田沢温泉(有乳湯)


系統 歴史系
混み混み度 適度
湯色 薄白
泉質 単純硫黄泉
泉温 41.2度
湧出量 720リットル/分
蒸発残留物 245r/1s
加水状況 源泉100
加温状況 加温なし
環流状況 掛け流し
風呂の種類 男女別内湯各1
日帰入浴料金 200円
営業時間 10〜21時30分
休憩所 あり
問い合わせ先 0268−49−0052
入湯回数 3回
極私的評価   


歴史
7世紀後半の山岳呪術師(って何だろう?),役小角(えんのおずの)が修行のために諸国を歩いたとき,発見したと伝えられている。入浴して温泉の効果を試そうとしたところ,白髪の先客に「この温泉にはいると年とともに身体強壮,精神爽快になり,200歳を越えてもかくの如し」と言われたという。
古来,子宝の湯として親しまれている。
島崎藤村が田沢温泉に逗留しており,「千曲川のスケッチ」にも紹介されている。
昭和46年に沓掛温泉とともに国民保養温泉に指定されている。

感想
 田沢温泉の共同浴場,「有乳湯」に入りに行く。
 麻績インターから車で15分くらい。
 田沢温泉の温泉街は,すごく雰囲気がある。渋温泉や野沢温泉もいいが,こぢんまりした温泉地で非常に落ち着いた雰囲気。地域全体が協力していないとこの雰囲気は出せないと思う。
 その温泉街の中心に,有乳湯はある。最近立て替えられた建物であるが,いいデザイン。時間が経てば味も出てくるだろう。
 ここの有乳湯は,何と掘削自噴で,掛け流し,加温・加水なしという理想的な温泉。湯船もタイル敷きのもので,味がある。当然温泉は新鮮で,体への泡付きが凄い。あふれたお湯は排水溝へ流れ出ているが,排水溝に吸い込まれるお湯にも泡が発生している。40℃に満たないお湯が加温されることなく用いられており,非常に体に心地いい。ゆったりとお湯に浸かって過ごすことができる。
 シャワーも温泉。湯量と湯質の良さで他を圧倒する共同浴場。そこら辺の新設系温泉では真似できないと思う。
 この湯質は信州でも5本の指に入るかもしれない。
(H17/4)
再度の来訪。県外ナンバーの車も駐車場に散見される。
掘削自噴・掛け流し・加温なし・加水なしという最強の湯質は全く変わっていない。体への泡付きも心地よく,肌に滑らかである。
微温湯好きには本当にたまらない温泉。寒い季節になってきたが,微温湯過ぎないのもまたいい。
掛け湯も温泉だが,こちらは澄んだ緑色に見える。
信州最強の温泉の1つだろう。
(H17/11)
有乳湯の地下に足湯ができていた。
赤丸ポストがいい感じ。
手を浸してみると、すごいぬる湯。これに浸かってみたいくらい。
(H18/9)
ここのお湯は信州一と言ってもいいかもしれない。
一周した段階ではぶれていたが、何周かしていく内に、ここが一番ではないかと思うようになってきた。
それは、掘削自噴というパワーのあるお湯であること、それを加温加水なく掛け流しで用いていること、そのお湯を惜しみなく大量に注ぎ、湯船も大きくないため、大量にかけ流されていること(おそらく数十分で全てのお湯が入れ替わる湯量だろう)、泡付きも多く、鮮度が素晴らしいことなどである。これが200円で入ることが出来るのであるから、贅沢としか言いようがない。新しい施設ながら外観も風情がある。古い旅館に囲まれた周りの風情もいい。
とにかく素晴らしい!
(H20/5)

なかなかない完璧な利用法
風情のある旅館街→

北北信地域別へ