修正 01.02.06
一部削除 01.03.20

飛んで火に入る夏の虫 (01.02.03)

2月1日夕刻,旭化成住宅総務部長沢田殿よりお返事を頂きました.これです.実に総務セクション責任者からのお返事です.おそらくK文書執筆責任者の方だと思われます.


文章というのは本当にこわいものです.隠そうにもその本心が滲み出てくるからです.
一年半前の重富回答は,嫌味こそいくつか言っていますが,中身はただ村田社長にすべてを押し付けたというそれだけの内容です.
今回の沢田回答は,表現に嫌味はなく丁重なものですが,中身は一歩踏み込んだ内容となっています.

上品な言い回しのため本質が見えにくくなっていますので,もっと直截的な表現に改めてみましょう.論理のすじがそのほうがよくみえるからです.

わたくし沢田は村田社長に会いもう一度考えました.
わたくしは安東様がいくつかの点で間違っていることに気付きました.(「いくつかの点においては,安東様の正確なご理解を得られていない事項があると拝察」)
わたくしの考えは安東様に直接おめにかかった時にお話します.
わたくしの考えに反論があればその時におっしゃって下さい.(「私の推察に対する安東様のご意見をお伺いする」)

沢田回答はこう言っているのです.論理のすじみちはこうなるのです.

客である私は,旭化成の公式文書に対する公式の見解を要求しています.理不尽な要求ではないと信じています.これが客の要求です.

旭化成は今回も客の要求を無視しました.今回も事件に関する見解は一言もありません.
旭化成は沢田氏が新たに思いついた考えに,焦点をすりかえようとしています.そんな人にいえないような,沢田氏の新たな推察など要求したおぼえは全くないのに.
旭化成は客の言うことを無視し,自分の考えを押し付けようとしているのです.



しかしどう考えても不思議です.
どうして旭化成は私がどの点で間違っているのか指摘してくれないのでしょうか.
 ・・・
  ・・
   ・
あっ,ひらめいた.イヒ!
   ・
   ・・
   ・・・
心優しい沢田恵様は,公衆の面前で間違いを指摘し私に恥をかかせることを避けようとなさっているのです.
ひそかに私に会い,誤りを指摘し,ひそかに私が修正することを望んでおられるのです.

そんなお心遣いは私にはまったく無用です.
私がまちがっている点を是非公開なさってください.
私,およびこのサイトをご覧になっている心ある方々が,沢田様のその新説が正しいかどうか評価させていただきます.
沢田様,わざわざ東京から,激務の合間をぬって大阪の片田舎の,極めてすぐれた耐火性能を持つ我が家に来ていただく必要は全くありません.

TA老サイトが完全無欠な誤りのないものなどとだいそれたことを主張するつもりは毛頭ありません.
私の怠惰ゆえいくつかミスが残っているのを私は知っています.そしてそれが大勢に影響のないミスであることも知っています.
記憶違いもあるでしょう.なにしろ今度の記念すべき2月22日で事件発覚まる2年になるのですから.
もし沢田様があらたに推察されたことが,重箱の隅をつっつくような事柄ではなく,大切な点に関するご指摘なら,私はそのご指摘を喜んで採用させていただきます.ドキュメンタリー旭化成知らぬが仏事件の完成度がその貴重なご指摘により一層高まるからです.

会わないと教えられないなどと狭量なことをおっしゃられずに,そうだしおしみされずに,ぜひ公開なさってください.

沢田様は私が会いたくないと再三申し上げているのに,また会いたいと言ってこられました.
私はうら若く有能で美人であるに違いない大企業旭化成の受付嬢が私に会いたいということであればおおいに考えてみますが,旭化成中枢の老人の方とはいままでそうであったように,今後どんな事態になってもお会いする気持ちはありません.このことはよく覚えておいていただけないでしょうか.今後どんな事態になってもです.

イヒよ!
もうこれ以上会いたいというな.
本当にストーカーにまちがえられるぞ

あなたは私がなにをストーカー行為から守ろうとしているとお考えですか.

私はK文書を守ろうとしています.
旭化成と一切接触しなかったおかげで,K文書は生まれたときと同じ純粋無垢な体をしています.
一言一句すみずみまでそのままで旭化成の正式見解です.

見本を見て新製品に決めたという文が,別の製品の見本を見て新製品に決めたという文にいとも簡単に豹変するといった類の後だし恣意的改竄の汚れから私はK文書を守っているのです.

K文書はなにを表しているのでしょうか.
K文書は旭化成の本心を表しています.
本心は,個人の場合でも組織の場合でもそう易々とわかるものではありません.
K文書は旭化成の客を客ともおもわない本心をこの上なくよく表しています.



蛇足1:
 私は沢田様がこの段階で村田社長に会われたことに少し引っかかるものがあります.
旭化成ホームズの役員を兼務しておられる関西旭化成リフォーム社長村田義昭殿の
「旭化成グループ窓口として私が対応させて頂く」
「4月の東京での経営会議でも安東様の件を報告」
というメッセージが意味するところは,極めて明瞭であると私は考えます.
もし旭化成が村田社長に因果を含めたということであれば,旭化成は最後の恥の上塗りをしようとしていることになると推察いたします.
この推察がげすの勘ぐりに終わることを祈るばかりです.

蛇足2:
 沢田殿は事件対応を業務としておられるように推察いたします.
想像するに,この業務を遂行する上で誠意という概念は邪魔な概念だと思われます.あるいは本来の意味から離れ計測可能なデジタルな量にすりかわっていると思われます.ひたすら客の弱点をみつけて会社の利益になるような方向で問題解決をはかることが業務であると推察いたします.

もとより客にもいろいろあります.理不尽な要求をするクレーマーの要求は毅然として撥ね付けなければならないのは当然のことです.しかし一般消費者に対し強気の態度をとる企業は,往往にしてその裏でもっと恐ろしい存在に対して馴れ合っているのが世の常ですが.

長年この業務に携わると素人には信じがたい論理が骨の隋まで染みとおるのではないかと推察いたします.
真っ赤なうそをついたことを,うそをついたと謝るどころか言葉足らずで申し訳ないと平然といってのけ,その上追加した言い草が...
私はそんな論理に,文字通り筆舌に尽くしがたい精神的苦痛を強いられました.

蛇足ながら私は沢田氏の人格を攻撃しているわけでは一切ありません.沢田氏の業務がそのようなおぞましい論理を必要とする業務ではないかと推察しているだけです.その業務はどの企業にとっても絶対必要な業務でしょう.もちろんその論理を適用する対象は,企業それぞれに個性があるでしょうが.

今回の沢田回答はその意図するところは比較的明瞭です.
もしいままでとおり私が会うことを拒否すると,それがなにか沢田氏にしかわからないが,とにかく私がなにかまちがったことを主張している,その匂いだけが残ります.私が会うはずがないことを前提にそこからちょっとでも旭化成は利益を得ようとしています.これが沢田回答の意図だと推察いたします.

沢田氏は事件対応のプロだと推察いたします.のこのこと素人が話し合いに応じるのは極めて危険です.私が一言いえば,それがどのように利用されるか私には全く予想もつきません.あたら必勝の好局を最後の土壇場でひっくりかえされる危険性すらあると思われます.

この段階で私が総務セクションの責任者というプロの方とお会いすることは,旭化成にとって飛んで火に入る夏の虫です.

この段階で表面だけ低姿勢で内面の傲慢さを隠しようのなかった沢田回答は私にとって...

 

紙切れ一枚 (01.02.06)

私は山本一元社長に対しどうか次の一手をお打ちくださいと促してさしあげたのですが,どうして総務セクションの責任者の方からお返事がきたのでしょうか.総会屋対策が重要な業務のひとつである総務セクションの方からどうして話合いの申込みが返ってきたのでしょうか.

TA老サイトが理不尽ないちゃもんをつけている告発サイトだからでしょうか.本文を少しでも読めば中学生でもそうでないことがわかるでしょう.

沢田殿が,これまで知らぬが仏事件に関与されていない方だとすると,旭化成が沢田殿を,社長殿に代わって答える人として選ばれた理由になんの正当性もないと私は考えます.

もし旭化成がまともな企業だとすると,沢田殿がK文書執筆責任者だという理由で選ばれたに違いありません.

しかし真実を理解させないことを目的とする文を作ることを職務とする方が,資料をもとにわかりやすく説明することを命ぜられるとはなんと皮肉なことでしょう.

旭化成はK文書によって首根っこを押さえつけられてしまっています.
旭化成中枢の老人の方々はその意味がわかっていないと思われます.
いまでも,たかが紙切れ一枚で,どうしてこんなにたたかれなくてはならないのだと内心思っておられるのでしょう.
その証拠に,だからこそ沢田殿が選ばれたのです.
これはおまえがかいたのだからおまえのせきにんでなんとかしろ
テクニッシャン沢田殿は,事件を隠蔽しろという指示に対し,隠しようのない旭化成の恥をいかに完璧にいかに効果的に隠蔽するかにきっと心を砕いたことでしょう.沢田殿のテクニックにいままで何人の人が腸の煮え返る思いをしたことでしょう.明々白々なことですが,沢田殿はhowを担当しているのであり,whatはトップが決定するのです.

私は旭化成中枢の老人の方々は,目を覆いたくなるほど情けない人たちだと思います.
おそらく死ぬまで幸之助の爪の垢を煎じて飲むべしという意味を理解することはないでしょう.

『何があってもお客様を欺く行為をやってはいけません』

(三洋電機井植敏会長 『プレジデント』 2001.1.1号)