上林殿
平成11年5月8日 安東利彦
発生した事実は次のように要約できる.
契約では直近に発表された新製品の塗料を使用するとされていたものが,実際には14年前から発売されている塗料が使用された.わたしがはっきりとそのことに気付いたのは,工事終了後3ヶ月近く経った時点で,気付く原因となったできごとは全くの偶然の産物だった.
以上の事実に関して発生した疑問は次の3つに集約される.
@ なぜ仕様変更したのか.
A いつ仕様変更したのか.
B そしてなぜ契約変更しなかったのか
である.3つ目の疑問が最も本質的なものであると考えている.
関西旭化成リフォーム株式会社この疑問に対し基本的に次のように答えている.
@ 顧客要望である.
A 工事着工時点である.
B 業務の基本ルールに対する遵守意識が薄かったためである.
これに対し事実に基づいて私が得た答えは次のようなものである.
@ コストダウンが目的である.
A 仕様変更の決定は2回目の見積りより前に行われた.
B 私が契約変更に応じる筈がないような仕様変更だったからである.
どうしてこんな『事件』が発生したのか.
K工事店のM君は,いってみればリスクを冒して効率的にビジネスしようとしただけである.M君のように『仕事熱心』な工事店社員はいくらでもいることだろう.
関西旭化成リフォーム株式会社は,旭化成の『信用』を守る,言い換えると顧客の旭化成にたいする信頼を損なわないために,当然きちんと工事店を監視してくれると顧客は期待する.また工事店がなにか問題を起こしたら当然きちんと対処してくれると顧客は期待する.それが旭化成の『信用』である.
ところが実態は工事店と馴れ合い,監視機能はほとんど働かなかった.その上さらに,工事店社員が『不正』を行った事がはっきりした段階でも,なお顧客に対し全体を隠そう,糊塗しようとしている.
関西旭化成リフォーム株式会社は顧客の利益を二重に損ない,旭化成の信用を二重に傷つける行為を重ねた.
新製品でやり直すというのは個人に対する責任の取り方である.
関西旭化成リフォーム株式会社は,旭化成の信用を傷付ける行為を重ねていることに対し,どうすれば責任をとれると考えておられるのか.
以上