■ 早寝早起きしてみましょう ■

お子さんは、何時に起きて、何時に寝ていますか?
わたしが子どもの頃は、祖母と一緒に毎朝5時に起きて、夜の8時にはぐっすり寝ていました。
習慣って根強いもので、夜遅くまで起きていられなくて、徹夜でテスト勉強とか、夜遊びとか、本当に苦手だったことを覚えています。

子どもの生活はそういうものだと、ずっと思っていました。 だから、2000年の調査結果で、『55%の幼児が10時以降に寝ている』、と知った時は、とても驚きました。ちなみにオーストラリアでは4%だそうです。

むかしは、8時以降に子どもが楽しむ手段はほとんどなかったはずです。でも、現代では、テレビ、DVDの普及により、子どもはいつでもメディアを楽しめるようになりました。また、お母さん、お父さんが夜型で、子どもが夜更かしすることに抵抗がない家庭も多いようです。

では、どうして夜更かしがいけないのでしょう。

子どもは、年齢が低いほど、生活リズムの乱れが、体温や睡眠中に出るホルモンが生態リズムに大きく影響します。このような生活リズムの乱れが、自律神経の乱れを生じさせたり、精神的にも不安定な状況を作り出す可能性があります。
この睡眠中に出るホルモンは、出る時間が決まっているので、寝れば出るとか、同じ睡眠時間をとれていればいいわけではありません。

昔から、「寝る子は育つ」と言うように、子どもにとって睡眠は脳の発達に大きな影響を及ぼします。大人にとっても睡眠は大事ですが、既に完成している大人の脳と比べて、まだ脳が未完成な子どもにとって良質の眠り、規則正しい眠りは大人の何倍も大切になります。

寝かしつけが遅くなる一番よく聞く理由が、パパの帰宅時間と重なり、子どもが嬉しくて興奮して寝ないとか、、親子のふれ合いを重視して、パパの帰りを待って遅くまで起こしているなどです。

ここはパパに協力を頼んで、いつもより30分早く起きてもらい、一緒に朝食を食べたり、出かけるまで遊んでもらうなどしたらどうでしょう。 うちも帰りが遅いので、平日の夜に娘と遊べる日はありません。でも、どんなに遅く帰っても、朝早く起きて娘と遊んでくれています。短い時間ですが、親子のふれあいは十分とれているようです。

また、寝かしつけに時間がかかるから、子どもが眠くなるまで待っている、などの理由もあると思います。私も、子どもがなかなか寝ない時など、なんでこんなことしてまで寝かす必要があるんだろう?とくじけそうになる日もあります。
でも、子どもの健やかな成長のために、時間がかかる日でも、とことんつきあって寝かしつけています。

理想をいえば、夜は8時、朝は7時までには起きるような生活をおくってみましょう。
できなくても、目指してみるだけでも違うと思います。
もちろんママが働いているお家では、こうはいかないと思います。そんなときは、せめて週末は早寝早起きをしてみたらどうでしょうか。

いつもより早起きすることで、忙しい朝でも絵本を読む時間がとれます。朝からママのお膝に座って絵本を読んでもらうことで、今日一日を 『ママから愛されている』 という気持ちでスタートできることは、子どもにとって幸せなことではないでしょうか。

子どもの成長にかかわる大切な睡眠を、もう一度考えてみませんか?