●●● BSS『アレクセイの花園』バックログ ●●●


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カラオケな一日その2 投稿者:賢ちゃん@帰還  投稿日: 1月10日(月)22時31分24秒

☆園主さま&ホランドさま

今日は、色々とどうもありがとうございましたm(__)m。
おかげさまで、楽しい一日を過ごすことが出来ました♪
喉は潰しましたけど(苦笑)。
やっぱり7時間耐久カラオケはキツイっす。
ひしひしと年を感じた一日でありました。
んで、京都は寒いっ!!
改めて思った今日なのでありました。
では、また(^o^)丿。

http://d.hatena.ne.jp/nai2003/


カラオケな一日 投稿者:ホランド  投稿日: 1月10日(月)22時06分29秒

 みなさん、こんばんは! 昨日ご報告いたしましたとおり、今日は、賢ちゃん・園主さま・ボクの3人で、ひさしぶりに遊んできましたよ。
 いつもどおり、紀伊国屋書店梅田店で待ち合わせ、そこで園主さまが購入するつもりだったのに売っていなかった『シナリオ 神聖喜劇』(原作 大西巨人・脚本 荒井晴彦・太田出版)を買うため旭屋書店大阪店まで足を伸ばし、お目当ての本を買った後、昼食をとって、早速カラオケに雪崩れ込みました。その後は、ひたすらカラオケ、カラオケ、カラオケ・・・。結局、3人で7時間歌って、ボクと賢ちゃんはすっかり喉が枯れちゃったんだけど、園主さまはまだまだって顔をしていました。ホントに、好きなことに関しては尋常じゃない人なんだから・・・(^-^;)。
 そんなわけで、新成人をも一蹴するようなオジサンパワーを見せつけられた、カラオケの一日でした。―― 賢ちゃん、園主さま、ご苦労さまでした☆





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


アジール戦線異常アリ・2 投稿者:古田  投稿日: 1月10日(月)21時30分54秒

>園主さま

下で、望まれる共同体について書いていて、矢吹駆の「ブタ以下」発言が頭をよぎり、次のような話を思い出しました。
ある禅寺に、悟りを得るべく修行する人たちがいるのですが、ある日、ひとりの市井の人間がやってきて、その日の内に悟りを得たとして下山したそうです。
これは、真実なり悟りなりというのが日々の生活から乖離したところにはないということだそうですが、けれど現在の市井が理想のものであるということを保証するものではないでしょう。
ずっと疑問なのですが、矢吹駆はどんな労働によって日々の糧を得ているのでしょうか。まあ、矢吹駆=天使だとすれば、そんな疑問は吹いて飛ばされるのですが。

レムの作品は、昔『ソラリスの陽のもとに』を読んだことがありますが、SFとしての評価以前に文体(翻訳)が性に合わなかったようです。泰平ヨンのシリーズは、よく耳にするものの、現物を目にしたことがありません。ネット古書店やオークションを利用すれば入手が容易くなるのでしょうが、小説についてはあまりそうしたくないのです。できれば、ぶらりと立ち寄った古書店にて邂逅したいと思っています。

>時雨さま

竹本健治の作品で最初に読む本として、私が一番ふさわしいと思うのは『閉じ箱』です。私が高校生のときに『匣の中の失楽』を読んで、周囲の人間に薦めてまわったのですが、返ってきたのは「すごいと思う、だが超絶すぎて近寄りがたい」という意見ばかりで、竹本氏の他の作品には手が伸びなかったようです。分量 も結構なものがありますし、読後の疲弊が強いのかも知れません。
その点『閉じ箱』は短編集なのでとっつき易いし、竹本作品の魅力をあますところなく詰め込んだものだと思うので、お薦めいたします。
竹本氏の短編で私が一番好きなものが、『閉じ箱』所収の『仮面たち、踊れ』だというのが、もっと単純な理由なのですが。
読書するときに限らないですが、時機というのは重要ですね。私がブギーポップシリーズで最初に読んだのは、二作目の『VSイマジネーター』だったのですが、そうじゃなく一作目から順番に読んでいたら、おそらくここまで続けて購読していなかったと思います。多感に濫読する年頃に出会ったというのも大きな要因です。

……書店在庫を調べてみたら、『閉じ箱』は角川ホラー文庫版も入手不可とのこと。なんということでしょう。
『闇に用いる力学・赤気篇』も入手不可になっているし、ああ、世の中何か間違ってやしないだろうか……
園主さま、『闇に用いる力学』は、はたして完結するのでしょうか、それ以前に続篇が出版されるのでしょうか。


アジール戦線異常アリ・1 投稿者:古田  投稿日: 1月10日(月)21時28分44秒

>ホランドさま

『僕の叔父さん網野善彦』を読みました。
歴史学、ならびにあらゆる学問がアジールを念頭に置くべきだという考えと、それを実践した網野氏の姿に感銘を受けました。ただ気になったのは、アジールに対して国家を強調しすぎているのではないか(中沢新一氏の考えか?)、という事です。これは、網野氏が彼の歴史学を提唱した時には有効だったのかも知れませんが、現在、アジールが存在しえなくなったという現在では、こういう観点は、いわゆるウヨクとサヨクのドタバタ喜劇に巻き込まれてしまうのではないかと思います。
かつてアジールが存在したのは人間の根源にある自由意志によるとされていますが、これに私はあえて疑問を呈したいのです。アジールがかつてのような形ではありえなくなったのは、ひとえに高度情報化が成したことだと私は考えます。高度情報化と、そこから導かれた言語的ありかたの陳腐化、そこに国家権力がするりと浸透したのではないでしょうか。例えば、先の奈良女児誘拐殺人事件の犯人が逮捕され、顔写 真が公開され、「異常な」性癖が暴かれました。犯罪心理学のセンセイが出てきて、まるで台本通 りの分析を披露し、聴衆はポルノ規制だ性犯罪者データベースだと言い出す始末。あるいは「鬱病というのが最近流行しておりまして、鬱病になりやすい人はかくかくしかじかの性質を有しており云々」と娯楽番組で放送されたりしています。
こういう「人を憎んで罪を憎まず」という姿勢は、宗教の不在や硬直化、人文系学問の価値の低下とつながって、お互いに強めあいます。
先の『革命』の話と、アジールなしの共同体づくりということを考えて、ふとモーリス・ブランショの『明かしえぬ 共同体』を思い出したので、そこから引用すると、

「伝統的革命」とは逆に、権力を奪取してそれをもうひとつの権力に置き換えることや、パスティーユなり冬宮、エリゼ宮あるいは国会なりを占拠するといったさして重要でもない目標があったわけでもなく、また古い世界を転覆することがねらいだったのでもなく、各人を昂揚させ決起させることばの自由によって、友愛の中ですべての者に平等の権利を取り戻させ、あらゆる功利的関心の埒外で共に在ることの可能性をおのずから表出させることこそが重要だったのである。(ちくま学芸文庫)

こういう試みは不断に行われなきゃならないし、これこそが詩や文学などの芸術、人文諸学の役割であって、現在もっとも求められているものだと思います。

ここで『不思議な少年』の話をすると、人間の営為の連続としての歴史は、物語やイデオロギーや民族といったもので分析しようとも、作為的に選んだ部分でしか一貫性を持ちません。「中国四千年」に重みがあるとすれば、ただ4000年という数学的長さにしかないわけです。
私は歴史というものをこのように理解しているので、『末次家の三人』の内容はいただけなかったです。この作品で描写 されているのは、ニヒリズムを裏返したもので、危険な方向にいつでも転倒してしまいます。
けれど全体として『不思議な少年』は、その人間の歴史に対して、美意識の楔を打ち、いわば美による一貫性を試みているのだと見えます。
この試みは、人がその生涯、自身の存在を賭けてのみ成せることで、作者が『不思議な少年』をライフワークとするのは、つまりそういうことなんだと思います。

『アメリカの階梯』についても書くつもりだったのですが、目下卒業論文と格闘中につき、ご容赦下さい。


園主さんに質問 投稿者:DHC  投稿日: 1月10日(月)21時23分15秒

はじめまして。知人から興味深いサイトがあると聞き、ここに来てみました。彼が関心をもつのは納得できたけど、疑問がふつふつとわきあがってきた。公平感に欠けた部分がありそうだと。
自分の知っていることにはいろんな深読み、裏読みをするけど、自分の知らない情報については、それをありのままに受け取りすぎではないか?
一例をあげるなら、『週刊文春ミステリーベスト10』で、

>雫井脩介の『犯人に告ぐ』が第1位に輝いたのは、紀伊国屋書店社員によるベスト本投票「キノベス2004」でも明らかなとおり、書店員による『犯人に告ぐ』の評価が、『生首に聞いてみろ』や『暗黒館の殺人』への評価を圧倒しており、そういう票がこの作品に集まった結果 だということなのでございます。

と断言している。
だけど、『犯人に告ぐ』は、双葉社の担当編集者が一年かけて社内を調整し、営業や重役、役員たちに読ませて了解を取りつけ、初版を5万部も刷ったという話です。初版5万部は、相当なメジャー作家でないと無理な数です。この本をベストセラーにするため、双葉社は発売前にゲラを綴じた白表紙の本を大きな書店の店員用にばらまいたらしく、印刷所でカバー付の完成品ができる前に、書店の裏方や他社の編集者の間で話題となっていたそうです。
もし『犯人に告ぐ』のこういった裏情報を知っていたら、笠井潔一派や若桜木虔一派を批判した時と同様な反応を見せて、上のように、『犯人に告ぐ』が『生首に聞いてみろ』や『暗黒館の殺人』への評価を圧倒した、といった断定的な感想を書けなかったのではないか? 他のアンケートでそれほど評価の高くなかった本が第1位 に輝いたら、何かがあると考えるべきではないか?


生きているチャーリィ・ゴードン(4) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月10日(月)01時58分39秒


 AOIさま

 あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いしますね!

> 2001年、アメリカによるアフガン爆撃により、カレーズはふたたび破壊されたということです。(そして、給水活動ということになるのでしょう)

 「スマトラ沖地震・津波災害」では、未曾有の被害が出ているようです。日本政府も緊急支援や復興支援をすると言ってて、大変な資金援助を申し出ているようですけど、当然のことながら人的支援も求められている今回の災害で、自衛隊がどのていどの規模で投入されるのかは、注目に値するところですね。

 アメリカ軍の空爆によって破壊された上下水道などのインフラを不備を補うために、サマワに派遣された(というのが建て前の)日本の自衛隊。ですが、困っている人を助けるために自衛隊を海外まで派遣したというのなら、「スマトラ沖地震・津波災害」被災地とイラクの一都市であるサマワとでは、ぜんぜん被害の規模が違います。だから、サマワの人を助けるために、あの規模の自衛隊を派遣したんであれば、当然今回の「スマトラ沖地震・津波災害」被災地には、その10倍20倍の人員を派遣したって、決して多すぎるということはありません。でも、アメリカの要請が無い今回の支援では(アフガンへの復興支援同様)、たぶん日本はまた「お金」中心の支援で誤魔化すんじゃないでしょうか。つまり、人的支援は、その被害規模に比例することはなく、言い訳ていどになるんじゃないか。
 「金だけではなく人を」というのは、なにも「戦争」に対する支援には限らないはずだとボクは思うんですが、―― 結局、イラクへの人的支援(=自衛隊派遣)の本質は「戦争ができる国への布石」でしかなかった、ということなんでしょうね。

> 花園が水脈より沁み出した地下水をはり巡らせた根によって汲み上げ、若葉を茂らせ、瑞々しい果 実を実らせ、乾いた大地を覆う、巨木でありますように☆

 そうですね。大してことは出来ませんけど、特別な力をもたない平凡な庶民の怒りと願いを代弁し、そうした人々を励ますような「花園」でありたいと思います。

 そして園主さまも常々おっしゃっているように、ここでは娯楽小説や映画の話と、うとましい政治や経済の話が、同じ世界の話として、同一地平で語っていければと思います。逃避せず、かといって凝り固まらず、柔軟に強かに、世界を見て、考えて、語っていければと思います。

 ――そのために、AOIさまもご協力下さいね(笑)。



 園主さま

 明日は賢ちゃんとひさしぶりに3人ですね。賢ちゃん、カラオケ代が無いって言ってたけど、カラオケ機の採点で、誰が支払うか勝負するっていうのはどうでしょうか? それで賢ちゃんが負けたら、罰ゲームとか。・・・そうだな、次のカラオケには女の子を3人以上連れてくる、なんてのはどうでしょう? 昔はモテモテだったという賢ちゃんの神通 力が、今でも生きてるかどうかを試すんです(笑)。





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


生きているチャーリィ・ゴードン(3) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月10日(月)01時56分50秒


 賢ちゃん

>> 『CLAMPノキセキ』(講談社)の第4号(既刊)が「魔法騎士レイアース」「ANGELIC LAYER」の特集で、みさきのチェスピース(フィギュア)がついてますよ。

> ナンバリングには弱い私ですから、買うとなったらまとめて買いたいんですが……

 また、そんな贅沢言ってー。各巻1680円で全12巻なんだから、CLAMPファンじゃなきゃそこまでする値打ちは無いですよ。第4巻だけで充分じゃない。

> 後はフィギアなんですけどね…欲しいのは。
> ただ、頭身がネックなんですよね。

 やっぱり、そこに引っ掛かったんですね。じつはボクもそうなんじゃないかと思ったんですが、一応、

> 3頭身くらいのディフォルメフィギュアだけど、フィギュアがすくない『機動天使エンジェリックレイヤー』ものとしては、入手しておくべきなんじゃないですか?(笑)

て書いてみたんですよ。でも、本音でいえば、リアルなのが欲しいんなら、ディフォルメフィギュアは必要ないと思いますよ。園主さまもリアル指向だから、ディフォルメフィギュアはぜんぜん買われませんしね。


> 今のところは、余裕がないのですよ。
> いやはや「金が無いのは、首が無いのと同じや!」と叫びたい気分です(謎泣)。
> しかし、何でこんなにお金がなくなるのかと考えてみますと、やっぱり医療費に使っているのですね。貧乏人は医者にもかかれない時代になりつつありますな(泣)。
> 医療費の三割負担は、正直なところ自分には厳しいです。はい。

 う〜ん、こないだから「新自由主義政策による、国民の二極分化」や、それに由来する「弱者切り捨ての医療費の個人負担増」といった問題が取り上げられていましたけど、とうとうそれがこんな身近な問題になってきましたか・・・。

 こうした流れを今すぐに変えるのは、ボクらには不可能なことだけど、でも、こうした問題を身近なもの、いずれ自分に直接関わってくるものとして、多くの人にに感じてほしいですね。そして、ささやかながらも自分にできることから、そうした流れに抵抗して欲しいと思います。天を仰いで嘆いているだけでは何も変わらない。敵を見据えての批判や攻撃は、僅かながらでも、なんらかの変革への力となるはずですから。また、それを信じなきゃ、ボクたちに勝ち目はないんです。


ということで、――ひとまず明日は、たのしく遊びましょう! 貴志祐介の『硝子のハンマー』、忘れないで持ってきて下さいね(笑)。





( 以下は「生きているチャーリィ・ゴードン(4)」につづく)


生きているチャーリィ・ゴードン(2) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月10日(月)01時54分33秒


 はらぴょんさま

> 齋藤さんの文章を読みながら考えたことは、例えば笠井さんが『天使/黙示/薔薇』(矢吹駆初期三部作)と『テロルの現象学』だけを書いただけで夭折していれば、埴谷雄高・中井英夫らの系譜に立つマイナーな作家として評価することも可能だったのかも知れません

 この言葉は痛切ですね。園主さまも、以前はよくそんなことを言ってましたよ。

 例えば、当初、園主さまにとっての竹本健治は「『匣の中の失楽』を書いた天才作家」というものでした。だから、『囲碁殺人事件』や『将棋殺人事件』ではぜんぜん物足りなくて、『トランプ殺人事件』で「まあ、これくらいなら」といった感じだったようですね。今はそこまでは要求していないからいいんですが、最初の頃は期待が大きかっただけに、竹本さんに対する要求もとっても厳しくて「貴方はこんなものを書いているべき人じゃない」的な言い方もしたようです。
 『ウロボロスの偽書』には、竹本さんが『匣の中の失楽』や「ゲーム三部作」などの初期作品を書いた後、ミステリを書くのが厭になって、ミステリから離れた時期への言及があったと思います。これは竹本さん自身、『虚無への供物』(そして『匣の中の失楽』)の呪縛というものに重くのしかかられていたということを示しているんでしょうが、当時の園主さまも同様な呪縛にとらわれきっていたから、おのずと竹本さんへの要求も厳しかったんでしょうね。

 そうした時期が過ぎて、そういう自分を相対化した後の園主さまの冗談が、竹本さん本人を前にしての、

「僕の竹本健治を返せ! 僕の笠井潔を返せ! 僕が愛した本物の竹本健治と笠井潔は、きっともう死んでいて、いま生きているのは、それに成り変わった偽者なんだ。僕の竹本さんと笠井さんは、中井英夫の後継者として、お墓のなかで仲よく眠っているんだ」

というものだったんです。

 つまり、園主さまがこの「洒落にならない冗談」で表現しているのは、ひとつには、人間はいや応なく変わるものなんだし、その現実が認められないというのは「精神の幼さ」でしかないということ。そして、もうひとつは、でも、そうした感情(正直な気持ち)は、今でもどこかで生き続けている、ということなんだと思います。

 なんだかこれも『アルジャーノンに花束を』めいた話になってしまいましたね(笑)。





( 以下は「生きているチャーリィ・ゴードン(3)」につづく)


生きているチャーリィ・ゴードン(1) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月10日(月)01時52分51秒

 みなさん、こんばんは! 昨日(1/8)はダニエル・キイスの不朽の名作『アルジャーノンに花束を』(ダニエル・キイス文庫/早川書房)を読みましたよ。いまさらってお思いでしょうけど、ボク自身もそう思っています(笑)。じつは、部屋を整理してたら、以前に古本屋の百円均一で買った文庫本が出てきたんで、この機会にと思って読んだんです。

 まず、ボクの感想ですけれど、なんだか常に既視感にとらわれている感じで、新鮮さと言うか物語の展開にたいする期待感が、まったく湧いてきませんでした。たしかに有名な作品ですからあらすじは知ってたんですが、それにしても初読の感興がまったく感じられなかった。もしかするとこれは、ボクが記憶していないくらい前に、映画化作品である『まごころを君に』を観ていて、その印象が残っていたということかも知れませんし、また『アルジャーノンに花束を』は古典的名作ですから、そこで駆使された手法が後続の作品で使われたため、原点の方に新鮮味が感じられなかったということなのかも知れません。

 例えば、この作品は、主人公チャーリイ・ゴードンが知能発達促進の手術を受ける前に書いた「経過報告」の手記に始まります。(翻訳文で再現されたもので言うと)ほとんどひらがな書きで、句読点が無く、誤字脱字が多く、内容的に幼なく、まるで幼稚園児が書いたような文章。でも、この時チャーリイ・ゴードンは、すでに32歳です。――これを読むと、ボクは即座に「この文体がだんだん大人っぽく変わっていくんだろうな」と作者の狙いが読めてしまい、こうした部分を読み進めていくのが、かなり退屈なものに感じられました。でも、よく考えてみると、ボクはこれと似たような手法をつかった作品を、すでにいくつか読んでいたんですね。

 例えば、東野圭吾の『変身』。これは確か、脳移植手術をうけた主人公(脳の側)の意識が、だんだん身体の側の影響をうけて、身体の元の持ち主の意識に近づいていく様子が、一人称で描かれていたように記憶します。また、ここまで似てはいないけど、井上夢人の『ダレカガナカニイル…』も、他人の意識に侵食される恐怖を一人称で描いていたように思うし、薄井ゆうじの『樹の上の草魚』は、親友の少年が少しずつ女に変わっていくのを見守るしかない男の子の揺れ動く感情を描いた作品で、これは変身する側の一人称じゃないけれど、変身することへの本人の戸惑いや苛立ちと共に、周囲のそれがとてもよく描かれていて、『アルジャーノンに花束を』に共通 するところが少なくないと思います。

 つまり、『アルジャーノンに花束を』はすでに古典として、内容的にも手法的にも、後続の作品に多くの部分を吸収利用されているんですよね。だから、SFやミステリをそれなりに読んでいる人が、後になってこの古典作品を読んでも、イマイチ面 白味に欠けるということになってしまうのでしょう。これはSFやミステリという「特殊なアイデア」を作品の核に据えた小説では、しかたのないことなんだと思います。
 ですから、そのあたりを差し引いて考えると、これはやっぱり「偉大な古典的名作」なんでしょうね。知能発達手術によって「白痴から天才へ」と変貌していくチャーリイ・ゴードンの姿、そしてその間に少しずつ差し挟まれる「不吉な影」は、充分にこの物語をスリリングなものにしています。そして、自分の運命を知ったチャーリイ・ゴードンの人間的苦悩と決意は、充分に感動的なものでしょう。この作品は「知的能力と人間の幸福」という根源的な問題に正面 から挑んだ古典的名作として、多くの人に愛され支持され、さらに読まれていくべき作品なんだと思います。





( 以下は「生きているチャーリィ・ゴードン(2)」につづく)


追記 投稿者:AOI  投稿日: 1月 9日(日)03時56分9秒

日本映画の話が出ていたのでちょっとね。
園主さまは関心がないようですが、『神聖喜劇』のシナリオが出来、すでに出版されて、映画化は着々とすすんでいるようですね。監督は澤井信一郎。映画化と聞いて、最初に名前が浮かんだのは澤井信一郎だったので、多少の衝撃とともに、大いに期待しています。
大西さんは「無謀なことをする無謀な人たち」と笑顔で許諾されたとか。
映画によって、新たに何かがつけ加わることはもちろんないけれど、『神聖喜劇』がどのように映画化されるのかということには大いに興味があります。
映画好きでもある大西さんが出来上がった映画をどのように評価されるのかというのも(笑)。

ちなみに私の去年観た日本映画ベスト1は『花とアリス』 かな。


よみがえれ カレーズ! 投稿者:AOI  投稿日: 1月 8日(土)14時52分22秒

花園のみなさま、こんにちは♪
おくればせながら、今年もどうぞよろしくお願いします。

新しい年を迎えられたことをこころよりお喜び申し上げます。
タイトルは以前花園にも書いたか、書かなかったか記憶がすでにおぼろ(笑)になっていますが、ドキュメンタリー映画のタイトルです。
最近、ログをはじめた友人たちと地下茎だとか地下水脈だとか言っているときにこの映画のことをまざまざ思い出しました。
http://www2.ocn.ne.jp/~tutimoto/newpage5.htm
アフガニスタンがソ連の侵攻を受け、1988年にソ連軍が撤退するまで、故国を離れて隣国で不当な扱いを受けながら出稼ぎしていた男たちが身ひとつで歩いて家族のもとに帰ってくる茫漠とした地で語ることばとシンクロして光る黒々とした地下水脈(カレーズ)。
地下水が黒々としていたのはモノクロームで撮っていたためで、光の届かない地下では水が黒々と光って写 っていたのですが、それが清浄な水であることは想像できました。
2001年、アメリカによるアフガン爆撃により、カレーズはふたたび破壊されたということです。(そして、給水活動ということになるのでしょう)

花園が水脈より沁み出した地下水をはり巡らせた根によって汲み上げ、若葉を茂らせ、瑞々しい果 実を実らせ、乾いた大地を覆う、巨木でありますように☆

私も闇に咲く隠花植物くらいにはなりたい(笑)。

『バイバイ、エンジェル』『「偉大なる夢」への儚き抵抗』についても書きたいことはありますが、今日はこの辺で。


知っていることは、知っているのですが…… 投稿者:賢ちゃん@4連休  投稿日: 1月 7日(金)21時55分11秒

☆園主さま

 入手したいものを入手してしまうと、ちょっと気が抜けます(苦笑)。
後は、『ベストフレンズウェディング』を中古で入手したら、DVDは
しばらくは良いです。はい。
今は、TV番組の『相棒』に夢中です。
水谷豊の、話し方が耳に心地よいんです。
あ、勿論番組の内容も好きですけどね。


☆ホランドさま

 >よかったですね! では、ボクからも『機動天使エンジェリックレイヤー』情報をひとつ。

 >現在刊行中の『CLAMPノキセキ』(講談社)の第4号(既刊)が「魔法騎士レイアース」「ANGELIC LAYER」の特集で、みさきのチェスピース(フィギュア)がついてますよ。3頭身くらいのディフォルメフィギュアだけど、フィギュアがすくない『機動天使エンジェリックレイヤー』ものとしては、入手しておくべきなんじゃないですか?(笑)

ナンバリングには弱い私ですから、買うとなったらまとめて買いたいんですが……
今のところは、余裕がないのですよ。
いやはや「金が無いのは、首が無いのと同じや!」と叫びたい気分です(謎泣)。
しかし、何でこんなにお金がなくなるのかと考えてみますと、やっぱり医療費に使っているのですね。貧乏人は医者にもかかれない時代になりつつありますな(泣)。
医療費の三割負担は、正直なところ自分には厳しいです。はい。


☆はらぴょんさま

後はフィギアなんですけどね…欲しいのは。
ただ、頭身がネックなんですよね。
ガレージキットを探す方が早いような気もします。
なんしても、先立つものが(泣)。

http://d.hatena.ne.jp/nai2003/


幻視のリレーを引き継ぐものは? 投稿者:はらぴょん  投稿日: 1月 7日(金)14時59分21秒

埴谷雄高著『幻視の詩学〜わたしのなかの詩と詩人』(思潮社・詩の森文庫)の解説は、齋藤慎爾さんがされていますが、二箇所に渉って笠井潔さんの評論を引用されています。一箇所目は埴谷さんが『死霊』の完成に注いだ60年という年月は、ゲーテが『ファウスト』、プルーストが『失われた時を求めて』に費やした年月を凌駕するという趣旨のもので、二箇所目は「全宇宙に匹敵する特権的な<その一語>」を求めようとするマラルメ的願望を埴谷さんが持っていたというものです。
『中井英夫[1]虚無への供物』(創元ライブラリ)の付録3にも、埴谷さんの『虚無への供物』の推薦文「文学の特別 席」とならんで、齋藤さんの「塔晶夫へのオード」が並んでおり、齋藤さんが三島由紀夫・澁澤龍彦・埴谷雄高・中井英夫らの文学を高く評価していることが伺えます。
笠井さんは、『テロルの現象学』の時から、埴谷さんの評論についてテロリズムの難問に取り組み、それを克服しようとした思想ということで言及しており、その後も『死霊』について一冊の本の中に全世界の意味を封じ込めようとする試みとしてたびたび論及しており、齋藤さんの目を引くことになったのだと思います。
齋藤さんの文章を読みながら考えたことは、例えば笠井さんが『天使/黙示/薔薇』(矢吹駆初期三部作)と『テロルの現象学』だけを書いただけで夭折していれば、埴谷雄高・中井英夫らの系譜に立つマイナーな作家として評価することも可能だったのかも知れませんが、現在のポジションはそれとは正反対の本格ミステリ界のインサイダーであり、理論を用いて本格ミステリ界を組織化しておこうという立場であり、権力として機能してしまっているということです。
吉本隆明さんの『悪人正機』(聞き手:糸井重里)に、次のようなくだりがあります。
「詩の世界って、たくさん賞があるんです。もういろいろあってさ。で、他のジャンルではそんなことはないんだけど、選者が自分たちでもらっちゃうんだよ。かわりばんこみたいにして。
この貧しさがかなわねえなって。」(新潮文庫版、P75参照のこと)
これを次のように、改ざんして読んでみましょう。
「ミステリの世界って、たくさん賞があるんです。もういろいろあってさ。詩のジャンルだけじゃないんですよ。いろいろあるのに、さらに賞を制定して、自分たちでもらっちゃうんだよ。かわりぱんこみたいにして。
この卑劣さがかなわねぇなって。」

◆ホランドさま
薔薇十字制作室SIDE B BBSに次のような書き込みがあります。
色々と情報をありがとうございますm(__)m。 - 賢ちゃん (男性)2004/10/12(Tue) 06:16
>「ClAMPノキセキ」という雑誌には、毎回ClAMP作品のキャラが、チェスの駒となって付録としてついてきますから、第四号でチェスの駒となったみさきに出会うことができるわけですが。
むむむ。そんなものまで発売されていたとは(汗)。
雑誌は探してみようと思います。

というわけで、賢ちゃんは「ClAMPノキセキ」のことは、すでにご存知だと思います。

http://players.music-eclub.com/players/Song_detail.php3?song_id=50401


本当の栄光について(4) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 7日(金)00時58分8秒


 賢ちゃん

> 『機動天使エンジェリックレイヤー』のDVD初回版全9巻を
> 日本橋で12500円でゲットしたよ♪
> 結構お買い得感アリアリで満足して家路に着くことができたのだよ。

 よかったですね! では、ボクからも『機動天使エンジェリックレイヤー』情報をひとつ。

 現在刊行中の『CLAMPノキセキ』(講談社)の第4号(既刊)が「魔法騎士レイアース」「ANGELIC LAYER」の特集で、みさきのチェスピース(フィギュア)がついてますよ。3頭身くらいのディフォルメフィギュアだけど、フィギュアがすくない『機動天使エンジェリックレイヤー』ものとしては、入手しておくべきなんじゃないですか?(笑)



 影姫さま

 あけまして、おめでとうございます!

 今度の仮面ライダーは『仮面 ライダー響鬼』。その名のとおり「鬼」を意識したデザインで、もう、それまでの「仮面 ライダー」テイストは残ってなくて、一見「戦隊もの」の悪役キャラに見えなくもありません。
 そして、この作品のキーワードは「完全新生」。だから、それまでの「仮面 ライダー」を吹っ切ろうと、こんな大胆なデザインを選んだんでしょうが、・・・でも、それなら「仮面 ライダー」である必要なんか無いんじゃないの? と思うのも当然のことでしょう。「完全新生」を謳いながら、でも「仮面 ライダー」の看板だけは利用したい――というようなことでないことを期待したいですね。
 ――響鬼のデザイン、影姫さまのご感想は?



 園主さま

> ちなみに今年は、君がむかし書いた小説や、「黒孔庵座談」シリーズがアップできるかも知れないので、その折はよろしく(笑)。

>存分に考えて推敲して下さい(笑)。

 そりゃあ、するけどさ・・・(^-^;)。





 ではでは、みなさん、またおやすみなさい(ハート)。


本当の栄光について(3) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 7日(金)00時56分13秒

 いっちょがみさま(続き)

 また「日教組」の組織としての思想・行動の内容についても、評価されて然るべき点もあれば、非難されて然るべき点があった、というのも当たり前のことでしょう。「日教組」というのは、一時は全国学校教師の半数以上を組織した、超巨大組織なんでしょう。それが、すべてにおいて「非のうちどころのない組織」だなんてこと、ありえないんですよ。
 ただ、「日教組」が強かった時代には、良い面だけが語られ悪い面が隠蔽されてきたから、いったん趨勢が変わると、今度は隠されていた悪い面 が噴出的に表面化してきただけで、「それが本質だ」ということではないんですね。

 個人的な恨みつらみにとらわれて、感情的にものを言う人は、当然、全体を見通 したうえでの公正な評価というものができず、自分に都合の良い部分だけを視野狭窄的に見てしまうものです。だから、この種の人の言うことは、みんな似たようなもの(=紋切り型)になってしまうんですよね。


 で、「いっちょがみ」さまは、園主さまと「日教組」を同一視することで『脳ミソが小さいのか硬いのか』って言ってますけど、実際のところ、「日教組」的な硬直にとらわれているのは、「いっちょがみ」さまの方だろうし、そんな「いっちょがみ」さまには、かつての「日教組」の組織的硬直ぶりと、(処分をちらつかせて)暴力的に「日の丸・君が代を強制する」石原慎太郎の人間的硬直ぶりの対比といったことすら思いつかないんでしょうね。
 それに、この手の人は、今を時めく人や栄華を誇る人は批判できなくて、「落ち目になった党派」に所属する人や園主さまのように「個人で戦っている少数派」しか攻撃できない、「臆病者」なんです。だから彼らは、「余裕ぶった演技」をしたがるわりには、必ず「匿名」なんですよね。

 こんな寂しいマスターベーション(=匿名で他人を誹謗中傷すること)を繰りかえしたって、自分の魂が傷つくだけ。よけいに自分が惨じめになって、心が荒んでいくだけだということが、こういう人たちにはわかっていないんです。だからボクは、こういう人たちには、園主さまの、

 ・  茨冠の輝き ―― 映画『日本鬼子 リーベンクイズ』の14人

を読んでもらいたいと思います。

 園主さまは、この論文のなかで、人間は『「生まれ変わる」ことが出来る』『「再生・救済」の可能性』が、テーマだと書かれています。





( 以下は「本当の栄光について(4)」につづく)


本当の栄光について(2) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 7日(金)00時55分24秒

 いっちょがみさま

知覧特攻平和会館


> 読ませていただいて大笑いしました。
> まだまだいるんですよね、こういう
> 日教組が作り上げた「優等生」が(笑)
>脳ミソが小さいのか硬いのか・・・・。
> 「私、と〜ってもおバカ」って言ってるのと
> 同じなんだっての。

 ネットで、こんなことをやって喜んでいる匿名の人っていうのは、たいがい右寄りな言説を好んでつかい、左翼的な言説をバカにする傾向があるようですね。
 これはたぶん、経済の長期低迷で国民の保守的(=自己中心的)傾向が強まった結果 、それまで長らく知的な世界をリードしてきた左翼的(=進歩的)な発想に飽き足らなくなって、時勢に迎合するかたちで、かつての主流派であった左翼をバッシングし、鬱憤晴らしをはじめた、ということなんでしょうね。

 で、 園主さまが前に言っておられましたけど、こういう「ネット版・右翼もどき」が、左翼的言説をバカにする際につかう「紋切り型(=ワンパターン)」が、この『日教組』なんだそうです。彼らは、「日教組」が左翼の悪しき部分を典型する組織であり、それは「周知の事実だ」と思っているから、左翼を批判する時は「日教組」と結びつければ、それで説得力を持つと考えてるんですね。

 でも、これが間違いであるというのは、論理的な人には明らかなことです。
 つまり、「日教組」というのも「組織」ですから、その思想内容にかかわりなく、「組織」的硬直が発生するのはやむ得ないところでなんだし、その組織に所属する人たちを、一律に「同じような人たち」だと考えるのも愚かなことです。
 例えば、警察のなかにも泥棒をする人がいるように、どんな組織でも立派な人もいれば、どうしようもない人もいる。逆に、泥棒が組織を作ったって、そのなかで立派な人(=人格者)もいれば、どうしようもないやつだっている、ということになるんでしょう。――組織(=集団)とは、もともとそういうものなんですね。だから、そうした組織の「悪しき個別 例」を取り上げて「だから、その組織はダメなんだ」なんて普遍化するのは、「組織=集団」というものがまるでわかっていない、(「オタクは全員、変質者の犯罪者予備軍」的発想をする)短絡的思考の持ち主なんですね。
 「私は、小学生の時に、日教組の教師から、君が代を歌ってはいけないと強制された」とか言って、「だから日教組は、思想的に偏頗な組織だ」とか言う人が少なくないわけですけど、こんなのは「巨大な組織の権威」をバックにして好き勝手をやっていたバカな教師「個人の問題」でもあれば、自分の僅かな経験だけで物事を決めつける、視野の狭い人(=バカな生徒)の言い種でしかないんです。





( 以下は「本当の栄光について(3)」につづく)


本当の栄光について(1) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 7日(金)00時52分46秒

 みなさん、こんばんは! ボクの昨年のベストワン映画が『下妻物語』(中島哲也監督)だってことは既に書きましたし、その際、ヤンキー娘 白百合イチゴ役を演じた土屋アンナに「主演女優賞を!」って書いたんですが、今日「『キネマ旬報』ベストテン2005」が発表されてて、土屋アンナは見事に「新人女優賞」に輝いたようです!
 ちなみに、日本映画のベストテンをご紹介しておきますと、

 1 『誰も知らない』
 2 『血と骨』
 3 『下妻物語』
 4 『父と暮せば』
 5 『隠し剣 鬼の爪』
 6 『理由』
 7 『スウィングガールズ』
 8 『ニワトリはハダシだ』
 9 『チルソクの夏』
 10『透光の樹』

という結果。
 第1位に輝いた『誰も知らない』(是枝裕和監督)は「フランダース国際映画祭グランプリ」など多くの映画賞を受賞して、映画ファンの間では知られた作品。また、第2位 の『血と骨』は、若き日の実父の姿を描いた梁石日の同名代表作(第11回 山本周五郎賞)を、同じ在日韓国人である崔洋一監督が映像化した作品です。――あの完璧に面 白かった『下妻物語』よりも評価の高い作品なんですから、これはどちらも見なくちゃ!


一方、読書関連では「第132回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作」が発表されています。

 【芥川賞】

 阿部和重    「グランド・フィナーレ」  (『群像』12月号)
 石黒達昌    「目をとじるまでの短かい間」(『文学界』12月号)
 井村恭一    「不在の姉」        (『文学界』9月号)
 白岩玄     「野ブタ。をプロデュース」 (『文芸』冬号)
 田口賢司    「メロウ1983」     (『新潮』8月号)
 中島たい子   「漢方小説」        (『すばる』11月号)
 山崎ナオコーラ 「人のセックスを笑うな」  (『文芸』冬号)

 【直木賞】

 伊坂幸太郎 『グラスホッパー』(角川書店)
 岩井三四二 『十楽の夢』   (文芸春秋)
 角田光代  『対岸の彼女』  (文芸春秋)
 古処誠二  『七月七日』   (集英社)
 福井晴敏  『6ステイン』  (講談社)
 本多孝好  『真夜中の五分前』(新潮社)
 山本兼一  『火天の城』   (文芸春秋)

 ボクの知っている範囲で言うと、「芥川賞」候補では、阿部和重、石黒達昌、田口賢司といったあたりが常連で、それ以外が新顔、かな? でも、どの作家も読んだことがないので、何ともコメントのしようがありません。

 「直木賞」候補の方は、どれも読んでないけど、馴染みの面子が多かった。
 唯一の女性候補である角田光代は、すでに中堅で評価は定まっていると言っていい人。伊坂幸太郎、福井晴敏、本多孝好の三方は、直木賞受賞は時間の問題だと言われる、若手の実力派。古処誠二は「メフィスト賞」でデビューした人ですが、きちんと人間が描ける端正な推理小説を書く人で、最近は地味ながら「戦争小説」の問題作を発表しており、今回の候補作もその路線のようです。 馴染みのない岩井三四二と山本兼一のお二人は「時代小説」の人で、山本さんの『火天の城』は「松本清張賞」受賞のデビュー作みたいですね。
 で、ボクとしては、古処誠二にとって欲しいなあーと思っています。この面 子では難しいかも知れないけど・・・。





( 以下は「本当の栄光について(2)」につづく)


プレゼント(7) 投稿者:園主  投稿日: 1月 5日(水)01時19分59秒


 賢ちゃん

> 自分のところの日記にも書いたんだけど、
> 『機動天使エンジェリックレイヤー』のDVD初回版全9巻を
> 日本橋で12500円でゲットしたよ♪
> 結構お買い得感アリアリで満足して家路に着くことができたのだよ。

たしかにこれはお買得だね。ねばって探した甲斐があったじゃないか(笑)。

> 基本的にサイトそのものは、もう閉鎖していますので、ご面倒ですがリンクを切っておいてくださいませm(__)m。

すまん。まだ「リンク集」には入れていなかったのだよ(^-^;)。

太宰治 自殺と遺書中々壮大なサイトですよ♪


これを『壮大』と表現するのは、正しいのか? 私としては、むしろ「壮絶」と表現したいな。

ともあれ、「太宰治の研究サイト」ではなく、『日本の自殺総合サイト』ということだから、気の弱い方は覗かない方が賢明かも知れないな。
人間研究の基礎資料を提供してくれる硬派サイトとして、立派なサイトだと思うから、私は「お気に入り」に収めたけれども。


ちなみに先日、アルフォンヌ耿之介さまに教えてもらった「格闘技」の総合サイト、

BOUTREVIEW

は、とっても充実してるぞ。

ルポルタージュにおける分析評価も適格だし、 大晦日の『Dynamite!!』のルポのページなんかは、プロからの提供でもうけているのか、掲載された写 真は立派なものばかりで、ビジュアル面でもとても感心したよ。



 影姫さま

あけましておめでとうございます。

たしか「グレイシー柔術」をお習いになっていたと記憶するのですが、大晦日の『Dynamite!!』では、ホイス・グレイシーが、予定どおり、曙をあっけなく倒しましたよね。
曙は「このままでは辞められない」とか言っているそうですが、強さにはわけがあるように、弱さだってわけがある。その現実を直視できない曙では、何試合やったって、まともな相手には勝てないことでございましょう。もっとも、曙自身すでに噛ませ犬に甘んじているんじゃないかと、私は疑っているのでございますが。

ともあれ、今年もお互いに、向上心をもって頑張ってまいりましょう!



 ホランド

>> ちなみに今年は、君がむかし書いた小説や、「黒孔庵座談」シリーズがアップできるかも知れないので、その折はよろしく(笑)。

> 小説はちょっと恥ずかしいなあー。考えさせていただけませんか?(^-^;)

存分に考えて推敲して下さい(笑)。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


プレゼント(6) 投稿者:園主  投稿日: 1月 5日(水)01時18分29秒


 いっちょがみさま(つづき)

そこで、ご本人にお尋ねしたいのですが、

――「いちょがみ」さま、貴方さまは、本気で、私より知的に優れているとお思いですか? あるいは、私よりも、人間的に豊かで、人様に敬愛を受け得る人間だとお思いですか?

問題は、「いっちょがみ」さまには、私に対し悪意を込めた言葉を発することによって、私や私の周囲の人に不愉快な思いをさせるという、その「目的」しか眼中になく、そもそもどうして私に悪意を抱くのか、その自己省察がまったく欠落している、という点なのでございます。つまり『自分の言っているナンセンスなことに注意』するという視点が、まったく欠落しているのでございますね。ですから、「いっちょがみ」さまの文章は、自覚のないナンセンスなものとなって、読者にもその「自覚の無さ」が露に伝わってしまうのでございます。

このように、「掲示板荒らし」をするような方というのは、おおむね「文体」について無自覚であり、それはたいがい自分自身についての無自覚・無認識に発するものなのでございます。しかし、無自覚・無認識というものは、決して自身へのこだわりの無さからくるものではございません。むしろ、他者から充分に評価されていないと感じる「度しがたい自己執着」、つまり「自意識過剰」から来るものなのでございます。
しかしまた、そのような方が、その虐げられた欲望のゆえに、人前に出られない(匿名)人間になってしまうというのは、何とも皮肉な逆説だと申せましょう。

この問題について、私は「いっちょがみ」さまに、拙文真の敵を見さだめる勇気を捧げたいと存じます。





( 以下は「プレゼント(7)」につづく)


プレゼント(5) 投稿者:園主  投稿日: 1月 5日(水)01時16分45秒


 いっちょがみさま

知覧特攻平和会館

> 読ませていただいて大笑いしました。
> まだまだいるんですよね、こういう
> 日教組が作り上げた「優等生」が(笑)
>脳ミソが小さいのか硬いのか・・・・。
> 「私、と〜ってもおバカ」って言ってるのと
> 同じなんだっての。

年頭から、みなさまには「お目汚し」でございましたが、私があえて「いっちょがみ」さまの書き込みをアップいたしましたのは、この文章が、先日(1/2)ホランドくんの語っていた問題の、良い例証になると考えたからでございます。すなわち、

> 「文章力」を含む「文体」というのは、「思考形式」を含む「思考能力」の反映だと言える部分が確実にあるんですよね。
> 文章の表現上の巧拙は「馴れ(=訓練)」で何とかなるところもあるんですが、内容的に稚拙な文章しか書けない人というのは、思考段階ですでに稚拙である可能性が高い、ということがまずあります。つぎに、「文体」には「思考形式」が反映されるということがあります。
>  例えば、園主さまが尊敬する大西巨人のあの「特異な文体」は、大西さんの「厳格主義(リゴレシスム)」的な思考形式(思考嗜好)の反映であるのは、間違いのないところだと思うんですよね。柳川貴之さん場合はその悪い事例ですし、園主さまの「文体」も、はらぴょんさんの「文体」も、その「思考形式」をよく反映している、という点では同じだと思いますよ。

ということでございます。
「いっちょがみ」さまの文章には、本人の意図するところ以上に、ご自身の『「思考形式」を含む「思考能力」』が、みごとに反映されているのではございませんでしょうか。


『頼むから、ナンセンスなことを言うのを怖れないでほしい。ただ必ず、自分の言っているナンセンスなことに注意してほしい。』


これはウィトゲンシュタインの言葉でございますが、私はこの言葉を、

「どうか、世間でナンセンスだと受け取られるような発言をする、勇気を持ってほしい。ただ、そうした言葉がナンセンスなものと受け取られるのだという、自覚は持っていてほしい。でないと、それは主観的には『ナンセンスなことを言う』ことにならず、自ずともとより『怖れ』も何も持ちようがないからである」

という風に理解しております。

つまり「いっちょがみ」さまの文章は、たしかにナンセンスなのでございますが、ご当人はそれがナンセンスだということに、まったく気づいておられません。だから、このような文章を、匿名とは言え、書き込む気になるのでございます。
さらに申しますと、ウィトゲンシュタインは、世間からナンセンスと評価されようと言うべきことは言う勇気を持て、と言っているのでございましょうが、「いっちょがみ」さまはその「匿名」という選択によって、世間の評価に自身をさらすだけの勇気を持たないという事実(=勇気の無さ)を、自ら暴露しております。

したがいまして、以上のことからわかるのは、私の『脳ミソ』を妬んでおられるらしい「いっちょがみ」さまは、ウィトゲンシュタインの望む哲学的思考者から、最も遠い人だということなのでございます。





( 以下は「プレゼント(6)」につづく)


プレゼント(4) 投稿者:園主  投稿日: 1月 5日(水)01時14分30秒


 はらぴょんさま

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

> 2005年、笠井潔を巡るあれこれ

> 「メフィスト」の最新号で、奈須きのこさんと綾辻行人さんが対談してますし……。ここで綾辻さんが奈須さんの文体について、時系列や主語が転々とするので読みにくいとの留保をつけながら、カッコいい文体だといっていますが、どう思われますか?

なにしろ綾辻行人といいますと、笠井潔との対談で、笠井潔の探偵小説評論『ミネルヴァの梟は黄昏に飛たつか?』(早川書房)について、

  『なるほど評論というものの醍醐味はこのあたりにあるわけか』

などという感想を漏らす方でございますからね(笑)。
単行本『ミネルヴァの梟は黄昏に飛たつか?』にも帯文として引用されている、綾辻のこの言葉をもじりますと、さしづめ奈須きのこの「文体」は、

  「なるほど文体のカッコよさとは、こういうことなのか」

ということにでもなるのでござましょう。
つまり、綾辻行人の場合には、評論における「事実即応性」が重きをなさない(つまり「トリッキーな意見と、それを支える説得力」といった、エンターティンメント的側面 を重視する)ように、綾辻にとって、「文体」の良し悪しと「論理性」は、ほとんど無関係だというなのでございましょう。そして、そうした判断を支えるのが、綾辻行人の「美意識」なのでございます。

ちなみに私は、昔、綾辻行人に「悪文」だと言われたことがございまして、自分でもまったくそのとおりだと綾辻の評価を追認していたのでございますが、これは綾辻の評価が間違っていたということではなく、昔の私の文章が、誰が見ても悪文だと思えるほどに、見かけ上それとわかりやすい悪文だったということなのでございましょう(笑)。

なお、「奈須きのこの文体」評価については、他にも書きたいことがあるのでございますが、本日は時間がございませんので、また後日とさせていただきます。あしからずご了承下さいまし。

> ミステリ評論家・柳川貴之について、google検索をかけたところ、まっさきにこれが引っかかりました。(笑)
> ここでも文章がなっていないということが論じられています。
http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/kasai_yanagawa.html

なるほど、本当でございますね。私も、今回検索してみて、初めて知りました。

しかし、ということは、柳川さまご本人や「探偵小説研究会」のみなさまにも、私の一連論文(笠井潔葬送シリーズ)は読んでいただいていると考えてもよい、ということなのでございましょうね。ネットのロボット検索は、今のところ「身分に関係なく、公平である」というのが、ここにハッキリ示されているのでございますから(笑)。
それでも、ご当人やその周囲からまったく反響が無いというのは、世に言う「返事が無いのは元気なしるし」というのとは、すこし違う事情なのでございましょうね(笑)。





( 以下は「プレゼント(5)」につづく)


プレゼント(3) 投稿者:園主  投稿日: 1月 5日(水)01時12分20秒


ところで、これはまったくの偶然なのですが、クリスマスの直前に読んだ、嶽本野ばらの短編集『エミリー』(集英社)所収の「コルセット」には、こうした考えをより直截的な言葉で語る人物が登場し、私はこれにいたく同感したのでございました。

『「さあ、どうぞ」「着てみるだけ着てみて下さい」。僕と店員さんは君の思惑なんか関係ないという勢いで、まるで最初から打ち合わせ済み、結託していた仲間のように君が試着室に入らねばならぬ 雰囲気に持っていきます。
 君は諦めたような顔をして、暫くして僕たちの言葉に従いました。やがて君は試着室のカーテンを開けました。キャミソールはとても君に似合っていました。君は恥ずかしそうに僕を見ました。
「どう?」
 僕が君に感想を求めます。
「とても可愛いです……」
 君は消え入りそうな声で、そう応えました。それを聞き、僕はすかさず店員さんにいいました。
「これを下さい」
 君は口をぽかんと開けて僕を見つめます。
「僕はこれを君にプレゼントしたい」
「困ります」
「困るのは承知で、プレゼントしたい。させて下さい。今日、つきあって貰ったお礼と思ってくれればいい」
「でも、こんな高価なもの、いただけません」
「そんなに高価じゃないですよ。世の中には CHANEL や PRADA の誰が持っても同じような鞄を買ってもらって平然としている女性も、うなる程いるんです。こんなもの、ささやかな贈り物です。間違って貰っては困るけど、これをプレゼントしたくらいで、僕は君に何か見返りをくれなんてことはいわないし、下心も、ない。お洋服は似合っている人に着て貰ってこそ、輝くんです。とにかく、試着室で押し問答していても埒があかない。先ずは、それを脱いで」
 君は試着室のカーテンを仕方なく閉じました。やがてキャミソールを手にした君が出てきます。僕は君の手からキャミソールを奪い取るようにして、店員さんに渡しました。
  (中略)
 キャミソールと代金を受け取った店員さんは、足早にレジカウンタの方へ駆けていきます。君はその姿を眼で追いながら、「あの、本当に、困るんです」といい続けました。そして最後は自分の財布を取りだし、「あの、あれは私が買います」とまでいいだしました。僕は君の肩に手を置きました。そして諭すように言いました。
「本当に、気にしないで下さい。コーヒーを奢って貰った程度に考えて下さい。僕が勝手に君にあれをプレゼントしたいだけなんです。君にはそれを後でまったく着ない自由も、家に帰る前にラッピングを剥がさず捨ててしまう自由もあるけど、僕が君の為に何かを買うことを止める権利はないはずです」
 やがて店員さんは、水色の袋と釣り銭を持って僕の処に戻ってきます。僕は釣り銭を受け取り、袋を君に渡しました。
「ね、お願いだから受け取って下さい」』

ちなみに、私が以前プレゼントしたサイン本とは、嶽本野ばらの最新刊『ミシン2/カサコ』(小学館)でございました(笑)。





( 以下は「プレゼント(4)」につづく)


プレゼント(2) 投稿者:園主  投稿日: 1月 5日(水)01時11分34秒


しかし、こうした「気づかい」は、プレゼントとは基本的に「相手に喜んでもらおうとして為されるもの」だという認識が、その根底にあるが故なのでございましょう。つまり、プレゼントする側の独りよがりでは、もらった方がむしろ迷惑するに違いない、という「危惧」に発する気づかいなのでございます。

もちろん、私とてこうした危惧はもっておりますので、人様に本をプレゼントする際は、なにかと気をつかうのでございますが、――しかし、このような「気づかい」が、本当に正しいものなのかというと、たしかに引っ掛かるところがあるのでございます。
つまり、こうしたプレゼントをする側の「過剰な気づかい」は、高価なプレゼントがあたりまえになったバブル期の日本において顕在化してきた、プレゼントをされる側の「受け取ってうれしい物以外は、プレゼントとして受ける価値がない」という「傲慢な考え方」の、その「反映」として(プレゼントをする側に、強迫的に)出てきたもの(心理)なのではないか、と思えるのでございます。

「プレゼントの品という、物」に込められた「プレゼントする者の、想い」を一顧だにせず、ただ「物」としてそれが「自分をどれだけ喜ばせるのか」だけで、プレゼントの価値を判断するという貧しさ。――そんなことを考えますと、やはりプレゼントという行為の本義は「自分の想いを、物に託して相手に伝える」というところにあるのでしょうから、そのセレクションにおいては、まず相手の「欲しているもの」ではなく、プレゼントする側の「与えたいもの」であるべきなのではないでしょうか。

例えば、「この本をプレゼントしても、相手は迷惑するだけかも知れない」と思っても、あえてそれをプレゼントすることで、送り手は「その本を読んでもらって、そこに書かれているものを、貴方と共有したい」という「想い」を伝えようと、試みるのでございます。ここで大切なのは「単純に相手の欲求に応えて、喜ばれることではない」というのは無論のこと、「ある認識を共有することですらない」ということなのでございます。つまり、プレゼントという行為において、本当に大切なのは「貴方と、この物を介して、より強いつながりをもちたい」をいう「想い=好意」を伝える、ということなのでございます。
もちろん、その「想い=好意」が届くかどうか、受け取られるかどうかは、また別 問題(=相手の問題)なのでございますし、そのことについては、プレゼントする側はしっかりとした認識(覚悟)をもち、「想い=好意」の押しつけにならないようにしなければなりません。なぜなら、「物」は押しつけられても、「想い」を押しつけることは決して出来ないからでございます。

そんなわけで、最終的には、本を読んでもらった結果が、「あんまりピンとこなかった」「私は著者の意見に反対です」であっても構わないのでございます。「でも、貴方がプレゼントしてくれたことは、とってもうれしかった」ということであれば、それで所期の目的は達せられたということなのでございますから。





( 以下は「プレゼント(3)」につづく)


プレゼント(1) 投稿者:園主  投稿日: 1月 5日(水)01時10分12秒

みなさま、私、昨日は上遠野浩平の『ソウルドロップの幽体研究』(祥伝社ノベルス)を読みました。なぜ、急に上遠野浩平なのかと申しますと、読書仲間の一人が「いつも本をもらっているから」と、気をきかせて、クリスマスにプレゼントしてくれたのでございます。
プレゼントされたのは、上遠野浩平『ソウルドロップの幽体研究』のサイン本と、橋本治:文・さべあのま:絵『花物語』(集英社)の2冊。どうしてこういうセレクションになったのかと申しますと、――私が『たいていの本は持っておられると思うので、思いきって イラストで選んでみました。』ということだったのでございます。

たしかに、人に本をプレゼントするというのは、なかなか難しいことでございます。と申しますのも、それぞれ好みがございますので、こちらが読んでほしいと思う本が、必ずしも相手の興味の範囲内にあるとは限らないからでございます。しかし、自分が良いと思えない本をプレゼントするというのも、あまり気の進むことではございませんので、そのあたりの兼ね合いが難しいのでございますね。

私が以前、その人にプレゼントしたのは、その人がファンで、私もファンとまではいかないものの、最近興味をもっていた作家のサイン本でございました。その本が刊行された際、「サイン会に行きたいんだけど、仕事があっていけない」とこぼしていたのを、たまたま別 の書店でサイン本が売られているのを見つけたので、余分に買ってプレゼントしたのでございます。

たしかに私は、いろんな本を読んでおりますし、持っているということでは、読んでいる本の3倍は持っておりますので、人様から見れば、『たいていの本は持って』いるという印象をあたえるのは、ある意味で事実でございましょう。それに学術書をプレゼントする人というのはあまりおりませんから、どうしても私にプレゼントする本の選択範囲は、かなり限定されてくるのでございます。
そこで、本の内容に拘泥しすぎないようにする方便として、『思いきって イラストで選んで』みたというのは、(島田荘司の初期トリックにも匹敵する)良いアイデア(視点変換)だと、私も関心いたしました。それに、なるほどこれは「可愛い」選択方法でもございましょう(笑)。





( 以下は「プレゼント(2)」につづく)


このサイトって知ってましたっけ? 投稿者:賢ちゃん  投稿日: 1月 4日(火)10時28分44秒

太宰治 自殺と遺書 中々壮大なサイトですよ♪

http://d.hatena.ne.jp/nai2003/


謹賀新年 投稿者:影姫  投稿日: 1月 4日(火)03時08分12秒

明けましておめでとうございます。
今年も園主様と花園がますますのご発展をされますように。
それでは今年も頑張ってください。


知覧 特攻平和会館 投稿者:いっちょがみ  投稿日: 1月 3日(月)22時39分34秒

読ませていただいて大笑いしました。
まだまだいるんですよね、こういう
日教組が作り上げた「優等生」が(笑)
脳ミソが小さいのか硬いのか・・・・。
「私、と〜ってもおバカ」って言ってるのと
同じなんだっての。

>現在、この掲示板は「投稿モード」を採用しておりますため、ご投稿は即時に表示され>ません。
>管理人がチェックの後、手動で掲示板に反映しますので、半日から数時間のタイムラグ>がございます。
>ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。(管理人・アレクセイ)

↑だから、こんなことしなきゃいけないんですよ(笑)
やり方もセコイですよね。
ま、せいぜいお幸せに。


(無題) 投稿者:賢ちゃん@だからロム専だって(苦笑)  投稿日: 1月 3日(月)13時16分51秒

☆園主さまへ

>で、また近いうちに、ホランドと3人で行こうか?(笑)

1月は何かと物入りなので、2月ならいいよ。
でもって、自分のところの日記にも書いたんだけど、
『機動天使エンジェリックレイヤー』のDVD初回版全9巻を
日本橋で12500円でゲットしたよ♪
結構お買い得感アリアリで満足して家路に着くことができたのだよ。

>去年、君が誉めていた、貴志祐介の『硝子のハンマー』、たしかに評判よかったね。

あ!そう云われてみれば、自分の昨年のベストから完全に洩れていました(泣)。
う〜ん……そこまで記憶力が落ちるとは…薬の副作用とはいえ恐ろしいものです。

☆ホランドさま

>> http://a.hatena.ne.jp/nai2003/

>ところで、賢ちゃんのサイトは、今どういう構成になっているんでしょうか? 閉鎖と開設が頻>繁なんで、何がどうなってるのか、よくわからないんですよね。今のメインは、上の『ナイのア>ンテナ』で良いんでしょうか? 一度ご説明願えませんか?

今のメインは上記URLの「『天使の翼よ!私とヒカルをいざなって!!』な日記」です。基本的に毎日の日常のことや、ちょっとしたネタを書いている日記です。必然的に「モーニング娘。」周辺の話題が多くを占めておりますが、たまには違うことも書いております。因みに時事的なことには、極力触れないようにしています。
で「ナイのアンテナ」は、私の個人的な趣味のアンテナなので、あまりお気になさらないように(w
基本的にサイトそのものは、もう閉鎖していますので、ご面倒ですがリンクを切っておいてくださいませm(__)m。
 
>では、また映画と本屋めぐりとカラオケ、ご一緒しましょう。本年もよろしく!

こちらこそ。今年も宜しくです。

http://d.hatena.ne.jp/nai2003/


うう・・・、バグのバカ!(T_T) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 3日(月)00時16分16秒


 下の書き込みにも、原文に無い『,』が1つずつ付け加わっております。

 どういうことなんだろ、いったい???


リンクの不全について 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 3日(月)00時11分0秒

 みなさま

 下の書き込み(「お正月は退屈すぎる(5)」)中の、虚空に巣食う魔 ―― 笠井潔と『空の境界』のリンクが、何度やってもうまくいきません。
 原文では、
  『LIBRA/kasai_nasu.html,">』
となっている部分が、投稿後の掲示板ソースでは、なぜか、
  『LIBRA/kasai_nasu.html,,">』
と、余分な『,』が付け加わってしまい、何度やってもダメなんです。

 で、これに関しては「過去ログ」におさめてもらう時に訂正してもらうことにし、ここではそのままアドレスを書いておくことにいたします。どうぞ、こちらをご利用下さい。

虚空に巣食う魔 ―― 笠井潔と『空の境界』
http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/kasai_nasu.html



 園主さま

 ということで、「過去ログ」収容時の訂正をお願いいたします。
 また、その際には、この文章は削除して下さい。よろしくお願いします。


お正月は退屈すぎる(5) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 2日(日)23時43分21秒


 はらぴょんさま(続き)

 そして、ここで考えるべきなのは、園主さまがやはり文章能力を問題にした論文虚空に巣食う魔 ―― 笠井潔と『空の境界』で言及している、文章力(あるいは文体)と思考能力(あるいは思考形式)の関連性、という点です。

 つまり、「文章力」を含む「文体」というのは、「思考形式」を含む「思考能力」の反映だと言える部分が確実にあるんですよね。
 文章の表現上の巧拙は「馴れ(=訓練)」で何とかなるところもあるんですが、内容的に稚拙な文章しか書けない人というのは、思考段階ですでに稚拙である可能性が高い、ということがまずあります。つぎに、「文体」には「思考形式」が反映されるということがあります。
 例えば、園主さまが尊敬する大西巨人のあの「特異な文体」は、大西さんの「厳格主義(リゴレシスム)」的な思考形式(思考嗜好)の反映であるのは、間違いのないところだと思うんですよね。柳川貴之さん場合はその悪い事例ですし、園主さまの「文体」も、はらぴょんさんの「文体」も、その「思考形式」をよく反映している、という点では同じだと思いますよ。


> ここで問題となるのは、探偵小説研究会に加入すると、解説の水準に関わらず、一般 向けの商業誌に掲載されやすくなるのではないか、ということです。とすれば、これは由々しき問題ではないか、と思われます。

 これは、『とすれば』と仮定するまでもない、「事実」でしょう。それを否定できる人はいないんじゃないでしょうか?
 それに「コネ」で仕事をもらうというのは、世間では当たり前にあることですし、残念ながら文筆業界だって、その例外ではありえない、というのが現実のようです。ただ、そうした実態を「研究会」という金看板で誤魔化して、なかじ「公正」ぶって見せている欺瞞性(=不誠実さ)が、批評家集団である「探偵小説研究会」の本質的な問題点なんだと思いますよ。

 園主さまが、「探偵小説研究会」の某会員に公場対決を申し込み、某会員が言い訳ばかりして逃げ回ったという事件の経緯は、園主さまの恃衆、あるいは 一票の重みと党派の暴力 ―― ある「探偵小説研究会」所属評論家の弁に詳しく紹介されていますが、園主さまの直截な詰問に対し、この某会員の返している言葉を見れば、彼ら自身にその自覚があるのも、明らかなことだと思います。

> あと笠井さん関連で注目すべきトピックスは、『天啓の虚』と『無底の王』の単行本化はあるか、否か、ということです。前者は『ウロボロスの純正音律』の完成を見計らって、その批判を織り込み、加筆・修正をした上で出してくる気がします。後者はコムレ・サーガに分類できますが、オウム真理教事件を連想させる内容のため、さらに封印が続くと考えます。

 『天啓の虚』については、ご推測のとおりでしょうね。
 でも、『無底の王』の発表が遅れているのは、この作品が『オウム真理教事件を連想させる内容のため』だからかどうかは、いささか疑問です。じっさい、笠井さんが自己宣伝しないかぎり、オウム信者が「コムレ・サーガ」の影響をうけてたなんて話は、どこからも出てこなかったでしょう。その意味では、本来、笠井潔の娯楽小説の社会的影響力なんか、皆無と言っても良いくらいで、まったく問題にはならないはずですから。


 ――そんなわけで、本年もよろしくお願いいたします!(^-^)



 園主さま

> ちなみに今年は、君がむかし書いた小説や、「黒孔庵座談」シリーズがアップできるかも知れないので、その折はよろしく(笑)。

 小説はちょっと恥ずかしいなあー。考えさせていただけませんか?(^-^;)





 ではでは、みなさん、おやすみなさい(ハート)。


※ リンクの不具合は訂正済みです(管理人・2005.1.14)


お正月は退屈すぎる(4) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 2日(日)23時36分43秒


 はらぴょんさま(続き)

> 現在、笠井さんはジャーロに、<矢吹駆>シリーズ最新作『吸血鬼の精神分析』を掲載されていますが、このジャーロの最新号2005年冬号に、柳川貴之氏の評論「ニアミステリの関係」第18回が掲載されています。実は昨年末、竹本健治ファン倶楽部<軟体動物同盟>の掲示板に、柳川氏の評論は接続詞の使い方が変だし、なにを言いたいのか自分でもわかっていないのでないかという趣旨の書き込みがありました。調べてみると、柳川貴之氏は探偵小説研究会の会員で、すでに園主さまに「お荷物としての「解説」」で、その稚拙な解説ぶりを批判されていたことがわかりました。ネット上で公開されている評論を読んでみましたが、確かによくわからない文章でした。


 はらぴょんさんがここでおっしゃっている<軟体動物同盟>の掲示板への書き込みとは、以前、ここ「花園」へも書き込みに来て下さった、杉澤鷹里さんの次のような文章です。

『187 ニアミステリな関係第18回について 杉澤鷹里 2004/12/18 22:17

「ニアミステリな関係第18回」(『ジャーロ』2005年冬号)で、柳川貴之さんが、『囲碁殺人事件』について、論じていました。
 論じていたという言い方が適切かどうか分かりません。商業誌に載せる文芸評論の水準ではないですから。
 主張していることの核は「推理がいかに論理的に完全であろうとも、手がかりという概念が無限に定義可能である限り、正しい手がかりの選択は常に不完全であり、誰にも保証できない」という考え方(まるで矢吹駆です!)が、『囲碁殺人事件』に現わされているということだろうと思うのですが、そしてそれを『思考機械の事件簿I』との対比を通 して浮き彫りにするという構図なのだろうと思うのですが何しろきわめて稚拙、断言は出来ません。もっとうまく表現できるだろうに、と強く感じました。
 接続詞の使い方もこれでいいのかと疑問を持ち、首をひねりました。自分が何についてしゃべっているのかよく分かっていないんじゃないかという、おそれすら感じました。
(議論の流れの全体が稚拙なのでそう感じたということであって、ゲーデルの不完全定理についてといった断片のそれぞれについて誤りがあったというわけではありません)』


『188  「ニアミステリな関係第18回について」の訂正 杉澤鷹里 2004/12/20 19:39

 187の文中の『囲碁殺人事件』を「牧場智久」シリーズに、『思考機械の事件簿I』を「思考機械」シリーズに、それぞれ訂正します。

 それと「断片のそれぞれについて誤りがあったというわけではありません」という断言は不適切でした。
 たとえばチェスは有限で、推理形式は無限という主旨の発言は、かなり疑わしい。
「推理は言語(約二千種類からなるひらがなとカタカナと常用漢字)によって表現できる」「推理は有限の長さによって表現できる」と仮定すれば、推理形式も有限ということになりますから。

 187の投稿をした時点で、投稿者は何かに対して憤っていた、冷静ではなかった、ということ自体、考察の対象としてちょっと面 白いよなあ、と自己分析しています。』

 そして、この次の書き込みが、『T.Harada』こと、はらぴょんさまの、

『189 杉澤さま T.Harada@発起人 2004/12/23 00:19

ミステリ評論家・柳川貴之について、google検索をかけたところ、まっさきにこれが引っかかりました。(笑)
ここでも文章がなっていないということが論じられています。
http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/kasai_yanagawa.html

となるわけです(笑)。

 このあとの議論は、<軟体動物同盟>の掲示板をご確認いただくとして、――もうここまでくれば、柳川貴之さんには「プロとしての文章能力がない」と断じてもいいんじゃないでしょうか。





( 以下は「お正月は退屈すぎる(5)」につづく)


お正月は退屈すぎる(3) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 2日(日)23時33分18秒


 はらぴょんさま

 あけましておめでとうございます!
 園主さまの殴り込み(?)に呼応して、さっそく「笠井潔ネタ」をありがとうございます(笑)。

>> 討論・笠井潔をめぐって

> TYPE-MOONによる全面的なバック・アップ体制により、毎回、武内崇さんのイラストを文庫のカバーにつけ、あたかもライトノベルであるかのように、とらのあなをはじめとするアニメ・ショップに文庫を置くことにより、新規読者の開拓を図ろうとしているわけですが、その割には「『ヴァンパイヤー戦争』って凄いね」なんて声は聞いたことがありません。

 う〜ん、たしかにそうですね。「売れてるぞ」って話にはなるんですけど、読んだ人の感想は聞こえてきませんよね。
 園主さまも、「笠井潔の本」については今までのところ完全蒐集してるからっていうんで、今回の講談社文庫版『ヴァンパイヤー戦争』も買っているんですが、じつは解説すら読んでいないんだそうですよ・・・(^-^;)。

> 「メフィスト」の最新号で、奈須きのこさんと綾辻行人さんが対談してますし……。ここで綾辻さんが奈須さんの文体について、時系列や主語が転々とするので読みにくいとの留保をつけながら、カッコいい文体だといっていますが、どう思われますか?

 これは、園主さまにお答え願いましょう(笑)。

> 思うに以前、笠井さんというと、知名度はともかく、読み応えのある本を書く人というイメージでしたが、最近は売れさえすれば、たとえ読者が表紙の女の子に萌えているだけで、中身を読んでくれなくってもいいと考えているようにも見えます。

 そういった印象の変化は否めないでしょうね。じっさい、印象だけの話でもないし。

> (※ 元来、別々だったシリーズをひとつの世界につないでいって、キャラクターをクロスオーバーさせるという)この種のサーピスは、<矢吹駆>シリーズと<天啓>シリーズと『ヴァンパイヤー戦争』を読んでいる読者にしかウケないので、効き目のある対象者は限定されてしまうように思います。

 たしかにそうですね。でも、これは「読者サービス」だけでもないと思いますよ。園主さまの言葉を借りると「作家は歳をとってくると、どうしても自分の世界を集大成して、ひとつの小宇宙として構築しようとする傾向が出てくる」ということ。
 こないだ、笠井さんの近年の傾向を評して、こう言っていましたが、例えば竹本健治さんにだってこの傾向はあるし、泡坂妻夫、栗本薫なんていう、シリーズキャラクターを持つ『幻影城』出身の作家は、みんなそんな傾向を見せていますよね(連城三紀彦・田中芳樹さんなんかは、どうなのか知りませんが・・・)。最近では他に、漫画家のCLAMPもそんなことをやっているそうですね。――「歳がとってくると」って言うと怒られそうですが(笑)。

> 対談「笠井潔をめぐって」では、笠井さんに批判的な立場の発言をしているわけですが、相矛盾するようですが、議論の前提として、もっと笠井さんの本を読む層が増えて欲しいとも思っています。以下のURLは、「敵に塩を贈る」ためのものです。

 どんな人が書いていようと、良い作品は良い作品ですからね。今でもボクは「矢吹駆」ファンだし。・・・ただ、最近は、そこに「初期」っていう限定句をつけたくなるのが、つらいところなんですけど。





( 以下は「お正月は退屈すぎる(4)」につづく)


お正月は退屈すぎる(2) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 2日(日)23時32分22秒


 群青の大空さま

 あけましておめでとうございます! 約一年半ぶりってことになるんでしょうか?

 書き込みはいただけなかったのですが、その間、ロムしていただいたんですよね? 楽しんでいただけましたか?
 以前、書き込みをいただいた時に、「自分は読書家じゃないから」というようなことを書かれていましたが、「読書家が何ぼのもんじゃい!」というのが園主さまの考え方ですし(笑)、ここ「花園」はなんでもありなんですから、テレビドラマやスポーツや「私の恐怖体験」まで(笑)、これは使えるってネタなら何でも書き込んで下さいね。――クリスマスに男二人で7時間半もカラオケをやった、なんて話でもいいんだから、気楽に書き込んで下さい(^-^)。

 今年も、今年こそ、もーっとよろしくお願いします!(笑)



 賢ちゃん

 あけましておめでとうございます!
 しばらくお会いしませんでしたが、元気にやってました? ――って尋ねたら、「元気とは言えない」って言われそうだから、尋ねるのは止そうっと(笑)。

http://a.hatena.ne.jp/nai2003/

 ところで、賢ちゃんのサイトは、今どういう構成になっているんでしょうか? 閉鎖と開設が頻繁なんで、何がどうなってるのか、よくわからないんですよね。今のメインは、上の『ナイのアンテナ』で良いんでしょうか? 一度ご説明願えませんか?

 では、また映画と本屋めぐりとカラオケ、ご一緒しましょう。本年もよろしく!





( 以下は「お正月は退屈すぎる(3)」につづく)


お正月は退屈すぎる(1) 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 2日(日)23時30分56秒

 みなさん、こんばんは! お正月をいかがお過ごしですか? ボクはもう退屈し始めてて、そろそろいつもの生活に戻ろうかなんて思っています。こう言っちゃなんだけど、お正月ぐらいはと思って、家族につきあって一緒にテレビを見てても、とっても退屈なんですよね。とくにお正月のテレビ番組って、どうしようもないほどツマンないでしょ。こんなの見てるヒマがあるんだったら、あれが読みたいコレが読みたいって思いますもん。・・・でも、その前に、一年前の書き込みの使い回しで誤魔化しちゃった「年末年始のご挨拶」の補足として、書き込みをさせていただくことにします(笑)。





 時雨さま

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

> 僕も占い師をしました。占いというのは人の心の深みが垣間見えるので、実に面 白いものです。

 そうですね。園主さまが、細木和子のことを、

> 占いは信じないにしろ、やはり、豊かな人生経験と教養と人を見る目と人徳があるからこそ、この人はここまでになれたんだろうな、と思わせるものが、たしかに彼女にはあったのでございます。

と書かれていましたけど、手相とか人相とか、占う相手(=被占者)を前にしての占いっていうのは、人間観察力の問題って部分があるんでしょうね。で、それは訓練による部分もあるんでしょうが、持って生まれた感受性みたいなものが大きいんじゃないかと思います。

>> 『タロット大全』(伊泉龍一:紀伊国屋書店)

> その本の存在は大学の先生から教えられて聞いていました。
> 僕は買いますよ!
> 領収書を切れば、サークルから部費という名目でお金が下りますので。ああ、部長になってよかった。公私混同万歳!

 わあ〜っ、ずるいなあー。・・・どうせなら2冊買って、ボクにプレゼントするとか、そこまでやってくれたら「やるなあー」って、感心されることになるのに(←犯罪教唆?)。

 ――で、なに部なんですか? もしかして「占い研究部」???

> 不思議ですよね、タロットって。僕もオカルトは全否定なんですけど、占いは気持ちが悪いぐらいあたるんですよ。
> いままで百人弱ほど占いましたけど、六割ぐらいの人があたってるって言ってくれました。
> 心理学的に見ていけばなにかからくりがありそうではあるんですけど。

 『六割ぐらい』ってのはスゴイですね。少なくとも、歴史の研究を続けるよりは、商売になりそう(笑)。

 でも、「当たる」っていうのは、「当てる」んじゃなくて、「当たった、と思う」という部分が大きいのかも知れませんね。
 観察力のある人なら、ある程度は直観的に面接相手の傾向を把握できるし、いくつかの試問をすれば大体の方向性も見えてくる。それにそってある程度の幅をもたせた回答をすれば、後は被占者の方がかってに「思い当たる節」を自分の中から探し出してくれる――って、そんな感じじゃないのかな。

 つまり、占い師に必要なものは「当たるという雰囲気」なんじゃないかと思います。それが相手にも伝わるから、相手は「そういえば」って考えてくれる。そうした意味で、時雨さんがご自身の占いについて『気持ちが悪いぐらいあたる』『六割ぐらいの人があたってるって言ってくれました』って自認しているというのは、とっても大切なことなんじゃないかと思います。つまり「当たると思っているから、当たる」っていう部分があるんじゃないでしょうか。言い換えれば、これは「意図せぬ 暗示」ということなのかも知れません。

>> ウルトラマンは新生したか?

> それから劇場版ウルトラマンの評論、これから見る予定なので自主規制でまだ読めませんが楽しみです。
> 個人的には今やってるTVシリーズの『ネクサス』は中々面白いと思います。


 映画『ULTRAMAN』をご覧になったら、ボクの意見に惑わされず、率直なご感想をお聞かせ下さいね。ボクは『ネクサス』を見ていないんですが、見てる人なら、また違った評価もあり得るでしょうし。

 でも、その前に、ボクの方は劇場版「仮面ライダー」を見なくっちゃ!





( 以下は「お正月は退屈すぎる(2)」につづく)


2005年、笠井潔を巡るあれこれ 3 投稿者:はらぴょん  投稿日: 1月 2日(日)17時28分35秒

現在、笠井さんはジャーロに、<矢吹駆>シリーズ最新作『吸血鬼の精神分析』を掲載されていますが、このジャーロの最新号2005年冬号に、柳川貴之氏の評論「ニアミステリの関係」第18回が掲載されています。実は昨年末、竹本健治ファン倶楽部<軟体動物同盟>の掲示板に、柳川氏の評論は接続詞の使い方が変だし、なにを言いたいのか自分でもわかっていないのでないかという趣旨の書き込みがありました。調べてみると、柳川貴之氏は探偵小説研究会の会員で、すでに園主さまに「お荷物としての「解説」」で、その稚拙な解説ぶりを批判されていたことがわかりました。ネット上で公開されている評論を読んでみましたが、確かによくわからない文章でした。
ここで問題となるのは、探偵小説研究会に加入すると、解説の水準に関わらず、一般 向けの商業誌に掲載されやすくなるのではないか、ということです。とすれば、これは由々しき問題ではないか、と思われます。
あと笠井さん関連で注目すべきトピックスは、『天啓の虚』と『無底の王』の単行本化はあるか、否か、ということです。前者は『ウロボロスの純正音律』の完成を見計らって、その批判を織り込み、加筆・修正をした上で出してくる気がします。後者はコムレ・サーガに分類できますが、オウム真理教事件を連想させる内容のため、さらに封印が続くと考えます。

http://players.music-eclub.com/players/Song_detail.php3?song_id=50168


2005年、笠井潔を巡るあれこれ 2 投稿者:はらぴょん  投稿日: 1月 2日(日)16時59分9秒

講談社メフィストで掲載中の『瀕死の王』は、<矢吹駆>シリーズのナディア・モガールと、<天啓>シリーズや「黄昏の館」の宗像冬樹が、日本の昭和の終焉期を舞台に殺人事件に巻き込まれるというもので、『サマー・アポカリプス』で取り上げられた『二十世紀の神話』の話だとか、『ヴァンパイヤー戦争』のムラキの正体とかについても言及されています。これらは笠井さんの読者サービスなのだと思うんですね。以前、笠井さんというと、読者サービスからほど遠い作家のように思われたのですが、最近はそうでもないようです。しかし、この種のサーピスは、<矢吹駆>シリーズと<天啓>シリーズと『ヴァンパイヤー戦争』を読んでいる読者にしかウケないので、効き目のある対象者は限定されてしまうように思います。
対談「笠井潔をめぐって」では、笠井さんに批判的な立場の発言をしているわけですが、相矛盾するようですが、議論の前提として、もっと笠井さんの本を読む層が増えて欲しいとも思っています。以下のURLは、「敵に塩を贈る」ためのものです。

http://www.wikihouse.com/coliwiki/index.php?%B3%DE%B0%E6%B7%E9


2005年、笠井潔を巡るあれこれ 投稿者:はらぴょん  投稿日: 1月 2日(日)16時43分1秒

ご無沙汰しております。新年になった機会に、笠井潔関連で注目される事柄をリストアップしておきたいと思います。
講談社文庫版『ヴァンパイヤー戦争』7巻から11巻の刊行が残されているために、笠井さんは毎月10時間程度のゲラへの加筆・修正作業を行うようです。
TYPE-MOONによる全面的なバック・アップ体制により、毎回、武内崇さんのイラストを文庫のカバーにつけ、あたかもライトノベルであるかのように、とらのあなをはじめとするアニメ・ショップに文庫を置くことにより、新規読者の開拓を図ろうとしているわけですが、その割には「『ヴァンパイヤー戦争』って凄いね」なんて声は聞いたことがありません。知名度が上がったのは、TYPE-MOONの方のようです。(その道筋のひとの間で、早くも次回作となるノベルゲーム『Fate/hollow ataraxia』(フェイト/ホロウ アタラクシア)の話題がでていますし、「メフィスト」の最新号で、奈須きのこさんと綾辻行人さんが対談してますし……。ここで綾辻さんが奈須さんの文体について、時系列や主語が転々とするので読みにくいとの留保をつけながら、カッコいい文体だといっていますが、どう思われますか?)思うに以前、笠井さんというと、知名度はともかく、読み応えのある本を書く人というイメージでしたが、最近は売れさえすれば、たとえ読者が表紙の女の子に萌えているだけで、中身を読んでくれなくってもいいと考えているようにも見えます。

http://d.hatena.ne.jp/dzogchen/


新春、第一弾!(4) 投稿者:園主  投稿日: 1月 1日(土)21時38分40秒


 群青の大空さま

あけましておめでとうございます。新年早々のご挨拶、まことにありがとうございます。

それから、――本当におひさしぶりでございます(笑)。
もし可能でございましたら、どうか本年こそは、もっと頻繁に「花園」においで下さいまし。お忙しければ月に1回でも結構ございますから。

本年も、本年こそ、なにとぞよろしくお願いいたします(笑)。



 賢ちゃん

> |電柱|_・)ソォーッ

> 新年明けましておめでとう御座いますm(__)m。
> 今年も昨年同様ロム専に徹したく存じ上げます(笑)。

おめでとう。本年もよろしくお願いいたします。
……それにしても、年頭から『 |電柱|_・)ソォーッ』かい(笑)。

> まぁ、また気が向いたら、何か書き込むかも知れませんが、
> そのときは、フォローの方何卒宜しくお願い申しあげます(^^ゞ。

去年、君が誉めていた、貴志祐介の『硝子のハンマー』、たしかに評判よかったね。
『2005 本格ミステリ・ベスト10』で第5位、『2005年度版 このミステリーがすごい!』で第6位 、『2004 週刊文春 ミステリベストテン』で次点の第11位なんだから。

これらの結果から総合的に評価すれば、『硝子のハンマー』は「本格ミステリ」としては、法月綸太郎『生首に聞いてみろ』、綾辻行人『暗黒館の殺人』、芦辺拓『紅楼夢の殺人』、天城一『天城一の密室犯罪学教程』につづく、総合第5位 といったところだろう。それに、芦辺拓や天城一と同様、貴志祐介も義理票のほとんどない作家だから、『硝子のハンマー』は純粋によく出来た作品だったんだろうと思うよ(笑)。


ところで、クリスマスには会社の同僚の「野郎」と二人で7時間40分、昨日(大晦日)は広瀬・山崎・浜田の三氏と軽く2時間、――カラオケに行ってきたよ。で、また近いうちに、ホランドと3人で行こうか?(笑)

ちなみに、この2回のカラオケでわかったのは、「カラオケ広場」が最近宣伝している最新機種「UGA」は、10万曲を誇るものの、アニメ・特撮にかんして言うと、ほとんど画像が出ないし、最近の「戦隊もの」の挿入歌なんかがやたら突っ込まれているわりには、定番の補強が充分じゃない。もちろん『妖術武芸帳』なんていうトンデモないのが収録されていたのは、ちょっと嬉しかったんだけれど(笑)。
一方、同じ「カラオケ広場」の「サイバーDAM」は、曲数こそすくないものの、画像は充実してて、どっちかっていうと我々向きのようだ(笑)。

ちなみに、会社の同僚と行った時の『7時間30分』というのは、本当はもっと延長するつもりだったのに、店側から、もう延長ができないと言われて止めたせいなんだ。そんなことだったら「フリー」なんて表現はやめてほしいもんだよ、まったく。
     


 ホランド

定番になった、年末年始のご挨拶、本当にありがとう(笑)。
今年も私の右腕として、よろしく頼むよ。

ちなみに今年は、君がむかし書いた小説や、「黒孔庵座談」シリーズがアップできるかも知れないので、その折はよろしく(笑)。





それでは、みなさま、おやすみなさいまし。

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


新春、第一弾!(3) 投稿者:園主  投稿日: 1月 1日(土)21時37分59秒


 時雨さま(つづき)

> (※ 『ブギーポップ』1作目の印象は)僕も同感なのですが、高校の頃周りのやつらは随分熱中して読んでいたんですよね。
> ということは、やはり現代の少年少女の心を捉えるような「何か」があると思うのですね。
> でも、それ以前に仲間内で小説って『スレイヤーズ』とか『創竜伝』とか『ロードス島戦記』とかだったからなぁ・・・
> まともな小説を始めて読んだってだけかもしれません。
> ちなみに当時僕は彼らを横目に京極夏彦と森博嗣に夢中でした。

豊崎由美と組んだ『文学賞、メッタ斬り!』で読書界の話題をさらった大森望が、今度は三村美衣と新たにタッグを組んで『ライトノベル☆めった斬り!』(太田出版)という、機を見るに敏な本を刊行いたしましたが、この対談本のなかでも、『スレイヤーズ』『創竜伝』『ロードス島戦記』といった作品が、今日のライトノベルブーム確立期の代表的作品として取り上げられているようでございますね。

これらの作品は、同著の『PART3 ライトノベルの確立』の章で取り上げられる作品でございますが、その前の『PART2 ライトノベルのあけぼの』は『――ソノラマ/コバルト黄金期から《ロードス島戦記》爆発まで』をサブタイトルとしており、さらにその前の『PART1 ライトノベル前史』のサブタイトルは『――『宇宙戦艦ヤマト』と《クラッシャージョウ》の時代』となっております。

これまでにも何度か書きましたが、私が読書をはじめた切っ掛けは、『宇宙戦艦ヤマト』ブームでアニメファンになり、自分でも創作(漫画)がしたくなったので「その基礎的勉強の一端として、読書を」ということだったのでございますが、それから少し遅れて大ブームとなった『機動戦士ガンダム』の作画監督として、私は安彦良和を知り、そのファンになりました。そして、その安彦が表紙画・挿絵を描いていたせいで、高千穂遥の「クラッシャージョウ」そして「ダーティーペア」シリーズの読者にもなったのでございます(早川書房が主催していた「ダーティーペア」ファンクラブにも入会して、今もその会員証を持っておりますよ/笑)。

ですから、大森望的な文脈からすれば、若い方が『スレイヤーズ』『創竜伝』『ロードス島戦記』に熱中されたことに対し、私がどうこう言える立場だとは思いませんし、むしろライトノベルの読者に一種の親近感をおぼえるほどでなのございます(笑)。

たぶん、時雨さまの場合、読書にかんして早熟だったということでございましょうし、京極夏彦や森博嗣にしても、ライトノベル的なものの洗礼を受けた後の作家であるというのは、否定できないところかと存じます。
もっとも、私個人は、京極夏彦の才能には瞠目いたしましたものの、森博嗣については2冊(『すべてがFになる』『笑わない数学者』)を読んで、これは合いそうにもないと見切りをつけてしまったのでございますが(笑)。

ともあれ、若い時雨さまからは、現代の特撮や小説の話(に限らず)、その率直なご意見ご感想をお聞かせ願いとうございますし、そのかわりに爺は「神話的な時代」の話を聞かせて差し上げたいと存じます(笑)。





( 以下は「新春、第一弾!(4)」につづく)


新春、第一弾!(2) 投稿者:園主  投稿日: 1月 1日(土)21時36分45秒


 時雨さま

お忙しい中、わざわざ年の瀬のご挨拶をくださり、まことにありがとうございました。時雨さまとは、昨年からのおつきあいとなりましたが、末永くおつきあいくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

> 『仮面ライダー、ひいては特撮番組の変容』については僕が説明するよりも現職のプロデューサーである白倉伸一郎氏による著書
> 『ヒーローと正義』(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490133042X/249-8794097-8835541)がありますの> で、そちらをご覧になった方が詳細かつ明確にこの問題が把握できると思います。
> 山師的なところのある人なので、鵜呑みにするのも危険ですが。
> ・・・つまりは、この本(と近年の特撮番組)を肴に園主様と語り合いたいということなのですが、いかがでしょう。

この本については、刊行直後に読ませていただいておりますよ(笑)。
よく勉強なさっている方のようで、なかなか教えられるところが多かったのでざいますが、読み終えた時の印象は「思想家としては、どこか何かが足りない」というものでございました。ですから、具体的な内容についてはあまり記憶しておりません。
まだ本は残してあるので、近日中にざっと読み返してみたいと存じます。時雨さまのご意見ご感想をお聞かせ下さいまし。

> 明日から実家に帰省して暇になりますので、それを機会に『匣の中の失楽』と『虚無への供物』に挑戦する予定です。
> 読了しましたら、ここに感想を投下させていただきますね。

ええ、忌憚のないご意見をお聞かせ下さいまし。つまらなければ「つまらない」とおっしゃってくださいね(笑)。ただし、できればどのようなところが、つまらないとか趣味にあわないとかご説明いただけると、たいへん有難く存じます。





( 以下は「新春、第一弾!(3)」につづく)

 

新春、第一弾!(1) 投稿者:園主  投稿日: 1月 1日(土)21時35分43秒

みなさま、あらためまして、新年おめでとうございます。

さっそく年賀状を下さいましたみなさま、まことにありがとうございます。
申し訳ございませんが、私、今年も賀状を、まだ1枚も書いておりません。いただいた方から順に、なんとか松の内のあいだに差し上げたいと存じますので、どうぞご容赦下さいまし。


ところで、昨夜ちょっと暗めのご挨拶を申し上げましたら、新年早々、掲示板へのアクセス不能状態が発生しておりました(笑)。
少々調べてみましたところ、「ティーカップ」の掲示板は、すべて同様の状態になっていたのでございますが、一部の掲示板には、以下のような通 知がなされておりました。

ただいまメンテナンス中のため、サービスを停止させていただいております。
 システムの停止予定日時:1月1日(土)12:00〜16:00
 ユーザーの皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解、ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。』

これは、通知が無かったため、『大変ご不便』を『おかけ』された私のような有料契約『ユーザー』については『ご理解、ご了承』などしなくてもよい、ということなのでございましょうか? サーバーの新旧によるのかも知れませんが、どうせ通 知するのであれば、すべての掲示板で同じようにしてほしいものでございます。

しかしまあ、この種の会社は、予想外に貧弱な管理体制しか整えていないところが多ございますので、こうした通 知さえ満足に出来なかったのかも知れません。まただからこそ、新年早々のメンテナンスなどという、額面 どおり、にわかには受け取りがたいことを、やったりもするのでございましょう。
幸い、おおむね予告どおりの復旧がなされましたが、実際のところが何であったのか、私は疑っているのでございます。――これも政治を勉強して、物ごとの裏を読む訓練をしたおかげなのかも知れません(笑)。





( 以下は「新春、第一弾!(2)」につづく)


|電柱|_・)ソォーッ  投稿者:賢ちゃん@ロム専  投稿日: 1月 1日(土)11時36分49秒

新年明けましておめでとう御座いますm(__)m。
今年も昨年同様ロム専に徹したく存じ上げます(笑)。
まぁ、また気が向いたら、何か書き込むかも知れませんが、
そのときは、フォローの方何卒宜しくお願い申しあげます(^^ゞ。
=3=3=3

http://a.hatena.ne.jp/nai2003/


2005 投稿者:園主  投稿日: 1月 1日(土)00時44分11秒

        ☆  ☆ 謹賀新年 ☆  ☆


みなさま、あけましておめでとうございます。昨年度中はたいへんお世話になりました。おかげさまで当『LIBRA アレクセイの星座』も、つつがなく4 周年5年目を迎えることが出来ました。

今年の「私の目標」は、昨年に引き続いて、

 (1) 旧稿のアップ
 (2) 日本の行く末を見据え、ささやかながら「暴力への抵抗の言論」を持続する

という二点でございます。

(1)については、ご承知のとおり、昨年末ぎりぎりに、私の初期評論の代表作である、

 ・ 偉大なる夢への儚き抵抗 ―― 江戸川乱歩と戦争

を、Keenさまのご協力もあって、やっとアップさせていただくことが出来ました。
Keenさまにあっては、今後もご助力下さるとのことですので、今年は旧稿をおいおいアップしていけるものと存じますので、どうぞご期待下さいまし。

(2)に関しましては、今を生きる大人の務めであり、自負に恥じない自己を自身に証明する作業だとも
思っておりますので、人がどう思おうが、やれるだけのことをやるつもりでございます。

 さて、一昨日(2004.12.30)、テレビを見ておりましたところ、『クイズ ミリオネラー』というクイズ番組に、六星占術の細木和子が出演しておりました。私は、占いというものを信じませんし、ましてそんなもので荒稼ぎをした人間になど、「うさん臭い」という印象しか持っていなかったのでございますが、細木の話ぶりを見ていて、その頭のよさと人柄に好感を持ちました。占いは信じないにしろ、やはり、豊かな人生経験と教養と人を見る目と人徳があるからこそ、この人はここまでになれたんだろうな、と思わせるものが、たしかに彼女にはあったのでございます。
 ただ、そんな細木に、司会のみのもんたが「今年は自然災害でたいへんな年でしたが、来年はどうでしょうか?」と問うたところ、細木は「私の発言は影響が大きいから、自然災害については語りたくない」と断った上で、「でも来年は、恐れが現実化する年になるから、それなりの心構えは必要でしょうね」というような警告を発して、会場を凍りつかせました。――たしかに、今の日本そして世界の方向性を見れば、細木のこうした言葉は、占いではなく、蓋然的予測なのだと存じます。しかし、年末特番のクイズ番組にはそぐわない、この不吉な言葉には、商売上の演出を超えた細木の真剣さが感じられ、だからこそ私は背筋の氷るような思いをさせられたのでございます。

しかし、そんな暗い予感のただよう世相だからこそ、私たちはその闇を照らす、小さな灯りとなるべきなのでございましょう。私は、ここ「花園」が、皆様との交流の場として、そんなちいさな灯りになれればと願っております。そして、常連の方とは、さらに深い心の交流を。また、新たな出会いのさらに広がらんことを、期待したいのでございます。

ともあれ、みなさま、本年もよろしくお願いいたします。


  2005年 元旦

http://homepage2.nifty.com/aleksey/LIBRA/index.htm


HAPPY NEW YEAR 投稿者:群青の大空  投稿日: 1月 1日(土)00時07分45秒

 
   明けましておめでとうございます。

園主さま、大変にお久し振りです。
今年も花園が、色とりどりの花々で賑わいますように。


本年も、よろしくー!(^-^)/ 投稿者:ホランド  投稿日: 1月 1日(土)00時01分25秒


 バタバタバタ!!!

 みなさーん、明けましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いしまーす!!!

 バタバタバタ!!!



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