ワクチンについて


どんなワクチンがあるか、ご存知ですか?

はじめて子犬・子猫を飼う方、今まで特にワクチンをうっていなかった方、ワクチンに関して、疑問はありませんか?ワクチンにはどんな種類があるのか、いつ、何回うてばいいのか、必ず打たなければいけないのか・・・
ここでは、犬猫用ワクチンの説明を簡単にいたします。

犬のワクチンについて・・・

(1)狂犬病ワクチン
法律で必ずうつことが決められているワクチンです。生後91日(3カ月)以上の飼い犬は、飼い始めてから30日以内にうたなければなりません。毎年1回の接種が義務づけられています。 注射は、決められた集合場所(公園など)か、動物病院でうけることができます。

(2)混合ワクチン
アルファ動物病院では8種混合ワクチンをつかっています。
このワクチンの目的は、予防可能なウイルス・細菌性の病気の予防です。
必ずうたなければいけないわけではありませんが、こわい病気から愛犬を守るため、接種することを強くおすすめします。

子犬の初めてのワクチンは、生後3カ月までに2〜3回うつのが一般的です。子犬は母犬から譲り受けた免疫(移行抗体といいます)をもっていて、病気から守られています。しかし、これがある場合は、ワクチンをうってもきかないことがあります。移行抗体がなくなるのが、生後約3カ月といわれていますが、犬によってちがいがあります。だから、この免疫がなくなり、ワクチンがきくようになるころをみはからって、はじめだけ何回かうつわけです。
その後は、毎年1回の接種を続けることになります。
このワクチンは動物病院でうけることができます。

《混合ワクチンで予防できる病気》
@犬ジステンパー
発熱・下痢・神経症状がおこり、死亡率のたかい病気です。なおっても後遺症がのこることもあります。
A犬パルボウイルス感染症
血の混じったひどい下痢便や嘔吐をくりかえす腸炎型、子犬に突然死をおこす心筋型があります。伝染性がつよく、死亡率もたかいとてもこわい病気です。
B犬伝染性肝炎
アデノウイルスによるもので、肝炎をおこします。嘔吐・下痢・食欲不振をおこし、眼が濁ったり、子犬の突然死をおこすこともあります。
C犬アデノウイルス2型感染症
同じくアデノウイルスによるもので、呼吸器症状をおこします。
D犬パラインフルエンザ
呼吸器症状(咳・鼻水など)をおこします。アデノウイルスや細菌とともに、「ケンネルコフ」という、犬の風邪症候群をおこします。
E犬コロナウイルス感染症
腸炎をおこします。パルボと一緒にかかると、重症になります。
F犬レプトスピラ病(2型)
ヒトも感染する、細菌性のこわい病気です。腎臓・肝臓がおかされます。歯ぐきからの出血や黄疸がみられる黄疸出血型と、高熱・嘔吐・下痢をおこすカニコーラ型があります。

猫のワクチンについて・・・

(1)3種混合ワクチン
3種類のウイルス性の病気を予防するためのワクチンです。たとえかかってしまっても、非常にかるい症状ですみます。
必ずしもしなければいけない、というわけではありませんが、、やはり接種されることをおすすめします。とくに外出する猫は、病気にかかりやすいので、ワクチンをしてあげましょう。外出しない猫も、人間が外からウイルスをもちかえってしまうことがあるのでかからないとはいえません。

《混合ワクチンで予防できる病気》
@猫ウイルス性鼻気管炎
ヘルペスウイルスによるもので、ひどいくしゃみ・咳・鼻炎と、結膜炎をおこします。高熱がで手、食欲もなくなり、鼻水と涙で顔中くしゃくしゃになってしまうこともあります。
A猫カリシウイルス感染症
呼吸器症状をおこし、鼻気管炎によく似たカゼのような症状をおこします。口や舌に潰瘍ができることもあります。
B猫汎白血球減少症
パルボウイルスによるもので、白血球がとても少なくなります。高熱・嘔吐・下痢をおこします。子猫の場合、死亡率の高いこわい病気です。

(2)白血病ワクチン
主にけんかしたときの咬み傷でうつされることが多いため、外へ行く猫(特に去勢していない雄猫で、よくけんかをしてしまう猫)は、若いうちは接種してあげたほうがよいです。
ワクチンを接種する前には、検査が必要です。すでに感染している場合は、効果がないからです)
白血病ウイルス感染症は、白血病やリンパ腫、貧血、流産をおこします。免疫力が弱くなるので、他のいろいろな病気にかかりやすくなってします。感染すると、80%が3年以内に死亡するといわれている病気です。




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