●●● BSS『アレクセイの花園』バックログ ●●●


● 2004年12月上
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二回目 投稿者:凡臣  投稿日:12月10日(金)22時02分3秒


★ 大内史夫さま、許可していただきありがとうございます。

「英雄」と「日本鬼子」は見ていません。映画はほとんど見ないです。理由は・・・実はお金をかかることはできるだけしない主義です。私の貧乏性は、私の子供時代より遥かに貧しい生活を体験してきた親よりひどいなので、映画見るのに千円、二千円もだすことにも罪悪感が感じます。今の時代では、こういうのは、可笑しいとおもわれるかもしれませんが・・・たぶん、そうでしょう。何年前のある日、実家で食事終えるころ、兄に「ご飯粒が残っているよ」と注意したら、逆に「今はそんな(細かいことをいちいち気にする)時代か、ボケ!」と怒鳴れました・・・(おい、そこ、笑うんじゃないw)

まあ、私は今のところ、ラジオとネットと図書館でとっても満足しています。映画館には行きませんが、ビデオレンタル屋はごくたまに利用します。見るのはほとんどSFで、作り話の戦争を見るのは特に嫌いではありませんが、現実に基づいた戦争物語が嫌いです。みていると、とっても絶望的な気持ちになります。

★ 翻訳の進度
いろいろ忙しくて、思うように進みません。でも、土日を使って、一篇だけなら完成できそうです。

今日の午後もそうでしたが、翻訳しているうちに、なんとなく手が止まって、あれこれを考え込んでしまいます。それで、二三時間かかって、二三行しか進んでません。


★ 小野不由美さんの作品に興味を持つ皆さん
小野さんの作品に関する最新情報は、私はこのサイトを参考しています。
http://www.sainet.or.jp/%7Eomu/hobby/novel/stc/stc.html
このページの「小野不由美さん関連最新情報」というところ。
自分としては、「十二国記」シリーズがこのまま終わってもいいと思いますが、上のサイトにも書いてあるように、小野不由美さんはまだ書く予定があるそうなので、期待せずに待ちたいと思います。

ついでに、小野さんの全作品を読破したい人には、こういうリストのあるページが役に立ちそうです。
http://www4.ocn.ne.jp/~katohide/lists.html


風邪でアラビクに行けない(泣) 投稿者:Keen  投稿日:12月10日(金)18時43分23秒

先日、園主さまにメールで「脱・ノスフェラトゥ宣言」(=貧血が治った)したばかりだというのに、お腹に来る風邪を引いてしまったようです。吐き気でムカムカ……うう、これが本当の「ムカつく」なんですよ、青少年!
というわけで、書き込みもできずにいました。今日は病院で薬もらったので、ちょっと楽になりましたが……だる〜。
ああ、黒鳥忌の夜だというのに、アラビクへ行けませんよ!園主さま、ホランドくん、本多さんに欠席届お願いしますね〜(泣)。

「薔薇の殺意」再放送ですか。確か、秋にもやってませんでしたっけ?それが好評で、今回の一挙放送になったんでしょうか。見逃した方からのリクエストとか。私はビデオで保存してあるので、久しぶりに見てみようかなあ。
そういえば、↑で藍ちゃん役だった遠藤雅くん、この当時はまだ少年ぽくて可愛かったんですが、去年のクリスマスのドラマではなんと!賢ちゃんの愛するなっちこと安倍なつみさんの彼氏役だったんですよー!藍ちゃんの頃よりも青年になって(当たり前だ)、ちょっとオダギリジョー風にやせぎすな感じでしたね。ただ、この彼氏は冒頭で事故で亡くなってしまい、あとは回想シーンのみというチョイ役だったのでした。まあ、あくまでもなっちのドラマだった、というわけで……
(※さらに、イブの夜に放送されたこのドラマを、賢ちゃんは見逃したという悲劇的なオチがあります/悪魔笑)

私の場合、中井さんの死に立ち会っていない(お葬式等も含めて)ので、誕生日は忘れないけど、命日は忘れがちです。今、園主さまの書き込み読むまで忘れてました☆
それから、明後日が自分の誕生日だということも忘れてた……中井さんのお通 夜だったそうですが。

芙宮さまは、お久しぶり。風邪には気をつけて下さいね〜、皆さまも。


ミステリブームよ、さようなら(6) 投稿者:園主  投稿日:12月 8日(水)19時49分30秒


 本多正一さま

まもなく中井英夫の命日でございますね。毎年律儀に、中井英夫(と竹本健治)の誕生日を忘れてしまう私でございますが、そんな私も、葬儀に向かう新幹線のなかで開いた『虚無への供物』の冒頭に見つけたその日付けだけは、(親の誕生日は憶えられなくても)一生忘れることはございませんでしょう。

大岡昇平の『筆取られぬ老残の身となるとも、口だけは減らないから、ますます悪しくなり行く世の中に、死ぬ までいやなことをいって、くたばるつもりなり』(1985年10月15日付け日記より・『成城だより3』)という言葉ではございませんが、文字どおり『ますます悪しくなり行く』この日本、そして世界。中井英夫が生きていれば、何と悪罵したことか、と思わずにはいられません。

―― どうでしょう、中井さん?



 ホランド

>> 長らく公開をひかえてきた「第3回 創元推理評論賞 落選作」(1996年)である拙稿『地獄は地獄で洗え…』が、今回(※『別 冊シャレード48号 笠井潔特集』の刊行で)やっと日の目を見ることになった。

> ということは、『地獄は地獄で洗え…』のネット公開も、間近ってことですよね?

ああ、タイミングを謀っているところだよ(ニヤリ)。

>  この「しつこさ」が、園主さまの怖さのひとつですよね。普通そこまで続きませんからねえー(笑)。この「しつこさ」、標的にされる者にとっては、すごく嫌だと思うなあー。しかも、それが「愛の証」だとか言うんでしょ? ほとんどミザリーだと思う、ホント(古る…)。

私が『ミザリー』(S・キング)なら、さしずめ「探偵小説研究会」の面々は『三匹の猿』(笠井潔)だな。つまり、現実を「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿だということだ(笑)。

ともあれ、「継続は力なり」と世間でも言うぞ。私の真似は、誰にもできないよ(笑)。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


ミステリブームよ、さようなら(5) 投稿者:園主  投稿日:12月 8日(水)19時48分48秒


 凡臣さま

 ・ 楽古堂主人・大内史夫赤気の歌1― 小野不由美『黒祠の島』ノート


 ・ ホランド・碧川蘭選択の表裏 ―『黒祀の島』と『十二国記』

の2本の翻訳、よろしくお願いいたします。
それと、中国がらみの拙論がございますので、未読であれば、ぜひご一読願いたいと存じます。

 ・ 美しき男たちの生と死 武侠精神における「無名」性 ―― 映画『英雄〈HERO〉』の世界

 ・ 茨冠の輝き ―― 映画「日本鬼子 リーベンクイズ」の14人

ご感想がいただければ幸いでございますが、ホランドくんも書いておりましたとおり、差し障りがございましたら結構でございます。

ともあれ今後は、今回の翻訳紹介の件に関係なく、何かと気楽にお立ち寄り下さいまし。またのお出でをお待ちしております。



 楽古堂さま

> 凡臣様へ。
> 小生の「赤気の歌・・・『黒祠の島』ノート」を翻訳して頂けるそうで、楽しみにしております。許可いたします。

> ただ執筆の時期が、古い文章です。さらにネットを検索すれば、多くの優れた論説が見つかるのではないでしょうか?凡臣様は、日本語のネットという環境への慣れが不十分なために、本来、必要とされる情報を検索できないでいるのではないでしょうか?

楽古堂さまのご論考が古くなっているとは思いませんが、もし楽古堂さまが読まれて「これは」と思う文章がございましたら、ぜひここ「花園」でも、それをご紹介下さいまし。また、そうすれば凡臣さまにとっても好都合なのではないかと存じます。

それにしても『十二国記』の続き、ぜんぜん出ませんねえ。その後に刊行されたのは、たしか『黒祠の島』と『くらのかみ』(講談社ミステリランド)の2冊だけだと存じますし、ほかに新作を書いているという話も耳にしませんので、次は『十二国記』の続き、と期待してもよいのでございましょうか。





( 以下は「ミステリブームよ、さようなら(6)」につづく)


ミステリブームよ、さようなら(4) 投稿者:園主  投稿日:12月 8日(水)19時47分52秒


 芙宮さま

> 里帰り・・・の季節だから、ふらっと帰ってきました。ただいま!園主さま方。

お帰りなさいまし。『里帰り』して下さったのでございますね。嬉しゅうございます(笑)。

> へえ・・・そんな時期なんだ〜って下の書き込みを見てしみじみ思いました。あら、今年はどれも読んでいないわっ、・・・というよりは、殆んど出版されたことも知らなかった、と。あー本当に仕事人間していたんだなぁ・・・私。何だか悲しくなりました。書店が開いている時間は学校か睡眠時間にあてているかだし、通 販する心の余裕もないくらい『精神的に』忙しかったのだろうなぁ。ふふふ。

まあ、ミステリに関していえば、忙しい時にあえて読まなければならないほどの作品はなかったので、それも結構かと存じます。
ミステリ、特に本格ミステリというのは「面倒くさい小説」なので、精神的に余裕がある時でないと、充分に楽しむことができません。あれは善かれ悪しかれ「暇人の(遊びの)文学」なのでございます。

> 今、映画を見てきたのですが、ヒロインの持っていたバッグが、2年前に私が買ったお気に入りと色違いで、ちょっと嬉しくなってしまいました。ちょっと無理して買ったひとめぼれ商品って、良い買い物かどうか、不安で、肯定して欲しいという欲求があるから。

うちのサイトには珍しい、いかにも女の子らしい話題でございますね(笑)。

どんなに自分の価値観に自信を持っていたとしても、やはりそれが他人に保証追認されるのは嬉しいものでございます。この私にしてからがそうなのでございますから、そうした承認欲望のない人間など、まずはいないと申せましょう(笑)。

> そうそう、前回園主さまに泣きついた時の、心のもやもやは晴れていないけれど、それとうまく並行して歩いていけているみたい。今。頼るべきお父さん(的存在?)がいるって良いね・・・園主さま。何だか救われているみたいだよ。ふふふふふ。ありがとう。

いえいえ。貴女さまのよろこびは、私のよろこびでもございます。

ホランドくんも申しておりましたが、本当は「頼るべき存在がいる」ことよりも「頼られる存在である」ことの方が、幸せなのでございますよ。なぜなら、「頼るべき存在」を必要とするということは、その人がまだまだ自分に自信が持てないでいる(不安定な存在である)ということでございますが、「頼られる存在」であるということは、少なくともその相手からは「頼りになる存在」であると承認されているということでございますからね(笑)。

―― 芙宮さまも、早く「頼りになるお姉さま」になって、「頼られる喜び」を味わってくださいまし(笑)。





( 以下は「ミステリブームよ、さようなら(5)」につづく)


ミステリブームよ、さようなら(3) 投稿者:園主  投稿日:12月 8日(水)19時46分52秒


『時すでに遅し。「文学賞」が濫立し、年末の「年間ベストテン本」が氾濫する現状では、笠井の看板シリーズの新作であり、渾身の力作でもあった『オイディプス症候群』(光文社)が、笠井自身がリーダーである「探偵小説研究会」の編著になる『2003本格ミステリ・ベスト10』(原書房)で「第1位 」を勝ち取ってみても、さらにその延長線上で「本格ミステリ大賞」に選ばれてみても、せいぜい一度だけ版を重ねる程度で、期待したほどの効果 は、まったく得られなかったのである。

 この厳しい現実は、翌年の「本格ミステリ大賞」受賞作である歌野晶午の『葉桜の季節に君を想うということ』の売り上げ部数に、如実に現れている。この作品は、刊行直後から評判が良く、書店などの推薦本として草の根レベルでたいへん評価の高い作品であったが、それが売り上げに結びつくことはなかった。しかし、その不遇な作品も、当初からマニアックなところで注目されていたおかげで、『2004年度版 このミステリーがすごい!』(宝島社)と『2004本格ミステリ・ベスト10』で堂々の第1位 に選ばれ、「本格ミステリ大賞」と「日本推理作家協会賞」の2賞まで獲得し、名実共にその年の「ベストミステリ」として方々に取りあげられ、一般 にも広く認知される作品となったのである。
 しかし、その結果それなりに版を重ねた、この傑作の売り上げが、たかだか11万部に止まっている(讀賣新聞2004年6月18日付「ミステリー界  なぜか似通う賞の結果)というのだから、知名度において圧倒的に劣る笠井潔の『オイディプス症候群』の売れ行きがどの程度のものであったかは、推して知るべしであろう(未確認だが『オイディプス症候群』は3刷まで。一方、『葉桜』は2004年5月30日現在で13刷)。』


つまり、拙論空虚に巣食う魔 ―― 笠井潔と『空の境界』で斯様ご説明いたしましたとおり、すでに「本格ミステリ」は飽きられてきているのでございましょう。

大成功をおさめた『このミステリーがすごい!』をまねて、党派色の強い「ミステリ・ベスト10」冊子を何種も刊行し、さらに新しい「年間ベストミステリ賞」まで設立して、帯に「○○第1位 !」だとか「○○第1位、××第3位!」とか「○○賞受賞作!」とか「ダブル受賞作!」などと謳う本を濫発し、内実をともなわない宣伝合戦に明け暮れた結果 、業界の裏側に多少とも通じる書店員にまず見放され、やがて、そうした煽り文句が当てのならないことを学んだ世間からも見放されるようになったのでございましょう。これは自業自得、当然の結果 なのだと存じます。

私が思いますに、最近の若手ミステリ作家の作風が、いわゆる「本格」から離れて、「ライトノベル」的な方向に進んでいるのも、確かにひとつには「世代による嗜好の変化」ということもございましょうが、それ以外の要素として、世間同様の「(正統派を自認する)本格ミステリへの飽き」つまり「(なんとなく)ウザい」という感覚があるのではないでしょうか。


まもなく刊行される『2005年度版 このミステリーがすごい!』と、先に刊行された『2005 本格ミステリ・ベスト10』を比較すれば、現在の「ミステリ業界」の勢力状況が窺えて、それはそれで興味深くもあれば面 白くもあるのでございますが、ただ、今後はそのようにして窺える「ミステリ業界」の状況も、一種の「村落内の勢力争い(=コップの中の台風)」という色彩 を強めていき、結果として、「ミステリ村」全体としてさらに地盤沈下をしていくのでございましょう。

もともとそうした「派閥争い」を組織しておきながら、そろそろ落ち目の「ミステリ村」から抜け出して、隣の村で生き延びようとする笠井潔のような作家も、当然出てはまいりましょうが、はたして、そううまくいきますかどうか……。





( 以下は「ミステリブームよ、さようなら(4)」につづく)


ミステリブームよ、さようなら(2) 投稿者:園主  投稿日:12月 8日(水)19時45分56秒


それにしても、「本格ミステリ(新本格)」系の作品が見当たらないというのは「キノベス2004」のハッキリした特徴で、『2005 本格ミステリ・ベスト10』で第1位の『生首に聞いてみろ』(法月綸太郎・2004年9月30日刊行)も第2位 の『暗黒館の殺人』(綾辻行人・2004年9月5日刊行)も、共にここでは影もかたちもございません。
さらに言うと、「本格」色が薄かったために『2005 本格ミステリ・ベスト10』では第27位 に止まった京極夏彦の『百器徒然袋 ― 風』も、「新本格」とのつながりが深い『ダ・ヴィンチ』誌の「BOOK OF THE YEAR 2004」では(記憶によれば)上位5作(第3位だったか)に入り、ベスト10に届かなかった『生首に聞いてみろ』や『暗黒館の殺人』を大きく引き離しましたが、やはりこの「キノベス」では影もかたちもございません。また、これでもかと本を出している森博嗣の姿も、ここでは見あたりません。

最近、ミステリ・エンターティンメント方面でにわかに注目されている「ライトノベル」が、ここではまったく姿を見せていないというのも、注目すべき点でございましょう。可愛いイラストを表紙につかった「いかにも若者向けノベル」という感じの「書き下ろし文庫本」が(差別 的に選考の)対象にならないのだとしても、一時期全国でベストセラーにその名を連ねた奈須きのこの『空の境界』が、その名さえ挙がっていないというのは、いったいどういうことなのでしょうか?

たしかに『生首に聞いてみろ』や『暗黒館の殺人』については、刊行時期が遅かったために読まれなかった、『空の境界』は単純に駄 作(大人の読むに堪えない作品)だった、といったこともあるのかも知れません。しかし、このベスト30に感じられるのは、「(時期的に)読めなかった」ということよりも、むしろ「読まなかった(あえて読もうとも思わなかった)」という雰囲気でございます。つまりこの結果 は、そもそも紀伊國屋書店社員(の多くは、現時点で)は「本格ミステリやライトノベルには興味が薄い」ということを意味しているのではないか、ということでございますね。
――「新本格」ミステリ最盛期には、エンターティンメント小説業界で独り勝ちしていた「本格ミステリ」が、ここに来て、世間の動静を反映しているらしい紀伊國屋書店社員から、個人的には「飽きられてきている」のではないかと、私には斯様に感じられるのでございます。





( 以下は「ミステリブームよ、さようなら(3)」につづく)


ミステリブームよ、さようなら(1) 投稿者:園主  投稿日:12月 8日(水)19時44分51秒

みなさま、年末好例の「年間ベストブック」が各種メディアをにぎわせている今日この頃でございますが、ミステリに関しても、先の『2005 本格ミステリ・ベスト10』(探偵小説研究会 編著・原書房)に続いて、老舗『このミステリーがすごい!』(宝島社)の「2005年度版」の刊行が、もう間もなくでございます(例年15日前後)。
ですが、ここではその前に、すこし方向性のちがったベストブックアンケートの結果 をご紹介したいと存じます。

『紀伊國屋書店社員が読んで選んだ2004年のベスト書籍「キノベス」が決定しました。11月下旬より順次、紀伊國屋書店各店、また紀伊國屋書店ウェブサイトで選ばれた書籍のフェアを開催します。』という「キノベス2004」でございますが、当然のことながら、選考の対象となるのは11月までに刊行された各種書籍ということになりましょう。
見てのとおり「キノベス」の特徴は、マンガなど非小説も含んでいるということ。つまり小説(フィクション・ノベル)に限定していないという点でございますね。また、私の視点から申しますと、「ミステリ」がほとんど見あたらないというのも、特徴的なのではないかと思われます。


    キノベス2004

 1 『夜のピクニック』         恩田陸(新潮社)
 2 『チルドレン』           伊坂幸太郎(講談社)
 3 『ダ・ヴィンチ・コード』      ダン・ブラウン(角川書店)
 4 『空中ブランコ』          奥田英朗(文藝春秋)
 5 『家守綺譚』            梨木香歩(新潮社)
 6 『私が語りはじめた彼は』      三浦しをん(新潮社)
 7 『黄金旅風』            飯嶋和一(小学館)
 8 『へんないきもの』         早川いくを(バジリコ)
 9 『約束』              石田衣良(角川書店)
 10 『High and dry(はつ恋)』      よしもとばなな(文藝春秋)

 11 『あさ/朝』           谷川俊太郎・吉村和敏(アリス館)
 12 『晴れた日は巨大仏を見に』    宮田珠己(白水社)
 13 『佐藤さん』           片川優子(講談社)
 13 『マネー・ボール』        M・ルイス(ランダムハウス・講談社)
 13 『フューチャー・イズ・ワイルド』 D・ディクソン他(ダイヤモンド社)
 16 『負け犬の遠吠え』        酒井順子(講談社)
 16 『太陽の塔』           森見登美彦(新潮社)
 18 『砂浜』             佐藤雅彦(紀伊國屋書店)
 19 『テーブルの上のファーブル』   クラフト・エヴィング商会(筑摩書房)
 20 『上司は思いつきでものを言う』  橋本治(集英社)

 21 『図書館の神様』         瀬尾まいこ(マガジンハウス)
 21 『下山事件』           森達也(新潮社)
 21 『セックスボランティア』     河合香織(新潮社)
 24 『犯人に告ぐ』          雫井脩介(双葉社)
 24 『好き好き大好き超愛してる。』  舞城王太郎(講談社)
 24 『アフターダーク』        村上春樹(講談社)
 27 『頭がいい人、悪い人の話し方』  樋口裕一(PHP研究所)
 28 『言いまつがい』         糸井重里監修(糸井重里事務所)
 29 『Good Luck』      A・ロビラ他(ポプラ社)
 30 『Death note』 1〜3       小畑健、大場つぐみ(集英社)


この30册のなかで「ミステリ」に分類されるのは、第2位の『チルドレン』と第24位 の『犯人に告ぐ』の2作ということになりますが、どちらもいわゆる「本格ミステリ」ではないと思われます。読んでいないので正確なところは申し上げられませんが、『チルドレン』の伊坂幸太郎は「軽妙さとさわやかなヒューマンさ」という個性が売りの作家で、いわゆる伝統的な「謎と論理」の作家ではございません。事実、先の『2005 本格ミステリ・ベスト10』には、影もかたちもございませんでした。これはハードボイルド系の「警察小説」らしい『犯人に告ぐ』も同様で、「本格ミステリ」方面 からは顧みられない半面、先の伊坂幸太郎から帯に推薦文をもらっているというのも、非「本格ミステリ」的な個性の反映かと存じます。





( 以下は「ミステリブームよ、さようなら(2)」につづく)


「リブラ映画賞2004」は『下妻物語』に決定!(4) 投稿者:ホランド  投稿日:12月 7日(火)17時48分44秒


 本多正一さま

> 中井英夫の『虚無への供物』初映像化作品「薔薇の殺意ー虚無への供物」が 12月31日、ミステリチャンネルで一挙再放映されます。

 懐かしいですねー。NHKの製作なんで再放送は難しいと思ってたんですが、ケーブルテレビに出たということは、本放送の後のお蔵入りというか、飼い殺しにならないで済んだということですね(笑)。――やや地味めだけど、手堅い作りの佳品ですから、『虚無への供物』ファンには是非いちど観てもらいたい作品だと思います。

 そう言えば、本放映の時、園主さまがめずらしく番組の懸賞に応募したら、見事に奈々村久生役の深津絵里さんの生写 真つきサイン色紙を当てましたよね。園主さま、さほど嬉しそうじゃなかったけど、いまならお宝かも(笑)。



 園主さま

 昨日はありがとうございました。でも、今年の決定打『下妻物語』を観たあとでは、『ハウル』もまったく敵じゃなかったですね。って言うか、申し訳ないけど『モーターサイクル・ダイアリーズ』も『スカイキャプテン』も、すっかり霞んじゃった感じ。――『下妻物語』って、原作はまだ読んでなくって、これを機会に読みたいとは思うんだけど、この映画版ほどは面 白くないんじゃないかって気までします(笑)。


> 長らく公開をひかえてきた「第3回 創元推理評論賞 落選作」(1996年)である拙稿『地獄は地獄で洗え…』が、今回(※『別 冊シャレード48号 笠井潔特集』の刊行で)やっと日の目を見ることになった。

ということは、『地獄は地獄で洗え…』のネット公開も、間近ってことですよね?

> この応募作に付した日付けを見て、この同人誌が、私が「笠井潔葬送派」という自称を、公然と掲げ、笠井潔に突きつけた『地獄は地獄で洗え…』よりも前に企画されたものであることに気づいて、いささか驚かされたよ。やはり、私の笠井潔批判もかれこれ十数年になるということなんだな。まあ、時代に先駆けた「笠井潔批判の第1走者」として、今後もじっくりと批判を展開していこうと思っている(笑)。

 この「しつこさ」が、園主さまの怖さのひとつですよね。普通そこまで続きませんからねえー(笑)。この「しつこさ」、標的にされる者にとっては、すごく嫌だと思うなあー。しかも、それが「愛の証」だとか言うんでしょ? ほとんどミザリーだと思う、ホント(古る…)。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


「リブラ映画賞2004」は『下妻物語』に決定!(3) 投稿者:ホランド  投稿日:12月 7日(火)17時47分18秒


 芙宮さま

> 何だか、恥ずかしいこと書いていない?私、ホランドさま?

 そうですね、ちょっと恥ずかしいけど(笑)、でも、頼られたり甘えられたり感謝されたりすることが大好きな園主パパには、何よりの恩返しなんじゃないかなあ(笑)。

 それにボク思うんだけど、芙宮さん、前よりは強くなっていると思いますよ。
 すぐに傷ついちゃうところは変わらないと思うけど、傷ついた時にしめす態度が、前より立派になったと思います。――強くなるっていうのは、鈍感になるということではないんですから、芙宮さんの変化は、まちがいなく成長だと思います。苦しい思いは変わらないかも知れないけど、そうして人間は少しづつ強くなり、つらさを乗り越えて、他人のつらさまで引き受けられるようになっていくんじゃないかな。また、そうなった時に、自分のつらさを乗り越えられるんじゃないかなとも思います。だから、そのままがんばって下さいね(^-^)。



 凡臣さま

選択の表裏 ―「黒祀の島」と「十二国記」

> ホランドさん、翻訳を許可していただき、ありがとうございます。

> 私は翻訳の専門ではありませんが、その代わり時間をかけて、じっくり考え調べ、努力します。経験から、おそらく一週間ぐらいかかると思いますので、お楽しみに待ちください。

 ありがとうございます。そして、よろしくお願いします。
 ボクがこの評論で訴えたかったことのひとつは、人間の強さと弱さは万国共通 だということです。だから、中国の方に読んでもらえるのはとってもうれしいです。

 今、世界は渾沌としていて、ややもすれば日本と中国の政府は、双方ともに相手国を敵視し、また民衆にそうした見方(偏見)を刷り込もうとしているかのような動きが見られます。この背景には、ロシアを凌いでアメリカにつづく世界第2位 の大国にならんとしている中国へのアメリカの敵意があり、それがアメリカ追従の日本政府に反映しているんじゃないでしょうか。

 『十二国記』は「天に選ばれて国をおさめる王」のお話ですが、そこに描かれているのは「庶民を幸せにする政治」という難問でもあるでしょう。
 こうした政治問題は、留学生である凡臣さまには、さしさわりのある話なのかも知れませんが、ただ「平和を愛する庶民の思いは同じ」ということ、そしてそのためには、ボクたち「庶民の一人ひとりが、懸命かつ勇気を持たなくてはいけない」ということが、この評論の翻訳によって、中国のみなさんとすこしでも分かち合えればと思います。――なにとぞ、よろしくお願いいたします。



 楽古堂さま

> 僕は幼少の頃、老子や荘子の素読という教育を受けました。現在も、吉川幸次郎の解説で、杜甫の詩を読むことを楽しみにしております。中国の思想や文学について、いろいろと疑問があります。中国語が話せないということが、理解の限界になっています。

 こないだも「英語」能力が話題になりましたが、やっぱりこういう時は「語学力」の有難味って痛感させられますよね。でも、じゃあ、何語を選択すれば良いのかなど、具体的な話になると、やっぱり個人にできることの限界というものも感じます。人に与えられた時間に限りがある以上、何かを採れば何かを捨てなくてはならなくなる。結局、選択とは、その人にとって何が大切なものなのかという、価値観の帰結するところだと思うんです。

 英語を選ぶのも、中国語を選ぶのも、あるいは園主さまのように外国語を切って日本語の文献に限定するのも、それはそれぞれの選択として一長一短があり、どれが一番だということはないんでしょう。ただ、大切なのは、その選択が「何を望んでなされたものなのか」ということなんだと思います。

ともあれ、長い歴史をもつ中国から、ボクたち日本人が学ぶべきことは、もっともっとあるはずですよね。





( 以下は「「リブラ映画賞2004」は『下妻物語』に決定!(4)」につづく)


「リブラ映画賞2004」は『下妻物語』に決定!(2) 投稿者:ホランド  投稿日:12月 7日(火)17時46分14秒


 次は、先日、園主さまのお宅で観た新旧2本。

 まずは古い方で、デイヴィッド・クローネンバーグの『ビデオドローム』(1982)。クローネンバーグの代表作のひとつに数えられる作品で、なかなかいいところを突いた作品だと思います。つまり「あっちの世界へ行っちゃう恐怖と快楽」を描いた作品、とでも言えましょうか。かなりいいんだけど、ただ、もうひと踏ん張りほしい。もうすこし突き抜けた部分がほしい、という不満が残るのも事実です。
 こうした不満は、以前に観た『裸のランチ』や『イグジステンズ』にも共通 するものなんですが、この3作なら、ボクは、たぶんストレートにクローネンバーグしたのであろうと感じられる『ビデオドローム』が一番よかったと思います。
 ちなみにこの作品は、タイトルどおり「ビデオ(カセット)」が重要な道具となっていますから、それをDVDで観るというのは、ちょっと野暮なことだったとは思いました(笑)。


 そして、最後は、ぶっちぎりで今年のベストムービー! 『下妻物語』(中島哲也監督)です。もうとにかく、文句なしに傑作です! 笑って泣いて清々しい青春ムービーの傑作! 広角レンズをつかった田舎風景の取り込み方も抜群にうまいし、最初の「ジャスコのお買い得市」のシーンなんて「こんなことやっていいんだろうか……」と心配になるくらいだけど、最高に笑えます。とにかく絵は完璧で、テンポもよく、隙というものが無い、完璧な映画なんですよね。この監督はすごいと、素直に敬服しました。
 また、この映画で特筆すべきは、下妻最強レディース『舗爾威帝劉(ポニーテール)』所属のアツいヤンキー娘、白百合イチゴ役の土屋アンナの名演です。土屋は、いっけん単純そうに見えて、じつは複雑な繊細な心を隠すイチゴを、最初から最後まで、適格かつ、まったく演技を感じさせない自然さで演じきりました。「ゴーイング・マイ・ウエイ」で、人間に対して醒めた感情を持つロリータ娘、竜ヶ崎桃子を演じた深田恭子の演技も手堅かったけれど、やっぱりこの映画は、監督の才気と土屋アンナのはまり役に負うところが大きかった思います。ボクは断然「土屋アンナに、日本アカデミー賞主演女優賞を!」と訴えたいと思います。
 とにかく面白くて完璧で、観終ったあとに心が温かくなる青春ムービーの傑作『下妻物語』を、是非みなさんにもお薦めしたいと思います!





( 以下は「「リブラ映画賞2004」は『下妻物語』に決定!(3)」につづく)


「リブラ映画賞2004」は『下妻物語』に決定!(1) 投稿者:ホランド  投稿日:12月 7日(火)17時45分21秒

 みなさん、こんばんは! 今日は、最近見た新旧の映画について書かせていただきます。
 昨日は園主さまと『ハウルの動く城』(宮崎駿監督)を観てきましたよ。宮崎作品としては、まあまあ(中の下くらい)で70点といったところかな。いつもの宮崎テイストにあふれる作品なんだけど、どうもまとまりが悪いというか整理できていないというか、個々の場面 は悪くないんだけど、長編作品としての完成度に難があるように思いました。
 今回も「魔法(呪い)をかけられた人が、愛によって魔法を解かれ幸せになる」という宮崎駿黄金のパターンを踏襲していて、しかもそういう人物が3人もいるんです。原作の内容を知らないので、どこまでがオリジナルなのかはわかりませんが、ここまで宮崎色に染めあげられながら、どこかまとまりが悪かったのは、原作を生かしきれなかったせいなんじゃないかと思います。

 例えば、美輪明宏演ずる「荒れ地の魔女」なんか、当初かなりの悪党っぽく登場するんだけど、王室付けの魔術師サルマンに魔力を消滅させられてからは、すっかり可愛いお婆ちゃん風になってしまいます。でも、その後もところどころで、腹に一物もっているようなカットが挟み込まれて、何かやらかしそうな印象を与えるんですが、結局、最後はイイ人(?)で終っちゃう。だから「えっ、それでいいの?」という感じで、伏線っぽい部分が死んじゃってて、監督の狙いが判然としないんですね。
 主人公のソフィーにしろ、ハウルにしろ、「荒れ地の魔女」にしろ、性格描写 が甘くて、最後までつかみどころの無さが残ってしまう。なんだかよくわからないうちにハッピーエンドに持っていかれて「めでたしめでたし」って言われちゃったような、そんな印象を残すんです。

 ただ「荒れ地の魔女」を演じた美輪明宏さんは、貫禄の演技でさすがという感じでした。また、ソフィー役の倍賞知恵子さんもベテランらしく手堅い演技ですし、マルクルを演じた美少年天才子役の神木隆之介くんも、声の演技だけでも充分に愛らしかったですよ。
 で、ハウルを演じた問題の木村拓也さんですが、さすがに脇をかためるベテラン陣に比較すると「演技の線が細い」という印象は否めませんでした。でもまあ、すぐに馴れるし、セリフもさほど多くないので、鑑賞の妨げにはなりませんけどね。

 そろそろ囁かれ始めていると思うんですけど、『ハウルの動く城』は宮崎駿の最新作としては、案外、客が入っていないように思います。昨日は月曜平日で、午前11時15分からの上映を見に行ったんですが、客の入りは4割そこそこ。こないだの行った『スカイキャプテン』は、日曜の上映だったから比較にはならないんですけど、単純にその時の込み具合は大差ありませんでした。宮崎駿作品なら、平日でも早朝でもそれなりに入るだろうと思ってたんですが、それほどではなかったようです。

 主人公がお婆ちゃんだということを前面に出し過ぎたとか、夏休み上映にしなかったとか、いろんな条件はあるんでしょうが、ジブリの売り込みじたい、今回はそれほどでもなかったように思います。――ただ、作品がよければ、こういうのも残念に感じられるんでしょうが、この作品は大ヒットした『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』に比べると、あきらかにボルテージの低い作品なので、そこまでヒットしなくても「分相応」かなっていう感じがしたのも事実です。





( 以下は「「リブラ映画賞2004」は『下妻物語』に決定!(2)」につづく)

 

「薔薇の殺意ー虚無への供物」 投稿者:本多正一  投稿日:12月 7日(火)10時35分45秒

 中井英夫の『虚無への供物』初映像化作品「薔薇の殺意ー虚無への供物」が 12月31日、ミステリチャンネルで一挙再放映されます。

http://www.mystery.co.jp/guide/kyomu.html


Re 翻訳転載の件。 投稿者:楽古堂主人  投稿日:12月 7日(火)02時17分12秒


凡臣様へ。
 小生の「赤気の歌・・・『黒祠の島』ノート」を翻訳して頂けるそうで、楽しみにしております。許可いたします。

 ただ執筆の時期が、古い文章です。さらにネットを検索すれば、多くの優れた論説が見つかるのではないでしょうか?凡臣様は、日本語のネットという環境への慣れが不十分なために、本来、必要とされる情報を検索できないでいるのではないでしょうか?

 その2点を危惧しています。

 さて、僕は幼少の頃、老子や荘子の素読という教育を受けました。現在も、吉川幸次郎の解説で、杜甫の詩を読むことを楽しみにしております。中国の思想や文学について、いろいろと疑問があります。中国語が話せないということが、理解の限界になっています。

 これを奇縁として今後とも、いろいろとご教示を頂ければ幸甚です。翻訳の際に疑問点があれば、この掲示板で遠慮なくお問い合わせ下さい。小生は、原則的に毎週月曜日には、このHPを定期的に見に来ることにします。

易識浮生理
難教一物違
水深魚極楽
林茂鳥知帰

「秋野」 第2連 杜甫

楽古堂・大内史夫
2004年12月6日


凡臣さまからの翻訳転載要望について。 投稿者:園主  投稿日:12月 7日(火)02時11分34秒

みなさま、先日(11/30)こちらに、当サイト所収の文章に関する翻訳転載要望のお書き込みを下さいました凡臣さまから、詳細についてのメールがございました。凡臣さまが翻訳転載を要望なさったのは、小野不由美『黒祠の島』に関する、以下の2本の論文でございます。

 ・ 楽古堂主人・大内史夫赤気の歌1― 小野不由美『黒祠の島』ノート

 ・ ホランド・碧川蘭選択の表裏 ―『黒祀の島』と『十二国記』

この2本の翻訳転載については、私の方からそれぞれの著者に許可をとり、その旨すでに凡臣さまへ伝達ずみでございますが、以下に凡臣さまのメール(現時点までの2本)をご許可をいただいた上で転載し、その経緯と主旨をご紹介したいと存じます。
なお、後でべつにアップされます楽古堂さまのお書き込みは、私への許諾回答のメールに添付されていた、当掲示板への転記依頼の文章で、凡臣さまの第2信到着以降に届いたものでございます。

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返事が遅れてすみません blank a(※ 凡臣) 2004年12月4日(土) 5:36pm


ご丁寧に返事いただき、ありがとうございます。

私は日本にいる中国人留学生です。勉強も含めて、普段からよく日本語の本を読みま
す。趣味で小説を読んだり、短い文章(歌詞、紹介文、感想文など)を訳したり、自
分も感想文を書いたりします。一度だけですが、二年前に翻訳した評論文が雑誌に載
せられたことがあります。外国語で文章を書くことが、会話・読書することよりずっ
と難しいが、翻訳なら、外国語の文を理解し、母国語で文章を書くことですから、す
こし自信があります。

今回訳したい文章は「赤気の歌1― 小野不由美『黒祠の島』ノート」と「選択の表
裏」の二篇です。実は、今中国では、アニメ「十二国記」のおかげで、小野不由美さ
んの作品が人気になり、次々翻訳されるようになりました。私も小野不由美さんの小
説が好きなので、その魅力をもっと多くの人々に伝えたいので、感想文を探している
うちに、このサイトにたどり着きました。二篇の評論にとっても賛同で、いままで他
の人があまり論じていない内容なので、ぜひ訳させていただき、中国のファンたちに
紹介したいです。

訳文の掲示場所ですが、私も探しているところで、まだきまっていません。日本文学
関連のファンサイト(とっても少ない、参加者も少ない)、「十二国記」のファンサ
イト(今の大人気作品だから、それなりにあるが、同人サイトばかりで、好きなサイ
トはない)、あるいは私個人のBLOGに載せるつもりです。ただ、『黒祠の島』の訳本
はまだ出版されてませんので、内容をばれていいのかが気がかりです。

日本文学関連のファンサイト:
http://yinghuaxia.jahee.com/V3/index.html
私のBLOG:
http://suzu.blogchina.com/ つくりたてで、まだ何にもありません。いままで決まっ
た活動場所はありませんでした。これからメインでここを使っていく予定です。

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許可していただき、ありがとうございます blank a(※ 凡臣) 2004年12
月5日(日) 10:56am 


アレクセイさん

メールを掲示板に転載の件ですが、もちろん異議なしです。この返事も含め、これか
らの連絡メールなどもアレクセイさんの判断で自由に決めてください。

そして、ホランドさん、翻訳を許可していただき、ありがとうございます。

私は翻訳の専門ではありませんが、その代わり時間をかけて、じっくり考え調べ、努
力します。経験から、おそらく一週間ぐらいかかると思いますので、お楽しみに待ち
ください。





http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


里帰り 投稿者:芙宮  投稿日:12月 5日(日)04時09分16秒

・・・の季節だから、ふらっと帰ってきました。ただいま!園主さま方。

へえ・・・そんな時期なんだ〜って下の書き込みを見てしみじみ思いました。あら、今年はどれも読んでいないわっ、・・・というよりは、殆んど出版されたことも知らなかった、と。あー本当に仕事人間していたんだなぁ・・・私。何だか悲しくなりました。書店が開いている時間は学校か睡眠時間にあてているかだし、通 販する心の余裕もないくらい『精神的に』忙しかったのだろうなぁ。ふふふ。

今、映画を見てきたのですが、ヒロインの持っていたバッグが、2年前に私が買ったお気に入りと色違いで、ちょっと嬉しくなってしまいました。ちょっと無理して買ったひとめぼれ商品って、良い買い物かどうか、不安で、肯定して欲しいという欲求があるから。

そうそう、前回園主さまに泣きついた時の、心のもやもやは晴れていないけれど、それとうまく並行して歩いていけているみたい。今。頼るべきお父さん(的存在?)がいるって良いね・・・園主さま。何だか救われているみたいだよ。ふふふふふ。ありがとう。 何だか、恥ずかしいこと書いていない?私、ホランドさま?

さあて、これから頑張って仕事します。皆様の快適な睡眠を祈りつつ・・・


芸のないベスト10結果 (下) 投稿者:園主  投稿日:12月 5日(日)01時17分25秒


 ホランド

もう出ないのかと思っていた『別冊シャレード48号 笠井潔特集』(手塚隆幸編・甲影会発行)が、いきなり届いていたんで驚いたよ。再録旧稿に付した書き下ろしの「再録にあたって」という補足文の日付けが『平成6年6月8日』となっているから、まさに十年越しの発行となった同人出版だ。

あんまり刊行が遅れたんで、本来ここへの書き下ろしとして書いた、「矢吹駆シリーズ」の結末を予想する論文バイバイ、矢吹駆は、出し遅れの証文とならないように、申し訳ないけれども、先にうちのサイトで公開させてもらった。

しかし、長らく公開をひかえてきた「第3回 創元推理評論賞 落選作」(1996年)である拙稿『地獄は地獄で洗え…』が、今回やっと日の目を見ることになった。
この応募作に付した日付けを見て、この同人誌が、私が「笠井潔葬送派」という自称を、公然と掲げ、笠井潔に突きつけた『地獄は地獄で洗え…』よりも前に企画されたものであることに気づいて、いささか驚かされたよ。やはり、私の笠井潔批判もかれこれ十数年になるということなんだな。まあ、時代に先駆けた「笠井潔批判の第1走者」として、今後もじっくりと批判を展開していこうと思っている(笑)。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


芸のないベスト10結果 (中) 投稿者:園主  投稿日:12月 5日(日)01時13分50秒


つまり、今回の上位2作は、読むまでもなく、「本格ミステリ大賞」受賞へのワンステップとして、『本格ミステリ・ベスト10』への上位 ランクが予想できた作品であり、第3位も同様の意味から、業界内で先の2作に「準ずる」評価を受けるだろうと予測しえた作品だった、ということでございます。――ともあれ事実として私は、「文壇の力学的考察」によって、ベスト10作のうち上位 3作を、無駄なく「3冊だけ」読んでいた、ということなのでございます。

もちろん、「文壇の力学的考察」によって上位ランク作品が予想できたのは、基本的に「偶然」だと主張なさる方(主に、「探偵小説研究会」会員および「本格ミステリ作家クラブ」会員)もいらっしゃるでしょう。つまり、私の言い方ではまるで「政党の比例代表区名簿搭載順位 のように、作家個人の政治的影響力によって、不出来な作品でも上位にランクされうる」と言っているように聞こえるからで、「そんなことはない。上位 には上位に恥じない作品が選ばれている」と言いたい方もいらっしゃろうかと拝察するのでございます。
しかし、私は『生首に聞いてみろ』や『暗黒館の殺人』などが、『2004年11月から2005年10月』の間に刊行された国内の新作ミステリのなかで、特に「不出来な作品」だ、などとは申しておりません。「出来不出来以前の問題として、あらかじめ相対的な高順位 が予想される新作長編であった」と申し上げているのであり、つまり「作家の立場によって、文壇内での作品の評価のされ方に、ハッキリとした差が出る(ので順位 があらかじめ読めるという)のが問題だ」と言っているのでございます。

しかし、これに対しては、下のごとく反論なさる方もいらっしゃるでしょう。曰く「力量 のある者(作家)が、文壇内でもそれなりの地位を与えられているために、文壇の力学を分析すれば、結果 としては、力量のある作家の力作を予想することも可能なのだ」。
つまり、日本の本格ミステリ文壇では、「実力」と「作品」と「文壇的地位 」が公正に一貫していて「矛盾がない」、言い換えれば「組織力のある最大派閥に属し、そこに地位 を有する作家が、じつは最も作家的実力があり、傑作を書く作家である」と言うのでございます。そしてそれが、「探偵小説研究会」の中心メンバーである笠井潔と法月綸太郎であり、「本格ミステリ作家クラブ」の設立発起人メンバーである有栖川有栖や綾辻行人だというのでございますが、――これは本当に「ミステリ界全体」や「ミステリマニア」の現状認識、あるいは「世間」の常識とズレてはいないのでしょうか? 例えば、自民党最大派閥の有力者について、同派閥内部の者ならば、たぶんその有力者を「実力のある有能な政治家」だと認めるのでしょうが、はたして他党派の者や他の政党の者、あるいは世間の人々は「所属団体内部の実力者=客観的実力者」だと評価するかどうか、ということなのでございますね。
同様に、本格ミステリ業界にどっぷり浸かってしまっている人たちは「私たちはズレてはいない。彼ら(笠井潔や法月綸太郎など)こそ、今もっとも優れた本格ミステリを書く作家である」と言うのでしょうが、それがどれだけ「世間」で通 用するのか、ということでございます。

ともあれ、これだけ「わかりやすい日本の本格ミステリ界」であれば、次の「第5回 本格ミステリ大賞」の受賞作も、ほぼ間違いなく法月綸太郎の『生首に聞いてみろ』であると申せましょうから、せいぜいその見え透いた結果 を嫌った人たちによる造反票によって、綾辻行人の『暗黒館の殺人』が大どんでん返しの受賞をする、といった事態でも期待いたしましょうか(笑)。





( 以下は「芸のないベスト10結果(下)」につづく)


芸のないベスト10結果 (上) 投稿者:園主  投稿日:12月 5日(日)01時12分47秒

みなさま、今年もお馴染み探偵小説研究会の編著になる『2005 本格ミステリ・ベスト10』(原書房)が刊行されました。
結果は、私がここで「候補作品刊行以前」に予想したとおり。つまり、法月綸太郎『生首に聞いてみろ』が第1位 、綾辻行人『暗黒館の殺人』が第2位という結果でございます。

まずは、問題の「国内ランキング」を第10位までと、「作家別得票ランキング」をご紹介いたしましょう。

 【 国内ランキング 】

  1. 生首に聞いてみろ       法月綸太郎  302点
  2. 暗黒館の殺人         綾辻行人   278点
  3. 螢              麻耶雄嵩   165点
  4. 紅楼夢の殺人         芦辺拓    161点
  5. 硝子のハンマー        貴志祐介   112点
  6. イニエーション・ラブ     乾くるみ   103点
  7. 水の迷宮           石持浅海   101点
  8. アルファベット・パズラーズ  大山誠一郎  93点
  9. 天城一の密室犯罪学教程    天城一    80点
  10. キマイラの新しい城      殊能将之   78点


 【 作家別得票ランキング 】

  1. 法月綸太郎  35点
  2. 綾辻行人   33点
  3. 麻耶雄嵩   26点
  4. 芦辺拓    20点
  5. 乾くるみ   17点
  6. 石持浅海   13点
  6. 貴志祐介   13点
  8. 大山誠一郎  11点
  9. 天城一    10点
  9. 殊能将之   10点


この『本格ミステリ・ベスト10』の延長拡大版文学賞と位置づけられる「本格ミステリ大賞」(本格ミステリ作家クラブ主催)の有力候補作として、私は前記2作の刊行前から、法月綸太郎『生首に聞いてみろ』を最有力候補、その最有力対抗馬として綾辻行人『暗黒館の殺人』をあげ、さらに功労賞的別 枠作品として(鮎川哲也が紹介した『幻の探偵作家』の一人である)天城一の「遅すぎた第一公刊著作」である『天城一の密室犯罪学教程』の名を挙げておりました。
また、事前に刊行を知らなかった麻耶雄嵩ひさびさの長編『螢』についても、作品の出来次第では『生首に聞いてみろ』『暗黒館の殺人』を食いかねないダークホース的存在と踏んで、これも刊行直後に読み、その出来のほどを確認した作品だったのでございます。





( 以下は「芸のないベスト10結果(中)」につづく)


燃えさかるイラクの戦火(5) 投稿者:ホランド  投稿日:12月 2日(木)19時38分22秒


 凡臣さま

 はじめまして! ボクたちの「花園」に、ようこそおいで下さいました。

> 突然すみませんが、ここの文章の何篇かを外国語に訳して、他の所で公開したいですが、よろしいでしょうか。

 すてきなご提案を、ありがとうございます。実現化したらうれしいなあー。

 園主さまも書かれていましたが、どのあたりのテーマに興味を持たれたのか、何語に翻訳されるのか、とっても気になるところです。

 園主さまは、自分のスタイルにはこだわるけど、その分、形骸化した形式には反感すら示す人だから、手紙文の形式なんかにこだわらないで、友達に語りかけるようにメールを書いてくだされば結構ですよ。要は、形じゃなくて中身なんですからね(^-^)。

 ボクもこのプロジェクトの実現に期待しています。不自由な日本語を強いてしまい申し訳ありませんが、協力は惜しまないつもりなので、よろしくお願いいたします。

 では、お返事、お待ちしております!



 Keenさま

 Keenさまらしい「クウガ」論、ありがとうございました(笑)。

 ところで、園主さまが、

> 私も、それなりに「やおい小説」は読みましたし、それなりに楽しませてもいただきましたから、時代の要請に応じて、こういう描写 が「仮面ライダー」でもなされることに、ことさら反感や嫌悪をおぼえるようなことはございません(反感を憶えるとすれば、そこに「過剰な媚び(迎合)」を感じた時でございましょう)。

って書かれてましたけど、ここで問題となるのは、最後の()で括った部分だと思うんですよね。同時代のファンは引っ掛からないところに、園主さまはやっぱり多少の引っ掛かりを憶えてるんじゃないかと思わせる部分です。だいぶ前に、「平成仮面 ライダー」が、演技の未熟なイケメン若手俳優ばっかり起用することを、ホストクラブになぞらえて皮肉ってたりもしてましたものね。

 ボクが思うに、このへんの感じ方の差というのも、やっぱり園主さまの書かれていた『作品に接した時期の違い』にあるんじゃないかと思うんです。つまり、同時代の「平成仮面 ライダー」ファンは、作品を「そういうもの」として無前提に受けとめるんだけど、園主さまの場合は「昔の仮面 ライダーを見て育った、自分と同世代のスタッフが、これを作っている」という感覚があるんじゃないでしょうか。だから「イケメン」とか「ヤオイ」とかいった部分に「現在の視聴者への媚び」を感じるんじゃないかな。「お前の素直な仮面 ライダー観は、こんなものじゃないはずだ」って感じで。――そのへんの違いが、評価の仕方に出てるんだと思うんですよね。

 例えば、Keenさまの場合、昔好きだった作品が、現代風にアレンジされてリメイクされ、今のファンによって無条件にもてはやされた場合、どう感じるか、ですよね。今のファンの反応自体はしかたないとしても、それを作った人たちの姿勢は、問いたくなるんじゃないでしょうか。時代にあわせて変化をつけるのは仕方がないにしても、原点を裏切る「過剰な媚び」があるんじゃないか・・・って。
 園主さまの補足には、そんなニュアンスを感じました。――どう思います?



 園主さま

『よつばと!』第3巻(あずまきよひこ・メディアワークス)が刊行された。

> 「ひめくり」の発売予定が『2005年2月10日』をいうのに「あー・・・」と呆れ

 う〜ん、日めくりカレンダーを2月に出すとはねえ・・・。よつばちゃんに「日めくりできないよ」って指摘されたら、どう言い訳をするんだろうか? ・・・なんとなく誤魔化し方が想像できそうではあるけど(^-^;)。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


燃えさかるイラクの戦火(4) 投稿者:ホランド  投稿日:12月 2日(木)19時37分34秒


 時雨さま

>> ゲームの世界では、シナリオライターが単なる企画提供者に止まる場合も少なくない

> すみません、書き方が悪かったですね。これはゲームの作品性がシナリオライター以外の存在(プロデューサー、プログラマーなど)に負う部分が大きく、シナリオライターは彼らの企画を実際の文章に起こすだけの作業屋に過ぎないケースがあるということです。
> つまり漫画での「原作者付き漫画」と同じような事態を指しているわけです。

 ああ、なるほど。逆でしたか。

>> TYPE−MOONの場合、奈須きのこさんの占める位置はもう少し大きいから、完成したゲームにおける奈須きのこの「作家性」は、すべてではないにしろ、かなり大きいんだということですね

> 僕が見た限りでは。とりあえずこの辺も拙論で詳細に説明します。

 かなりの大作になりそうですね。楽しみにしています。どのくらい書けました?

>> ところで、竹本健治さんの『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』の、いわゆる「ゲーム3部作」は読まれましたか?

> 申し訳ありません、忙しくてまだどれも読んでないんですよ。
> 最近読んだ本はフランス革命かタロットカードにかかわるものだけで・・・

 本業の勉強がお忙しいのなら仕方がありませんよ。

 でも、「フランス革命」も「タロットカード」も面白そう(笑)。この2つは絡んでいるんでしょ? どういう関係なのかな?

 たしか有名な「王妃の首飾り事件」には、種村季弘さんの著書『山師カリオストロの冒険』(岩波現代文庫)等でも知られ、錬金術師ともペテン師とも呼ばれるカリオストロ伯爵が関係しておりますよね。当然、錬金術師である彼はタロットも・・・なんて考え過ぎかな? 種村さんには『錬金術とタロット』(ルドルフ・ベルヌーリ:河出文庫)という訳書もあったから、ぜんぜん無関係ではないとも思うんですけど(笑)。

>> 「ゲーム3部作」の解説

> なんだかどこかで聞いたような名前ばかりですね(笑)それにしても

>> 『トランプ殺人事件』は、単行本の後、最初の新潮文庫が笠井潔(探偵小説研究会)、次の角川文庫が田中幸一(園主さま)で、今回の創元推理文庫が大内史夫(楽古堂さま)。

>この組み合わせは呉越同舟というか・・

 世間って意外に狭いんですよ、ホント。
 時雨さまも、三十を越したら実感する機会があるんじゃないかと思います・・・ハア(-_-;)。

>> この「ウロボロス3部作」には、上記の解説者などが「実名」で登場してきます。つまり、現実そのままを描いているわけではありませんが、現実を色濃く反映した奇想小説になっているというわけです。

> それは実に面白そうですね。以前笠井潔に傾倒していたころ「天啓の器」を読んでそれで「ウロボロス」シリーズの概略は知っていましたが、今ならまた違った楽しみ方が出来そうです。

 園主さまも書かれてましたが、間違いなしですよ。
 じつはボクも・・・『ウロボロスの基礎論』(講談社ノベルス)に出演しています(*^_^*)。


> それにしても、仮面ライダークウガの話題をここで聞くとは!
> 以前少し書きましたが僕は平成仮面ライダーシリーズがとにかく好きで、もちろんクウガもリアルタイムで全話見ています。
> つまり、僕にとっては笠井潔や奈須きのこ以上に重要な存在であるといっても過言ではないのです!
> というわけで、皆様から見れば「浅い」かもしれませんが、よろしければ僕にも少しばかりクウガについて語らせていただけますか?

 『少し』と言わず、たくさん語ってください!(笑)

> 是非ご覧になってください!
> 49話見る時間がなければ、劇場映画版だけでも!劇場版は基本設定さえ抑えておけば楽しめる番外編ですから。
> 個人的なお勧めは「劇場版仮面ライダーアギト PRIJECT G4」、「仮面ライダー龍騎(TVシリーズ)」、そして「劇場版仮面 ライダー555 パラダイス・ロスト」です。
> 中でも「パラダイス・ロスト」は以前話題になった劇場版デビルマンと同じテーマをはるかに上手く料理していますから、あの苦行を通 過されたホランド様たちの良い口直しになると思いますよ。

 わかりました! 劇場版はきっと観させていただきます。





( 以下は「燃えさかるイラクの戦火(5)」につづく)


燃えさかるイラクの戦火(3) 投稿者:ホランド  投稿日:12月 2日(木)19時36分35秒


 250人に1人といったら、ほぼすべてのイラク人にとって、家族か親戚 か友達か顔見知りを殺されているということになるでしょうから、決して他人事ではないんです。だから、普通 に考えれば、イラク人の大半にとっては、アメリカとその同盟国軍は、解放軍ではなく、憎むべき占領軍に違いないんです。また、だからこそ占領国側から「テロ」と呼ばれている「ゲリラ戦」も、激化こそすれ、後を絶たないんですよね。

 当然、アメリカの要請に応じて、イラク入りした日本の軍隊である「自衛隊」も、占領軍の一角を占める存在で、イラク人の敵であり憎悪の対象であることに違いはありません。たとえ自衛隊の役割が、「イラク人への給水援助」という「占領軍のアリバイ工作(=プロパガンダ)」や、「米兵の輸送」という「軍隊の後方支援」に限定されていようと、です。だって、軍隊のなかにも直接戦闘にかかわらない宣伝専門の軍人や補給専門の軍人はいて、そんな彼らも当然「軍人」のうちで、戦争に無関係・無責任な人間だなんて評価されることは、金輪際ないんですからね。
 つまり自衛隊は、立派に「占領軍の一員」であり、イラク人10万人殺害という成果 の10分の1くらいは、「自衛隊の貢献」のおかげだと主張しても、何らおかしなことではないんです。むしろ、これこそが小泉政権の望んだ「国際貢献」の真相なんですからね。

 国民のほぼすべてが、家族か親戚か友達か顔見知りを殺されているというイラク人に、占領軍への抵抗やゲリラへの協力をやめさせようというのは、ほぼ不可能な話でしょう。彼らは、同胞や仲間が殺されるたびに、アメリカを中心とした占領軍への憎悪を深め、復讐を誓うに違いありません。だから、この戦争は、占領軍がイラク国民を全滅させる覚悟で虐殺を徹底するか、被害の増大により占領国側が撤退するか、しかないんだと思います。

 信仰に厚いイスラムの人々は、日本人なんかが考えるよりもずっと誇り高いし、その分、死をも恐れません。すでに国民の250人に1人が殺され、祖国が大国の暴力に蹂躙されるという屈辱を味わわされているのですから、彼らの方から手打ち(=和解)を申し出るなんてことは絶対ありえないんです。誇り高い彼らは、アラーの名において、そんな恥辱を受け入れることなどありえず、たとえ殺されても、あの世でアラーに誉めてもらえる聖戦士として、死んでいくことを選ぶことでしょう。

 アメリカは、そして日本は、多大な犠牲を払いながらも、最後はイラクとの(今も続いている)戦争に勝つのかも知れません。しかし、その勝利によって利益を得るのは、一部の権力者や支配者層に限られ、その対価としての「犠牲」を強いられるのは、どこの国であろうと一般 国民=庶民であることに違いはないんですね。――つまり、じっさいのところ、ボクたち一般 庶民は、自国の支配者層よりも、他国の虐げられた一般庶民の方に、遥かに近い存在でありながら、「国家」という幻想あるいは機構によって、「仲間討ち」をさせられているも同然なんです。

 ボクは、劣化ウラン弾のせいで死んでいくイラクの子供や、貧しさゆえにイラクに狩り出されて殺されてしまうアメリカの若者や、真実を報道するためにイラクへ入って殺される日本人ジャーナリストよりも、小泉首相の命の方が重いなんて思えないし、同等だとすら思えない。小泉首相のせいで死んだ人の数を考えれば、彼の命は、みんなと同じ「1」ではなく、「マイナス数万」なんだと思っています。

 その小泉首相はいみじくも言いました、『自衛隊のいるところが、非戦闘地域』だと。ことここにいたって、国民がなめられるのは仕方がないとしても、小泉首相の言葉を真似て、ボクがここで確言できるのは、自衛隊員が今後何人死ぬ ことになろうとも「小泉首相のいるところこそが、非戦闘地域」だ、ということです(参考資料:『shizuokaonline.com』「Webコラム 一灯」より「強弁が切り捨てたもの」2004/11/14 等)。





( 以下は「燃えさかるイラクの戦火(4)」につづく)


燃えさかるイラクの戦火(2) 投稿者:ホランド  投稿日:12月 2日(木)19時35分34秒


 念のために、この記事を検索したんですが、やり方が下手なのかうまく見つけられなかったんですが、この記事の関連記事を見つけて、一応の確認は取れました。それが『共同通 信編集委員室のサイト「CH−K」編集日記 ブログ版』(2004年10月31日付け)の次の文章(全文)です。

CH−K編集部 伊藤 圭一

 香田証生(こうだ・しょうせい)さん(24)の拉致事件で、犯人グループが「自衛隊撤退」を求めた48時間の期限が29日の未明に過ぎた。グループからのアクションはなく、長期化という見方も出始めた。現地には、われわれが持つ時間の概念とは違う「イスラム時間」があり「期限」がどこで区切られるのか、判断が難しいとう説もある。
 
 会社のPCでその続報を読んでいると「イラク死者10万人超す」という記事が出てきた。アメリカとイラクの大学が共同でつくった調査チームがまとめた推計だ。昨年3月のイラク戦争開始後、女性や子供などを中心に10万人が死亡したという。死者の大半はピンポイント爆弾などではなく、大半がアメリカ軍の武装ヘリによる攻撃によるものだという。
 
 「10万人」という数字はどんな感覚か。広島市のまとめでは、原爆投下後5カ月で、広島の死者は14万人と推計されている。戦後半世紀が過ぎても、遺族の悲しみは癒えていない。目に見えるヘリからの銃撃やミサイルで家族を失った人々の心がどの方向に向かうのか。
 
 香田さんがなぜイラクに入ったのか、よく分からない部分がある。軽率だったという意見も納得できる。日本人が拉致されるような状況に追い込んだ政府に誤りがあると考えも一理ある。ただ、多分、イラクでは、日本でニュースを見ていては分からない大きな感情がうずまいているに違いない。10万という数字の向こうに、大きな感情のうずがある。(と、書いたところで「イラク北部でアジア人の遺体発見」という外電が入ってきた。詳細は分かっていない)』

 つまり、広島の原爆ほどではないにしろ、それを比較の対象にできる規模の虐殺が、今も進行中だということです。
 当初、アメリカは「イラク・フセイン政権が、大量破壊兵器を保有している」という理由で戦端を開き、いざ制圧してみると大量 破壊兵器が見つからないものだから、今度は世界世論やその後の占領統治のことを考えて「イラク国民を独裁者から解放して、自由と民主主義をもたらす戦いだった」と戦争の主旨をすり替えました。しかし、そのアメリカ(と同盟国)が、すでに国民の250人に1人という「10万人」ものイラク人を殺しているんですから、もう「イラク国民を独裁者から解放して、自由と民主主義をもたらす戦いだった」なんて「きれいごと」の言い訳は通 用しませんよね。





( 以下は「燃えさかるイラクの戦火(3)」につづく)


燃えさかるイラクの戦火(1) 投稿者:ホランド  投稿日:12月 2日(木)19時34分33秒

 みなさん、こんばんは! こないだ駅前を歩いていたら、「イラクから自衛隊を撤退させよ」という主旨の幟を立て、道ゆく人のビラをくばっている人たちがいました。その団体名から共産党系の市民団体なんじゃないかと窺えました。ボクもビラだけは受け取ったんですが、そこに引用されていた「共同通 信」の記事を見て、びっくりしました。

『  イラク死者、10万人超 科学的調査で推計

【ロンドン28日共同】米・イラクの大学の共同研究チームは28日、昨年3月のイラク戦争開戦後、米軍の武装ヘリコプター攻撃などによるイラク人の死者数が、10万人を越えたとの推計をまとめ、英医学誌ランセット(電子版)で発表した。死者数にはイラク兵も含まれているが、報告は死者の過半数が女性や子どもだったと指摘している。
 イラク戦争をめぐりイラク民間人死者数の科学的データが明らかになったのは初めて。
 イラク戦争では、イラク人死者の公式データはなく、これまで非政府組織(NGO)が報道を基に約1万6000人と推計した数値を発表していたが、今回の発表はこれを大幅に上回り、イラクの深刻な実態をあらためて突き付けた形となった。
                (共同通信)- 10月29日12時44分更新  』

 このビラでも触れられているとおり、イラクの総人口は約2500万人(しかも、その約半数が子供)ということですから、この「10万人」という数字が、いかに膨大なものかがわかると思います。簡単にいえば、250人に1人がこのイラク戦争で、すでに死んでいる、ということなんです。





( 以下は「燃えさかるイラクの戦火(2)」につづく)


我を魅せよ!(下) 投稿者:園主  投稿日:12月 2日(木)00時39分37秒


 凡臣さま

はじめまして、ようこそおいで下さいました。

お申し越しの件でございますが、もとより一人でも多くの方に読んでいただきたいと、このようにネットで公開しております文章ですので、ご紹介いただけるのは、たいへん光栄でもあり、うれしくも存じます。

ただ、今の段階では、私は、凡臣さまのハンドルネームしか存じ上げず、メールアドレスすらわからない状態でございます(最近この掲示板がバージョンアップされて、メールアドレスが非表示となったため)。
また、どの文章を、どういう主旨のどこの何というサイトにご転載いただけるのか、そのサイトは凡臣さまご自身のサイトなのか等、具体的にご教示いただかないことには、なんとも回答のしようがございません。

私自身は外国語がまったくできず、凡臣さまの日本語だけが頼りですので、どうぞ手紙文の形式になどこだわらず、話すような気軽な形で、日本語文のメールをお送り下さいまし。

この掲示板のメールフォームではメールアドレスは非表示となりますが、私はサイトのトップページにメールリンクをはって、メールアドレスを公開しておりますので、そちらをご利用いただいてもかまいません。

なお、念のため、同主旨のメールを送らせていただきますので、その点あしからずご了承下さいまし。
詳しいお返事を、心よりお待ちしております。



 ホランド

『よつばと!』第3巻(あずまきよひこ・メディアワークス)が刊行された。
表紙に「わかってるなぁー」とうなずき、裏表紙に噴き出してしまう。もちろん中身もいいぞー。

この巻で最高に気に入ったセリフは、――動物園に連れてってやろうという「とうちゃん」が、よつばに『よつばは、動物園は はじめてだな。知ってるか?』――その答が、

  『り、りろんは しってる』(P111)

それから、「よつばと!」グッズも出るらしい。ひとつは、ひめくりカレンダー『よつばとひめくり2005』(メディアワークス)。もうひとつは、イメージアルバム『よつばと♪』(ジェネオンエンタテインメント)。

こちらも、「ひめくり」の発売予定が『2005年2月10日』というのに「あー・・・」と呆れさせられ、イメージアルバムの方も紹介文の『どこか懐かしくて、なにか新しい聴き心地……。ちっちゃくてにぎやかな、かわいい交響曲です♪』に「かわいいコーキョーキョクですか……」と(^-^;)。
――でも、欲しいんだが(笑)。


あと、嶽本野ばら原作の『下妻物語』(中島哲也監督)のレンタルが開始されたみたいだ。けっこう評判もいいみたいだし、これも観ないとな。
 




それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


我を魅せよ!(中) 投稿者:園主  投稿日:12月 2日(木)00時38分2秒


 Keenさま

> しをんさんも、『サイボーグ009』等の石ノ森章太郎作品は大好きだそうで、かなりの量 を読んでいるようですね?(←園主さまの方が詳しいはずなので/笑)
> その上での「しをんのしおり」だったのでしょうが、さすがに園主さまとはファン歴の長さと深さの違いが出た、というところでしょうか。え?誰も年の功だなんて言ってませんよ(笑)。

『ファン歴の長さと深さ』と申しますよりも、「作品に接した時期の違い」なのではないかと存じます。石ノ森章太郎作品 ―― 特にオリジナルのマンガを読んでいる量は、むしろ、しをんさんの方が上だと存じます。
と申しますのも、私は、特に石ノ森章太郎ファンというわけではなく、単純にテレビの(初期)『仮面 ライダー』のファンなのでございます。ですから、その原作者で同時代の漫画家でもある石ノ森章太郎の作品を、いくらか読みかじってはまいりましたものの、特に愛着のある作品があるというわけでもございません。『仮面 ライダー』は実写ドラマで、『サイボーグ009』はアニメで、共にテレビ番組として親しんだくちで、どちらも原作を読みとおしてすらいないのでございます。

ただ、幼い頃に接した『仮面ライダー』の影響は大きく、しをんさんのようにそれを「作品」として見る(評価する)と言うよりも、いや応なく「人格形成に影響をあたえた憧れの存在」と言うに等しいものなのでございますね。ですから、その関連で石ノ森章太郎の他の作品にも触れ、そこから仮面 ライダーの出自を、考えるともなく考えてきた結果、期せずして私のなかに「石ノ森章太郎観」とでも呼ぶべきものが醸成された、ということのでございます。

> しかし、しをんさんが指摘するまでもなく、この「五代×一条」のラブラブぶりは、一部(当然×××界)では基本というか常識というか、まあその、大前提となっておりまして、とりわけ、しをんさんも引用している一条さんのセリフ「一生の不覚だ……」(※第2話ラストシーン)などは、全くもってストーリーには無関係であり、「そっちウケ」をねらったエピソードとしか言いようがありません!
> 従来のパターンであれば、激烈な戦闘シーンを終えてクウガが勝利を収めたところで話が終わってもいいところを、あえてくっつけてあるんですね〜。

私も、それなりに「やおい小説」は読みましたし、それなりに楽しませてもいただきましたから、時代の要請に応じて、こういう描写 が「仮面ライダー」でもなされることに、ことさら反感や嫌悪をおぼえるようなことはございません(反感を憶えるとすれば、そこに「過剰な媚び(迎合)」を感じた時でございましょう)。

ただ、なにしろ昔の「仮面ライダー」ファンでございますから、ラブラブよりは、野暮天の主人公の方が好きなのでございますね。例えば、助けた少女から「告白」されても、それが多少暗示的なものであったりすると、その含意が理解できず、みごとにハズした返事を返し、相手を怒らせてしまうといったような――、およそ恋愛なんて考えたことがない、まだ恋を知る前の少年のような、そんな野暮なライダーの素顔が「カッコイイ〜!」なんて思ってしまうのでございますよ(笑)。

――もしかすると、私が今もって独身である理由、あるいはその責任の一端は、『仮面 ライダー』にあるのかも知れませんね(笑)。


あっ、それから私も、特集「中井英夫『虚無への供物』の原風景を探る」で、アドニス版『虚無への供物』の一部公開がなされた『小説推理』2005年1月号(双葉社)を購入いたしましたよ。でも、正直、期待していたほどの扱いではなく、少々残念でございました。

ともあれ、最初に行った紀伊国屋書店梅田店で見あたらず、店員さんに調べてもらったところ「入荷の2冊が売れてしまった」という返事で、思わず「2冊ですか…」と応えてしまいました。次の旭屋書店梅田店でみつかったから良かったとは言うものの、天下の紀伊国屋書店梅田店で、たったの2冊というのは、結構ショックな数字でございました(^-^;)。

まあ、ここは「興味のある人は、売り切れないうちに大型書店へ走れ!」ということで(笑)。





( 以下は「我を魅せよ!(下)」につづく)


我を魅せよ!(上) 投稿者:園主  投稿日:12月 2日(木)00時36分58秒

みなさま、今年も残すところ、あと1ヶ月をとなりました。12月は展覧会の季節でもございますが、なぜそうなのかと考えてみますに、やはりこれは――「ボーナス時期」ということなのでございましょう(笑)。

当然、オリジナル絵画というもののは、安いものでもなければ、生活必需品でもございません。むしろ「贅沢品」と呼んでよいものでございますから、「こんなご時世に……」と、時々絵を買う私は、ふとそんな罪悪感に捕らわれることもあるのでございます。
が、しかし……そうした気持ちを吹き飛ばすくらいの絵にならば、お金を出しても惜しくはないし、お金は出されるべきだろうとも思うのでございます。

そんなわけで、目を楽しませてくれる展覧会も結構ですが、無いお金を無理にでも工面 してしまうような作品のならんだ展覧会、買いたいのに買えなくて口惜しい思いをさせられるような展覧会、を是非とも期待したいと存じます(笑)。

そんなわけで、私のところに案内状の届いた展覧会を、いくつかご紹介したいと存じます。



 ・ ― 天宮図鑑 ― 大竹茂夫展
    異形の遊び戯れる独自の大竹ワールド。今回のテーマは「十二宮の星座」。
   2004年124日(土)〜18日(土)会期中無休 am10:30〜pm6:30
    蔵丘洞画廊 京都市中京区御池通 河原町西入る TEL075-225-2232
          (※ 大竹茂夫ウェブサイト『冬虫仮装館の秘密』



 ・ 梅木英治の全貌展
    郷愁の楽園と南方の幻想。沈黙の宇宙と瞑想の夢。
   2004年124日(土)〜17日(金)水曜休廊
           pm0:00〜pm7:00(最終日はpm5:00まで)
    ギャラリー歩歩琳堂
     神戸市中央区元町通1-10-11 元町エビスビル3F TEL078-321-1154
             (※ 梅木英治ウェブサイト『夢の澪』



 ・ 封印された星 瀧口修造と日本のアーティストたち
    巖谷國士の同名美術評論集刊行記念展。タイトルの瀧口修造をはじめ、前記
    梅木英治や、加納光於、野中ユリ、合田佐和子、四谷シモン、荒木経惟など
    豪華23アーティストの作品が一堂に会します。開催中。
   2004年1129日(土)〜 200518日(土)
            日曜祝日&12/26〜1/5休館 am9:00〜pm5:00
    中京大学アートスペース C・スクエア
     名古屋市昭和区八事本町101-2(中京大学センタービル1階) TEL052-835-5669



 ・ 天上の花 友安一成銅版画展
    私も未見の銅版画家の展覧会です。覗いてみようと思っております。
   2004年123日(金)〜18日(土)日祝休廊 am10:00〜pm7:00
    ギャラリープチフォルム
     大阪市中央区道修町3-5-1 明治生命道修町ビル1階 TEL06-6231-2302





( 以下は「我を魅せよ!(中)」につづく)



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