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太古の造山活動の説明をするに当たり、まず最初に片仮名の「メ」の字を「ノ」と「ヽ」の要素に分けた2つの曲線をイメージして下さい。
日本列島には、この「ノ」と「ヽ」の形で大きな断層帯が横たわっています。
弓なりの日本列島の弧状に沿って「ノ」の形に内帯(日本海側)と外帯(太平洋側)に分けるものと、日本列島を北東側と南西側に「ヽ」の形で分断するものです。
「ノ」の形の断層帯は中央構造線といわれる古い断層帯です。四国から紀伊半島を経て南アルプス(赤石山脈)に沿って北上しています。
この中央構造線の内帯の縁は杖突峠から南下する藤沢川に相当するものと思われます。
「ヽ」の形の断層帯は、フォッサ・マグナと言われるもので、ドイツの地質学者ナウマン博士により指摘された大きな割れ目という意味です。
有名な「糸魚川−静岡構造線」はこのフォッサ・マグナの西縁のことです。
(フォッサ・マグナの東縁は関東山地付近とのことですが、明瞭ではありません)
諏訪盆地はこの「糸魚川−静岡構造線」の複数の小断層により形成された盆地です。
(下記の地質図に示された黒い線が断層を表しています)
中央構造線の内帯の縁(上記の「ノ」)と糸魚川−静岡構造線(上記の「ヽ」)が交叉する所
(つまり模式的に表現すれば、「メ」の字の交点左側に相当する領域)
それが守屋山の山麓です。
杖突峠(国道152号)の上り口の部落(茅野市安国寺地区)がこの内帯の終端(というより分断点)と言われています。
ちなみに、糸魚川−静岡構造線で分断された中央構造線の続きは12km北西にずれた岡谷市の横河川を北上するものと推定されています。
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