●●● BSS『アレクセイの花園』バックログ ●●●


● 2003年10月上
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ご案内 投稿者:園主  投稿日:10月 9日(木)23時22分50秒

 みなさま
本日は時間がございませんので、レスは後日ということでご勘弁いただき、2点だけご案内をさせていただきたいと存じます。

・ ながらくINFORMATIONにてご案内してまいりましたシャヒード展』が、日本では最後の開催地である大阪で開催中でございます。私も明後日のイベントに合わせて、ホランドくんと行ってまいりたいと思っております。お近くの方は、ぜひお越しになって下さいまし。

・ 今年のバースデー・プレゼントとして、先日 AOIさまよりご紹介いただきましたウェブサイト『くらげ水族館』を、リンク集に収めさせていただきました。リピーターになることうけあいの、たいへん素晴らしいサイトでございます。未見の方は、かならずご覧になってくださいまし。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


海月ダンス 投稿者:AOI  投稿日:10月 9日(木)15時30分14秒

☆園主さま

>『正直な気持ちを話そう イスラエル、パレスチナ 45人のリアル・ライフ』(八木健次・たちばな出版)の表紙写 真は、「聖戦の誓い」を記したらしい鉢巻きをした、精悍な顔つきのアラブ人少年の正面 アップ。その下に巻かれた帯には『「夢は自爆」ユセフ・カティブ、14歳』

パレスチナではテロリストになることを夢見ている少年がたくさんいるのかなぁ?哀しいですね。
映画『プロミス』にも大人になったらゲリラになると言っていたファラジという少年がいました。アグレッシヴなその目がずーっと忘れられません。
『プロミス』はイスラエルの双子の少年がが20分と離れていないエルサレムにあるパレスチナ居住区に住む子どもたちを検問を潜り抜けて(イスラエル側からパレスチナ側へは比較的容易)訪問するというだけのドキュメンタリーなのですが、カメラが追うということで子どもたちが全くカメラを意識していないとはいえない。創作の意図を少なからず内面 化しているのではないかと思える部分もあるように思う。
そうであってもあまりある苦悩の日常を生きている少年たちの生の姿が描かれています。
イスラエルの双子の少年たちがパレスチナ居住区を訪れ、そこで感じたものは?
笑顔の影で困惑している彼らは何を考えていたのか。相容れることのない隔たりをこそ実感したのではないか。
こちらも機会がありましたら、是非ご覧くださね。>みなさま


早速、ご紹介の本↑をチェックしたいと思って書店へGO!
最近売り場を拡張したのできっとあるはず。
ところが、店頭にない!カウンターで検索してもらうと、7冊入荷とのこと。さて、どこにあるのかな?
新刊コーナーにも、社会一般にも、写真集の棚にもどこにも置かれた形跡がないとのことで、奥の倉庫を探してもらう。待つことしばし、
「申し訳ございません。返品したようで・・・」
「え!?入荷したばかりなんでしょ?どこにも出すことなく返品したの!?」
「売れない本などは・・・」
まだあどけない女子店員がひたすら申し訳なさそうに謝る。
「お取り寄せもいたしますが・・・」
「入荷したばかりの新刊を店頭にも出さずに返品したの?(ぶつくさぶつくさ)・・・」
「・・・・」
「内容を見てから買いたいので、ほかをさがします。紀伊国屋がこれじゃあ困るわねぇ!」
なんて捨て台詞を残して帰ってきてしまったんだけど、担当者の認識しだいということなんでしょうね。
書店の社会的認識を考えてもらいたいのひとことぐらい言ってくるんだったな。


>> 「こまったちゃん」だってー!?

>なにしろ、唯一の「竹本健治殺しのホシ」でございますから(笑)。

前回は、Birthdayだったのでつっこまなかったけど・・・
上手いこと言ってもダメよ!
退路を断った発言を!(笑)


>私が今まで見たサイトで、いちばん美しいのではないかと存じます。

気に入っていただけてよかったわ!
「鉄壁」さんもたまには骨ぬき〜!
お誕生日プレゼント!(コストゼロ/笑)。
でも、笠井あゆみさんの射干堂も美しいと思いますよ。

>なお、こういう『ダンス』なら、私にも可能だと存じます(笑)。

「海月ダンス」をしている園主さま、想像するのって愉快よ(笑)。
はやく、一緒に踊ってくださる方、みつかるといいですねぇ〜。
それまで、お相手しましょ!

☆Keenさま

>大根、東海地方では「みそタレ」で食べます。もちろん、「赤だし」に使う豆みそ
です。カラシとはまた違った味わいで、飯の友によし、肴にもよし♪

「みそタレ」もおいしそうですね。ふろふき大根みたいな感じかなぁ?


☆影姫さま

>ふふ・・・そのとうりかもしれませんよ・・・あの詩は。今夜あたりAOI様の寝室をノックする者がいるかもしれません。お覚悟。ふふ・・・。

ご存知ではない方のために
「女、汝、哀れし者」(一部抜粋)

闇から闇へ
幾千の夜をまたぎながら
わたしは来たのだ。

しかし間違うな。
わたしはおまえに安楽を与えに来たのではない。

わたしが来たのは
おまえの絹のやうな肌を鞭打つためだ。
おまえの背からどす黒い鮮血を噴出させるためだ。

(一部ですので未読の方は下記URLからどうぞ!)
http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/newpage169.html

コツ!コツ!ギィーー!ガチャッ!

きゃー!でったぁ〜〜!

かくしてAOIは贖罪と陵辱とにまみれ・・・・・・(パタッ!)


☆楽古堂さま

>マンガ家中里春平氏(現在のSM挿し絵画家、姫神龍人氏)の「花いちもんめ」考
を掲載。

久しぶりの評論、詩情と哀愁、エロチシズムとを感じました。
楽古堂さまの評論を読んだだけで、作品を読んだような気に・・・って、褒め言葉(笑)?


☆ホランドさま

お疲れのようですね。レスはまた、こんどね。(^_^)


『薔薇迷宮』の日々(下) 投稿者:ホランド  投稿日:10月 9日(木)02時15分56秒

 影姫さま
> ☆ホランド様>『ヌードの夜』はマゾ映画ではありません。薄幸な娼婦・「名美」と竹中直人扮する「代行屋」の破滅的な悲恋を描いた一般 映画です。

 失礼しましたー(^-^;)。

> 竹中直人の情けなさに自虐の陶酔を見出している影姫です。今夜は『死んでもいい』を観ます。ますます泥沼にハマッテゆくことでしょう。

というご紹介に、すっかり竹中直人のマゾ演技が光る映画かと思っちゃいましたー(笑)。

> 監督の石井隆はもともと官能劇画家で『天使のはらわた』『イルミネーション』『横須賀ロック』など劇画作品が多数あります。また写 真集『ダークフィルム 名美を求めて』(白夜書房)を発表したころから映画にも進出、『死んでもいい』『夜がまたくる』など社会の底辺で蠢く男女の生態を独特の濡れた味わいで描いた映画を多数製作しています。

 やっぱりそうか。本は何度か見たことがありますけど、女性の顔が妙に無表情に感じられ、あまり好みではなかったので、読んだことはありませんでした。

> 『死場処』はそんな石井隆の第一作品集で「画集」です。内容は女性の死体を描いたものでそれほど厚い本でも豪華な本でもないのですが、一部マニアの熱狂的な支持を受け現在ではとんでもないプレミア本になっているのです。

 あの絵なら『女性の死体』を描くのに、ぴったりって気がします。でも、個人的には見たいとも欲しいとも思いませんけど(笑)。・・・影姫さまは、石井隆がそんなにお好きなんですか?

> 明日から4日ほど福島・宮城・岩手を周遊してきます。古本屋をみたいのもあるのですが、やはりたまには地元を離れて大自然や名所・仏閣を鑑賞したいと思っているのです。仙台では特撮サイトのメンバーと合流してオフ会にも参加します。きっと楽しい旅になるでしょう。

 羨ましいなあー。ボクの分まで(?)、しっかり楽しんできて下さいね(笑)。
 気をつけて行ってらっしゃい!


 楽古堂主人さま
 おひさしぶりです!

> ・ いろいろと、ネットに書き込みをしています。

 お噂は、Keenさまからうかがってますよ。ご活躍のようで何よりです(笑)。

 ホントはきちんとチェックさせていただかなくてはならないんですけど、園主さま同様、「花園」で紹介されたもの以外、めったに他所のサイトを覗かないという習慣が定着してしまい、楽古堂さまのその後のご活躍もノーチェックになってしまいました。ごめんなさい・・・と言うよりも、申し訳ないし面 目ないです(-_-;)。

> ・ 書評といっても、半数が音楽モノです。
> ・ 自分の現在の関心が、そちらにあることがわかります。

 やっぱり好きなことを書くのが、いちばんですよね。

> ・ 現在、評論3編を並行して執筆中です。
> ・ がんばっていきたいです。
> ・ 皆様のご健康と、ご発展を心よりお祈りしております。

 こんな他人行儀な挨拶なんかなさらないで、また書き込みにいらしてくださいね。特に「花園」好みの書評を発表なさった時には、きっとお知らせください。
 またのお出でを、お待ちしております!


 アーニャ
> あ、「きのこの山」と「たけのこの里」の、秋限定「栗」バージョンが出てるわよ♪フフフ♪♪

 アーニャったら、もう!


 園主さま
 『薔薇迷宮』の再読をお薦めくださり、ありがとうございました。
 分量が多いので、今日は斜め読みでしたが、今度もっとゆっくり読み直したいと思います。

 でも、やっぱり、あのままじゃあもったいないなあー。物語が盛り上がってきたところで止まっちゃってますからね。続きは書かれるべきだと思いますよ。でも、そうなるとやっぱり、これまで分はコンテンツとしてまとめて欲しいなあー。面 倒なのはわかるけど、その値打はあると思いますよ。

 ちなみに電話で言ってた「作中のホランドに惚れ直した」って感想、わからないではないけど・・・ちょっとボクに失礼じゃない?(-_-)





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


『薔薇迷宮』の日々(上) 投稿者:ホランド  投稿日:10月 9日(木)02時14分57秒

 みなさん、こんばんは! 昨日、園主さまから電話があって「今、過去ログのリンクの手直しをやってるんだけど、ひさしぶりに『薔薇迷宮』を読み返してみたら、小説そのものも含めて、いろんな意味でとても面 白かったから、おまえも読み返してみろよ」と言われ、さっきまで読んでいました。
 中絶したままのリレー小説なんですが、今回読み返してみて「こんなに長く続いていたのか」と感心することしきり。でも、園主さまのおっしゃったとおり、とっても面 白くって、ついのめり込んでしまい、あの頃の気分に浸ってしまいました。(・・・もちろん、関係者以外には面 白くないかも知れませんけどね)

 で、今日、どうしてこんなことを書いたのかというと、当時『薔薇迷宮』に参加して下さった方々にも読み返してもらいたいなあ、と思ったからなんです。あの頃もいろいろあったし、最近でもいろいろあるけど、でも、ボクたちはこうしてワイワイ言いながらやってきたんだなあなんて、ちょっと感傷的な気分になったりもしたし、そのなかで沸き上がってきた「気持ち」をぜひ伝えたい、共有したいと思ったんです。
 あえて名指しはしませんけれど、あの頃からの「花園の仲間」たちに、感謝と愛情をこめて、心から「大好き!」という言葉を贈りたいと思います。・・・だから、きっと読み返して下さいね。今のボクのこの気持ちが、はっきりと伝わるように(^-^)。





 Keenさま
> 「第31回泉鏡花文学賞」受賞作に、丸谷才一氏の「輝く日の宮」(講談社)と、桐野夏生氏の「グロテスク」

> やっぱりツマンナイ、泉鏡花賞。

 ボクも同感! 園主さまも書いてらしたけど、探せば他にもっと適当な人がいるはずですよ。候補作を選ぶ人たちは、きっと文学賞とは無縁な「本格ミステリ」「ホラー」「SF」「幻想小説」「ファンタジー」等の注目すべき作品なんて、読んでいないこと間違いなしですよね!
 やる気がないんだったら、もっと早くに止めるべきだったと思います。なんだか、初期の受賞作の「得意な価値」が、だんだん貶められていくようで、腹立たしい気さえします。

> ホランドくんと園主さまが「アンチ・e-novels」だということは知ってますから。
> 「いつか」本になったら、ね(笑)。

 ごめんなさい。でも、本になったら、きっと読みます。

> 大根、東海地方では「みそタレ」で食べます。もちろん、「赤だし」に使う豆みそです。カラシとはまた違った味わいで、飯の友によし、肴にもよし♪ただし、私も冷ましてから(猫舌なので……/笑)。

>> でも、今度ボクがフーフーしてあげるからねー(^_^)。(>アーニャ)

> 私の分もお願いね。(^0^*

 う〜ん、猫舌ってホントかなあー・・・。それに、ネコはフーフーできないけど、人間はできるでしょ?(-_-;)





( 以下は「『薔薇迷宮』の日々(下)」につづく)


近況報告他。 投稿者:楽古堂主人  投稿日:10月 9日(木)00時02分37秒

皆様へ。
・ お久しぶりです。
・ いろいろと、ネットに書き込みをしています。
・ 烏鷺堀酒造売店の、小品を乗せるための「酒肴集」に、マンガ家中里春平氏(現在のSM挿し絵画家、姫神龍人氏)の「花いちもんめ」考を掲載。
・ 十年に一度の傑作です。
・ ある出版関係者の方から、ユズキカズ氏の『水街』(青林工藝舎)の刊行には、拙文の影響もあっただろうという言葉を頂きました。
・ Amazonの書評が、50編を越えました。
・ たとえば小野不由美の「くらのかみ」に飛んで、名前の「楽古堂」をクリックすると、他の書評のたぐいが読めます。
・ 書評といっても、半数が音楽モノです。
・ 自分の現在の関心が、そちらにあることがわかります。
・ 「参考になる」「ならない」という項目がありますので、投票して頂けたら幸甚です。
・ 励みになります。
・ 小生、この11日で48歳になります。
・ 現在、評論3編を並行して執筆中です。
・ がんばっていきたいです。
・ 皆様のご健康と、ご発展を心よりお祈りしております。


  楽古堂・大内史夫拝


  2003年10月8日(水)


裸隷・哀泣(られい・あいきゅう) 投稿者:影姫  投稿日:10月 8日(水)23時16分42秒

みなさんこんばんは。

明日から4日ほど福島・宮城・岩手を周遊してきます。古本屋をみたいのも
あるのですが、やはりたまには地元を離れて大自然や名所・仏閣を鑑賞した
いと思っているのです。仙台では特撮サイトのメンバーと合流してオフ会に
も参加します。きっと楽しい旅になるでしょう。

☆ホランド様>『ヌードの夜』はマゾ映画ではありません。薄幸な娼婦・「
名美」と竹中直人扮する「代行屋」の破滅的な悲恋を描いた一般映画です。
監督の石井隆はもともと官能劇画家で『天使のはらわた』『イルミネーション
』『横須賀ロック』など劇画作品が多数あります。また写真集『ダークフィル
ム 名美を求めて』(白夜書房)を発表したころから映画にも進出、『死んで
もいい』『夜がまたくる』など社会の底辺で蠢く男女の生態を独特の濡れた味
わいで描いた映画を多数製作しています。
『死場処』はそんな石井隆の第一作品集で「画集」です。内容は女性の死体を
描いたものでそれほど厚い本でも豪華な本でもないのですが、一部マニアの熱
狂的な支持を受け現在ではとんでもないプレミア本になっているのです。

☆園主様>私の場合、『読む本』はブックオフの100円均一でしか買いませ
ん。ですから本代はほとんど古本に回せます。

☆AOI様>ふふ・・・そのとうりかもしれませんよ・・・あの詩は。今夜あた
りAOI様の寝室をノックする者がいるかもしれません。お覚悟。ふふ・・・。

http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html


芙宮さまとお遊び中♪ 投稿者:アーニャ  投稿日:10月 8日(水)15時57分41秒

☆ホランドくん

> おでん種
>でも、今度ボクがフーフーしてあげるからねー(^_^)。

ありがとう(^0^*

☆アリョーシャ

>面倒くさいから、今すぐにというわけではないけれど、世界一周の旅も「時間さえあれば」してみたいと思うし、

へえー、それは知らなかったわ!

>少年のような恋もまたしてみたいと思う。

まだ「そういう」色気もあったのね。よかった。(^0^*

>だけど、その可能性が、加齢によって狭められていくことが、私には残念なんだ。

なるほどね……でも、人生の年輪を重ねることによって、若者にはない智恵がつくことも確かよね。若さ故の焦燥感もなくなるし。

>やろうと思えば「機会は残されている状態」でありたいという気持ちが強いんだろうな。……ま、欲が深いということなんだろうが(苦笑)。

神仏ならぬ、凡夫の身ですもの。それより、ヘンに枯れちゃあ、イヤよ〜☆(笑)

>読みやすい入門書が氾濫すれば、それで満足してしまって、それ以上深めようとはしない人も当然出てくるだろう。そうすると、本陣(本来読まれるべき傑作)の方が、ますます寂れてしまうという可能性もないとは言えない。

いかにも。
その点、時を同じくして、映画『ロード・オブ・ザ・リング』が出来たのはよかったわね♪

>ちなみに『シャアの台詞』は、私の記憶の方が正しかったみたいだな(笑)。

めずらしいこともあるものね(笑)。

>「厄年」

私の小説が「厄祓」になるとイイんだけど。

あ、「きのこの山」と「たけのこの里」の、秋限定「栗」バージョンが出てるわよ♪フフフ♪♪

それでは皆さま、ごきげんよう。にゃあ〜♪


地には平和を(6) 投稿者:園主  投稿日:10月 8日(水)03時14分06秒


 アーニャ
> 一応、おめでとう、と言っておこうかしらね?(笑)

ありがとう。年をとってうれしい年齢でもなくなったが、ともあれ私としては、加齢とともに自分の可能性の限界が見えてくることの方が、加齢そのものよりも残念だな。
面倒くさいから、今すぐにというわけではないけれど、世界一周の旅も「時間さえあれば」してみたいと思うし、少年のような恋もまたしてみたいと思う。だけど、その可能性が、加齢によって狭められていくことが、私には残念なんだ。実際にできるかどうか、するかどうかは別 にして、やろうと思えば「機会は残されている状態」でありたいという気持ちが強いんだろうな。……ま、欲が深いということなんだろうが(苦笑)。

> でも、ご本人が一番欲しがってらっしゃる、04「無人月探査機・ルノホート1号」と08「火星探査機・バイキング1号」がまだなので、むしろくやしそうだったのが可笑しかったわねー。

あちらの思う壷だな(笑)。でも、だからと言って、「セットもの」で揃えたのでは、達成感が無くて、面 白味も半減する。つまり「揃えば良い」というわけじゃないんだな。このあたりが「コレクション」という行為の機微なんだよ(笑)。

> おまけ:『ハリ・ポタ』は、"もはや『指輪物語』をいきなり読めなくなってしまった大人と子供のための”入門書なんだと、私は思うわ。

なるほどね。しかし、何にでも「入門書」があるというのは、便利な反面、問題もあるだろうな。読みやすい入門書が氾濫すれば、それで満足してしまって、それ以上深めようとはしない人も当然出てくるだろう。そうすると、本陣(本来読まれるべき傑作)の方が、ますます寂れてしまうという可能性もないとは言えない。

> 出版社名が違ってるのはわざとなの?それとも、単なるタイプミス?正しくは(静山社)よ。

これは単純に私のタイプミスだ。この場を借りて、荷宮和子さんと静山社さんと「花園」をご覧のみなさんにお詫びしておきたいと思う。

ちなみに『シャアの台詞』は、私の記憶の方が正しかったみたいだな(笑)。


 ホランド
> 最近、園主さまが「パレスチナ問題」について色々書いて下さってますが、そのおかげで、最近は新聞を読んでも、以前とは随分ちがう読み方が出来るようになってきました。

それはうれしいな。もともと私は長らく「ミステリ評論」を書いていたから、私の知り合いにはそういう「ミステリどっぷり」「書物どっぷり」「趣味どっぷり」の人が多くて、こういう「政治」や「国際情勢」といった「現実どっぷり」の話には、興味のない人が多いんだ。だけど、それを承知で、あえて私は、そうしたものを書いてる。
と言うのも、こうした「社会的な問題」の背後には、必ず「虐げられて死んでいく子供たち」が多数存在しているからなんだ。だから、その現実から目をそらすことによって、心の平安を求めようとすることは、無垢な子供たちの犠牲のうえに築かれた「天国」への切符など「こちらから突き返す」と言ったイワン・カラマーゾフの末裔には、どうしても出来ないことなんだよ。

イラクでは今も、劣化ウラン弾のせいで畸形の子供が生まれ、またそれまで健康だった子供たちまで白血病におかされて、毎日多くの子供たちが死んでいる。いや、殺されている。
こうした現実に対し、たとえこれといったことができないとしても、せめて私は、この現実を直視して、それに対する自分の立場を鮮明にする責任からだけは逃げ出したくないんだよ。せめて、そうした子供たちの千分の一、万分の一でも、その苦しみを共有しなければならない。それがこの世界の現状に責任を持つべき大人の義務のように思えるんだ。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


地には平和を(5) 投稿者:園主  投稿日:10月 8日(水)03時13分14秒


 Keenさま
> 「ウロボロス・トリビュート」のような作品ですので、竹本健治『ウロボロスの偽書』『ウロボロスの基礎論』『匣の中の失楽』は読んでいた方が楽しめるでしょう。
> さらに、中井英夫&笠井潔についての知識もあれば、楽しさ倍増です。
> まあ、『摂動論』の後からこれらの作品を読まれてもいいわけですので、興味をもたれた皆さま、ジャンプして下さいね。無料ですし(笑)。

お気づきになられていないようでございますが、この『無料』というのが、かえってネックなのでございますよ(笑)。

古本屋業界で有名だった、神戸の『黒木書店』の頑固亭主が、本を値切る客に「自分の頭には金をかけろ。本を値切る客なんかには、うちの本は売りたかねえ」と啖呵を切ったそうでございます。
また私も以前、『SRマンスリー』か何かに書いた文章で「本当に面白い小説なら一万円払っても、少しも惜しいとは思わない。値段が安くても、つまらない作品や平凡な作品を読まされたなら、お金だけじゃなくて、何より大切な時間の無駄 づかいである」というようなことを書きました。さらに先日の書き込みで、『せっかく時間とお金を使って分厚い本を読むならば、「こんなに面 白くって、新たな発見と感動がある本は初めて!」と思える本を読みたい』(『若者はなぜ怒らなくなったのか 団塊と団塊ジュニアの溝』より)という荷宮和子について、

> 私の場合、最後のところなどは、まさに「同感!」の一語でございまして、荷宮とは「大衆受けのする、中味の薄い、生温いもんなんか、評価できんよなあ」と頷きあえるだろうと思ったのでございました(笑)。

と書いたのも、同じような意味なのでございます。

つまり『無料』というのは、私のような人間には、すこしも「サービスポイント」にはなりません。むしろ「作品に自信があるのなら、それ相応の対価を要求しろ」と言いたいくらいなのでございます。もちろん、それでつまらなければ、いつもどおり「こんなもので、どの面 下げて、金を払えと言うんだ」と忌憚のない評価をするのは当然でございます。
また、こんな私だからこそ、かつて『このミステリーがすごい!』の投票者全員に、刊行前の白表紙本を無料配布した島田荘司を「フェアではない」と批判したりもしたのでございます。

そして、そんな私は、バーゲンセールに群がって、不必要なものまで買って帰るような人たちには、心底うんざりさせられるのでございます(笑)。

> 「第31回泉鏡花文学賞」受賞作に、丸谷才一氏の「輝く日の宮」(講談社)と、桐野夏生氏の「グロテスク」

> やっぱりツマンナイ、泉鏡花賞。

まったく同感。





( 以下は「地には平和を(6)」につづく)


地には平和を(4) 投稿者:園主  投稿日:10月 8日(水)03時12分04秒


 江藤蘭世さま
> 第四のウロボロス『ウロボロスの摂動論』の期間限定公開について

おひさしぶりでございます。

以前に、そちらの創作掲示板を拝見した際に連載していた作品が、完成したのでございますね。どなたの作品かは存じませんが、まずはおめでとうございます。

> (ウロボロス第三作目の『ウロボロスの純正音律』すら完結していない)現段階では『ウロボロスの摂動論』の著者が、竹本健治氏であるかどうかのお問い合わせには、一切応じられません。それは、いずれ書物として、店頭に並んだときに、明らかになるでしょう。

とのことで、いちおう「作者は、竹本健治本人であるかも知れない」という含みを残しておられるようでございますが、残念ながら私は(Keenさまもご紹介のとおり)、間違いなく竹本健治本人の作品である『連星ルギイの胆汁』(e-NOVELS)でさえも「小説をパソコン画面 で読むのはシンドイ」「ましてプリントアウトしてまで、読みたくはない」「やっぱり本になってから、じっくりと味わいたい」という理由で読んでおらず、竹本さまには「本になった時に、五冊くらい買うからご勘弁を」と冗談半分の言訳をしているのでございます(笑)。ですから、現時点で、長編らしい『ウロボロスの摂動論』を読むというのは、悪しからず遠慮させていただきたいと存じます。すでに買ってあって、読んでいない本も、山のようにございますし。

> 要するに、バタイユの『眼球譚』が、当初ロード・オッシュという名前で正体不明だったのと同じような状態にあるというわけです。

この部分には、少々引っ掛かりを覚えました。と申しますのも、『眼球譚』の場合は「有名な作者」が、あえてその「名前」を伏せて「権威を排した」のに対し、今回の場合は「作者不詳」つまり現時点では「無名」の作者の作品に、竹本健治という一部とは言え「有名」な作家の名前を持ち出すことによって「権威を与えている」ように見受けられるからでございます。ですから、これは同じように「作者の正体が不明」ではあっても、その内実として「有名性(匿名性)」というものに対するベクトルが正反対であり、その意味ではとても『同じような状態にある』とは言い難いのではないかと存じます。
 
また、作者が本当に竹本健治であれば、作品のタイトルが『ウロボロスの――』である以上、このような思わせぶりは「野暮」なことでございますし、作者の正体が竹本健治ではなかった場合、これは有名人の「権威利用」になってしまうのではないかと存じます。

もちろん江藤さまが作品のプレゼンテーションに力を入れておられるというのは十分に理解できるのでございますが、それもやり過ぎると逆効果 になるということは、ご認識いただいていた方が良いのではないかと存じます。


 影姫さま
> 石井隆といえば某古本屋氏に『死場処』(北冬書房)を○万円で薦められ困窮しております。うにゃ!そんなうすっぺらい本に○万もだせるか!! と怒りつつやはり欲しいとジタバタしているのでありました。

それにしても守備範囲が広うございますなあー。私の場合、最近は完全に「読むために買う本」に使うお金の方が、圧倒的に多ございますね。ただ、その「読むために買う本」が多すぎて、全部は読めないのが悩みであり、また「読むために買う本=新刊」の定価が(古書と比較しても)馬鹿にならないほど高いというのが悩みなのでございます。


 AOIさま
> 踊ってみましょ! お疲れの方もご一緒に!!
http://www.d1.dion.ne.jp/~xnac/

素敵なサイトをご紹介くださり、まことにありがとうございます。私が今まで見たサイトで、いちばん美しいのではないかと存じます。近日中にリンクを張らせていただこうと思います。

なお、こういう『ダンス』なら、私にも可能だと存じます(笑)。





( 以下は「地には平和を(5)」につづく)


地には平和を(3) 投稿者:園主  投稿日:10月 8日(水)03時11分08秒


 翠ぼしさま
> 十万一秒物語〜星の遊戯〜

素敵な物語をありがとうございました。

「郷愁」と「寂寥感」のあいまった世界が、独特の「感傷」をこめて描かれた、「女の子」らしい作品だと思いました。

最近のプロの作家などは、絶えて書かないタイプの作品ではございますが、だからこそ技術的なものを超えた魅力があると存じます。また新作を読ませて下さいまし。


 芙宮さま
> 園主さまおいくつになられるのかしら?芙宮はこういうトコはいい子だから、親の年齢は38以降はカウントしていないの。これからの1年が園主さまにとって幸せでありますように(お星様にお祈り)。

ありがとうございます(笑)。
私、今年で41歳になりまして、俗に言う「厄年」というやつらしいのでございますが、幸い今までのところは、特にどうということはございません。もともと体力には自信のない方でございますから、無理をしないのが良いのかも知れませんね(笑)。

> ブームかぁ…芙宮は頑固なので、自分が良いと思うもの以外、例えキムタクやベッカムを見ても整った形だなぁと思うだけだし、無節操に周りに同調したりしないけど、怒るの後の行動はしたことないなぁ。この間だって、権力者=理不尽なけいさつに対しての怒りが涙に変わり、悲しみに変わり、戦うことはしないっていって無理やり消化したくらいだから。泣き寝入りって得意技なのかも…。そのご本読んでみようかな。私の周りに生きる年代の人とは違った考え方を見るのは新鮮だし。

『若者はなぜ怒らなくなったのか 団塊と団塊ジュニアの溝
の著者荷宮和子が怒っているのは、若者が『行動』しないことではなく、そもそも感情的になる(怒る)ことすらしない若者たちの「負け犬根性」に対してなのでございます。他人に不当に扱われても「怒ったってどうにかなるわけじゃなし、それなら意味ないし。それに怒るってみっともないしさ」みたいな「自己正当化」の「言訳」をして、気にしていない振りを装おうとする心根に、荷宮は腹を立てているのでございます。ですから、悔し涙を流した芙宮さまに、荷宮が腹を立てることはないと思いますよ(笑)。





( 以下は「地には平和を(4)」につづく)


地には平和を(2) 投稿者:園主  投稿日:10月 8日(水)03時10分02秒


先に紹介したユセフ・カティブは、上の質問に、こう答えております。

  ユセフ・カティブ
  14歳・中学生・イスラム教・パレスチナ人

   1. 9人。母、兄弟5人、姉妹3人。
   2. ファラフェル(コロッケのサンドウィッチ)。
   3. 自爆。
   4. 投石。
   5. ナショナル・ミュージック(イスラエルに対し抵抗する音楽)。
   6. 武器をつくる。
   7. ナセル大統領、ハッサン・ナスララ、チェ・ゲバラ、サダム・フセイン、
    カルミ・ラエット。
   8. 神を信じる。宗教は神に従うということ。
    人はいい人にならなくてはいけない。
    そのためには自分を犠牲にしなくてはならない。
   9. 毎日アフガニスタンやパレスチナの難民キャンプで、人が殺されている。
    僕の戦争とはイスラエルの占領によって暗殺された人たちのために戦うこと。
  10. イスラエル。アラブ諸国。イラクとイランとヒズポラを除く世界のみんな。
  11. いいえ。
  12. 許さない。しかし相手がイスラム教に改宗すれば考える。
  13. わからない。
  14. (A)イラク、エジプト、イラン、パレスチナ
     (B)イスラエル、ヨルダン
  15. 7歳のときから投石を始めて、これまで25回撃たれた。一度、イスラエル軍
    のジープにひかれたこともある。小学校5年生のとき、バスに火をつけた容疑
    で逮捕され1ヶ月刑務所に入った。夜の3時から次の日の朝まで取り調べが続
    いた。自白剤の入った水を飲んで、僕はたくさんしゃべった。「バスに火をつ
    けたか」という質問にも「はい」と答えた。どうしてなのかわからない。僕は
    何もしていないんだ! 今年の1月25日、ラマラで投石をしていて、友だちが
    撃たれて僕の膝の上で死んだ。そのときは本当に怖かった。お母さんは投石を
    やめて学校に行けと言うけど、こんな世の中、勉強してどうなると言うんだ!       

少年は、早晩死ぬことになるでしょう。14歳の彼の身体には、すでに多くの銃創が刻まれているのでございます。そんな彼の、意志的で真直ぐで澄んだ瞳が、なんとも痛々しゅうございます。

彼はまさに「祖国のために散華した、特攻隊の英霊」たちと同じ生を、今、生きております。いいえ、彼の場合は、強いられてのそれではなく、自ら望んでそれを行なっているのでございますから、その行為の純粋性においては、日本の特攻隊員たちを凌駕していると申せましょう。
しかし、特攻隊員を讃える(政治家を含む)多くの日本人は、彼のことを、きっと「狂信的イスラム原理主義者の少年テロリスト」と呼ぶのでございましょう。

写真を通して、「パレスチナ問題」が、血肉をもった現実として伝わってくる本でございます。ぜひ、みなさまにもご購読願いたいと存じます。





( 以下は「地には平和を(3)」につづく)


地には平和を(1) 投稿者:園主  投稿日:10月 8日(水)03時09分07秒

みなさま、本日は「パレスチナ問題」は関する新刊をご紹介したいと存じます。

『正直な気持ちを話そう イスラエル、パレスチナ 45人のリアル・ライフ』(八木健次・たちばな出版)の表紙写 真は、「聖戦の誓い」を記したらしい鉢巻きをした、精悍な顔つきのアラブ人少年の正面 アップ。その下に巻かれた帯には『「夢は自爆」ユセフ・カティブ、14歳』と刷られており、一瞬どきりとさせられた後、少年の強い眼差しの意味を、そこに窺うことになります。帯にはこのほか、本書の性格を伝える『将来のこと、恋人のこと、宗教のこと、戦争のこと 混迷するパレスチナ問題 その中を生きる若者たちの素顔を追うフォトリポート』という文章が刷られております。

  インタビュー質問

  氏名
  年齢・職業・宗教・アイデンティティー

   1. 家族は何人ですか?
   2. 今日は何を食べましたか?
   3. 将来の夢は何ですか?
   4. 趣味はなんですか?
   5. どんな音楽が好きですか?
   6. 今、ほしいもの(したいこと)は何ですか?
   7. 尊敬する人は誰ですか?
   8. 宗教とは何だと思いますか?
     神は存在すると思いますか?
   9. 戦争とは何ですか?
  10. この50年から100年の間、誰が悪いと思いますか?
  11. 愛している人(恋人)はいますか?
  12. もし、子供がイスラエル/パレスチナ人と結婚したいと言ったら、
     どうしますか?
  13. 2000年後のイスラエルとパレスチナはどうなっていると思いますか?
  14. (A)好きな国と (B)嫌いな国を教えて下さい。
  15. 一言メッセージをください。


このような形式でなされたアンケート結果を添えて、イスラエル、パレスチナ双方の青少年男女45人のポートレートが紹介されております。写 真を見るかぎり、いずれもごく普通の若者たちなのに、彼らの語るアンケートへの回答は、まぎれもなく「戦争」という日常を生きている者のそれにほかなりません。





( 以下は「地には平和を(2)」につづく)


やっぱりツマンナイ、泉鏡花賞。 投稿者:Keen  投稿日:10月 7日(火)23時38分06秒

本日の読売新聞によりますと、

        ※

「第31回泉鏡花文学賞」(金沢市主催)の最終選考会が6日、東京・赤坂で開かれ、今年度の受賞作に丸谷才一氏の「輝く日の宮」(講談社)と、桐野夏生氏の「グロテスク」(文芸春秋)が選ばれた。(後略)

        ※

とのことです。
どちらも広告や書評で大きく扱われてましたし、きっとイイ作品なのでしょうが、この方々に「今さら」差し上げてどうするのって……
まして、桐野さんは金沢出身なので、差し上げるなら直木賞より先が礼儀だったのではないかと思われます。そう、泡坂妻夫さんの時のように。
鏡花賞も、初期の頃はともかく、近年は惰性で続けてるだけっていう印象がぬ ぐえませんねー。

☆ホランドくん

>>『ウロボロスの摂動論』
>ちょっと気になりますが、本になってからってことでご勘弁ください(^-^;)。

ホランドくんと園主さまが「アンチ・e-novels」だということは知ってますから。
「いつか」本になったら、ね(笑)。

> おでん種

大根、東海地方では「みそタレ」で食べます。もちろん、「赤だし」に使う豆みそです。カラシとはまた違った味わいで、飯の友によし、肴にもよし♪ただし、私も冷ましてから(猫舌なので……/笑)。

>でも、今度ボクがフーフーしてあげるからねー(^_^)。(>アーニャ)

私の分もお願いね。(^0^*


では皆さま、お休みなさい。


性〈さが〉(5) 投稿者:ホランド  投稿日:10月 7日(火)13時48分08秒


 Keenさま
> 『ウロボロスの摂動論』には、実は、私とアーニャも実名(←実ハンドル、というべきですね)で登場しております。
> なかなか面白い役割をふって頂いてますので、ぜひご一読下さいませ。

 ちょっと気になりますが、本になってからってことでご勘弁ください(^-^;)。


 アーニャ

> アーニャもときどき姿を暗ますけど、芙宮さんほどの長期間じゃないよね。でも、その期間中もときどき「花園」を覗いては下さってるようだから、立ち寄られはしないまでも、塀の外から中を覗いていくって感じではあるのかな?(笑)

> この文章、文体がなんだかヘン(敬語が混じってる)なんだけど、何か理由があるの?

 わかりにくかったかな? これはアーニャへの語りかけの中で、芙宮さまに言及しているんだよ。だから「敬語」は芙宮さまにかかるもの。つまり、

『アーニャもときどき姿を暗ますけど、芙宮さんほどの長期間じゃないよね。でも、その(長)期間中も(芙宮さまは)ときどき「花園」を覗いては下さってるようだから、立ち寄られはしないまでも、塀の外から中を覗いていくって感じではあるのかな?(笑)』

ってことだったんだ。

> おでん種

> 私も大根好きよ♪あと、こんにゃくもイイけど、よーく味が染みて茶色くなった卵もおいしいわね〜。ただし、冷ましてから(猫舌ですもの/笑)。

 アーニャも大根派かあー(笑)。でも、可哀相だけど「ホット」が味わえないなんて致命的だなあ(笑)。でも、今度ボクがフーフーしてあげるからねー(^_^)。


 園主さま
> そして、この言葉も失うような「現実」を目の当りにして、私は、世界に対する「失望」と同時に「好戦的な感情」をも掻き立てられ、「まだまだ世界は、私を楽しませてくれるじゃないか」というような「面 白味」を感じるのでございます。

 園主さまらしいなあー(^_^;)。





 ではでは、みなさん、また今度(ハート)。


性〈さが〉(4) 投稿者:ホランド  投稿日:10月 7日(火)13時47分20秒


 AOIさま
> 何度も言うようだけど、自分の意見に対して正しいという確信ではないの。
> 自分の意見として責任をもてると確かに思えるということよ。
> 正しいとか正しくないと言う自信じゃない。
> だから、事実として正しくないということはある。別にそれを厭っているわけでもない。
> そういうことを私にとっての『確信』といったのよ。
> 確信という言葉で誤解されたとしても。

 ふ〜む、要するにAOIさまの『確信』というのは、「私は、自分の実感に則して発言している」つまり「借り物の意見は言っていない」、その意味で「自分の発言には、自分で責任が持てる」、だからそうした意味で「自分の発言は、自分自身の意見として責任が持てるという『確信』がある」し、「この場合の『確信』は、意見の客観的『正しさ』とは無縁である」というようなことでしょうか?

 これはこれでわからないこともありませんが、突き放して言えば、誰だって自分の意見が「借り物」だなんて思ってはいないから、その意味では誰だってそういう『確信』は「自明の前提」として持っているんじゃないでしょうか。ですから、おっしゃっているような『確信』なんて、実際には、ほとんど意味をなさないように思えるんですが。 
 結局こうした『確信』とは、「彼らは、自分の実感に則して発言していない」と「他者の目」で評価する場合にのみ存在しうるものなんですが、『確信』というのは、個々の『私』のものであって、他者がその「有無」を決めるものではありませんからね。

>> 『自分が信じてもいない意見を自信満々にぶつけてみせる』というのは、一種の思考実験ですから、それは「自分の意見」として言うのではなく、「自分が後に否定する意見」として言うのです。

> 「自分の意見」として言うのでないなら、もちろん、わかりますよ。
> 否定疑問も思考実験だし。

 どちらも『思考実験』だとしても、『自分が信じてもいない意見を自信満々にぶつけてみせる』という方には、それなりの「論理的な説明」が「相手の思考を促すもの」として提供されていました。その有無が、今回の問題だったのではなかったでしょうか?

> そのようにしたいと思っているし、そうしてきました。
> 不十分ということでしょうけれど・・・。

 だから、今回の「議論」は、その『不十分』さを明確にするためになされたとも言えますし、その意味で大切なのは、今後における『不十分』さの自覚的な是正なんだと思います。

> 批評家でも論争家でもトリックスターでも一流でもない私のレベルでいえば、『私はこう思います。なぜなら、こうこうだから、そうあるのが正しいからです。したがって貴方の意見は、ここが間違っています』という発言に責任を持つには

 こういう書き方は、すごく良くないと思います。
 この理屈は「貴方は金持ちだからマナーを守れるんでしょうけど、私は貧乏だから守らなくていいの」というようなそれと、大差ないんじゃないですか?

 たしかに園主さまは自信をもって『批評家』『論争家』『トリックスター』を自認する人だし、ボクはその弟子ですから、AOIさまと比較すれば、「相対的」にそのようなものだとは言えるでしょう。でも、世の中にはAOIさまよりもずっと議論馴れしていない人も大勢いて、そんな人たちから見れば、AOIさまだって十分に『批評家』『論争家』『トリックスター』だってことになるんですよ。ですから、自分の視点を「絶対化」して、一部の人にある種のレッテルを貼り、特別 な責任を負わすというのは「不公正」なやり方だとボクは思います。議論の場では、力量 に差はあっても、「責任」や「権利」は対等なのではないでしょうか?

> おでん種

> 海月みたいなシラタキ、リボンに結んだこんぶ、もいいけど、やっぱり大根かな〜。
> からしをつけてね!大根一番人気ね♪

 AOIさまも大根派ですか(笑)。ボク思うんですが、よく煮込まれた大根って「水菓子」みたいな感じでしょう。つまり、おでんの大根って「甘くない和風ホット水菓子」ってイメージなんですよね、ボクの中では(笑)。





( 以下は「性〈さが〉(5)」につづく)


性〈さが〉(3) 投稿者:ホランド  投稿日:10月 7日(火)13時46分30秒


 芙宮さま
> …微笑み…成人するまでは、無礼な友人に対してジョークとしての力のあるにらみ目、冷ややかな眼差しの研究をしていましたが、困ったことにかなりの精度で習得してしまったようで、とある青年から「初めて笑顔を怖いと思った…(笑)」という賛辞を引き出すような笑顔をつくれるまでに成長してしまったので、反省して最近は力ある笑顔を習得しようとしてますの。太陽のような笑顔の子、ひまわりのような笑顔の子、色々魅力的な笑顔のお手本はいますけれど、私には放射系の笑顔は向かないみたいだから春風のような笑顔を目指してます。こう書くとあほみたいですね。微笑。そよそよ〜

 すこしも『あほみたい』じゃないですよ。とっても良い傾向だって思いますし、人間的成長の証なんだと思います(大真面 目)。
 それに『とある青年から「初めて笑顔を怖いと思った…(笑)」という賛辞を引き出すような笑顔をつくれるまでに成長してしまったので、反省して』とのことですけど、その昔、ひとにらみで他人を震え上がらせた人(例えば、ヤクザなど)の方が、反省して更生した後は、普通 の人よりも本当に「優しい」人になれるとも言いますからね(笑)。・・・そういえば『天才 柳沢教授の生活』の第122話「性(さが)」(第14巻所収・講談社モーニングコミックス)も、そんな感じの作品でしたね。「悪に強い人は、善にも強い」「怖い人ほど、優しくなれる」みたいな。

> おでんの種
> …もち巾着やぜんまい巾着などの巾着モノも捨てがたいけれども上品なだしで炊いたやわらかな“蕗”かな。

 AOIさまもおっしゃってましたけど、蕗のおでんなんて上品ですね。関西風ではないようです(笑)。


 江藤蘭世さま
> 第四のウロボロス『ウロボロスの摂動論』の期間限定公開について

 ご紹介ありがとうございました。
 でも・・・ 『裏情報』『暫定ネット公開』『ダウンロード(無料)が可能』『ファイルは、zip形式ですので、解凍が必要』『フリーソフトをダウンロードしてください』『PDFファイル』『作中に出てくる作家の本を誰かに薦めましょう』『エバンジェルウェア』『この作品を自分で楽しむためのもの以外に無断でコピー・再配布することは、法律で禁止されていますので、ご注意下さい。また、著作権者に無断でコピーをしたり再配布したりすると刑事罰に問われる場合があります。』『活字文化・電子文書文化を守る』『セキュリティ・ロック』『著者が、竹本健治氏であるかどうかのお問い合わせには、一切応じられません』『バタイユの『眼球譚』が、当初ロード・オッシュという名前で正体不明だったのと同じような状態』・・・と、ここまで書かれちゃうと、正直気押されてしまいます(^-^;)。

 『いずれ書物として、店頭に並んだとき』とありますから、本になったときにお金を払って読んだ方が、気が楽そうだなあー。フリーソフトをダウンロードなんかしたことないし、本で読むのがいいし・・・。


 影姫さま
> 石井隆監督作品映画『ヌードの夜』の竹中直人の情けなさに自虐の陶酔を
見出している影姫です。今夜は『死んでもいい』を観ます。ますます泥沼
にハマッテゆくことでしょう。
> 石井隆といえば某古本屋氏に『死場処』(北冬書房)を○万円で薦められ
困窮しております。うにゃ!そんなうすっぺらい本に○万もだせるか!!
と怒りつつやはり欲しいとジタバタしているのでありました。

 マゾ映画と言えば、竹本健治さんの『ウロボロスの純正音律』の挿絵も描いている、漫画家の喜国雅彦さん原作の『月光の囁き』なんかはいかがでしょうか? ボクは悪くなかったと思いますよ。

 ところで、よく知らないんですが、監督の石井隆さんってマンガも描いていましたっけ? 『死場処』って、小説ですか? マンガですか? 北冬書房なんて聞いたこともないなあー。

> そういえば年末にかけて某大物本ゲットに挑みます。うまくゲットした暁にはクリスマスイヴに題名を発表します。お楽しみに。

 楽しみにしております。ゲットしてくださいね。

> そういえばAOI様、『嬲り者』読まれました?堪能されたらお次は『柔術教師』などいかがでしょうか?日本版ハードゲイの世界に陶酔してくださいませ。ぜひその濃い世界にハマッテくださいませ。「やおい」など鼻息で吹き飛んでしまうような凄まじいエロスとバイオレンスの世界に・・ふふ・・・。

 布教してますねえー(笑)。





( 以下は「性〈さが〉(4)」につづく)


性〈さが〉(2) 投稿者:ホランド  投稿日:10月 7日(火)13時45分44秒


 翠ぼしさま
> 十万一秒物語〜星の遊戯〜

 タイトルは稲垣足穂の『一千一秒物語』を踏まえたものだと思うんですが、タルホとはまたひと味ちがった不思議な抒情をたたえた作品ですね。

 たぶんこの作品には、何らかの意味が比喩の形を借りて語られているんだと思いますが、それがどういう内容なのかを読み取ることは、ボクにはできませんでしたし、また翠ぼしさまもあえてハッキリとはわからないように書かれたのではないでしょうか。

 ただ、いくつか感じ取れたことを、断片的に記していきますと、

(1) 『名前を呼ばれてふと私はふり返る。そこには5つ違いの兄がパジャマ姿で立っていた。』『聡明な少年だった兄は真珠色のラグビーボールを両手で抱えてそう言った。』といった描写 で明らかにされているように、作者自身を思わせる「語り手の女性」は、ここではまだ「少女」であり、これは作者の「幻想の過去」「幻視の過去」が語られた物語で、『彼らの話す言葉といえば、聞いたことのない言葉であるのになぜか、懐かしい響きを感じさせ、私にはその言葉の意味がすっかり理解できたのであった。』という描写 からも明らかなとおり、この作品全体には「あの頃」を思う郷愁が満ちている。(※ 『聡明な少年だった兄』は、「かつて・聡明な少年だった兄」つまり「(作中)現在は、大人である兄」とも取れるが、ここでは文脈的に見て『聡明な少年だった』は「過去の事実」ではなく、単に「事実」を伝えるものだと思われます)

(2) 『その遊戯の中へは決して入れないと知っていた。』『「蒼い月の夜の秘密ってこのことだったのか!」/聡明な少年だった兄は真珠色のラグビーボールを両手で抱えてそう言った。』・・・前者では「女性」である語り手の「ラグビーの青年たち」に対する、一種の疎外感が語られています。反面 、後者に描かれた『兄』の反応には、そうした『疎外感(=屈託)』はまったく見られないようです。そして、そのことによって語り手は、『兄』からも疎外されているようです。
 つまり、ここでは「男同士にしか共有しえない『ヒミツ』」があるということも語られており、作者の「性別 による一種の断絶」感が語られているように思います。「超えたいのに超えられない」ものとして、その断絶は語られているようです。

(3) 『夏の名残りも消えて、風が冷たく感じられる秋の夜』『世界がみんな寝静まっているこんな夜』・・・この設定は「人気がない」「寂しい」状況を意味しています。そこで語り手が出会う「ラグビーの青年たち」や『兄』は、当然「実在」のそれではなく、語り手の内面 から、しかも日頃は認識されない「無意識の底闇」から出てきた「他者」像だと思われます。

 以上のとおり、この作品には「過去」「好意」「疎外感」といったものが描かれており、この3つを強引にまとめると・・・「私は昔からずっと、好意を感じた男性たちを、遠くから眺めることしかできず、ついに彼らを理解し、その世界を共有することは出来なかった」というような感情、とでもなるでしょうか。そして、当然その状況は、語り手にとって「寂しい」ものだと感じられています。

 最初にボクは『たぶんこの作品には、何らかの意味が比喩の形を借りて語られているんだと思います』と書きましたが、もしかすると、その意味とは、このような「感情」だったのかも知れません。これこれだというような「明確なテーマ」があったのではなく、翠ぼしさまは、ただそうした「感情」に形を与えたかったのかも知れませんね。





( 以下は「性〈さが〉(3)」につづく)


性〈さが〉(1) 投稿者:ホランド  投稿日:10月 7日(火)13時44分58秒

 みなさん、こんにちは! 最近、園主さまが「パレスチナ問題」について色々書いて下さってますが、そのおかげで、最近は新聞を読んでも、以前とは随分ちがう読み方が出来るようになってきました。

 たとえば、アメリカの仲介による「和平へのロードマップ」について、イスラエルのシャロン首相は「パレスチナの代表者であるアラファトに、テロを取り締まる能力がないのなら、我々だけがロードマップに乗っ取った行動をしなければならぬ 義務などない。また、無能なアラファトをパレスチナの代表として据えておくことは、和平実現の障害にしかならない」というようなことを言っていますよね。言うまでもなく、パレスチナ人の「自爆テロ」は、アラファト議長の統制下にはない「ハマス」などの抵抗闘争組織によってなされているものであって、シャロン首相が命令一下でイスラエル軍を撤退させうるような状態とは話がちがうんですね。それをわかっていながら、あえて無理な注文を出すというのは、イスラエルがもともと「お互い譲り合って」というロードマップにしたがう気などない、という証拠なんだと思います。圧倒的な戦力的優位 を嵩に着て、パレスチナ人同士でせいぜい噛ませ合わせ、彼らが弱るのを高みから見物しようというのが、シャロン首相の陰険な狙いなんでしょう。
 一方、アラファト議長の方は、シャロンのそういう意図を見抜いているから、自分に代わる穏健派の人を首相に立てて、国際世論を背景に、イスラエルの強硬論をかわそうとしているのですが、なにしろ相手が相手ですから、とても難しい対応だと思います。

 で、問題はこんな記事を、一般の日本人がどう読んでいるのか、ということですね。
 パレスチナの「歴史」(移住してきたユダヤ人が、もともと住んでいたパレスチナ人から暴力的に土地を奪って「イスラエル」という国を勝手につくったということ)や、パレスチナの「現状」(パレスチナのイスラエル占領区内には多数の検問所が設けられ、しばしば救急車の通 行すら認められないような致命的に不便な生活が強いられ、一方パレスチナを追われた難民たちは、今も故国帰還を夢見ながら難民キャンプの劣悪な環境の中で世代を重ねていっている、といったこと)をまったく知らないで・・・「自爆テロをやられたんじゃ、和平に応じられないのは当然だよなあー」なんて暢気なことを考えているんではないでしょうか?





( 以下は「性〈さが〉(2)」につづく)


飽きさせない世界(下) 投稿者:園主  投稿日:10月 6日(月)01時42分24秒


しかし、アメリカの思想一派でありながら、心情的には現シャロン政権などの「イスラエル右派」に遥かに近いと言える「ネオコン」は、自分たちの現実認識をこのような言葉で語ることによって、言外に「それ以外の」すべての思想や現状認識が、所詮は『ファンタジー』でしかないと断じているのでございます。
つまり「弱肉強食の世界(=畜生道)」に生きる彼らは、当然、利害の対立する相手の人間性や理性を「信じる」というような「ファンタジックな思想=愚かな思想」は持ちえません。一言でいえば「利害対立者とは敵であり、敵とは信用すべき相手でも、話し合い交渉すべき相手でもない。敵とは、ただ打倒すべき相手である」という発想しか、彼らから出てこないのでございます。大局に立って見れば、そうした思想が人類(=お互い)を滅ぼすしかない、といった視点は、彼らにはございません。彼らにとっては、そんな考えこそが『ファンタジー』であり、弱者たちが強者(=種々の権利を独占的に占有すべき存在=自分たち)を欺くための「欺瞞」としか映らないのでございます。

したがって、そんな彼らが、「国際条約」や「国連」や「国際貢献」や「人道主義」や「博愛思想」や「世界市民」といったもの(=理想の具現)をどう考えるかは、容易に想像ができましょう。その結果 が『公正さの欠片もない「独善的正義」の押しつけ』と「先制攻撃を是とする『暴力主義』」なのでございます。

はっきり申しまして、ネオコンの思想については、あまりにもバカバカしくて、いちいち批判する気も起りません。こんな恥も外聞も矜持もない、キチガイじみた「ガリガリ亡者の思想」など、私には「批判するにも値しない」としか思えないのでございます。

それよりもむしろ、私としては、こんな「マンガじみた薄っぺらな思想」、こんな「マンガや映画に出てくる悪の結社」めいたものが実在し、しかもそれが世界政治に影響を与えているという「現実」の方が、よほど「非・現実的」であり『ファンタジー』めいたものとしか思えず、そちらの方にこそ、むしろ興味を覚えてしまうのでございます。

世の中には「どうしようもないバカや、薄っぺらで恥も外聞もないクズが大勢いる」という現実は重々承知しているつもりでございましたが、しかし、さすがの私も、まさかそんな輩が「世界の政治を動かす」などとは想像だに出来ませんでした。
そして、この言葉も失うような「現実」を目の当りにして、私は、世界に対する「失望」と同時に「好戦的な感情」をも掻き立てられ、「まだまだ世界は、私を楽しませてくれるじゃないか」というような「面 白味」を感じるのでございます。つまり、私たちの「世界」は、まだまだ私などの想像力を超えて、遥かに「豊か(=底知れない)」であるということをも、この「現実」は意味しているのだと、私はそう考えるのでございます(笑)。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


飽きさせない世界(上) 投稿者:園主  投稿日:10月 6日(月)01時41分36秒

みなさま、本日はみなさまお一人お一人へのレスを書いている時間がございませんので、昨日読んだ本の感想だけを書かせていただき、本日の書き込みとさせていただきたいと存じます。


『ネオコンとは何か アメリカ新保守主義派の野望』(田原牧・世界書院)は、そのタイトルのとおり、アメリカ現ブッシュ政権の「単独主義的・帝国主義的な性格」を思想的支えている「ネオ・コンサーバティブ(新保守主義)」と呼ばれる人たちについて紹介した本でございます。

現ブッシュ政権によって遂行された「アフガン空爆」「イラク侵略」に見られる、公正さの欠片もない「独善的正義」の押しつけと「暴力主義」は、この「ネオコン」一派の思想を、そのまま体現したものでございます。すでに「ネオコン」の思想を紹介した本は少なくなく、それらを読んだ方なら、彼らの思想がいかに「身も蓋もない」ものであり、要は公然と臆面 もなく主張される「勝てば官軍」の思想であるかが、おかりいただけたのではないでしょうか。

「ネオコン」を代表する思想家リチャード・パールらが1996年にイスラエルで発表した『完全な断絶・イスラエルの領土保全のための新戦略』という文書のなかには、

 『イスラエル国民はファンタジーと無縁な現実世界に生きており』

という一節があるのでございますが、これは彼らの思想をよく表わしたものだと申せましょう。

言うまでもなく、人は誰しも『ファンタジーと無縁な現実世界に生きており』、それは何も『イスラエル国民』に限った話ではございません。紛争により、世界的に見ても相対的に「過酷な現実」を生きている、と主張したいのだとすれば、彼らによって郷土の大半を奪われ、全パレスチナの10パーセントにも満たない「パレスチナ自治区」に押し込められ、さらにその土地すら日々暴力的に奪われているパレスチナ人たちは、イスラエル人よりも遥かに、そして明らかに、より「過酷な現実」を生きていると申せましょう。
つまり、自身を客観視し相対視して、自己を特権化することなく「公正」であろうとする人ならば、自分たちの「現実」を称して『ファンタジーと無縁な現実世界』などとは、とうてい形容できるものではないのでございます。





( 以下は「飽きさせない世界(下)」につづく)


追記☆ 投稿者:Keen  投稿日:10月 5日(日)13時25分13秒

『ウロボロスの摂動論』には、実は、私とアーニャも実名(←実ハンドル、というべきですね)で登場しております。
なかなか面白い役割をふって頂いてますので、ぜひご一読下さいませ。

「ウロボロス・トリビュート」のような作品ですので、竹本健治『ウロボロスの偽書』『ウロボロスの基礎論』『匣の中の失楽』は読んでいた方が楽しめるでしょう。
さらに、中井英夫&笠井潔についての知識もあれば、楽しさ倍増です。
まあ、『摂動論』の後からこれらの作品を読まれてもいいわけですので、興味をもたれた皆さま、ジャンプして下さいね。無料ですし(笑)。

teacup 掲示板では、沢山リンク貼ると最後のひとつしか有効にならないようですので、改めてリンクしておきますね。

>『ウロボロスの摂動論』(へぬへぬ作)は、本日より1ヶ月間、下記のURLより、ダウンロード(無料)が可能です。
http://www.geocities.jp/henuhenu_tk/


お昼〜♪ 投稿者:Keen@照☆  投稿日:10月 5日(日)13時17分06秒

☆AOIさま

>デュラスの「アガタ」

……お子ちゃまですから……
(リンク、ありがとうございます。観てみたいですね♪(^0^*)

☆芙宮さま

アーニャも先程出かけて行きましたので、ヨロシクお願いします(笑)。


おはよ〜♪ 投稿者:AOI  投稿日:10月 5日(日)07時55分42秒

☆園主さま

踊ってみましょ!  お疲れの方もご一緒に!!
http://www.d1.dion.ne.jp/~xnac/

☆Keenさま

>やっぱり人妻はダメでしょう。

>>私はクラウス兄との「兄妹愛」一筋よっ♪(^0^*

「兄弟愛」…って、マルグリット・デュラスの「アガタ」?

http://www.jvd.ne.jp/cine/agatha/about_agatha.html



☆ホランドさま

批評家でも論争家でもトリックスターでも一流でもない私のレベルでいえば、『私はこう思います。なぜなら、こうこうだから、そうあるのが正しいからです。したがって貴方の意見は、ここが間違っています』という発言に責任を持つには

>>客観的に正しいか否かではなく、主観的に自分の意見として責任がもてるかどうかという自己認識。
>> この意見は自分が実感として感じたことから導き出されたものとして発語できるということ。

が必要なのであって、

>自分の意見が『主観的』だと意識できた段階で、すでにその意見に『確信』はなく、「相対的に正しいであろう仮説である」というほどの「自信」があるだけなん
じゃないかなあ。そういう「自信」を『確信』とまで言っちゃうのは、言葉の使い方として適切だとは思えない。

何度も言うようだけど、自分の意見に対して正しいという確信ではないの。
自分の意見として責任をもてると確かに思えるということよ。
正しいとか正しくないと言う自信じゃない。
だから、事実として正しくないということはある。別にそれを厭っているわけでもな
い。
そういうことを私にとっての『確信』といったのよ。
確信という言葉で誤解されたとしても。

>『自分が信じてもいない意見を自信満々にぶつけてみせる』というのは、一種の思考実験ですから、それは「自分の意見」として言うのではなく、「自分が後に否定する意見」として言うのです。つまり、あたかも自分の意見であるかのように語って、相手の反応を見た後、その意見を否定して見せるんですよ。これで責任は取れます(笑)。
>議論の上での『誠実さ』というのは、何も自分の意見だけを唱え続けるというような「頑なポーズ」によって保証されるわけではありません。ですから、論理的に議論を進めるための「方便」として『自分が信じてもいない意見を自信満々にぶつけてみせる』というような手法も、優れて「論理的な」議論の進め方であり、教条的にその『誠実』を云々されるような不正な行為ではないんですよ。

「自分の意見」として言うのでないなら、もちろん、わかりますよ。
否定疑問も思考実験だし。

>一般に「曖昧にしか分かっていないもの」であっても、その一部は「分かっている」からこそ「ぜんぜん判らないもの」ではなく『曖昧なもの』と表現されるんですよね。したがって、ボクや園主さまがAOIさまに求めたのは、「分かっている」部分をすべて議論の庭に提出せよ、ということであって、『曖昧なもの』に無理に形を与えよ、ということではないんですよ。

そのようにしたいと思っているし、そうしてきました。
不十分ということでしょうけれど・・・。


>ところで、おでんの種では、なにが好きですか? ボクは大根です(^-^)。
>ちなみに、私はちくわでございます。(園主さま)
>…もち巾着やぜんまい巾着などの巾着モノも捨てがたいけれども上品なだしで炊い
たやわらかな“蕗”かな。(芙宮 さま)
>私も大根好きよ♪あと、こんにゃくもイイけど、よーく味が染みて茶色くなった卵
もおいしいわね〜。ただし、冷ましてから(猫舌ですもの/笑)。(アーニャさま)

蕗のはいったおでんだなんて風雅ですこと。
海月みたいなシラタキ、リボンに結んだこんぶ、もいいけど、やっぱり大根かな〜。
からしをつけてね!大根一番人気ね♪

☆影姫さま

『女、汝、哀れし者よ』、私のための詩とかってに思っていますわ(笑)

>『嬲り者』読まれました?堪能されたらお次は『柔術教
師』などいかがでしょうか?日本版ハードゲイの世界に陶酔してくださいませ。

検索して、田亀源五郎作品からHPのぞいてみました。わ、こわそ!
私、ハードゲイは無理みたい。筋骨だめだし。

影姫さまへのお約束も果たしてないのよね。う〜む、こまった!


残酷のしたたり・悪魔の洗脳調教 投稿者:影姫  投稿日:10月 5日(日)01時53分03秒

みなさんこんばんは。

石井隆監督作品映画『ヌードの夜』の竹中直人の情けなさに自虐の陶酔を
見出している影姫です。今夜は『死んでもいい』を観ます。ますます泥沼
にハマッテゆくことでしょう。
石井隆といえば某古本屋氏に『死場処』(北冬書房)を○万円で薦められ
困窮しております。うにゃ!そんなうすっぺらい本に○万もだせるか!!
と怒りつつやはり欲しいとジタバタしているのでありました。

そういえば年末にかけて某大物本ゲットに挑みます。うまくゲットした暁
にはクリスマスイヴに題名を発表します。お楽しみに。

近日中に月光書影閲覧室の大幅更新を行います。今回は主にゲイ・アート
関係の書物をアダルトのコーナーにアップします。お楽しみに。そういえ
ばAOI様、『嬲り者』読まれました?堪能されたらお次は『柔術教師』な
どいかがでしょうか?日本版ハードゲイの世界に陶酔してくださいませ。
ぜひその濃い世界にハマッテくださいませ。「やおい」など鼻息で吹き飛
んでしまうような凄まじいエロスとバイオレンスの世界に・・ふふ・・・。

http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html


Familyレベルで 投稿者:芙宮  投稿日:10月 5日(日)01時09分34秒

キク科っていうところが一緒なだけで、Genusレベルでは違うみたいです。はやとちりしてました。ネクタル…はここでは関係ないかなぁ。ちなみにセイタカアワダチソウの花言葉は生命力。そんなセイタカアワダチソウの陰にひっそりとたたずむアンブロシア(以下略)ってことで昨日のお話は訂正しておきます。

アーニャさま
 あらぁ、受け取ってもらえてしまった…?それは、良かった…(嬉)。
猫さま、野原に揺れるすすきの穂でふくろうさんボールをつくって一緒に遊びましょ。
ふぁふぁ、くすくすできっと暖かよ。(微笑)芙宮は一足先に参っていますね。


第四のウロボロス『ウロボロスの摂動論』の期間限定公開について 投稿者:江藤蘭世  投稿日:10月 4日(土)22時19分21秒

二度目の書き込みです。
すでに裏情報として、ご存知かも知れませんが
創作掲示板「破壊者の幻想譜」
http://www4.rocketbbs.com/141/ouro.html
に掲載されていた『ウロボロスの摂動論』(へぬへぬ作)が、このたび完結し、暫定ネット公開が始まりました。
これは、ウロボロス第三作目の『ウロボロスの純正音律』(竹本健治=へのへの作)が完結しない時点において、先にシリーズ第四作目を刊行できないための暫定処置です。
『ウロボロスの摂動論』(へぬへぬ作)は、本日より1ヶ月間、下記のURLより、ダウンロード(無料)が可能です。
http://www.geocities.jp/henuhenu_tk/
(1)ページを開けましたら、中央部分のロゴをクリックしてください。
(2)ダウンロードされたファイルは、zip形式ですので、解凍が必要です。解凍ソフトのない方は、
http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/
にて、「Lhasa017.exe」というフリーソフトをダウンロードしてください。
(3)PDFファイルですので、Adobe社のAdobe Acrobat Reader 4.0 以降、また
はAdobe Reader 6.0 が必要です。
こちらは、
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readermain.html
よりダウンロードしてください。
(4)このPDFファイル『ウロボロスの摂動論』(へぬへぬ作)は、エバンジェルウェアです。『ウロボロスの摂動論』(へぬ へぬ作)を読まれた方は、作中に出てくる作家の本を誰かに薦めましょう。
(5)この作品を自分で楽しむためのもの以外に無断でコピー・再配布することは、法律で禁止されていますので、ご注意下さい。また、著作権者に無断でコピーをしたり再配布したりすると刑事罰に問われる場合があります。これは、活字文化・電子文書文化を守る意味合いがありますので、ご協力願います。なお、この作品のPDFファイルには、セキュリティ・ロックがかけられています。無償配布のファイルに関しては基本的にプリントできないようにロックされています。
(6)なお、(ウロボロス第三作目の『ウロボロスの純正音律』すら完結していない)現段階では『ウロボロスの摂動論』の著者が、竹本健治氏であるかどうかのお問い合わせには、一切応じられません。それは、いずれ書物として、店頭に並んだときに、明らかになるでしょう。
要するに、バタイユの『眼球譚』が、当初ロード・オッシュという名前で正体不明だったのと同じような状態にあるというわけです。

http://www.giocities.jp/le_corps_sans_organes/


ネクタルは? 投稿者:アーニャ  投稿日:10月 4日(土)16時49分59秒

☆芙宮さま

私の小説、読んで下さったのね。繊細なご感想、ありがとうございます。おっしゃりたかったこと……ちゃんと受け取ったつもりでいますが。
ネコは、気まぐれに遊び相手を欲しがりますの。またお相手して頂けると嬉しいですわ。(^0^*

☆ホランドくん

>アーニャもときどき姿を暗ますけど、芙宮さんほどの長期間じゃないよね。でも、その期間中もときどき「花園」を覗いては下さってるようだから、立ち寄られはしないまでも、塀の外から中を覗いていくって感じではあるのかな?(笑)

この文章、文体がなんだかヘン(敬語が混じってる)なんだけど、何か理由があるの?

>おでん種

私も大根好きよ♪あと、こんにゃくもイイけど、よーく味が染みて茶色くなった卵もおいしいわね〜。ただし、冷ましてから(猫舌ですもの/笑)。

☆アリョーシャ

一応、おめでとう、と言っておこうかしらね?(笑)
Keenさまはちょっとこのところの疲れが出て、休養中なの。よく眠りさえすれば、大丈夫だと思うわ。
クラウス兄さまの「王立科学博物館」は、5種類そろってWりも2コのみと順調なんだけど、昨日、シークレットが当たったようなの。
09「フォン・ブラウンの夢」というタイトルで、サターン5型ロケット&クローラー、というモノらしいわ(私、よくわからないんだけど……)。06がこのサターン5が発射するところなので、シークレットは、そのカウントダウン中ってことかしら。
でも、ご本人が一番欲しがってらっしゃる、04「無人月探査機・ルノホート1号」と08「火星探査機・バイキング1号」がまだなので、むしろくやしそうだったのが可笑しかったわねー。

おまけ:『ハリ・ポタ』は、"もはや『指輪物語』をいきなり読めなくなってしまった大人と子供のための”入門書なんだと、私は思うわ。出版社名が違ってるのはわざとなの?それとも、単なるタイプミス?正しくは(静山社)よ。

それでは皆さま、ごきげんよう。
にゃあ〜♪


アンブロシア 投稿者:芙宮  投稿日:10月 4日(土)04時23分34秒

…こと悪名高きセイタカアワダチソウが咲き狂う野原、すっかり秋の景観になっていますね。黄色の泡が噴いているようなその花の花言葉は“よりをもどす”。1本だけではいられない、その内に秘めたる毒と繁殖力で他の草本を排除し、仲間を増やしてゆく。植物に対してまで豊か過ぎる感受性(むしろ妄想かなぁ)を発揮し、その生き方の裏に深い孤独と寂しさを感じてしまう。金木犀のあまく柔らかい香りが漂う中、ふと感傷的な気分になるのは風にゆれるアンブロシアの波長を勝手に受信しているからかしらね。

ホランドさま
>ごきげんの方がいいに決まってますよ(笑)。
  …微笑み…成人するまでは、無礼な友人に対してジョークとしての力のあるにらみ目、冷ややかな眼差しの研究をしていましたが、困ったことにかなりの精度で習得してしまったようで、とある青年から「初めて笑顔を怖いと思った…(笑)」という賛辞を引き出すような笑顔をつくれるまでに成長してしまったので、反省して最近は力ある笑顔を習得しようとしてますの。太陽のような笑顔の子、ひまわりのような笑顔の子、色々魅力的な笑顔のお手本はいますけれど、私には放射系の笑顔は向かないみたいだから春風のような笑顔を目指してます。こう書くとあほみたいですね。微笑。そよそよ〜

>ところで、おでんの種では、なにが好きですか? ボクは大根です(^-^)。
>ちなみに、私はちくわでございます。(園主さま)
  …もち巾着やぜんまい巾着などの巾着モノも捨てがたいけれども上品なだしで炊いたやわらかな“蕗”かな。

園主さま
>自慢しないで下さいまし(苦笑)。

見捨てないでくださいまし(微笑)。

園主さまおいくつになられるのかしら?芙宮はこういうトコはいい子だから、親の年齢は38以降はカウントしていないの。これからの1年が園主さまにとって幸せでありますように(お星様にお祈り)。ブームかぁ…芙宮は頑固なので、自分が良いと思うもの以外、例えキムタクやベッカムを見ても整った形だなぁと思うだけだし、無節操に周りに同調したりしないけど、怒るの後の行動はしたことないなぁ。この間だって、権力者=理不尽なけいさつに対しての怒りが涙に変わり、悲しみに変わり、戦うことはしないっていって無理やり消化したくらいだから。泣き寝入りって得意技なのかも…。そのご本読んでみようかな。私の周りに生きる年代の人とは違った考え方を見るのは新鮮だし。

では、いってきまぁす。

 

十万一秒物語〜星の遊戯〜 投稿者:翠ぼし  投稿日:10月 4日(土)01時33分34秒

夏の名残りも消えて、風が冷たく感じられる秋の夜に空いっぱいの星と蒼い月が出ているのを知っている。
空はまるでプラネタリウムのようにゆっくりとまわって微粒子の光を降り注いでいるんだ。

そんなある夜、寝ていた私はざわめきに目を醒まし、縁側からサンダルを履いて外へ出てみた。
つま先を夜露に濡らしながら、邯鄲の鳴く叢を踏んで、隣に広がるグラウンドにやってきた。グラウンドといっても芝の手入れもされていない原っぱのようなもの。夜間照明があるわけでもない。
壊れた木戸からみる夜のグラウンドは闇との輪郭を融かし凸レンズのような広がりをみせていた。
遠くからのざわめきの中から聞こえてくる笛の音やひときわ高いかけ声があるなつかしさを感じさせ、遠い彼方からの波動の中にいるようだった。
世界がみんな寝静まっているこんな夜にラグビー?

青と緑のユニフォームに分かれた屈強な若者たちは、ひとつの紡錘形の白いラグビーボールをめぐって全速力で走り、飛び掛り、全身をぶつけ合っていた。
その紡錘形の白さは月の雫とでもいうような真珠の光沢を放ち月と星との光に発光していた。
ボールは、蹴り上げられて高く舞い、一瞬消えたかと思うと思わぬところで跳ねたり、切りもみ状に旋回したり、キャッチされ、パスされたり、唐突なカーブを描いて、柔らかい草の上でバウンドしたりした。
ひとつのボールの存在が若者たちの共有しているこの時間のすべてでもあるかのような、海原で闘うポセイドンのような男たちの狂熱の遊戯を見ていた。

そして、その遊戯の中へは決して入れないと知っていた。


名前を呼ばれてふと私はふり返る。そこには5つ違いの兄がパジャマ姿で立っていた。
私と兄とは並んで黙って見ていた。

芝の上のこの遊戯は、しかし、少し不思議なところがあった。
まづ、彼らの着ているユニホームの背中にある背番号が1・2・3・4・・・という数字ではなく、およそ目にしたこともないような数字のようでもあり、文字のようでもあるような奇妙な記号をかたどっていた。
また、かれらの身体から飛び散るものは汗というよりもガラスの破片か雪片でもあるかのようにキラキラきらめいて舞い散った。
そして、彼らの話す言葉といえば、聞いたことのない言葉であるのになぜか、懐かしい響きを感じさせ、私にはその言葉の意味がすっかり理解できたのであった。

ゲーム終了と同時にボールを抱えた、ひときわ頑健そうな若者が駆け寄ってきて、ふたりの観客に大事な話を耳打ちするかのように
「今日のことはヒミツだよ」
と不思議な笑みを浮かべて言うと、抱えていた白いボールを兄の手に渡した。
すると、集まってきた青のユニホームも緑のユニホームもみんな口々に囁くように
「ひみつだよ」
「ひみつだよ」
「ひみつだよ」
と密やかな笑みを浮かべて告げたのだった。
やがて、彼らは煌く破片を撒き散らしながら、奇妙な背番号を向けて去っていった。

「蒼い月の夜の秘密ってこのことだったのか!」

聡明な少年だった兄は真珠色のラグビーボールを両手で抱えてそう言った。


秋といえば……。(5) 投稿者:園主  投稿日:10月 3日(金)22時20分04秒


 芙宮さま
> いやだぁ。そんな…芙宮は今もこれからも面倒な生き物よ(微笑)。

自慢しないで下さいまし(苦笑)。

>> 初おでんでごきげん

> おでんの種では、なにが好きですか? ボクは大根です(^-^)。(<ホランドくん)

ちなみに、私はちくわでございます。


 Keenさま
> それに、私はクラウス兄との「兄妹愛」一筋よっ♪(^0^*

はいはい、お見それいたしました(笑)。


 ホランド
> とは言え、夏は家に籠りがちだったので、秋は積極的に出歩きたい気分です。そう言えば、こないだ書きましたホラー映画『フレディーVSジェイスン』は今月公開なんだそうですね。

それも招待券のある松竹系だから、一緒に観に行こうか。

それから、毎年好例となったギャラリー ベルンアートの「4人の画家による」企画展が、今年は『物語の表現展』として、お馴染み大竹茂夫さんを含む私好みのメンバーで、今月15日から開催される。詳しくはINFORMATIONで紹介しておいたけど、こっちも一緒に観に行こう。……秋は展覧会の季節。「芸術の秋」でもあるからな(笑)。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


秋といえば……。(4) 投稿者:園主  投稿日:10月 3日(金)22時12分13秒


さて、そんな本書の冒頭部は、次のようなものでございます。

『 二〇〇三年の今、私は、『GOOK LUCK !!』(TBS)の視聴率での一人勝ちと、『アンアン』(マガジンハウス)の「好きな男」アンケートでのキムタクのV10と、相変わらずの『ハリ・ポタ』(雄山社)人気と、石原慎太郎の都知事選での圧勝に、同じ匂いを感じてしまっている。
 なんというかこう、それらに関わった人たちが、それらについて「あんまり深く考えてない」という意味で、同じ匂いを発しているように思えるのである。

「『GOOK LUCK !!』ってそんなに面白いの?」
「えーっ、別にそれほどでもないけど、でも、キムタクとか黒木瞳とか出てるし、まあ、あんなもんでしょう?」
「ねえねえ、キムタクってそんなに素敵? 一〇年間ずうーっと一位になっちゃうぐらいに?」
「どうせ出来レースなんじゃないの? ていうか、所詮どうでもいいことじゃん、『好きな男』アンケートなんて」
「『ハリ・ポタ』ってさあ、すっごい親から生まれた子供が、ただそれだけでちやほやされたり、事件に巻き込まれたりして、で、それを魔法で解決する、っていうことの繰り返しだよねえ? 見てて飽きない?」
「うーん、飽きるっていうよりも、むしろ同じことの繰り返しだから受けてる、みたいな」
「石原慎太郎の得票率が七割だって! マジ!?」
「なんか、人気あるよねえ、あの人、なんで人気あるのか全然わかんないけど」……。

 いまどきの人気スターや人気作品の支持者からは、なんとなく、こんな声が聞こえてきそうなのである。この程度の「理由」しかないというのに、いざ視聴率だの順位 だの売上高だの得票率だのといった数字で表現してみたならば、あまりの強さに他を圧倒してしまう。これが、近ごろのスターおよびヒット作の不思議である、と言えるだろう。
 が、世の中には、こんな現実に対してなんとなく違和感を抱いてしまう人たちもいるはずである。私もその一人だ。なぜ違和感を抱いてしまうのかと言えば、私の場合、どうせ見るなら「めちゃくちゃ面 白いテレビドラマが見てみたい!」と思い、もしも「好きな男」について問われたならば、きっとあらゆる角度から吟味した上で「今の私にとって一番素敵に思える男はこれ!」という答を出したいと思い、せっかく時間とお金を使って分厚い本を読むならば、「こんなに面 白くって、新たな発見と感動がある本は初めて!」と思える本を読みたいと思い、そして、自身の価値観と相容れない価値観を持った政治家を持った政治家のことは絶対に容認できないと思う、そういう気質の人間だからである。』

いかがでございましょうか? 私の場合、最後のところなどは、まさに「同感!」の一語でございまして、荷宮とは「大衆受けのする、中味の薄い、生温いもんなんか、評価できんよなあ」と頷きあえるだろうと思ったのでございました(笑)。





( 以下は「秋といえば……。(5)」につづく)


秋といえば……。(3) 投稿者:園主  投稿日:10月 3日(金)22時11分27秒


『若者はなぜ怒らなくなったのか 団塊と団塊ジュニアの溝の著者荷宮和子は、私より一つ年下の、元「アニメファン」の関西人。現在は「女子供文化評論家」を名乗る人で、私とはその出自において大変近しい方でございます。私が読んだ荷宮の著作はこれが2冊目で、前回は平成7年に刊行された『おたく少女の経済学』(廣済堂新書)という、主として「(コミックマーケットなどの)同人誌即売会」を取材した本でございました。

今回の『若者はなぜ怒らなくなったのか 団塊と団塊ジュニアの溝』というタイトルを掲げた本書は、そうした疑問の答として ―― 今どきの若者(団塊ジュニアとポスト団塊ジュニア)の考え方は『決まっちゃったことはしょうがない』というものだからであり、若者のこうした考え方は、その親の世代である「団塊の世代」によって準備形成されたものだ ―― と指摘し、そのうえで荷宮は、「団塊の世代」を批判するに留まらず、むしろ若者たちに向けて「怒るべき時には怒れ!」と真正面 から自身の怒りをぶつけております。それは、若者たちの否定的な心理的現状に同情するだけでは「もはや済まされない」という危機意識、つまり『決まっちゃったことはしょうがない』なんて考え方は「権力者の思う壷」であり「あんたがたはそれで良くても、そんな無気力なあんたらの巻き添えを、私は喰いたくない」という率直な現状認識に由来する危機意識が、荷宮にはあるからなのでございます。

荷宮和子は、こうした現状認識が、自分の出自である(団塊と団塊ジュニアにはさまれた)『くびれの世代』に由来すること前面 に押し出しつつし、同様に「少数派としてのおたく」であることをも隠しはいたしません。例えば、

『 とはいえ、彼らの行動が、「若気の至り」「若さゆえの傲慢」「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものは……」(15)で説明できる類のものであるならば、年を取った側が、それをことさらに糾弾することのほうがみっともない、と言えるはずである。
 が、私には、彼らの行動が、「若気の至り」「若さゆえの傲慢」「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものは……」で説明できる類のものであるようには思えないのである。この先、年を取っても、つまり、私がさらに年老いていき、「近ごろの若いもん」が今の私より上の年になったとしても、彼らはあのままなのではないか、そんなふうに思えるのだ。』

となにげなく書いた後、その語註で、

『15. 「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものは……」/『機動戦士ガンダム』でのシャアの台詞。『ガンダム』を初めとする富野作品は、台詞回しが舞台演劇調なので、ヅカファンの私には「よく知っているかっこよさ」を、演劇に縁のない一般 的アニメファンには「今まで知らなかったかっこよさ」を味わわせてくれた。それもまたヒットの要因の一つだと思う。』

と面白くフォローするなど、「おたく」ならではの気取らない「遊び心」を見せて、「怒りのポーズ」の背後に秘めた「しなやかさ」を感じさせ、私をしてその反骨者ぶりに好感を持たせたのでございます。……ちなみに、荷宮はこうした台詞を諳んじており、この「シャアの台詞」も記憶にもとづいて書いたものだと存じますが、私の「記憶」では、この台詞の末尾は『というもの……』ではなく『というもの……』でございました。現時点では未確認でございますが、はたしてどちらの記憶が正しいのでございましょうか?(笑)





( 以下は「秋といえば……。(4)」につづく)


秋といえば……。(2) 投稿者:園主  投稿日:10月 3日(金)22時04分33秒


著者山崎雅弘は、現在にいたる「パレスチナ問題」を、次のようにうまくまとめております。

『「シオンの地」に祖国再興を願うユダヤ人と、その場所で生活を営んできたパレスチナ・アラブ人との間の、土地を巡る争いとして二〇世紀前半に始まった中東戦争の歴史は、その後さまざまな側面 を肥大させながら、時代と共に変化してきた。
 ある時にはアラブ人とユダヤ人による人種戦争であり、ある時には近隣諸国や大国の思惑をはらんだ政治戦争であり、ある時にはイスラム教徒と非イスラム教徒による宗教戦争であり、またある時には、石油や運河の支配権をめぐる経済戦争でもあった。
 しかし、二一世紀に入って我々の目の前で繰り広げられている戦いをみれば、この戦争はまぎれもない「土地を巡る争い」であることを再認識させられる。一つの土地に関する二通 の権利書が存在したことから、この紛争は勃発した。そして、権利書を発行したはずの会社は、紛争の勃発から間もなく、この問題から完全に手を引いてしまった。
 後に残された当事者は、自らの権利書の正当性を主張する一方、相手の権利書の正当性については考えようともしないまま、係争の的となっている土地に自分の家を建て、そこからの立ち退きを拒み続けている。子供の代となり、孫の代となり、互いの持つ権利書の内容は忘れ去られて、それまでの争いで生じた相手の一家に対する憎しみを募らせたまま、自分の家を守るための戦いを寝る間も惜しんで続けているのである。
 第三者の立場から見れば、このような問題を解決する最善の方法は、相手の持つ権利書もまた正当なものであるということを認め、土地を分け合って一緒に暮すことである。しかし、長年にわたる流血の歴史は、そのような理性的な解決法を許さないところにまで、問題をこじらせてしまった。
 現在、アラファト議長を首班とするパレスチナ自治政府の自治権は、ガザ地区のほぼ全域とヨルダン川西岸地区の約四割に及んでいるが、イスラエル国への旧ソ連およびエチオピアからのユダヤ移民の増大と、パレスチナ難民の人口の自然増によって、土地をめぐる争いの解決は、時を経るにつれてさらに難易度を増しつつある。』

ここに言う『権利書を発行したはずの会社』とは、言うまでもなく元の宗主国であり、紛争の勃発により統治権を放り出してしまったイギリスであり、『係争の的となっている土地に自分の家を建て、そこからの立ち退きを拒み続けている』というのは、主としてイスラエルのことでございましょう。

ともあれ、本書『中東戦争全史』は、現在の「パレスチナ問題」にいたる中東の歴史を、相対的に偏りのない叙述によってバランスよく描いた好著として、もっと読まれ評価されてしかるべき本でございましょうし、そうした意味でも、多くの方にぜひお薦めしたい本でございます。





( 以下は「秋といえば……。(3)」につづく)


秋といえば……。(1) 投稿者:園主  投稿日:10月 3日(金)22時03分46秒

みなさま、「読書の秋」でございます。もちろん、天高く馬肥ゆる「食欲の秋」ではございますが、私の場合は、「読書」はバリバリと、「食欲」の方はひかえめに、でまいりたいと存じます(笑)。

さて、最近読んだもので面白かったのは、先日、購入をご報告いたしました山崎雅弘著『中東戦争全史』(学研M文庫)と、荷宮和子著『若者はなぜ怒らなくなったのか 団塊と団塊ジュニアの溝』(中公新書ラクレ)の2冊がございます。


『中東戦争全史』は、中東の歴史を「戦争史」として鳥瞰的に描いた力作で、はっきり申しますと、このようなマイナーな文庫に埋もれさせておくのはもったいない、立派な著作だと存じます。先にご紹介いたしました広河隆一の『パレスチナ』『パレスチナ 新版』(岩波新書)は、自身の回想から書き起こしているように、基本的には「個人・庶民・現場(現状)」に視点を据えて書いているため、「パレスチナ問題」の難問性が生々しく伝わってくる反面 、白紙の素人への入門書的「歴史書」としては説明不足のうらみもあり、どこか判然としない部分が残るという弱点もございました。その点、本書『中東戦争全史』を読むと、それまでばらばらに認識していた個々の事象が、全体の構図の中に位 置づけられて、その意味がはっきりしてまいります。たとえば、私は先日、広河の著作から学んだことのひとつとして、

> パレスチナは「国名」ではなく「地方」の名称であり、「パレスチナの地」は元々どの「国」にも属してはいなかった(現在、中東・アラブ地方に引かれている国境線の大半は、第一次世界大戦以降に、西欧諸国が植民地支配の必要から引いたものでしかない)。

と書きましたが、これは正確ではございませんでした。「パレスチナの地」は、もともとオスマン・トルコ統治下の「一地方」だったのでございますが、これが第一次世界大戦の戦勝国であるイギリスとフランスによる中東の分割支配により、イギリスの「委任統治」下におかれたのでございます。

当時、イギリスは世界第一の帝国でございましたから、ユダヤ人の祖国を再興しようとするシオニストたちは、積極的にイギリスへの働きかけをいたしました。その結果 、イギリスは現地パレスチナ人の意向など気にも留めず、かってにユダヤ人の「パレスチナの地」への移住を認めたのでございますが、これが後の「パレスチナ問題」のそもそものきっかけだったのでございます。やがて第二次世界大戦のナチス・ドイツによるホロコーストの悲劇が発生し、大戦後「祖国を持たぬ 民族」への同情が世界中で巻き起こるその一方で、しかし、その根底でユダヤ人蔑視を捨てられないキリスト教諸国が、ユダヤ人の大量 移民を怖れた結果、ユダヤ人たちを、「約束の地カナン」と呼ばれたパレスチナに、喜んで押し付けることになったのでございます。





( 以下は「秋といえば……。(2)」につづく)


 投稿者:ホランド  投稿日:10月 3日(金)12時59分13秒

 みなさん、こんにちは! 10月になりました。すっかり秋ですね。
 表に出ると空気がとっても澄んでいて、そこには金木犀のほのかに切なく陶酔的な香りがまじっています。・・・影姫さまが、鬱には好ましくない季節だと書かれてましたが、それがボクにもなんとなくわかりました。

 とは言え、夏は家に籠りがちだったので、秋は積極的に出歩きたい気分です。そう言えば、こないだ書きましたホラー映画『フレディーVSジェイスン』は今月公開なんだそうですね。どこかのサイトでお正月映画だというようなことが書いてあったので、そうだと思ってたんですが、もう間もなくなので、とっても楽しみです(^-^)。





 芙宮さま
>> ボクも反抗期の芙宮さまの怖さは知ってるから、最近、芙宮さまがよく使われる『(微笑)』についても、「信じても大丈夫かな?」なんて、つい身構えてしまいます。・・・なんて言ったら、怒ります?(笑)

> 「別に…。それじゃさよなら。」って言って消えたでしょうね。反抗期なら。

 その反応が怖かったんですよー。冗談も言えなかったんだから(^-^;)。

> ただ、微笑…は重い話を茶化す目的で使っているから深くとらないでくれればよろしいかと(微笑)。

 了解しております。でも、そのままの意味を伝える目的で使う機会が増えるといいですね(微笑)。

> 怒って欲しいのなら、そういっていただければそうしてさしあげましょう。

 いえ、怒ってほしくないです!

> 初おでんでごきげん

 ごきげんの方がいいに決まってますよ(笑)。
 ところで、おでんの種では、なにが好きですか? ボクは大根です(^-^)。


 Keenさま
> え?ひょっとして、ナンパだと思われてたの?(汗)
> ……お子ちゃまに、そんな器用なマネできるわけないでしょ〜☆
> それに、私はクラウス兄との「兄妹愛」一筋よっ♪(^0^*

 わかってますよー(^-^)。ちょっと冷やかし気味のツッコミを入れてみただけです。そんなに『(汗)』るなんて、やっぱ、お子ちゃまですねー(笑)。


 園主さま
> E・サイード逝去

 サイードさんの本はまだ読んだことないけど、AOIさまの送って下さったビデオ(NHK番組の録画)をこないだ観たところで、サイードさんにはなんとなく親近感を感じてたから、そういう意味でも、とっても残念です。

 あのビデオでは、対談相手のラジ・スラーニさんが、交通網を寸断するように各所に数多く設けられたイスラエル占領軍の常設検問所のせいで、住んでいるパレスチナ自治区の東エルサレム(だったか)から国外へ出るだけでも「半日かかった(が、出られただけマシだった)」というような話をなさった際に、サイードさんが「それは酷い」という困ったような悲しそうな表情をなさったんですが、その表情がとても自然に「同情的」で、有名人にありがちな「これ見よがし」なところが微塵もなくて、そこがボクにはとても印象的であり、好感が持てたんです。

> しかし、残された我々は、彼の「希望と理想」を引き継いでまいりたいものと存じます。

 パレスチナ問題は、ぜんぜん解決の目処のたたない状態だし、ボクらに出来ることなんて、ほとんど無いのかも知れません。でも、同じ人間として、そういう苦しみの中にある人たちがいるということだけは、絶対に忘れてはならないと思うし、その意味では、自分ができるところから世界の人々との平和共存の道を探っていかなければならないと、ボクもそう思いますし、また、そう決意したいと思います。





 ではでは、みなさん、また今度(ハート)。


E・サイード逝去 投稿者:園主  投稿日:10月 1日(水)01時39分24秒

私の敬愛する思想家 E・サイード氏が逝去なさいました。惜しんでも余りある67歳の若さ……。しかし、残された我々は、彼の「希望と理想」を引き継いでまいりたいものと存じます。

サイードよ、すべてを託し、安らかにお眠り下さい。

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 E・サイード氏が死去
    パレスチナ問題の解決訴え

 【ニューヨーク25日共同】パレスチナ問題の解決を世界に訴え続けてきた米思想家で「オリエンタリズム」などの著作で知られる、米コロンビア大教授(比較文学)のエドワード・サイード氏が24日深夜、がんのためニューヨークの病院で死去した。67歳。白血病を患っていた。
 1935年、英国委任統治下のパレスチナのエルサレム生まれ。エジプトなどを経て51年、米国に渡る。57年、プリンストン大で学士号、64年、ハーバード大で博士号を取得。その後、コロンビア大などで比較文学の教授を務めてきた。
 2000年にレバノン国境のイスラエル軍検問所に投石して論争を巻き起こした。代表的な著作「オリエンタリズム」(78年)は、欧米諸国の帝国主義研究に大きな影響を与えた。ほかに「パレスチナ問題」「イスラム報道」「パレスチナとは何か」「戦争とプロパガンダ」など著書多数。

                 (『京都新聞』2003年9月26日付より)

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 みなさま

INFORMATIONの「中井英夫関連展覧会」情報を、増補改定させていただきました。ぜひご確認下さいまし。

なお、みなさまへのレスは後日ということでご容赦下さいまし。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

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