
セントラルクリーナー(松下電器) HC-H30
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費用対効果に懐疑的な声の多い中、私がどうしても欲しいと入れてもらったもの。結果は二重丸◎。
家の内部に配管を通しておき、掃除機本体は家の外にある。掃除機のホースが6メートルあり、ホースの先をセントラルクリーナー用コンセントに差し込み、手元のスイッチを入れると掃除ができる。
○長いホースを引きずって掃除するのは、少しテクニックが必要だが、思っていたほど面倒ではない。掃除機本体をごろごろ引っぱって掃除するのに比べたら、かなりラクチン。
○排気が全く室内に出ないというのが、ハウスダストにアレルギーのある私にはストレスにならず、それだけでも入れた価値がある。
○エアコンの掃除など、高いところの掃除に威力を発揮する。普通の掃除機だと、本体も脚立の上などに持ち上げなければできなかったが、これだとホースを肩にでも掛けておけば、楽に掃除できる。階段についても同様。
×ホースと伸縮自在延長管、床ノズルは、太さの違うパイプを差し込んで止めるだけのものである。一昔前の掃除機はこんな感じだったが、はっきり言って使いにくい。握力が弱く、さらに手のアトピーが悪化したときはほとんど力が入らない私にはなおさらだ(コーヒーカップでさえ片手では持てなくなるのだから)。差し込み方がゆるいとすこすこ抜けるし、思い切ってきつく差し込むと、今度は抜けなくなってしまう。ユニバーサルデザインにはほど遠い。今の掃除機のように引っ掛けて止める形式にはできないのだろうか。市場が小さいので後回しになるのもわかるが、何とか改良してほしいものだ。

差し込むだけのホースのつぎ目
×カタログに6mホースでカバーできる範囲が図示されているが(単に半径6メートルの円を描いただけ)、掃除をしたことがない人が作成したとしか思えない。これに沿って建築士のA木さんは1、2階ともコンセントを1カ所ずつとしていたが、1階の端は6メートルぎりぎりのところになってしまう。家具を迂回したり、エアコンなど、高い位置を掃除しようとしたら、長さが足りなくなるのは間違いない。それで1階はコンセントを2カ所にしてもらった。
ただし、この件に関して、後日の別の感想を持つようになった。
1階はコンセントを2カ所にしたため、掃除のたびに一度電源を切って、ホースをつなぎかえ、もう一度電源を入れるという行為が必要になる。これが、面倒くさがりの私には面倒くさくて仕方がない。
機種によっては別売り部材に8メートルホースがある。ホースを買い足すことがわかっていて、しかも、8メートルで1つの階が賄えるなら、最初から8メートルホースを導入する方向で検討したほうがいいかもしれない。
一度電源を入れるだけで、ワンフロア全部を掃除できるというのは、かなり便利だ(我が家の2階はそれ)。
ホースが6メートルから8メートルに伸びることによって、どのくらい扱いにくくなるかはわからないのだが、ホースを買い換える機会があれば、次は8メートルにしようと思っている。
(追記)
2006年7月現在、ナショナルのセントラルクリーナーのホームページにある設計・施工マニュアル(PDFファイル)では、円の範囲が半径5.5メートルに変わっていた。カタログがどうなっているか確認できなかったが、設計・施工マニュアルと違う数字が書かれていることはないと思うので、訂正されているのではないだうろか。
半径5.5メールを計算したところ、6メートルホースで2.4メートルの高さまで届く範囲のようだ。延長管を継ぎ足せば、吹き抜け以外の高い場所はほとんどカバーできるだろう。
また「部屋の中に取付ける場合は、ソファ、ベッドなどが障害となって、6m ホースでとどかない所がでてきます。ホース差込口は、余裕をもって取付けてください。」との注意書きまで入り、より現実的な表記に改良されていた。
工事中の写真 |
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システムキッチンの |
2階へ伸びるパイプ |
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差し込み口取りつけ場所 |
屋外に出たパイプ |

セントラルクリーナー本体
右の写真の矢印の先が排気口
セントラルクリーナーの故障
2003年5月15日、突然セントラルクリーナーが故障した。掃除中に急に止まってしまったのだ。設置してから、まだ2年経っていない。
家の内部を通っているコードに損傷が出て電源が入らないのだとしたらどうしようと思ったのだが、ネズミがかじったりしない限り、そんなことは起きないだろう。
結局はモーターに何らかの不具合があり、本体のヒューズが飛んだことが原因だった。短期間のうちにモーター自体が故障したので、1年間の保証期間は過ぎていたが、保証扱いにしてくれた。普通の掃除機と違って簡単に買い換えられるものではないし、イニシャルコストもかかっているからかもしれないが、その計らいはうれしかった。
ただ、故障から修理完了まで、5日もかかってしまったのは、かなりのマイナスポイントだ。(修理の顛末については「住まいの徒然」をご参照ください。)
セントラルクリーナーが使えない5日の間、全く掃除しないわけにはいかないので、以前使っていた掃除機を少しだけ使った。この家に引っ越ししてからは、普通の掃除機は一度も使っていない。そのため、今回のことは、セントラルクリーナーの便利さを再確認する結果となった。
セントラルクリーナーのかわりに、普通の掃除機を使って思ったこと。
・掃除中、掃除直後にくさい。
・モーター音がかなりうるさい。
・ホース自体の可動範囲が狭いので、掃除をしにくい。
・移動には掃除機本体も伴うため、重いし、機動性が悪い。
・場所を移るたびにプラグを抜き差しするのが面倒。ただし、あちこちに配置したコンセントが有効に使えたのがちょっとうれしい(掃除機を使わないと、特定のコンセント以外、あまり活躍の場がないのだ)。
・階段の掃除は本体を抱えなければいけないので、つらい。
もうセントラルクリーナーなしでは生活できない体になっていたことを改めて実感した。
セントラルクリーナーQ&A
| (掲示板でセントラルクリーナーに対して質問がありました。 そこでのやりとりを加筆、訂正の上、再掲します。) |
| Q1. | 配管にごみが詰まらないか心配です。 |
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| A1. | 配管の詰まりは、よほどのことがない限りほとんど心配する必要はないと思います。よほどのこととは、例えばお子様がいたずらで変なものを吸ってしまうとかいったことです。普通に掃除をしている限りでは問題ないでしょう。ベッドの下などの目で確認しづらい場所は、詰まりの原因となるものが落ちていると困るので、モップなどと組み合わせるといいかと思います。 私が実際にごみでないものを吸い込んだことは3回あります。タオルと靴下と手芸用の金属製の糸ぬきです。 タオルを吸い込んだときのことは「住まいの徒然」に書いてあります。タオルも靴下も、どちらもホースに詰まってしまい、配管まで行くどころではありませんでした。ホースから取り出すのさえ困難な状況でした。 金属製の糸ぬきの場合は、すぐにスイッチを切って調べるとホースの手前のほうにありました。このくらいの重さのもの(約7グラム)になると、配管まで吸い込むにはよほど長い時間スイッチを入れたままにしていなければならないはずです。 配管に引っかかってしまうという意味で、一番吸い込んで困るものといえば細長いものだと思うのですが、ボールペンや鉛筆などは重量が結構あるので、すぐには配管まで届かないでしょう。竹ぐしなどは軽いので、吸い込んでしまうと危険かもしれません。とはいえ、ホースがまっすぐ伸びた状態のときに吸い込んで、吸い込んでから長い時間スイッチを入れたままにしていたなど、不運な状況が重ならなければなかなか配管までは到達しないと思います。 またホース本体と配管接続部でいうと、配管接続部のほうが一回り細い仕様になっているので、詰まりの原因となるものが配管までたどり着くのは結構難しい状況です。 (追記) その後、再び靴下を吸い込んでしまいました。 以前ホースの中で詰まってしまった靴下は長いものでしたが、今度は短い靴下です。吸い込んですぐスイッチを止めたのですが、そのときには既に紙パックに到達していました。布量が少ないと、詰まることなく紙パックまで行ってしまうようです。 |
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| Q2. | 差込口からホースを外したときに汚いほこりは出ませんか。 |
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| A2. | これは全く感じたことはありません。少なくとも、普通の状態で目や鼻に異変を感じたことはありません。私はハウスダストにアレルギーがあって、ほこりのたまったところを掃除すると皮膚がかゆくなったり、くしゃみが出たりするのですが、差込口の開閉でそうなったことはありません。普通の掃除機と違ってごみパックははるかかなたで、ほこりはそこまで吸い取られているので心配はないと思います。 |
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| Q3. | パワーが心配です。本体からの距離がかなりあるので吸い込み力は期待できないのでは? |
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| A3. | パワーについては、本体のパワーどおりです。距離が長いからといって、配管の途中で空気が抜けるわけではないですから(そんなことがあったら、掃除機として使い物にならないでしょう)。もちろん、ごみがたまっているとパワーが低下するのは、普通の掃除機と同じです。 ただ、本体の大きな機種でも吸い込み仕事率は310Wしかないので、強力な吸引力が欲しい方には向かないと思います。 |
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| Q4. | たまったゴミの処理方法は? フィルター掃除など面倒くさい作業はありますか。 |
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| A4. | 紙パック式なので、ごみ処理は普通のパック式掃除機とかわりありません。大きな本体のものは容量も多いので、交換回数が少なくていいようですが、私が使ってるHC-H30は普通の掃除機にも使える紙パックなので(電気屋さんで買えます)、普通の掃除機と同じくらいの頻度での交換になります。 HC-H30の正規品の紙パック(ナショナルM型Vタイプ AMC-NC5)は、口のところに紙のシャッターがついていて、本体から取り出す前に、その紙のシャッターを引っ張って、口を閉じることができるようになっています。ですから、紙パックを交換するときに出てくるほこりもかなり少ないです。 フィルター掃除は必要ですが、そんなに頻繁にはしていません。実はフィルターがあることと、そのフィルターを掃除しなければならないことに気づいたのは、設置してから4年ほど経過したころだったのです。つまりそれまでは紙パックを交換していただけで、フィルターの掃除は全くしていませんでした。排気口が屋外なので、吸引力が弱まってさえいなければ、フィルターが少々汚れていてもそれほど問題ないのではないかと思います。(ただしメーカーの取扱説明書にはちゃんと掃除しないといけないと書いてありますので、フィルター掃除の頻度の判断は自己責任でお願いします。) |
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| Q5. | セントラルクリーナーを導入して満足していますか。 |
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| A5. | 大満足です。掃除機をかけることにストレスがなくなりました。普通の掃除機の場合、掃除をしながらもほこり(アレルゲンのハウスダスト)をかぶっているような嫌なストレスがあったのです。 うちの建築士さんが設計されたお宅でも何軒かセントラルクリーナーを導入されているそうですが、導入されたお宅はすべてセントラルクリーナーの導入に満足されているそうです。 |
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| Q6. | 普通の掃除機にはない何か便利なことはありますか。 |
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| A6. | 綿ぼこりや繊維くずなど、舞い散りそうな細かなごみが部屋の中にあった場合、ごみ箱がわりに差込口に放り込むことがあります。ごみ箱だと、その後何かの拍子で再び舞い散ることがあるかもしれませんが、差込口に入れておけば、次に掃除するときにそのまま吸い込んでしまいます。ただこの方法も、差込口を壁につけた場合は使えないかもしれません。 |
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| Q7. | ホースにタオルや靴下等、布が詰まってしまった場合、どのように取り出していますか。 |
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| A7. | 念のため、布がパイプに入らないよう、ホースと差込口の間にストッキングなどでトラップをつくります。
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