●●● BSS『アレクセイの花園』バックログ ●●●


● 2003年12月下
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駆け込み、ふたたび! 投稿者:ホランド  投稿日:12月31日(水)23時58分25秒


 バタバタバタ!!!

 みなさん、こんばんは! 遅刻だ、遅刻だ! レスはすこし待ってねー!
 とーにかく、今年はお世話になりました! 来年もよろしく!!

 バタバタバタ!!!



明年に(下) 投稿者:園主  投稿日:12月31日(水)21時27分10秒


 影姫さま
素晴らしい収穫でございますねえ。

> 1>林良文『鉛の女』(私家版)・(裸本完本・大判)
> あのあまりにもキモチワルイ画風で知られる林良文のデビュー画集です。ちなみにトレヴィルから出た作品集はこの画集より後です。内容は説明したくないほど気持ち悪いのであえて言いません。どうしても知りたい人は図書館で御覧ください。気持ち悪いですよ。ふふ。

私も所蔵しております。この短評に『気持ち悪い』という形容が三度も出てくるところがうれしゅうございますね(笑)。

> 2>小林信彦『ある晴れた午後に』(新潮社)・(カバ帯完本)

私は「監禁もの」には興味はないのでございますが、いかにも影姫さま好みでございますね(笑)。そう言えば、一昨年くらいに、たしかちくま文庫で監禁小説のアンソロジーが出たと記憶するのでございますが、影姫さまはご存じでしょうか?

> 3>『浅野ゆう子写真集 NAIHT ON FIRE』

表紙だけは見たことがございますが、一時期ムチャクチャ高くなった写真集でございますよね。

> 4>斎藤隆介・滝平二郎『花咲き山』(岩崎書店・カバ完本・連名署名入)

童話でございますね。この5冊のなかでは、これが一番欲しゅうございます。

> 5>乙一『GOTH』(角川書店)・(カバ帯署名入)
>いまホラー小説界で最も旬な作家といわれている乙一のデビュー作です。

これはデビュー作ではなく、昨年の評判作で、乙一の出世作であり現在のところの代表作品集でございましょう。デビューからもう5年くらいにはなるはずでございますよ。
ちなみにサインをするのなら、もうすこし字の練習をしてほしい作家の一人でございますね。若いから仕方ないとは言え(笑)。

来年も楽しい古本話をお聞かせ下さいまし。本年はたいへんお世話になりました。


 黒猫館館長さま
> さてサイト「黒猫館」もいよいよ来年から三年目に突入、いよいよ正念場でありましょう。新コンテンツ作成、デザイン一新、既成コンテンツの整理など大幅な「てこ入れ」を行う予定です。ご期待ください。

「黒猫館」のさらなるご発展を心より祈っております。来年もよろしくおつきあい下さいまし。


 八尾の猫さま
> 今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
> 来年も、さらなる耽美を追い求めていくつもりです。

今年お会いできたのは一度くらいでしたっけ? 来年はまた古本屋めぐりなどご一緒できれば幸いでございます。ありがとうございました。


 アーニャ
> 私も今年はずっと実家住まいになっちゃったけど、Keenさまの健康第一、よね。来年はもう少し余裕ができそうだから、「一念館」の暖炉前のアームチェアで、ぬ くぬくとお昼寝でもしに帰るわねー♪(^0^*

今年一年、ほんとうに良くやってくれた。来年もアーニャのペースでいってくれ(笑)。


 ホランド
> そう言えば、最近めっきりダジャレが減りましたね。往時の冴えが無くなったということなのでしょうか?(笑)

あのころは天に愛されていたんだろうな。ダジャレが七色の後光を放っていたそうだから(笑)。

> でも、しをんさんって、たしかに園主さまが喜びそうなキャラクターですよね。男の子だったら、思いっきり、イジり(オチョくり)たおされてるところでしょうね(笑)。

おまえだって人のことは言えないよ。もっとも右腕は左手でしか弄れないからなあ(笑)。来年もよろしく。





それでは、みなさま、よいお年をお迎え下さいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


明年に(上) 投稿者:園主  投稿日:12月31日(水)21時26分30秒

みなさま、本年はまことにありがとうございました。今年もいろいろとございましたが、顧みれば充実した一年であったと、たいへん満足しております。特に今年は、私の根底にある二つのテーマ「信仰」と「国家と戦争と平和」という問題を、身近なものとして論じることが出来ました。もちろん、論じることそのものが大切なのではなく、論じることによって、その問題を自らの血肉とし、「私」の問題として責任を担っていくようになれる、ということが大切なのでございます。
「昭和元禄」と呼ばれた昭和三十年代の後半に生れ、平和な日本で、その永遠に続くかのような平和に一片の疑いを挟むこともなく、暢気に幸せに成長してきた日本人の私。しかし、この歳になって、世界はにわかにその真の相貌を覗かせはじめ、日本は歴史教科書の中にしか存在しないはずの「戦争国家」への道を、ふたたび現実のものとして歩みはじめております。そんな時代にあって、いま私は、自身で生き方を選択できる大人として存在している。ならば私はここで、私を試してみたいと思います。私が範とすべき先達はおおぜいおります。彼らは、書物を通 し、その言葉と生きざまで、私の胸を熱くしました。「ああ、人間とは斯くも気高くあり得るのか」と。……そして今、私は彼らに倣わなければならない。いいえ、倣うだけでいい。すでに羅針盤は与えられている。だから後は、私がその指し示す方向へと、どこまで歩み続けられるかなのでございます。





 AOIさま
> 『A』も『A2』も、みなさんに観ていただきたいですね。
> ところで、『A』ですが、手持ちカメラで移動しながら撮っているので、観ているとぐわんぐわん眼が回りそうになりません?劇場の前の方で観ていた友人は気分が悪くなって途中で出てしまったって言っていました(笑)。DVD、少しはなれてみた方がいいかもしれませんよ。

その点はだいじょうぶでございますよ。映像で酔ったことなどございませんから(笑)。

それよりも、オウム信者を一括りに「非人間」として排除しようとした善良な市民たちが、この先、われわれ「非国民」にたいしてどのような視線を向けるようになるのか。それを想像しながら見れば、悪酔いできること請け合いでございましょう。さしずめ『コミック雑誌なんかいらない』ではなく、『ホラー映画なんかいらない』といったところでございましょうか。

来年が私たち自身にとって、すこしでも明るい年になるよう、心から祈りたいと思っております(笑)。

本年はまことにありがとうございました。





( 以下は「明年に(下)」につづく)


猫つづきで。 投稿者:アーニャ  投稿日:12月31日(水)17時42分9秒

黒猫さま、八尾の猫さまに続いて、私も来たわよ。
アリョーシャ、もう復活してるようだけど、体だけは気をつけてね。
ホランドくん、伝染されなかった……?フフフ♪

Keenさまは湯治効果で、例によって湯あたりなの(笑)。
でも、かなり元気になられたようだし、お医者さまには、年明けから薬減らそうかってお話もあったから、とっても順調みたい。
私も今年はずっと実家住まいになっちゃったけど、Keenさまの健康第一、よね。来年はもう少し余裕ができそうだから、「一念館」の暖炉前のアームチェアで、ぬ くぬくとお昼寝でもしに帰るわねー♪(^0^*

では皆さま、よいお年を。
にゃあ〜♪


来年もよろしくお願いします 投稿者:八尾の猫  投稿日:12月31日(水)11時21分58秒

 黒猫館館長さんに続き、八尾の猫もやってまいりました。
 今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
 来年も、さらなる耽美を追い求めていくつもりです。

 園主さま、そして花園の皆様、よいお年をお過ごしください。
 私は年賀状、とうとう出せませんでした(泣)

http://www1.odn.ne.jp/~aae22500/


来年もどうぞよろしく。 投稿者:黒猫館館長  投稿日:12月30日(火)09時31分44秒

今年もまた影姫が大変お世話になりました。感謝の言葉もありません。

さてサイト「黒猫館」もいよいよ来年から三年目に突入、いよいよ
正念場でありましょう。新コンテンツ作成、デザイン一新、既成コン
テンツの整理など大幅な「てこ入れ」を行う予定です。ご期待ください。

それでは園主様、皆様、良いお年を!!!

http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html


今年最後の古本与太話 投稿者:影姫  投稿日:12月30日(火)09時24分34秒

みなさんこんばんは。もはや快獣セドラーへの変異を始めている影姫です。

☆最近の収穫

1>林良文『鉛の女』(私家版)・(裸本完本・大判)>あのあまりにも
キモチワルイ画風で知られる林良文のデビュー画集です。ちなみにトレ
ヴィルから出た作品集はこの画集より後です。内容は説明したくないほ
ど気持ち悪いのであえて言いません。どうしても知りたい人は図書館で
御覧ください。気持ち悪いですよ。ふふ。

2>小林信彦『ある晴れた午後に』(新潮社)・(カバ帯完本)>あの
金子国義カバーの『監禁』が大ブレークして古書価急上昇の本で、『監
禁』の元版です。中年男が若い女を監禁してねっちょり責める様子が粘
着質に書かれています。最近の邦画の「監禁ブーム」はこの本が火付け
役でしょうか?(うわあ、竹中直人の顔が迫る・・・)

3>『浅野ゆう子写真集 NAIHT ON FIRE』>最近の女優
写真集でも五指に入る人気本がこの本でしょう。この本の文章は大沢在
昌・撮影は立木義弘という豪華スタッフで「週間プレイボーイ20周年
記念特別編集」だそうです。見所は若き日の浅野ゆう子のボンデージ・
ファッションです。といってもわたしのほうが浅野よりスタイル・美貌
ともに断然上ですが。( ̄ー ̄)・・・

4>斎藤隆介・滝平二郎『花咲き山』(岩崎書店・カバ完本・連名署名
入)>心温まる、それでいて人間の哀しさをしっかりと見据えた作風で
有名な斎藤・滝平コンビの代表的絵本が本書。読めば涙が止まらないこ
とでありましょう。尚、このコンビには『モチモチの木』というもうひ
とつの代表作があるのですが、こちらもお薦めです。

5>乙一『GOTH』(角川書店)・(カバ帯署名入)>いまホラー小
説界で最も旬な作家といわれている乙一のデビュー作です。この本はも
う何度も帯が変わっているので元帯付きの入手は極めて困難です。将来
的に期待できる本です。ちなみに「おついち」は発音しにくいのでわた
しは「ゼットワン」と呼んでいます。

それでは来年も集めまくるぞ〜〜〜〜〜!!!オ〜〜〜!!!

http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html


光陰、パイルドライバー。 投稿者:AOI  投稿日:12月29日(月)23時43分21秒

☆園主さま

>最近のうれしかった買い物として、森達也監督の『A』『A2』のDVD二枚を、ご紹介しておきたいと存じます。

本のほかにDVDのコレクションも増えるのですか?
ちょっと、心配になってきました(笑)。
『A』も『A2』も、みなさんに観ていただきたいですね。
ところで、『A』ですが、手持ちカメラで移動しながら撮っているので、観ているとぐわんぐわん眼が回りそうになりません?劇場の前の方で観ていた友人は気分が悪くなって途中で出てしまったって言っていました(笑)。DVD、少しはなれてみた方がいいかもしれませんよ。

☆ホランドさま

>> 妖精っていえば、夏にみたチェコのイジィ・トルンカのパペットアニメ『真夏の夜の夢』の妖精のシーンはとっーても美しかったです。

> 有名な作品ですね。ボクも機会があれば見てみたいと思います。

パペット・アニメといえば、ポーランド=オーストリア製作のムーミン(全78話)のDVDが発売されていますね。岸田今日子さんのナレーション。監修にトーベ・ヤンソンを加わったということで、作者納得のパペット・アニメということです。以前、BSでも放映されていたらしいですね。今夏、東京で上映されて評判がよかったみたいです。モーニングショーだったので見逃してしまいましたが、BS放映されたもののビデオ録画を友人が送ってくれて、なかなか素朴な味わいです。詳しくはこちら↓をどうぞ。

http://www.moomin-cinema.com/


>『はせがわくんきらいや』は、ずいぶん前に、園主さまにお借りした『現代童話』(全5巻、今江祥智・山下明生編、福武文庫 絶版)で読みましたよ。戦後の児童文学の傑作短篇を、年代順に編んだとっても面 白い本でした。もし古本屋で見かけたら、ぜひ買った欲しい本です。

ホランドさまが気に入ったお話はどんなのですか?


>東京にお住まいだと、結構ロケとかで、俳優さんを見かけるんじゃないですか?

11月の初めに合田佐和子さんの展覧会に行った折に、小林麻美が来ていましたよ。
いつの間にかブラウン管から消えて・・・でも以前と変わらず美しかった。
合田さんが、小林麻美の半裸を描いているんですね。

合田佐和子さんの展覧会について報告していませんでしたね。
実は今年見た展覧会の中で最も印象に残るものでした。
寺山修司、唐十郎のポスターや舞台美術などで有名ですが、最近は、薔薇だけ、眼だけを描いていたりします。なんとも吸い込まれてしまうような不思議な霊的な力を感じました。
初期の油絵もすばらしかった。
リアルに描いているのに、現出した世界はリアルな現実の裏側を描いてしまっているような霊的にセクシーなんですね。ずっと、観ていたい。そんな気になります。
写真、オブジェなども。
図録を買わなかったので最終日にまた行ったのですが、な、な、なんと図録売り切れ(号泣)
見本でもいいから譲ってほしいと言ったんですけど・・・ダメ(泣)
古書店を探すしかないですね。
最終日ということで、合田さんご本人もいらしていて、お知り合いや仕事関係の方など入れ替わり立ち代りいろんな方がお見えでした。(美術館の中央に広いソファがある)
本の装丁を合田さんがされた久世光彦さんもお見えでした。
合田さんって、グレーのロングヘアーのとても美しい方です。


>三浦しをんさんの男性の趣味は、ちょっと変っているようですが、それにしても園主さまとじゃ可愛そうですよ。園主さまには、胸毛も生えてないし(笑)。あっ、そうそう、しをんさんは毛深い男性が好きなんだそうです(笑 ← っちゃいけない)。

ジョリジョリしているうちに毛深くなるって・・・ふふ。
あ、でも、父親としてのの立場もあるわね〜(笑)。


年の瀬(下) 投稿者:ホランド  投稿日:12月29日(月)00時07分17秒


 さま
> やっほ、今日青春18切符で実家に帰ります。ぐだぐだ寝正月といきたいもんですが、
> 大掃除、親戚一同のお付き合い、プチ同窓会とヘトヘトでしょな・・トホホ。

 お正月もお忙しそうですね。でも、大切なのはマイペースでやっちゃうこと。淳さまって人が好さそうだから、周囲にふりまわされちゃうタイプなんでしょうね、きっと(笑)。でも、そんなんじゃ女の子とつきあっても大変なんじゃないですか? なーんて勝手に想像を膨らませてしまいますが、淳さまって、けっこうキャラが立ってるんですよね。来年もそのキャラクターで仲良くおつきあいくださいねー(笑)。

 今年はホントにありがとうございました。淳さまと出会えて、ホントに良かったと思っています!


 さま
> あの・・・ボク・・・ユウです。
> なぜ「優」になってるのかというと
> カタカナじゃおかしいとか言われて
> 影姫様にむりやり「優」にされちゃったんです。(泣)
> というわけで来年は「優」でお願いします・・・

 優さまの場合、そういうイジメっぽい目にあってるようでいて、けっこうそれを喜んでいるんだから、同情のしようがありませんよね。名前、勝手に変えられて、それでも内心喜んじゃったりしてるんでしょ? 困ったもんだ……。結局それって「のろけ」みたいなもんなんだから、ちょっと口惜しいので、ボクも意地悪して「マサル」さまと呼んでおくことにしましょう(ニヤリ)。


 ハムちゃまさま
> ちなみに来年のヒーローは『仮面ライダーブレード』と『特捜戦隊デカレンジャー』!!!(≧∀≦)ノきゃーーーーーー!!!カコイィィィ!!!!!

とのことですが、某所で影姫さまが「仮面ライダーブレード」のことを『「さやえんどう」みたいな顔です。』と書いておられました。そんなので、だいじょうぶなんでしょうか・・・?

> それでは来年もはむは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

 『デビルマン』とかいろいろあって、来年は劇場用国産特撮を語り合えそうですね。今年に倍して、来年もよろしくー!


 園主さま
> (4) ダジャレ(おやじギャグ)好き。
>     『私は、「五月みどりのシャツは黄緑」とか「アルミ缶の上にある蜜柑」と
>     か(これはすべて、以前にナッキーが教えてくれた)、そういうツンドラ
>     気候と紙一重のセンスが好きなので、しばらくニヤニヤ笑いながら、「か
>     もしかが出るかもしか」と言い続けた。』

 そう言えば、最近めっきりダジャレが減りましたね。往時の冴えが無くなったということなのでしょうか?(笑)
 でも、しをんさんって、たしかに園主さまが喜びそうなキャラクターですよね。男の子だったら、思いっきり、イジり(オチョくり)たおされてるところでしょうね(笑)。

> AOIさまにご報告したとおり、森達也監督の『A』『A2』を購入したから、またそのうちに観よう。だが、その前に、明日にでも「チャン・イーモウ特集」だ。ラインナップは『活きる』『あの子をさがして』『至福のとき』の3本。たのしみにしてくれ。

 楽しみなラインナップですね。でも、その感染性腸炎、移さないで下さいよー(笑)。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


年の瀬(上) 投稿者:ホランド  投稿日:12月29日(月)00時06分45秒

 みなさん、こんばんは! 何かと気ぜわしい年の瀬ですねえー。でも、今年も残すところ今日(28日)を入れて、あと4日。そろそろ園主さまに年賀状を書かせなきゃって(例年どおり)思ってたら、急病ってことでダウン。下痢と発熱の両面 攻撃で、こないだのインフルエンザより堪えてたみたいです。でも、峠を越えるとさっそく「明日は黒孔庵幻灯会だ」だって。やれやれ・・・。夜中の3本はつらいから、明日は昼間からゆっくり見ようということで話をまとめました。助手というのは、なかなか気を使うものなんです(^-^;)。





 さま
> ここでは初めましてです。
> 今日は挨拶代わりにお邪魔させていただきました。
> 今後ともよろしくお願いします。

 はじめまして! ようこそいらっしゃいました。
 はやく自己紹介をお願いしますね! 楽しいお話を聞かせていただくの、楽しみにしております(^-^)。


 AOIさま
>> 「花園」が無くなっても、園主さまとならお話する機会もあるかも知れませんが、「花園の妖精」と言われている(誰が?)ボク(!)とは、話せなくなってしまうかも知れませんよー(笑)。

> えー!?そうなの?
> 「妖精」なんだもの、いつでも、飛んできてくれるんじゃなかったの?(がっかり)

 そんなにあっさり諦めないで下さいよー! AOIさまがどうしても会いたいっておっしゃって下さるんでしたら、縦のものを横にしてでも現れますから(笑)。

> 妖精っていえば、夏にみたチェコのイジィ・トルンカのパペットアニメ『真夏の夜の夢』の妖精のシーンはとっーても美しかったです。

 有名な作品ですね。ボクも機会があれば見てみたいと思います。

> 長谷川さんの『はせがわくんきらいや』と『トリゴラス』は愛蔵絵本です。

 『はせがわくんきらいや』は、ずいぶん前に、園主さまにお借りした『現代童話』(全5巻、今江祥智・山下明生編、福武文庫 絶版)で読みましたよ。戦後の児童文学の傑作短篇を、年代順に編んだとっても面 白い本でした。もし古本屋で見かけたら、ぜひ買った欲しい本です。

> モックン(本木雅弘)一家が見に来ていたんだけど、実物の方がかっこよかった!

 俳優さんって、やっぱり実物は、ひときわ輝いてるって言いますからねー。でも、東京にお住まいだと、結構ロケとかで、俳優さんを見かけるんじゃないですか?

> もう、これは深い縁で結ばれているのですわ(笑)

> しをんさ〜〜ん!♪ここよー!!ここにいるわー!!

 三浦しをんさんの男性の趣味は、ちょっと変っているようですが、それにしても園主さまとじゃ可愛そうですよ。園主さまには、胸毛も生えてないし(笑)。あっ、そうそう、しをんさんは毛深い男性が好きなんだそうです(笑 ← っちゃいけない)。

 フクロウ、ホウホウ(笑)。


 Keenさま
> ところで、私は明日から湯治に出かけますので、しばらく留守に致します。
> 私のクリスマスはケーキも食べず、世間のどんちゃん騒ぎとも無縁に、山奥の静かな一軒宿で、ひっそりと湯につかって過ごすことになりましょう(しみじみ)。

 いってらっしゃいを言いそびれているうちに、そろそろお帰りになられる頃ですよね。帰られたら、年内に一度くらいお顔を見せて下さいねー(^-^)。





( 以下は「年の瀬(下)」につづく)


そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(9) 投稿者:園主  投稿日:12月28日(日)15時24分28秒


 さま
> あの・・・ボク・・・ユウです。
> なぜ「優」になってるのかというと
> カタカナじゃおかしいとか言われて
> 影姫様にむりやり「優」にされちゃったんです。(泣)
> というわけで来年は「優」でお願いします・・・

> ダダッ!!(逃走)

なんだか『逃走』が、板についた「ギャグ」になってまいりましたな(笑)。

でも『優』だと、「まさる」と読む方も出てくるのではないかと……影姫さまにお伝え下さいまし(笑)。

ともあれ、来年もよろしくお願いいたします。


 ハムちゃまさま
> 今年はみなちゃまとあまりお話できまちぇんでちたが来年はお話いたちまちょう!!!

よろしくお願いいたします(ぺこり)。

> ちなみに来年のヒーローは『仮面ライダーブレード』と『特捜戦隊デカレンジャー』!!!(≧∀≦)ノきゃーーーーーー!!!カコイィィィ!!!!!

仮面ライダーは続きますか。それにしても『デカレンジャー』とは……。

> 園主ちゃまも一号〜Xライダーのウンチク語ってほちいでちゅね!!!

蘊蓄を語るほどの知識はございませんが、来年はぜひ、私なりの「仮面ライダー論」を書き上げたいものでございます。

ちなみに私の会社の後輩に「仮面ライダー」マニアがおります。彼は、私より一つ下の40歳で、これまで何度か報告しました「オタクを公言している後輩」とは、別 人でございます。彼は、剣道が4段か5段という猛者なのでございますが、じつはたいへんなプロレスオタクであり仮面 ライダーオタク。しかし、自分がオタクであることを絶対に認めないのでございますね(笑)。プロレスや仮面 ライダーの話になると、ビデオや関連書籍などの資料をもっている分、とてもディティールに詳しく、私などとても記憶していない話がどんどん出てまいりますし、「猪木は邪道だ」とか「仮面 ライダーは等身大のヒーローだからいい。それに比べるとウルトラマンは……」などと妙に決めつけが激しいのでございます(笑)。そんな彼に、私が面 白がってオタクな話題を振り、さんざオタクな話を皆の衆の前でさせた後、「やっぱり、誰が見てもオタクですよねえー」と言うと「そんなことありませんよ。私はただ仮面 ライダーが好きなだけで、あえて言えば評論家です。オタクは先輩に任せておきますよ」などと言うのでございます(笑)。
ちなみに彼は、私と同様「少年仮面ライダー隊」(当時『テレビマガジン』誌が企画)の隊員であることが判明。しかも彼は、当時、隊員に配られた隊員ペンダント(劇中では、ペンダント型トランシーバー。配られたものは、裏側が鏡)を、会社にまで持参していたのでございます!

> それでは来年もはむは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

来年もよろしくお願いいたします(笑)。


 ホランド
AOIさまにご報告したとおり、森達也監督の『A』『A2』を購入したから、またそのうちに観よう。だが、その前に、明日にでも「チャン・イーモウ特集」だ。ラインナップは『活きる』『あの子をさがして』『至福のとき』の3本。たのしみにしてくれ。





それでは、みなさま、本日はこれにて失礼いたします。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(8) 投稿者:園主  投稿日:12月28日(日)15時23分37秒


 AOIさま
> もう、これは深い縁で結ばれているのですわ(笑)
> しをんさ〜〜ん!♪ここよー!!ここにいるわー!!

そうかも知れません。そうかも知れませんが、その『深い縁』とは「男女の縁」ではなく「おたくの縁」なのではないかと……(-_-;)。

その後、三浦しをんとの共通点だの何だのを、さらにいくつか発見いたしました(すべて『夢のような幸福』より)。

 (1) ファーストパソコンは「青リンゴ(iMac ボンダイブルー)」。
    ただし、しをんさんの現愛用機は「白リンゴ(iBook)」。

 (2)「静岡といえば……、タミヤ模型」という発想!

 (3) 映画『ロード・オブ・ザ・リング』では、レゴラスよりアラゴルンが趣味。
     ただし、
     『(※ 映画館の)トイレから出てきたところで母に言われる。
      「あんたあの人好きでしょ。ええと、アラレゴン」
       ブブー、違います。三時間も映画を観ていたくせに、まだ名前を覚えら
     れないでいる我が母親。』
      ……すみません。私も『アルゴラン』と書いて訂正されました(-_-;)。

 (4) ダジャレ(おやじギャグ)好き。
     『私は、「五月みどりのシャツは黄緑」とか「アルミ缶の上にある蜜柑」と
     か(これはすべて、以前にナッキーが教えてくれた)、そういうツンドラ
     気候と紙一重のセンスが好きなので、しばらくニヤニヤ笑いながら、「か
     もしかが出るかもしか」と言い続けた。』

 (5) I will come back to 通天閣!
     『「上がらなくてもいいの」
     と言うぜんちゃんとHに、私は首を振った。
     「今日はじめて通天閣を見た私ごときが、上がっていいものではないさ」
     「そういうもんかね」
     「ああ、そうさ。その昔、花魁と仲良くするにも三回通わねばならなかった
     という……。一回目はお互い顔見せに程度にとどめる。それが節度あるつき
     あいってもんよ」
      通天閣の神々しさに打たれて、珍妙なことを口走る。(中略)
      東京タワーと京都タワーは上がったことがあるので、次の狙いは通 天閣
     に定まった。あそこから大阪の町を一望する日が楽しみだ。』
      その折は、かならず拙僧にエスコート役をお命じ下さりませ。拙僧ならば、
     大阪の古本屋もくまなくご案内してさしあげられますゆえ。

というような感じでございます(笑)。

> みなさま、今年もいろいろお騒がせでした。(^_^;)ありがとうございました。
> 今年も余すところあとわずかですね。

ま、そうおっしゃらずに年内もう一度くらい、おいで下さいまし(笑)。

それから、最近のうれしかった買い物として、森達也監督の『A』『A2』のDVD二枚を、ご紹介しておきたいと存じます。AOIさまにご紹介いただいて観た結果 、ぞっこん気に入ったドキュメンタリーでございますが、DVDになったのでございますよ。また「黒孔庵幻灯会」で観たいと思っております。





( 以下は「そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(9)」につづく)


そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(7) 投稿者:園主  投稿日:12月28日(日)15時22分39秒


 さま
> めちゃんこ多忙な日々が続きまして、カキコどころでは御座いませんでした(半分言い訳)
> サークルには所属してないんですが、パフォーマンスコンテストというプチ演劇の音響・音声を頼まれまして、サンプラー(機材)持ち込みなんだかんだで盛り上がりました。

お好きなことで、わざわざご指名がかかったのですから、さぞや頑張られもし、楽しかったことでございましょう。学生時代のことを思い出しました(笑)。

> いつの日か花園が終焉を迎える日が来ても、ログは残さはるって・・・オイラの恥晒し投稿が残るってことですかい?
> 生まれは場末のブエノスアイレスだもんで、ニホンゴもまともに喋れないってんだから、今からゾッとしますわ。どうか僕の投稿はきれいさっぱり削除しておいください。なんつったて、このbbs屈指の板汚し役ですからね(アハハ)

いえいえ、淳さまの書き込みは決して『板汚し』などではございませんよ。それは常連のみなさまも認めていることでございますから(笑)。

> 派兵問題や信仰問題などイロイロ苦悶すること山済みなのですが、頭が纏まらないので(バカ)、少しずつ書き溜めて、心と時間に余裕ができましたら、また宜しくお願いします。

ええ、焦っても、すぐに解決できるような問題ではございませんからね。ただ、自分なりに目をそらさず、誠実に問題に対していくことが大切かと存じます。

ちなみに先日の、公明党・神崎代表による「イラク・サマワ安全パフォーマンス」について、それが虚偽の報告であることを伝える映像が、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)の綿井健陽さまのサイトで公開されております。ぜひご参照下さいまし。(『HIROPRESS Direct』64号 03.12.22 より)

---------------------------(以下、引用)---------------------------


【綿井健陽さんからのメール】

 公明党の神崎代表の発言の「嘘」を証明する映像が、私の手元にあります。
 以下のメールを、テレビ朝日・フジテレビ・TBS、ほかに共同通信・朝
日新聞・東京新聞などの記者に送りました。

 皆様(BCC配信で失礼します)

 サマワを訪問した公明党の神崎氏が以下の発言をしています。

 『神崎氏はサマワ市内を案内したオランダ軍司令官から「ヘルメットもか
ぶる必要はない」「街に散髪に出掛ける際にも単身で防弾チョッキも着けな
い」と説明されたことを紹介。「当初は危険と思っていたが、決してそうい
うことはなかった」と述べた。』( 共同通信 12月21日配信記事から )

 しかし、私が11月26日にサマワを取材したとき、ちょうどオランダ軍
司令官がサマワの街の床屋で散髪していましたが、その周囲は何人もの兵士
が銃を構えての警備態勢を取ってました。

 また、ヘルメット姿の兵士もいました。

 神崎氏への説明と矛盾しています。

 それらの証拠写真( 実際はビデオ映像 )を、
HP http://www1.odn.ne.jp/wataiで一部公開しています。
 ご覧いただければ幸いです。

お問い合わせは、
アジアプレス東京事務所 電話 03-5465-6605
か、メールで。

…………………………………………………
綿井健陽 WATAI Takeharu
Homepage [綿井健陽 Web Journal]
 http://www1.odn.ne.jp/watai
…………………………………………………

---------------------------(引用、以上)---------------------------





( 以下は「そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(8)」につづく)


そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(6) 投稿者:園主  投稿日:12月28日(日)15時21分54秒


 Keenさま
> 園主さまイチ推しの、三浦しをん『妄想炸裂』(新書館ウイングス文庫)初版ゲット♪
> まだ読み始めてませんが、クラウス兄もタイトルを見ただけで苦笑するという、私にとっても「眷属」間違いなし!のお方でしょうね。(^0^*

ご感想を楽しみにしております(笑)。

> 「スナフキン、大物を釣り上げる」

> というわけで、園主さま、もしもフィギュアショップでバラ売りがありましたら、チェックお願い致します。

私がいつも行っているフィギュアショップでは、バラ売りはございませんでした。どうも、バラ売りされているのは、たいがい「箱もの(食玩)」のようでございますね。たぶん、ガシャポンについては、業者は業者ルートで、セット単位 で仕入れているからなのではないかと存じます。ですから、ガシャポンのセット売りは相対的にかなり安い。ですが、いちおう気をつけて見ておきたいと存じます。

> あ、そういえば、「アリスのティーパーティ・3」についてのコメントがないようですが、もうアリスシリーズは「打ち止め」ですか?

そうでございますね。やはり私的には「2」で終っておりますね。「3」は若干持ち直してはおりますものの、やはり「1」と比較して物足りのうございますから。ほかに買いたいフィギュアも多々ございますので、満足できないものは、シリーズものでも無理して買わないようにしているのでございます。

> ところで、私は明日から湯治に出かけますので、しばらく留守に致します。
> 私のクリスマスはケーキも食べず、世間のどんちゃん騒ぎとも無縁に、山奥の静かな一軒宿で、ひっそりと湯につかって過ごすことになりましょう(しみじみ)。

羨ましゅうございます。ゆっくり楽しんでいらっしゃいまし。





( 以下は「そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(7)」につづく)


そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(5) 投稿者:園主  投稿日:12月28日(日)15時20分9秒

評論家 佳多山大地の投票内容の変化の理由は、上の3つの理由のいずれかかも知れませんし、3つが複合したものかも知れません。あるいは、私の想像も出来ないような事情があったのかも知れません。ただ、一つだけ言えることは、私が『2004 本格ミステリ・ベスト10』の舞台裏で指摘いたしましたとおり、佳多山大地という人間は、次のような人間だということでございます。

『 ちなみに、私は前章で、笠井潔の『魔』に投票しているのは、「探偵小説研究会」のメンバーでは佳多山大地ただ一人であったという事実を指摘をしておいたが、じつはこの佳多山は、『魔』の巻末に、笠井潔論を執筆し、さらに笠井潔へのスペシャルインタビューまで行なって掲載されている(この『魔』という本は、じつに「おまけ」の豊富な、「食玩のような本」なのである)。つまり、佳多山は「笠井からこの本への仕事を世話された」人物であり、『魔』という「商品」の制作に深くコミットした「売り手」側の人間だということなのだ。

 で、ここで思い出して欲しいのは、『このミス』の次の一文。

  『弊社の作品は公平を期すために集計から除外しています』

 佳多山大地の師匠筋にあたる笠井潔が、仲間を組織した上で、もともと批判していた権威主義的な「文学賞」の立ち上げに参画して、自らその受賞者におさまったという「経歴」の持ち主である事実については、すでに拙論笠井潔が、真に望んだこと。 に詳述してあるし、そこには笠井がいかに「手前味噌」な「お手盛り」も平気でやれる「恥知らず」な「権威好き」かが、事実を則して証明されている。

 『このミス』のように、評論家ではない出版関係者(編集者)ですら、評価の『公平を期すために』自社の作品を除外するという「けじめ」を示しているのに、さすがは「笠井潔の子分」……佳多山大地は「評論家」を名乗りながらも、自分がその制作に深くかかわった「商品」を、一片の断わりも入れず、ヌケヌケと他人に推薦できる人間なのである。』

佳多山大地が何を考えて、『2004 本格ミステリ・ベスト10』と『2003 週刊文春ミステリーベスト10』とで、投票内容を変えたのか、その真相は「内心の問題」ゆえ、誰にも正確なところは特定いたしかねましょう。しかし、投票内容がどのようなものであれ、佳多山大地が本質的に「信頼に値しない批評家」だというのは確かな事実であると、私は確信するのでございます。





( 以下は「そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(6)」につづく)


そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(4) 投稿者:園主  投稿日:12月28日(日)15時19分3秒

さて、『2003 週刊文春ミステリーベスト10』の分析からは離れますが、ひとつ注目に値する投票がございました。私が拙論『2004 本格ミステリ・ベスト10』の舞台裏で、その露骨な手前味噌ぶりをご紹介いたしました笠井潔の愛弟子佳多山大地のそれでございます。
佳多山大地は、『2004 本格ミステリ・ベスト10』において、「探偵小説研究会」のメンバーでは唯一、笠井潔の『魔』に投票した人物でございます。その時の、投票内容は、

 1. 京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』
 2. 横山秀夫『第三の時効』
 3. 笠井潔『魔』
 4. 二階堂黎人『猪苗代マジック』
 5. 柄刀一『OZの迷宮』

でございました。ところが、今回の『2003 週刊文春ミステリーベスト10』では、

 1. 京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』
 2. 横山秀夫『第三の時効』
 3. 恩田陸『ねじの回転』
 4. 東野圭吾『手紙』
 5. 森谷明子『千年の黙』

となっております。

1位2位は、対象作品が「本格ミステリ」であろうと「ミステリー」一般であろうと、評価の揺らがない傑作だということなのでございましょうが、問題は3位 以下でございます。
『2004 本格ミステリ・ベスト10』での3、4、5位である笠井潔『魔』、二階堂黎人『猪苗代マジック』、柄刀一『OZの迷宮』が、『2003 週刊文春ミステリーベスト10』で恩田陸『ねじの回転』、東野圭吾『手紙』、森谷明子『千年の黙』にそれぞれ取ってかわられる理由。それは、先の3作が「本格ミステリ」という限定の中では好順位 につけうるものの、その限定をとっぱらって広く「ミステリー」一般のなかで「面 白い作品」とした場合、後の3作のように、より優れた作品があった、という風に理解することが可能でございます。事実、佳多山は『文春』3位 の『ねじの回転』を『歴史改変SF』と評し、同4位の『手紙』を『感涙のツボにはまる』作品だと評していることからも、その可能性は十分に窺えましょう。しかし、問題は『文春』で5位 に挙げた『千年の黙』でございます。この作品は「本格ミステリ」に限定されている『2004 本格ミステリ・ベスト10』でも17位にランクされている立派は「本格ミステリ」でございます。では、この作品がどうして『2004 本格ミステリ・ベスト10』の投票作5作に含まれていなかったのでしょうか? その理由は、いくつか考えられます。

・ 『2004 本格ミステリ・ベスト10』投票の段階では、まだ『千年の黙』を読んでいなかった。
・ 『千年の黙』を「本格ミステリ」としては高く評価しなかった。
・ 「鮎川哲也賞」受賞作、つまり新人の作品を、他のすでに定評のある「本格ミステリ」作家の作品を削ってまで、推そうとは思わなかった。

といったところでございましょうか。





( 以下は「そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(5)」につづく)


そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(3) 投稿者:園主  投稿日:12月28日(日)15時16分13秒

まず、特徴(1)から言えることは、定評があり、売り上げのよい作家の作品名が挙がりやすいということ。言い換えれば、『本格ミステリ・ベスト10』でのみ名前の挙がるような、マニアックな作家の作品名は挙がりにくいということでございます。これは、一般 に書店員は「ミステリープロパー」の人間ではなく、ジャンルにこだわらず小説を読む傾向があるからでございましょう。つまり、本を売る商売をしている以上、多様な客の要請に応えられるようにするためには、深い知識よりも、まずは広い知識が必要であり、いま何が評判であり、それはどのような作品かということを知っておく必要があるからではないかと存じます。
その結果、「江戸川乱歩賞」という肩書で例年そこそこに売れる同賞受賞作がランクインしたり、昨年、俄然注目された横山秀夫作品では、『このミステリーがすごい! 2004年度版』では7位だった『クライマーズ・ハイ』(非ミステリ)が、4位 だった『第三の時効』(ミステリ)を抜いて1位に輝いたりしたのではないかと存じます。またその一方、『2004 本格ミステリ・ベスト10』では3位、『このミステリーがすごい! 2004年度版』では8位 に輝いた石持浅水『月の扉』が、一般的知名度の低さにより、読まれずに評価されなかったのではないかと思われます。

特徴(2)について言えるのは、業界主流派に対する反感もあって、日の当らない作品を積極的に推薦していこうという気持ちが働いたのではないか、ということでございます。そうしたことから、新津きよみ『緩やかな反転』や大野優凛子『消えた甲子園』といった作品が評価された可能性が高うございますし、その裏返しとして、有栖川有栖の『スイス鉄道の謎』がここでもベスト20以内にもランクされなかったのではないかと存じます。

特徴(3)については、特徴(1)と(2)に重なるところがございます。それはまず、読書傾向が「ミステリープロパー」的ではないこと。それから人脈的にもミステリー界の主流派からはズレているといった点でございます。

つまり『2003 週刊文春ミステリーベスト10』の特徴は、「定評のある作家のよく売れた作品」と「個人的な業界人脈に基づくマイナーな作品」がアンバランスに混在するものだと申せましょう。

なお、以上の分析は、投票の内容を分析したものではございませんので、個々の投票内容とはその指し示すところに食い違いが出るかも知れませんが、「こういう面 子ならば、こういう傾向が出やすい」というような一般的分析とご理解いただければ幸いでございます。





( 以下は「そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(4)」につづく)


そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(2) 投稿者:園主  投稿日:12月28日(日)15時14分35秒

『週刊文春ミステリーベスト10』は、対象作品を広く「ミステリー」一般 としており、「本格ミステリ」に限定しているわけではございませんので、傾向としては『このミステリーがすごい!』に近いと申せましょう。しかし、昨年の分析でも申しましたとおり、この『週刊文春ミステリーベスト10』には、独特の傾向がいくつかございます。それは、

 (1) その年の「江戸川乱歩賞」受賞作が、異様に高く評価される。
 (2) 折原一の作品が、異様に高く評価される。

などでございます。

(1) 昨年(平成15年度)の「第49回 江戸川乱歩賞」受賞作は、赤井三尋『二十年目の恩讐』と 不知火京介 『マッチメイク』 でございますが、『2004 本格ミステリ・ベスト10』と『このミステリーがすごい! 2004年度版』では、20位以下にも名前の挙がらなかったこの二作が、『2003 週刊文春ミステリーベスト10』では、それぞれ7位と12位の好順位につけております。

(2) 『2003 週刊文春ミステリーベスト10』で、10位に入った折原一の『被告A』は、『2004 本格ミステリ・ベスト10』では29位。また『このミステリーがすごい! 2004年度版』 の方でも『21位以下』で、得点からあえて順位をつければ29位となります。
したがいまして、それぞれベスト投票の性格によって激しく順位の変動する作品に比較すれば、折原の作品はそこそこのところで安定した評価をうけているとも申せましょうし、16位 の新津きよみ『緩やかな反転』や17位の大野優凛子『消えた甲子園』といった『2004 本格ミステリ・ベスト10』と『このミステリーがすごい! 2004年度版』では影も形もなかった作品が20位 以内にランクされているところを見れば、とくに極端な好順位とは申せないかも知れません。

しかし、例年「乱歩賞」受賞作や折原作品が好順位につけるという事実、それにほかではまったく顧みられなかった作品が好順位 をつけるという点に『週刊文春ミステリーベスト10』の特徴があるとは申せましょう。そして、その特徴は「投票者」の顔ぶれによるところが、やはり大きいのかとも存じます。
『2003 週刊文春ミステリーベスト10』の「アンケート詳細」を見ていただければ、どのような人が投票しているかがわかるのでございますが、私が見たところ、多少の例外はあるにせよ、『2003 週刊文春ミステリーベスト10』の投票者の特徴は、

 (1) 書店員が多い
 (2) ミステリー文壇主流派の作家が少ない(聞いたことのない作家も多い)
 (3) SF関係者など、ミステリープロパーではない人が多い

といったところでございましょうか。





( 以下は「そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(3)」につづく)


そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(1) 投稿者:園主  投稿日:12月28日(日)15時11分51秒

みなさま、私、この2日間ほど、感染性腸炎というのを患いダウンしておりました。そのためにレスが遅れてしまい、たいへん失礼いたしました。先日AOIさまより『クリスマスなんて、ぶっとばせ!』とのお言葉を賜りましたが、不思議にこの時期体調をくずす傾向があるようで、どちらかと申しますと、クリスマスにぶっとばされる傾向があるようでございます(^-^;)。

さて、『2004 本格ミステリ・ベスト10』『このミステリーがすごい! 2004年度版』に続き、本年の「ベストミステリー・アンケート」の掉尾を飾る『2003 週刊文春ミステリーベスト10』が発表されました。
『2004 本格ミステリ・ベスト10』と『このミステリーがすごい! 2004年度版』の比較分析については、すでに拙論『2004 本格ミステリ・ベスト10』の舞台裏でご案内済みでございますが、今回は『2003 週刊文春ミステリーベスト10』の結果を、この分析結果に突き合わせてみたいと存じます。

『2003 週刊文春ミステリーベスト10』の「国内ランキング」の結果を、得票数とともに20位 までご紹介いたしましょう。

  1. 『クライマーズ・ハイ』        横山秀夫  152
  2. 『葉桜の季節に君を想うということ』  歌野晶午  142
  3. 『グロテスク』            桐野夏生  139
  4. 『重力ピエロ』            伊坂幸太郎 107
  5. 『終戦のローレライ』         福井晴敏   90
  6. 『第三の時効』            横山秀夫   88
  7. 『翳りゆく夏』            赤井三尋   55
  8. 『ZOO』                乙一     49
  9. 『陰摩羅鬼の瑕』           京極夏彦   48
  10. 『被告A』               折原一    46

  11. 『陽気なギャングが地球を回す』    伊坂幸太郎  44
  12. 『マッチメイク』           不知火京介  41
  13. 『ワイルド・ソウル』         垣根涼介   43
  14. 『GMO』                服部真澄   36
  15. 『疾走』               重松清    35
  16. 『緩やかな反転』           新津きよみ  32
  17. 『消えた甲子園』           大野優凛子  29
  18. 『流れ星と遊んだ頃』         連城三紀彦  27
  18. 『ネジ式ザゼツキー』         島田荘司   27
  20. 『天使の爪』             大沢在昌   22

「選出方法」については、

『※ランキングの対象は発行日が2002年11月16日から2003年11月15日までの本です。
対象外の本はカウントしておりません。
※計算方法1位を5点、2位から5位までを4点から1点として計算しました。
順位がついてない場合は、上位から当てはめて獲得したポイントを平均しました。 』

とのことでございます。





( 以下は「そして『2003 週刊文春ミステリーベスト10』(2)」につづく)


はむは〜〜〜〜〜〜〜!!! 投稿者:ハムちゃま  投稿日:12月27日(土)22時35分59秒

はむは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
ハムちゃまひさびささんじおゝ(●⌒▽⌒●)ノノノ

今年はみなちゃまとあまりお話できまちぇんでちたが来年はお話
いたちまちょう!!!
ちなみに来年のヒーローは『仮面ライダーブレード』と『特捜戦隊デカレンジャー』
!!!(≧∀≦)ノきゃーーーーーー!!!カコイィィィ!!!!!

園主ちゃまも一号〜Xライダーのウンチク語ってほちいでちゅね!!!

それでは来年もはむは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

http://www.cna.ne.jp/~kuroneko/index.html


あの・・・ 投稿者:  投稿日:12月27日(土)22時30分4秒

ボク・・・ユウです。
なぜ「優」になってるのかというと
カタカナじゃおかしいとか言われて
影姫様にむりやり「優」にされちゃったんです。(泣)
というわけで来年は「優」でお願いします・・・

ダダッ!!(逃走)


わが舟をみずから沈めよ 投稿者:AOI  投稿日:12月27日(土)00時04分15秒

☆園主さま

>(1) 中井英夫、『虚無への供物』の熱心なファン
>(2) 『神聖喜劇』の熱愛読者
>(3) 病気の域に達した古本屋好き

>という一般的とは言いがたい3点において私と重なり、さらに驚いたことに三浦は、

>(4) 『愛と誠』(梶原一騎 原作・ながやす巧 作画)を「愛の聖典」とする

もう、これは深い縁で結ばれているのですわ(笑)

しをんさ〜〜ん!♪ここよー!!ここにいるわー!!

☆淳さま

もう、青春18切符でご帰郷されたのかしら?
ブエノスアイレス生まれって?スペイン語堪能!?
空気が薄くっても平気?生き残れる!!(意味不明)

>お陰被って骨董級でボタンが手垢まみれのバンドネオン(御歳80歳)まで手に入れてしまう始末。

すご〜い!
バンドネオンは、もう製作されていないとか。どのようにして手に入れられたのですか?

>AOIさんはインプロ系お詳しいんで、なんでもかんでもご教授ください。

う〜〜ん!苦しい〜!ご教授できるほど詳しくないですよ〜ん。
最近、ライヴもさっぱりだし・・・。
一噌さんの演奏は何回か聴いたことあります。
能管、田楽笛、篠笛を駆使してバッハもジャズも吹いてしまう貪欲さは、ちょっと腺病質な彼が発する駄 洒落の対極にあり(笑)。
友人から「野戦の月」CD-Rをもらいました。SAXに痺れました。

☆Keenさま

いいなあ。今ごろ、月見風呂かしらむ?

>「妖精」っていうと、日本ではいわゆる「フェアリー」のイメージ(※「ピーターパン」のティンカーベルみたいの)が強いですが、イタズラ好きで小悪魔的な「ピクシー」もいるんですよねー♪フフフ♪♪

いつから、そう呼ばれるようになったの?ストイコビッチをピクシーって。
すばらしいプレイヤーを「ファンタジスタ」ってイタリアではいいますね。これは特定の誰かっていうことではなくて、すばらしいプレイヤーへの尊称ですね。
ピクシーは彼だけに与えられた愛称(?)、如何に彼が愛されているかっていうことですね。


みなさま、今年もいろいろお騒がせでした。(^_^;)ありがとうございました。
今年も余すところあとわずかですね。

明日は障子貼りでもしよっかな〜♪


実はポルテーニョ 投稿者:  投稿日:12月24日(水)05時05分24秒

めちゃんこ多忙な日々が続きまして、カキコどころでは御座いませんでした(半分言い訳)
サークルには所属してないんですが、パフォーマンスコンテストというプチ演劇の
音響・音声を頼まれまして、サンプラー(機材)持ち込みなんだかんだで盛り上がりました。

★園主さん

いつの日か花園が終焉を迎える日が来ても、
ログは残さはるって・・・オイラの恥晒し投稿が残るってことですかい?
生まれは場末のブエノスアイレスだもんで、ニホンゴもまともに喋れないってんだから、
今からゾッとしますわ。どうか僕の投稿はきれいさっぱり削除しておいください。
なんつったて、このbbs屈指の板汚し役ですからね(アハハ)

派兵問題や信仰問題などイロイロ苦悶すること山済みなのですが、頭が纏まらないので(バカ)、
少しずつ書き溜めて、心と時間に余裕ができましたら、また宜しくお願いします。

★keenさん

アイヤー(チャイゴ風)、どちらもしらなんだです。
なんつったて、所有してるピエール爺名義の作品は『ラスト・キャバレー』だけで、
爺を知ったのも2,3年前、saravahレーベルのコンピというド素人ときるもんだから、
keenさんとはキャリア(?)が違います。
んでもって、検索してみると吃驚、MRの鈴木さんやら、YMOの2/3から・・・略。
なんか再発されてるみたいなんでwish list入りしときますねー
んなわけで現在アマゾンのwish listは200枚に到達せんとしてるわけです・・(泣)

そそ、ピエールといば御贔屓にしてるアコ奏者リシャル・ガリアーノ。
彼の心の師は、僕を生粋のタンゲーロにしてしまったアストル・ピアソラなんですねー。
お陰被って骨董級でボタンが手垢まみれのバンドネオン(御歳80歳)まで手に入れてしまう始末。
オフ会でもあったら僕の18番「かに道楽のテーマ」を情感込めて披露して差し上げますぞ(笑)
「と〜れ、とれ、ピ〜チピチ、かにりょ〜う〜り〜♪」

むむ・・こんなカキコじゃレスしようがありませんね・・・御免なさいスルーしてください(笑)

★AOIさん

とってもお久しぶりです。
AOIさんはインプロ系お詳しいんで、なんでもかんでもご教授ください。
そうそう実は僕、SPITZも大好きだったりするんですけど、
彼らのトリビュート盤になんと山本精一の羅針盤が参加してるんでぶったまげました。
ゾーンしかりジム・オルーク(カラオケキング)しかり実験音楽家だの即興音楽家だのって、
結構、歌謡曲好きが多いんですよねー。
でも本当の意味で大衆に訴える力をもつポップ・ミュージックを作るのって実はすっごい難しい。
最近安易な音楽ばかりテレビや街中に溢れてる現状は全く悲しい限りです。
そりゃCD売上低迷するわな・・・質の低下という足元見ないでコピーガードなんて本末転倒だよ。
ちくしょー、大手レコード会社ってのは結局採算しか頭に無い「金食い虫」(ボ・ガンボス)だぜ。

ってまたも独り善がりな言いっ放し、もいっちょスルーしちゃってください。


やっほ、今日青春18切符で実家に帰ります。ぐだぐだ寝正月といきたいもんですが、
大掃除、親戚一同のお付き合い、プチ同窓会とヘトヘトでしょな・・トホホ。

ではでは、来年こそはよいお年を(←半分自分へ)




欠席届。 投稿者:Keen  投稿日:12月23日(火)23時40分33秒

園主さまイチ推しの、三浦しをん『妄想炸裂』(新書館ウイングス文庫)初版ゲット♪
まだ読み始めてませんが、クラウス兄もタイトルを見ただけで苦笑するという、私にとっても「眷属」間違いなし!のお方でしょうね。(^0^*

でもガシャポン版・ムーミンは、「最後の一個」のために4回トライし、「ケーキを運ぶミイ」×2&「浜辺の夜」×2という結果 でしたので、ここはもう潔く諦めることに致しました。食玩と違って、ガシャポンはまさに「ハズレ」でしかないからです。ホリコの食玩なら、クッキーがおいしいからイイのですが……
というわけで、園主さま、もしもフィギュアショップでバラ売りがありましたら、チェックお願い致します。
「ムーミンズランチ」は、なんとか自力でそろえるつもりですが。
(※こちらは、その後「ヘムレンさん」と「フローレン」がWりました)

あ、そういえば、「アリスのティーパーティ・3」についてのコメントがないようですが、もうアリスシリーズは「打ち止め」ですか?

ところで、私は明日から湯治に出かけますので、しばらく留守に致します。
私のクリスマスはケーキも食べず、世間のどんちゃん騒ぎとも無縁に、山奥の静かな一軒宿で、ひっそりと湯につかって過ごすことになりましょう(しみじみ)。

☆AOIさま

プロレスには、詳しくないです。竹本さんの著作や、少年マンガからの受け売り程度。
「花園」がなくなる日……考えてみたこともありませんでしたが。
「妖精」っていうと、日本ではいわゆる「フェアリー」のイメージ(※「ピーターパン」のティンカーベルみたいの)が強いですが、イタズラ好きで小悪魔的な「ピクシー」もいるんですよねー♪フフフ♪♪


では、お休みなさいませ。


「三浦しをんと私」と『愛と誠』(4) 投稿者:園主  投稿日:12月23日(火)20時49分11秒


 さま
> ここでは初めましてです。
> 今日は挨拶代わりにお邪魔させていただきました。
> 今後ともよろしくお願いします。

ようこそおいで下さいました。こちらこそ、よろしくお願いいたします。

しかし、それにしても……このお名前だけでは、どこのどなたか検討もつきかねるのでございますが(^-^;)。
次回は、そのあたりをご紹介下さいますようお願いいたします(笑)。


 AOIさま
> クリスマスなんて、ぶっとばせ!

> ・・・ということで(笑)

そこで笑うなっつうーの!

> でも、死んだあともって・・・やっぱり園主さまのお考えになることってふつうの域を超えていますねぇ(笑)。スゴイ!

そうでございましょうか? みなさま、そこまでは考えないものなのでございましょうかねえー???

まあ、私の場合、そこまで考えるから「感情に任せてバカなことをするわけにはいかない」と自己抑制もできますし、また、こういう発想が常態化しているから、他人には「書いたものは残るんですよ」と警告を発したりすることもできるのでございましょう。

>『初恋のきた道』(以下ネタバレ)

> 盲目の祖母との二人暮し、生活の糧がちょっと心配になってしまいましたが。

なるほど。でも、あの作品はある意味でファンタジーでございますし、あえて説明をつけようと思えば簡単でございましょう。たとえば、お祖母さまは織物縫物の達人で、それで生計を立てていたとか何とか。

> ・先生が生徒を送っていくみちを待ち伏せて、偶然あったように出会うシーン。
> 子どもたちがみんなとってもうれしそうで、二人を見ていたのがかわいかった。
> 「先生が名前を聞いたよー!」どこにもお節介な子っているんですね(笑)。

先生が生徒を送っていくシーンの、先生と生徒の動き(歩き)がとても印象に残っております。先生が子供たちに囲まれニコニコしながら歩き、子供たちは先生といっしょにいられるのがうれしくてたまらないといった様子で、スキップでもしているかのように楽しげ歩いています。それは「先生と生徒たち」の理想の関係を絵にしたような、感動的と言っていいほどの様子でございました。

> ・最後の吹雪の中、かわるがわる棺を担いで還るシーン。

棺を支える棒を奪い合うかのように、交代しながら先生を担いで還るシーンは、上記の「生徒を送っていく先生」に対応しているのでございましょう。今度は「生徒たちが先生を送ってかえった」のでございます。


 ホランド
> でも、この文章は一昨年のものですから、今はすてきな恋人がいらっしゃるかも知れませんよね。いたとしても、ネタとして書かないだろうし。というわけで、負けるな園主さま! ・・・年齢で、かなり負けているとは言え(笑)。

うるさい! ……でも、きっと三浦さんには、まだ恋人はできていないと思う。いや、決して彼女が幸せになるのを妬んで言うのではない。彼女が人並みに幸せになったら、エッセイが面 白くなくなりそうだから、そうであって欲しいと言っているのだ。芸術とは、残酷なものよのう(笑)。




それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


「三浦しをんと私」と『愛と誠』(3) 投稿者:園主  投稿日:12月23日(火)20時47分11秒


ちなみに私は、三浦とは世代がちがい、『愛と誠』を小学生時に同時代の連載漫画(『少年マガジン』掲載)として読みましたから、いま見ると『大時代的』で『クサい』『ウザい』と思われる部分も、そのままストレートに受け取っていたのでございます。
例えば、三浦が例示している岩清水弘の『きみのためなら死ねる』というセリフは、後に傑作ネコ漫画『what’s マイ ケル』で一世を風靡する小林まことが、もう二十年も前に 『1、2の三四郎』でギャグにしているのでございますが、私は『愛と誠』を読んでいた当時、一番理解でき共感できるのが、この岩清水弘でございましたから、彼のこの言葉も我が身に照らして、小学生なりに重く受け止めようとしたりしたのでございます。

『愛と誠』の終盤は、早乙女愛の父親が政治疑獄事件に連座して、家族ともどもすべてを失う危機に立たされ、その時初めて大賀誠が……というような展開だったように思うのでございますが、作中事件のモデルが「ロッキード事件」というところが、じつに時代を感じさせるところでございます。たぶん現在の二十代の若者は、ほとんどこの事件を知らないことでございましょう。しかし、本を山ほど読み、かつ、すでに二十代ではない三浦ならば、「きみはロッキード事件を知っているか?」と問えば、きっと「黒いピーナッツ」を頬張りながら「記憶にございません」と応えてくれることでございましょう。

ともあれ、世代格差のゆえに表面上は『愛と誠』にたいする態度の違いがあるにせよ、本質的にはこの作品が描いた「無償の愛」に呪縛されている点で、私と三浦に選ぶところはございませんでしょう。

私は今でも、『愛と誠』の冒頭に掲げられた、『ネルー元インド首相の娘(インディラ・ガンジー、後に首相)への手紙』の、

『愛は平和ではない。愛は戦いである。武器のかわりに誠実(まこと)があるだけで、それは地上における、もっとも厳しい、みずからを捨ててかからねばならない戦いである。娘よ、このことを憶えておきなさい。』

という一節を忘れることはできませんし、大賀誠がどうしようもなく惹かれる人間として語った「誰もが減速するコーナーで加速したレーサー。徴兵忌避の下獄で最盛期を無駄 にしたあと、絶対に勝ち目のない若き怪物ジョージ・フォアマンに挑んだカシアス・クレイ……」云々というセリフも忘れられません。
もちろん、ここに描かれているのは、「恋愛」の話ではございません。しかし「損得を抜きにして、何かに自分を賭ける生き方」だと言い換えれば、ここに語られているのもまた「見返りを求めない愛」なのでございましょう。早乙女愛が、変ってしまった大賀誠のなかさえ生きているであろう「無垢」信じようとしたように、『愛と誠』という作品の描かれていたのは、たぶん、見返りなど決して求めようとしない「無垢なるもの」への渇仰だったのだと存じます。

閑話休題。

ともあれ、こんな私と、如上4つもの点で共通する三浦しをんであれば、「恋愛」に関しては甘い期待は禁物。「覚悟して生きられよ。私は四十一の今日まで、その宿命を生きてきたのだ」と言っておきたいのでございます(笑)。





( 以下は「「三浦しをんと私」と『愛と誠』(4)」につづく)


「三浦しをんと私」と『愛と誠』(2) 投稿者:園主  投稿日:12月23日(火)20時46分16秒


三浦は『愛と誠』について、

『 という、「大純愛番長物漫画」なのだ。
 (※ 大金持ちの令嬢である主人公、早乙女愛が)喫茶店でアルバイトしただけで、「は、破廉恥な!」とお母様に怒られてしまうほど大時代的な作品なので、シリアスな物語のはずなのに随所で笑える。
 愛に思いを寄せる秀才の岩清水君(眼鏡で七三分け)という人物がいるのだが、彼の書いた愛へのラブレターが傑作。
 お互い中学三年生で、勉学に励まねばならず、恋だの愛だのと言ってる場合ではないが……と、自制の言葉を書き連ねた後、
「一つだけぼくの心からなる誓いだけ伝えておきます―― 早乙女愛よ、岩清水弘はきみのためなら死ねる!」
 何度読んでもこのくだりで私は爆笑してしまう。きみのためなら死ねる! ガハハハ、ひーひー。
 いや、笑っちゃいけなかった。岩清水君は大まじめなのだ。その誓いに違わず、彼は何度も愛に対して命がけの献身を見せる。でも、愛の心は腕っ節の強い誠のものなんだけど。あわれ、秀才・岩清水君。』(「我が愛のバイブル」より、(※)は引用者)

等とあちこちツッコミを入れ、すこし斜に構えては見せるものの、結局は早乙女愛や岩清水弘の「見返りを求めない愛」を前にすると、「人並み」の

『男女交際だの結婚だのに心を動かされてしまった自分を恥じました。私の大馬鹿者! 見返りや安寧を求める安易な心が、私に「うらやましい……」などという感情を湧き起こさせたのだ。早乙女愛の無償の愛をよっく目に焼きつけ、そんな己れを恥じろ!
 なんていうか……「愛」の規範を『愛と誠』に求めるあたりからしてすでに、何かが間違っているような気もする。だからいつまでたっても春が巡ってこないんじゃないかしら。あ、いけないわ。また「愛」を疑ってしまった。なんて弱い心の私。こんなことでは、誠さんが更生してくれるはずがないじゃない。』(前同)

と心はゆらぎ、何度も茶化しておきながら、最後にもう一度、

『『愛と誠』を心の課題図書に選定していたのだが、ちょっと考え直したほうがいいのかもしれない。もしかしてこの『愛と誠』こそが、私に「愛」を見誤らせている大きな要因の一つなのではなかろうか。岩清水君は、「つらいが負け惜しみではなく……ぼくの青春にとって有意義な愛だったさ」と微笑んだが、私はいま、大きな疑念が押し寄せ、「愛」という名の広大な荒れ野をさまよう子羊のような気持ちである。』(前同)

と、結局は「『愛と誠』への執着を捨てられない私」として、けっこう本音を吐露してしまっているのでございます。

つまり、三浦は「『愛と誠』に捨てがたい魅力を感じてるようじゃ、あたしゃ、一生このままかも……」と結構本気で心配しているのでございますな。そこで、人生の先輩であり、『愛と誠』の先輩であるこの私が、三浦に、

「そのとおり。『愛と誠』にこだわり続けてるようじゃ、世間並みの幸福は難しいよ」

と引導を渡してあげたいと存じます。そのうえで、

「しかし、だからといって、あなたは『愛と誠』に体現されたものを捨てられますか? 捨てられないでしょう? そもそもそれが出来るくらいなら、そんなに苦しんだりはしないはず。だから、迷うのはお止めなさい。これは神があなたに与えたもうた試練であり、いずれ避けられない宿命なのです。『愛と誠』をいくら茶化してもいい。けれども、あなたの心に焼きつけられたそのステグマだけは、背負っていく覚悟で生きてゆきなさい」

と助言することでございましょう。





( 以下は「「三浦しをんと私」と『愛と誠』(3)」につづく)


「三浦しをんと私」と『愛と誠』(1) 投稿者:園主  投稿日:12月23日(火)20時44分58秒

みなさま、明日はクリスマス・イヴでございます。きっと楽しいご予定の入っていることと存じます。私はと言えば、残念ながら明日は夜遅くまで仕事で、今年も例年どおり「何事もなく、粛々と通 過」の予定でございます(…)。
さて、クリスマスに関しては、先日来、三浦しをんにからめてホランドくんにおちょくられ、AOIさまに追い討ちをかけられ、散々な目にあっている私なのございますが、三浦しをんの新刊『夢のような幸福』(大和書房)を読んでおりますと、洒落にならない記述が次々に目に飛び込んでまいります。

これまで知りえた範囲でも、三浦が短歌がらみで中井英夫が好きであり『虚無への供物』も当然好き。さらには、最近、大西巨人の『神聖喜劇』を読んでハマったという事実も判明しております。加えて三浦は、かなりの古本屋好きで、旅先では必ず古本屋に立ち寄る、女性には稀有な古本中毒者でもあるのでございます。

『(略)ちょっと商店街を歩いてみることにした。すると、商店街の横穴のような薄暗い場所で、「古本市」をやっているのを発見! ぬ おお、と一気に血圧が上がり、手書きの看板に導かれるままに、お店の勝手口が並んでいるような、行き止まりの妙なスペースへと侵入していった。
 商店街の裏にある日当たりの悪いコンクリートの空き地で、古本市はひそかに開催されていた。先客は黒猫が一匹。なぜか店番の人も見あたらない。空き地にいきなり本棚が並べられているのだ。なんだか変な古本市だな、と思いながらも、昼寝中の猫を追い払いつつ本を物色した。おおー、あるわあるわ。佐々木丸美の単行本や、横溝正史の絶版の文庫がわんさかある。しかもものすごく安い。
 古本好きなら一度は夢見たことがあるであろう、「細い路地を行くと古ぼけた古本屋があり、そこには欲しかった絶版本が埃にまみれて山と積まれていた」というシチュエーションに、かぎりなく近い状況が現実に起こったのだ。』(「夢のような話」より)

「まるで倉阪鬼一郎の小説ではないか……」と思いました。こう書いて、ピンと来る方は、かなりの活字中毒の古本好きでございましょう。

『静かな城下町と思っていたが、なにやらそれだけではない蠢きが感じられる唐津の町である。その崩壊したお屋敷と風俗店の並ぶ一角に、目指す古本屋がようやく現れた。その店の前に立った私は、武者震いを止められなかった。
 これまた崩れそうな、木造平家建ての小さな古い店だ。木枠の引き戸の両側にあるショーケース。その硝子も薄汚れていて、中に展示された本も日に灼けてしまっている。これだ……古本屋はこうでなくてはならぬ ……。そう思いつつ、ガタピシする戸を開けると、ぐおおお! 奥行きのない土間に三列に本棚が並べられ、床から天井までを本が覆いつくしている。昼でも薄暗い店内をオレンジ色の電球が照らし、客は細い二本の通 路を横這いで移動せねばならない。
 ああああ、こんなに理想の古本屋があっていいものなのかしら。私は感動と期待のあまりほとんどしゃくり上げそうになりながら、カニ歩きで本棚を眺めはじめた。土間の奥には人の気配はあるのだが、本に埋まってしまって姿は見えない。客が来たというのに、声をかけてもこない。「好きにしろ」というありがたいムードが漂っている。私は思う存分、棚や床に積まれた本を掘り返した。』(前同)

厳密に申しますならば、このような店は『理想の古本屋』と言うよりも、やはり「夢のような古本屋」でございましょう。「理想の古本屋」というのは、まず「珍しい本(掘り出し物)」がなければなりません。いかに「古本屋情緒」あふれた古本屋であろうと、どうしようもない本ばかりでは興醒めでございますから。しかし「夢のような古本屋」ならば、雰囲気だけ味わえればそれで十分。夢というのは実利を伴わないものだからでございます。
ちなみに「古本屋情緒」というものについて一寸説明いたしますと、それは三浦も描いていますとおり、「30年前へとタイムスリップしてしまう時空の裂け目」みたいな雰囲気の異世界感を言うのでございます。……これで伝わりますでしょうか?

ともあれ、三浦しをんは、

 (1) 中井英夫、『虚無への供物』の熱心なファン
 (2) 『神聖喜劇』の熱愛読者
 (3) 病気の域に達した古本屋好き

という一般的とは言いがたい3点において私と重なり、さらに驚いたことに三浦は、

 (4) 『愛と誠』(梶原一騎 原作・ながやす巧 作画)を「愛の聖典」とする

という点でも、私と一致していたのでございます。
共通点が(1)〜(3)までなら、全国に数十人の該当者がいるかもしれません。しかし、そこへ(4)が加わるとなると、私と三浦以外に、はたしてそのような人物が存在するのものなのか……。





( 以下は「「三浦しをんと私」と『愛と誠』(2)」につづく)


クリスマスなんて、ぶっとばせ! 投稿者:AOI    投稿日:12月22日(月)10時24分3秒

☆園主さま

・・・ということで(笑)

>あと何年続けられるかはべつにして、「花園」が一応の終幕を迎えた後も、できればログだけはずっと残して(公開して)おきたい。そして、「花園」にいらしていただいていた方が、時々ログを覗いて懐かしんだり、初めて覗いた人が「へえーっ、こんな濃いサイト(掲示板)があったんだ」と言われるようになりたい。そして「同時代に読みたかったなあー」と言われてみたい。……そのためには、私が死んだ後もログを残してやろうという奇特な方を見つけなくてはなりません。ですから私は、自分にできる限りのことを、この「花園」と『LIBRA』に注ぎ込み残しておきたいと思うのでございます。


こんなふうに考えていらしたんですね。
終わった後も覗きにこれたら、嬉しいですね。
タイムカプセルを埋めておくみたい。
でも、死んだあともって・・・やっぱり園主さまのお考えになることってふつうの域を超えていますねぇ(笑)。スゴイ!

>『初恋のきた道』(以下ネタバレ)

私もビデオで観ましたよ。中国の季節の移り変わりとチャン・ツッイーのおさげ髪が可憐で美しかったです。
盲目の祖母との二人暮し、生活の糧がちょっと心配になってしまいましたが。
・印象に残っているシーンは先生の帰郷した後破れた障子を一枚一枚張り替えるシーン。
張り替えてゆく紙から柔らかい光が射しこんで美しかったです。
・先生が生徒を送っていくみちを待ち伏せて、偶然あったように出会うシーン。
子どもたちがみんなとってもうれしそうで、二人を見ていたのがかわいかった。
「先生が名前を聞いたよー!」どこにもお節介な子っているんですね(笑)。
・最後の吹雪の中、かわるがわる棺を担いで還るシーン。

☆影姫さま

お久しぶり〜♪ホームページにぎわっていますね。(^-^)


☆Keenさま

>プロレス技に「ボウ&アロー」というのがありましてよ♪フフフ。
また、いっぱいおしゃべりしましょうねー。(^0^*

フフ♪・・・プロレス技にもお詳しいの?
弓なりにされちゃうのかな?
プロレスっていえば、長谷川集平さんの絵本『パイルドライバー』。
スカートめくりやねずみの死骸プレゼントする主人公にパイルドライバーでやっつけちゃうっていう痛快なのがありました。ウエスタン・ラリアットっていうのもあるんですね。
長谷川さんの『はせがわくんきらいや』と『トリゴラス』は愛蔵絵本です。

☆ホランドさま

>「花園」が無くなっても、園主さまとならお話する機会もあるかも知れませんが、「花園の妖精」と言われている(誰が?)ボク(!)とは、話せなくなってしまうかも知れませんよー(笑)。

えー!?そうなの?
「妖精」なんだもの、いつでも、飛んできてくれるんじゃなかったの?(がっかり)
妖精っていえば、夏にみたチェコのイジィ・トルンカのパペットアニメ『真夏の夜の夢』の妖精のシーンはとっーても美しかったです。
モックン(本木雅弘)一家が見に来ていたんだけど、実物の方がかっこよかった!

☆豊さま

>ここでは初めましてです。

はじめまして、よろしくお願いします♪
園主さまのお知り合いの方ですか?


初めまして 投稿者:  投稿日:12月22日(月)01時53分31秒

ここでは初めましてです。
今日は挨拶代わりにお邪魔させていただきました。
今後ともよろしくお願いします。


初恋のきた道(下) 投稿者:ホランド  投稿日:12月21日(日)22時34分3秒


 影姫さま
> ☆倉本聡・与勇輝『フォトストリー・ニングル』(メディアファクトリー)カバ・ビニカバ完本・与勇輝の署名入、ゲット。なんともカワイイニングル人形にうっとり。わたしはこういうカワイイものに弱いのです。

 ニングルって、草木の陰に住む妖精ですよね。コロボックルと同じような感じの。以前、楽古堂さまが紹介しておられた、佐藤さとるさんの「コロボックル」ものに付された挿絵の影響も、与さんの人形にはあるんじゃないでしょうか?


 AOIさま
> みなさま、おはようございます。おひさしぶりです。

 お帰りなさい! お出迎えが遅れちゃって失礼しました。先にメールをいただいてたんで、つい安心しちゃってたというか・・・(^-^;)。

> 「花園」がなくなっちゃうってどういうことかな。
> でも、いつか必ずその日は来る。
> そう思うと、無性にその日まで、いっぱいおしゃべりしたくなりました。

 そうですね。その日まで、いっぱいお話しましょう!
 「花園」が無くなっても、園主さまとならお話する機会もあるかも知れませんが、「花園の妖精」と言われている(誰が?)ボク(!)とは、話せなくなってしまうかも知れませんよー(笑)。


 Keenさま
> ☆ホランドくん
> も、お祝い&プレゼントありがとう。しっかりキャッチしたわよ♪(^0^*
> トイレはまだ実験してないけど、今度トライしてみるわね!

 ホントにしちゃうんですか?(笑)

> これで残るは「ミイ」のみとなりました。うまく出るかなあ〜?
> ガシャポン版の「スナフキン大物を釣る」もまだなのですが、最後の一個って、難しいんですよね〜☆

 早く引き当てられるといいですね。念力を送ります。ネンリキ〜〜!!


 園主さま
 昨日はありがとうございました。田中麗奈ファンの園主さまには悪いけど、やっぱりチャン・イーモウは、すごいですね。すでに観ることが決った『あの子をさがして』『至福のとき』が、今からとても楽しみです!

 それとお借りした三浦しをんさんの『妄想炸裂』、半分くらいまで読み終えましたが、こっちにありましたね、クリスマスネタ(笑)。

『 ハッピークリスマス!
 あ「『メリー』クリスマス」と言うのか。そんな常套句すら忘れてしまったわ。なーんちゃって、これまで寂しい人間を装ってきた私ですが、ここで重大な発表があります。二十世紀最後のクリスマスを機に、
 婚約しました。
 嘘です。真っ赤な嘘です。ごめんなさい。いや、だってさあ。ここまで馬鹿正直に何事も起こらない近況をつづってきたわけですが、さすがに読者のみなさんも飽きるだろうから、いっちょ度胆を抜いてやろうかなあ、なんて思って。でも、こんな嘘ついても自分がむなしくなるだけだった。相手もいないのに、いったいどうやって婚約するっつうねん。あの鈍重そうなパンダですら、ボールの上で逆立ちするなどというすごい芸を披露するというのに、私ときたら十年一日。なんの進歩もなく。今年もまた……くうう。涙で前がかすんで、これ以上原稿が書くのは不可能です。』

 がんばれ、園主さま! ・・・じゃなくて、三浦しをんさんでした(笑)。

 でも、この文章は一昨年のものですから、今はすてきな恋人がいらっしゃるかも知れませんよね。いたとしても、ネタとして書かないだろうし。というわけで、負けるな園主さま! ・・・年齢で、かなり負けているとは言え(笑)。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


初恋のきた道(上) 投稿者:ホランド  投稿日:12月21日(日)22時31分35秒

 みなさん、こんばんは! 昨日の「黒孔庵幻灯会」では、当初の予定どおり、

 ・『がんばっていきまっしょい』(磯村一路監督、田中麗奈主演)
 ・『好き』(本田昌広ほか監督、田中麗奈主演)
 ・『初恋のきた道』(チャン・イーモウ監督、チャン・ツィイー主演)

の3本を鑑賞しました。
 園主さまの主催としては、とても珍しい「若くて可愛い女の子」が主演の映画ばかり3本です(笑)。結果 からいうと、やっぱりさすがはチャン・イーモウ、さすがはベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)に輝いた作品だけのことはあって『初恋のきた道』が、圧倒的な格の違いを見せつけてくれました。

 『好き』は、ネット配信したオムニバス映画がらしく、良くも悪くも低予算の佳品といった程度のもの。3本のなかでは、「波」という作品がスチール構成(つまり、写 真でドラマを追っていく)という珍しい映画で、独特の抒情を醸し出していましたが、あとの2本はハッキリ言って、田中麗奈さんの存在感だけの凡作と言っていいでしょう。
 その点『がんばっていきまっしょい』は、ちゃんと手間をかけた映画で、青春映画の佳品といえる作品です。でも、やっぱり『初恋のきた道』を観た後は、完全に印象が霞んでしまいましたね。

 『がんばっていきまっしょい』『好き』『初恋のきた道』という順番で見たんですが、最後の『初恋のきた道』は、やっぱり段違いにすごい作品でした。美しくて壮大で、人間のあるべき姿(原像)を描いていると言うか・・・。
 邦題は『初恋のきた道』と「いかにも恋愛映画」といった感じですが、原題は『THE ROAD HOME』で、直訳すれば「我が家への道」ということになり、印象がずいぶん違ってきます。

 この映画は、故郷の村の村長から、故郷で教師をしていた老父の急死を知らされた青年が、ひさしぶりに実家へ帰ってくるところから始まります。彼が戻ると、家には独り残されたはずの老母の姿が見えない。まもなく訪れた村長の話によると、彼の父は老朽化した校舎の建てかえのため、あちこち金策に駆け回り、とうとう吹雪のなかで心臓発作をおこし倒れたのだという。一方、大恋愛の末に父と結ばれた母は、父が長らく教鞭をとっていた村の学校の校舎の前に坐りんで一歩も動こうとはしないというのです。また、この村には昔から、死者は亡くなった場所から、人間の手で棺をかついで家に戻らないと天国には行けない、という言い伝えというか風習があったのですが、青年の父の遺体は、村から遠く離れた町の病院の遺体安置室に置かれているため、若い人手のない現在の村では、トラクターでも使わないかぎり、遺体を連れ帰ることはできない。ところが、残された母がどうしてもかついで帰ると言い張って譲らず村長は困り果 てている、と青年に母親の説得を求めるのでした。

 この後、若き父と母が出会い結ばれるまでの過去が、美しい大自然を背景に、純朴な美しい村娘を演じたチャン・ツッイーのみごと演技によって描かれた後、再び時制は現在にもどり、物語は感動的な結末を迎えます。
 つまり、この映画を象徴する「道」とは、単に「初恋がきた道」ではなく、母が尊敬し熱愛して止まなかった父が初めて都会からやってきた「初恋がきた道」であり、一時、母と引き裂かれた父が、母のもとへと「帰ってきた道」でもあったのです。つまり原題には「愛するあの人が、私のもとへと帰ってくる道」であり「安らぎの家へと帰る道」という二重の含意があり、そこで「道」が現在時にも繋がってくるんです。

 現在時によって過去をサンドイッチした構成のこの映画は、現在時をモノクロで、過去をカラーで表現するという手法をとっており、母の美しい思い出(過去)が、『英雄[HERO]』でも見せたチャン・イーモウの圧倒的な映像美で表現されるています。また若き日の母を演じたチャン・ツッイーは、この映画で一躍大スターになっただけのことはある、とても素晴らしい演技で、光り輝いています。正直言って『グリーン・ディスティニー』の時はあんまり感心しなかったけど、やっぱり良い監督のもとで良い映画に出ると、こうも違うんだなと感心させられました。
 とにかく、みなさんに是非ともお薦めしたい、心洗われる、文句なしの傑作です。





( 以下は「初恋のきた道(下)」につづく)



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