大久保 忠隣(ただちか)
 江戸幕府前期の幕臣。大久保忠世の嫡子として、三河國上和田郷(愛知県岡崎市)で誕生。永禄6年(1563)徳川家康の近習となり、数々の歴戦を経て奉行職に登用。文禄2年(1593)徳川秀忠の付家老。翌年忠世の家督相続、相模小田原6万5千石を拝領。慶長年(1600)相模守に任官。慶長10秀忠が将軍に就任するや後の家老に相当する地位に取り立てられたが、馬場八左衛門により「忠隣謀叛」と密告され、これは事実無根に過ぎなかったが、家康がこの密告信じ、忠隣の弁解も入れられず家康により慶長18年(1613)改易される。(T・N)