け止められず、、ひとりで泣いた夜・・・

きずけばあああ、、失う感性握り締めたまま・・・
ボクはこのまま輝くオトナにいいいなあてゆく!!

逆らえない時のなああかでえええ・・・ボクができること・・・
心の中は変わらぬ素敵なオトナになるうこと!!

夏の想い!夏の誓い!!永久の青春・・・・・!!!

ほら!夏の匂い!!ほら!夏の調べ・・・・・・・・・!!!!!!

http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html


奄美・・・ 投稿者:野茶坊  投稿日: 8月23日(土)03時29分09秒

☆園主さま

>恥ずかしい話でございますが、私は、沖縄が戦後も長らくアメリカの領土とされ、復帰運動の末 >に日本に戻ったということについては、もちろん知ってはおりましたものの、奄美諸島も同様で
>あったということは、まったく存じ上げませんでした。……そもそも地理に疎く、旅行に興味の
>ない私は、奄美諸島の正確な位置すら、いまだよく知らないのでございます。

私も大阪の地理がよくわかりません。大体の位置はわかりますが・・・(笑)。お互い様ですよ。

九州の南西方向に連なり台湾に至る島々を一般に「南西諸島」と呼びます。
まず種子島・屋久島があり、トカラ列島が続きます。
そして、奄美大島があります。淡路島の1.5倍ほどの大きさでしょうか? 鹿児島から約380?。船で12時間(一晩)、飛行機で1時間。
大島の南に加計呂麻島(かけろまじま)・与路島(よろじま)・請島(うけじま)。いずれもごく小さな島ですが、「奄美らしさ」が、群島中最も色濃く残ります。
この3島の南西に徳之島(とくのしま)。闘牛で有名です。
大島の西側に喜界島(きかいじま)。昔、俊寛が流されたとされる島です。
徳之島の南西に沖永良部島(おきのえらぶじま)。その南西に与論島(よろんじま)。
そして、その南西が沖縄です。
奄美大島から与論島までを奄美群島とよびます。

昔、琉球王国が支配したのは、台湾のすぐ東にある与那国島(日本最西端)から奄美大島までの範囲です。琉球文化圏と呼ばれます。言語的には琉球方言群。

奄美の歴史については、何年か前、日本史で言う江戸期以前までをまとめて職場の「紀要」に載せた雑文がありますので、近々送ります。かなりの長文、花園に持ち込むと相当な場所を占拠してしまいそうです・・・。メール(添付ファイル)がいいでしょうか・・・?

近世以後については、そのうち書こうと思いつつ、年月が過ぎておりますが、この機に少し頑張ってみようかな・・・? 時間ください。

とりあえず、復帰関係をごくごく簡単に・・・。
戦後、北緯28度線以南の南西諸島(奄美群島及び沖縄諸島)が米軍政下におかれ、日本と切り離されます。(昭和天皇がマッカーサーに「沖縄・奄美を切り離しても日本人はだれも反対しないだろう」と進言)。
軍政下の生活は厳しく、エンゲル係数が80%を超える家庭も少なくなかったと言います。
食糧不足から、薩摩藩時代同様、人々は蘇鉄の実を主食にします。処理の仕方を間違えると死に至る猛毒があるのですが・・・。
・・・こうした中で、奄美のガンジーと後に称えられる泉芳朗(ほうろう)を指導者とする復帰運動が爆発的に盛り上がり、1953年12月25日、日本に復帰します。奄美は山が多く軍事基地には向いていなかったので、アメリカもわりとあっさり返したのでしょう。また、先述の通 り、沖縄を半永久的に基地の島とすることへの見返り(日本政府へのクリスマスプレゼント)でもありました。
・・・おおざっぱにはこんなところです。詳しくは後日・・・。



忘れてはならない(4) 投稿者:園主  投稿日: 8月22日(金)23時22分28秒


 アーニャ(つづき)

> 前の書き込みに書き忘れたんだけど、アリョーシャの質問(2)で、どうして『基礎論』の方がイイと思ったのか、聞かせて欲しいわ。きっと、私の「二度死ぬ 」バージョンとは、全く違った理由でしょうから(笑)。
> (実は、座布団ぜんぶとられちゃうんじゃないかと覚悟してたんだけど……/苦笑)

どうして『基礎論』の方がイイと思ったのか、ということだが、それはもちろんあの「本の意志」が働いて……ということさ(笑)。
『ウロボロスの基礎論』のなかで、私は虐殺されたけれど、現実の私は元気に生きている。だから「本」が私を、本当に殺す機会を狙っていた、というようなところで、一種の因縁話になるだろうと思ったんだよ。特に今回の『薔薇迷宮』外伝では、ラストに「幸一が甦ったのでは?」みたいな含みを持たせてあったので、「殺しても、殺しても」みたいになるのも面 白いと思ったんだ。


 ホランド
> 今日はありがとうございました! また近いうちに『マトリックス・リローデッド』を見に行きましょうね。

昨日調べてみたら、梅田の映画館では15日に終わってたよ。招待券があったんで見ようと思ってたやつだし、招待券は松竹系の映画館での上映作品なら何でもつかえるから、べつのやつを観ることにしよう。『マトリックス・リローデッド』はビデオで、ということでよろしく。

なお、今、「梅田ピカデリー」でやっているのは、ディズニーの『パイレーツ・オブ・カリビアン』、ジェット・リー主演の『英雄〈HERO〉』、ジョージ・クルーニー初監督作品『コンフェッション』、それから『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』の4本だ。どれもイマイチその気にならないんだが、どうする?





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


忘れてはならない(3) 投稿者:園主  投稿日: 8月22日(金)23時21分21秒


 アーニャ
> 今日(あ、もう昨日、ね)は、NHK教育で劇場版『サンダーバード』を観たわ。
> 私、このシリーズは、ほとんど初めてだったのよね。
> イギリスでは1967年の公開のようだけど、日本では、TVシリーズも含めて、もっと後だったんでしょうね。クラウス兄さまが子供の頃、見てたそうだから。
> 後の「007シリーズ」をはじめ、いろいろな作品の原型が一杯つまってるって感じを受けたわ。もちろん、とっても面 白かったわよ♪
> レトロな人形劇もイイわねー、フフフ♪

今、実写映画を作っているようだね。オリジナルの『サンダーバード』は、子供の頃、なんどもくり返して見たよ。ちなみに私は、サンダーバード2号機が好きだった。なぜかというと、コンテナから色んなものが出てくるから、「ひと粒で二度おいしい」的な感じを持ってたんだな(笑)。

そんな子供の頃のある日、私はサンダーバード2号機のプラモデルを買ってきた。「イマイ」製だったかな。このプラモは、当時としてはなかなかの優れもので、コンテナを下ろす際に使う4本の「脚部」は赤色のプラスチックで整形されており、本物のようにアンテナ式に伸び縮みさせることは出来なかったけど、後方に折りたためるようになっていた。もちろんコンテナは本体から外すことができるし、コンテナの全面 の扉は、実物と同じように手前に開くようになっていた。そして何よりも、コンテナの中に収納する特殊車両が2台ほど付いていたのが魅力的だったんだ。

たしかこの特殊車両は、超音速旅客機の事故の時に登場したもので、車体の上部にマット状の受け台が付いた一種の自走台車だったと思う。ボディーの色は忘れたけれど、私の印象に残っているのは、この上部の「台」部分が鮮やかな黄色だったこと。ところが、この台車の部品はすべて、2号機の本体と同じダークグリーンのプラスチックで成形されていたんだ。
2号機本体は、全体がダークグリーンで成形されており、前述の「脚」部と2つのブースター部分が赤色のプラスチックで成形されていた。そのうえ、黄色のラインや機体の横の『2』が、デカール(シールの一種)としてついていたから、オリジナルのまま組んでも、それなりに見られるものになったんだ。ところが、「おまけ」である特殊車両の方は、味もそっけもないダークグリーン一色。当時日本では、プラモデル専用の塗料なんてものは、まだ売られていなかったから、子供の手元にある塗料と言えば、水彩 絵の具、クレヨン、色鉛筆、油性マジックといったところだった。しかし、言うまでもなく、このなかでかろうじてプラスチックに乗るのはマジックだけ。しかも当時の油性マジックは、紙などの白っぽいものに書くことを前提とした、透明インクだったから、塗っても下地の色が透けて、下地の色が濃い(明度が低い色のもの)には、黒色マジック以外(赤、黄、緑、紫、茶などがあった)は、ほとんど着色効果 がなかったんだ。
……しかし、私はどうしても特殊車両の台部分に「黄色」を塗りたかった。ひとまずタイヤ部分を黒マジックで着色し、それらしい雰囲気にしたが、台の部分に黄色のマジックはつかえない。では、どうするか? ……そこで、私があみ出したのは、黄色の水彩 絵の具とセメダイン接着剤を混ぜるという「大胆な手法」だった。

水彩絵の具は水で顔料をのばすから薄くなるが、薄めなければ、不透明な顔料がそのまま固まる。だから水彩 絵の具を弾かない素材(木材など)に対しては、そのまま厚塗りをすることも可能だ。しかし、いかんせんプラスチックには絵の具は乗らない。なぜなら溶剤に水をつかっているため、弾かれてしまうからだ。だから「弾かれない溶剤に混ぜれば良い」というのが私の見込みだった。……我ながら、今でも感心してしまう発想だった(笑)。

でも、当時はまだ子供だったので、水彩絵の具を乾燥させてから、顔料だけを接着剤に混ぜるということはせず、いきなり絵の具と接着剤を混ぜた。なかなかうまく混ざらなかったが、それをむりやり混ぜ合わせて、特殊車両の台部分に塗ってみた。はたして塗料は乗った。弾かれなかった。成功したと思った。……しかし、塗料が乾燥してしばらくすると、ひびがはいり剥がれ落ちてしまった。やはり水分があったために、プラスチックに馴染まなかったのだ。しかし、この時の工夫は、今でも私の「自慢話」であり、私の『サンダーバード』に関する最大の思い出となっているんだ(笑)。 





( 以下は「忘れてはならない(4)」につづく)


忘れてはならない(2) 投稿者:園主  投稿日: 8月22日(金)23時19分10秒


 野茶坊さま
> 今年は奄美復帰50周年。そのお祭り騒ぎに溜息つきながら、「本土並み」をめざして、自然に逆らい続けた50年の歩みを思う・・・。

恥ずかしい話でございますが、私は、沖縄が戦後も長らくアメリカの領土とされ、復帰運動の末に日本に戻ったということについては、もちろん知ってはおりましたものの、奄美諸島も同様であったということは、まったく存じ上げませんでした。……そもそも地理に疎く、旅行に興味のない私は、奄美諸島の正確な位 置すら、いまだよく知らないのでございます。

そんなわけで、語られることの多い「沖縄復帰」とは違い、ほとんど耳にしたこともない『奄美復帰』について、沖縄との違いなどをからめてご教示いただければ、たいへんうれしく存じます。お忙しいでしょうが、お暇なおりに、是非ともご教示下さいまし。

> 「この程度で疲れてしまうのは・・・・」。いやな予感。竿をたてて糸を張り、急激に寝かして糸(太さ2ミリ)のゆるみを巻き取る。この作業を繰り返すうちに海面 に魚影が浮かぶ・・・。
> 「やっぱり・・・」。2メートルのサメ。私一人なら、引き上げて、ナイフで後頭部の筋肉を切断するところ。これで顎は動かない。よって噛みつかれる危険はなくなる。あとはヒレと背中の肉を切り取って残りは海に放り込む(腹部にはナイフを入れない。臭いの強烈さは半端ではない)。

やはり野茶坊さまは、文章(描写)力がございますよね。今回の「釣り」の描写 は、短文を重ねていく「ハードボイルド・冒険小説」系の文体で、私は、以前にご紹介いたしました、稲見一良の文章を思い出しました。
思えば稲見も、狩猟を趣味とするアウトドア派で、野茶坊さまと同じく無類の犬好き。ですから、野茶坊さまには是非、稲見の「猟犬探偵」シリーズの短編集『猟犬探偵』『セントメリーのリボン』(新潮文庫)を読んでいただきたいものでございます。





( 以下は「忘れてはならない(3)」につづく)


忘れてはならない(1) 投稿者:園主  投稿日: 8月22日(金)23時18分14秒

みなさま、アメリカの主導で戦後復興の進められているイラクで、先日、国連の現地事務所が爆弾テロにあい、百人をこえる死傷者が出ました。先のイラク戦争では、アメリカ軍が「狂気の独裁者サダム・フセインをやっつけて、イラクの民衆をその圧政から解放した」……という喧伝がなされましたが、もちろんマンガでもあるまいし、民間人にまで多くの犠牲者を出した「戦争」が、そんな勧善懲悪のきれいごとで済むわけもないというのは、初めからわかりきったことでございました。

実際、今回のテロをおこなった組織を、旧フセイン一派の残党とするのは困難でございます。しかし、アメリカとしては、アメリカ軍や国連が、解放したはずのイラク国民から「占領軍」「占領(協力)者」として憎まれているとは認めたくございませんから、今回のテロもアルカイーダなどのテロ組織だと主張したいところでございましょう。しかし、今回ほどのものではなくても、現地でアメリカ軍をねらった小規模のテロ・ゲリラ攻撃は頻々と発生しているようで(そのせいで、先日のロイター社カメラマン誤射殺事件なども発生)、それらのすべてを「イラク戦争以前から、アメリカを憎んでいたテロリスト」のせいにするのは、さすがに無理がございましょう。まして今回は、アメリカ軍ではなく、国連が狙われたのでございます。
従来、テロ組織が「中立」を建て前とする国連関係者を狙うことは、けっして多くはございません。彼らも暇ではないのですから、直接的に敵対することのない国連関係者を攻撃して国際世論を敵に回すよりは、ハッキリとした「敵」であり、それなりに大義名分をつけることのできるアメリカ軍を標的にした方が良かったはずでなのございます。なのに何故、彼らは国連関係者を狙ったのか? それは結局のところ、国連が「アメリカ主導のイラク戦争を容認し、アメリカ主導の戦後処理にも協力した」と評価したからでございましょう。つまり、国連も同じ穴の狢だと評価されたということなのでございます。

今回の国連施設への攻撃や、国際赤十字関係者への攻撃という新事態は、イラク国民の認識としてかなり広範に「どいつもこいつもみんな敵だ。何もしなくて良いから、この国から出ていってくれ」という意識が高まっている、ということでございましょう。じっさい、戦後復興と言っても、イラク国民の大半は、戦争前は普通 に豊かな生活をしていたのでございますから「復興せねばならないようなところまで破壊したのは、アメリカとその戦争を支持した世界の国々なのだ。国連だってその共犯だ。だから彼らが潰したものを元に戻すのは当然のこと。まして、彼らが復興に力を入れるのは、我々を救うためではなく、復興後の石油利権を睨んでのことなんだから、我々が感謝するいわれなどまったくないのだ」ということにもなりましょう。
日本でも「復興支援」などといった言葉を使っておりますが、日本もアメリカ軍に協力してイラクと戦争をし、間接的に民間人を殺し、都市を破壊した側なのでございますから、その「償い」をするのは当然のことなのでございます。それを無関係の第三者づらで「復興支援」などと言うのは、いかにも無知な自国民向けの、薄っぺらな欺瞞だと申せましょう。

ともあれ、アメリカが一人勝ちして弱小国を思いのままに蹂躙する一方、それに歯止めをかけられないどころか、それに追従して利権を得ようなどとするような(同盟)国は、とうぜん蹂躙された国々の人たちから憎悪を向けられざるを得ません。アメリカは「対テロ戦争」と呼号し、日本をはじめ世界各国はそれに追従いたしましたが、「対テロ戦争」が生み出すものは、絶望にかられた「弱者」をテロリズムへと駆り立てる、不公正で不幸な世界なのでございます。





( 以下は「忘れてはならない(2)」につづく)



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