たろうのホームページにようこそ   建設日 99.6.27 直近リフォーム日 99.7.30


 この部屋は49年保証ですので,少なくとも490日は安価に維持できる予定です.この部屋では,我が家で起こった外壁塗装の塗料すりかえ事件を扱います.事件そのものは単なる塗料すりかえ事件です.たかが,塗装です.人命にかかわるような話ではありません.ところが,されど信用です.大手の信用が末端でいかに破綻し,それをいかに取り繕い,誤魔化そうとしているか,そこをご覧ください.

拝啓『旭化成』殿

 私が工事契約したのは旭化成の子会社です.社員数25名,疑似社員数20名の小さな関西ローカルの会社です.すりかえを行ったのは疑似社員すなわち子会社配下の工事店社員です.

 新製品が14年前から発売されている旧製品に見事にすりかえられました.しかし2ヶ月以上経ってから発覚しました.偶然が幸いしなければ,私はすりかえに気づくことはなかったでしょう.私はこの事件を知らぬが仏事件と名づけました.

 子会社幹部は,工事店社員の過失であると,なりふりかまわずいいはっています.しかし過失ではありえません.そして工事店社員がどんな振る舞いをしようと,子会社が業務手順に則って普通に業務をやっていれば,すりかえはありえないということがわかりました.子会社はやるべきことをなにもやっておらず,すべて工事店まかせでした.知らぬが仏は私以外にもきっといます.

 子会社幹部は『盗んだ』ものを返せば,それで『盗み』を働いた事の責任がとれると考えています.子会社幹部の対応は常識では考えられない言葉と論理を駆使したものでした.私は私家版悪魔の辞典を作りました.

 子会社がこんな小さな事件でなりふりかまわず嘘をつくのは,わけがあっての事です.それは子会社の業務のやり方が旭化成の信用を汚す類のものであったからです.

 私は埒があかないとわかりましたので,親会社社長宛に信用問題ではないですかというお尋ねを出しました.6月16日の事です.東京の旭化成工業と大阪の旭化成ホームズいずれも社長殿宛です.旭化成ホームズ社長殿宛はこれです.その時事件の全体経緯を書いた『知らぬが仏(6月14日版)』および契約書等の関連文書一式を同封しました.

『知らぬが仏』本体オンライン版です.

6月14日版アーカイブはこれです.750KBあります.

 7月1日旭化成工業株式会社住宅西日本営業本部長,旭化成ホームズ株式会社西日本営業本部長(関西エリアの総責任者)Sig氏からお返事を無事頂きました.これです.

 Sig殿の『通常の話し合いができない状態』という言い方は,K所長と私が口もきかない状態になっているという印象を第三者に与えかねないきたない表現です.子供の喧嘩ではありません.
 Sig殿はM社長から『直接報告を受け』,説明を聞かれた結果,M社長に『経営者として責任をもって,しかるべきご説明を差し上げるよう申しつけ』られました.私は,そんな『しかるべき説明』など口頭でありがたく承るつもりはありません.
 Sig殿,あなたはM社長から『直接報告を受け』た結果,どう判断されたのですか.見本の話をはじめ,塗料の単価,発売時期そして顧客情報と契約情報の不整合状況等あなたが調査を指示されれば,一日で黒白がはっきりすることばかりです.あなたは事態を完全に把握されているに違いありません.なぜ一言のご見解もなかったのですか.どうして言質をとられまいとする意図だけみえるご返答をされたのですか.なんのために私に話し合いを要求されるのですか.  

事件のサマリ

 

灰色の果実 NEW

 

職人の一言が,事のはじまりだった.
一粒の種子が私のこころに播かれ,
雨漏り発生という偶然が,芽をだす機会を与えた.
疑いの芽は,KARのおかしな対応のおかげで大きく育ち,
真っ黒な果実と,二つの灰色の果実を生んだ.
真っ黒な果実と灰色の果実は,分かちがたくつよく結びついている.

真っ黒な果実は,誰の目にも明らかな,事実そのままである.
KAR M社長は『仕様変更確認,変更契約なしで工事を完了』したことを詫びた.
これは,しかし事実の一部にすぎない.
事実は仕様変更確認,変更契約なしで工事を完了し,
そのままですませようとしたが,発覚したというものである.
この差は大きくKARの釈明の余地をなくしている.
KARは最初仕上げ確認なる一定の手順で事がわかったといった.
しかしそれは真っ赤な嘘だった.
事実は工事完了後2ヶ月以上経って
はからずも発覚してしまったと表現するしかないものだった.

灰色の果実の一つは実行犯の故意の否認に関わる果実である.
KARは最初塗料の仕上げ見本を見せたといった.
その後,見せなかったが,故意にみせなかったわけでなく,
見本がなかったため見せられなかったのだと言い変えた.
東京では1月,大阪では6月から発売している塗料の見本が
翌年1月末にできたと言い出した.信じ難い話である.

あさひかせいは知っている,見本があるにもかかわらず見せなかった事を,
そしてそれが何を意味するかも.

二つめの灰色の果実は,重い果実である.
すりかえが単発ではないことを訴えるものである.
黒い果実は仕様変更確認,変更契約なしで工事が完了した事を示した.
すりかえは,仕様変更確認,変更契約いずれかが実施されれば成立しない.
KARは,仕様が変更され,変更契約なしであることを知っていた.
知っていて実施しなかった,この当たり前の業務手続きを.

実行犯は,仕様変更確認,変更契約なしが業務の常態である事を知っていた.
だからこそすりかえを決行したのである.
あほでないかぎりばれるとわかって悪事をなす筈がない.
KARは,実行犯が優柔不断ではっきりしない男だなどといいだした.
私はかれがあほどころか仕事熱心な切れる人間だとおもっている.なぜか.
私ばかりでなくKARもかれに見事に騙されたからである.

しかしこんな推論に頼らずとも,簡単に単発かどうか判るのである.
顧客カルテと契約情報を照合し,不整合がないか確認すれば済む話である.
KARは調査しているといった.
KARの調査では信用できないが,それでも結果はどうだったのか.
我が家の不整合が極めて特殊な例外だという結果でもでたのか.

私は不整合チェックの論理の文書化に力を注ぎ,
KAR M社長の経営者としての見識と決断に期待した.M社長への質問書である.
もう4ヶ月も前の話になってしまった.
彼はしかし美辞麗句だけの急所をはぐらかした回答を返した.
M社長は以後の対応をK所長に振り,面倒を避けた.
M社長には窓口をする資格などない.
M社長がいまさらなにをしようと遅すぎる.

KARは確信犯である.
末端KAR『社員』の小さな不正を嘘までついて一貫して過失であると糊塗してきた.
そこまでやるのはそれなりの理由があるのだ.

灰色の果実は私には黒くみえる.
私は数すくないKAR発行の文書を元に,
常識と合理的推論を武器に,
極めて黒くみえることを知らぬが仏で説明した.
私は私の責任で,黒ではないかと公に主張している.

もし,あさひかせいが信用を重んじるのであれば,
それが黒なのか白なのか見解をだすべきであろう.なぜか.
あさひかせいなら,黒か白かはっきり証明できるからである.
あさひかせいがなにもいわなければ,黒にちがいないと思われてもしかたがない.

私は50年保証との関連を除きKARだけを問題にしている.
私が主張した点以上にあさひかせいの信用が損なわれたとしても
その責任はあさひかせいにある.
あさひかせいがぐずぐずとなにもいわないせいである.

本当になにも言うことはないのか.

1999年7月25日             TA老


歳をとると,気が短かくなるのはしかたがありません.

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