安藤一人に密着 〜舞台稽古編〜

10月のコマの舞台後すぐに安藤屋に復帰し、毎日忙しい日々を送っていた安藤さん。この日は久しぶりのお休み。 それでも夕方からは12月の舞台の稽古があるという。今日はその舞台稽古を取材させていただくことになっている。

13:00過ぎに電話をすると、いつもなら「おはよう!」と元気よく電話に出る安藤さんが、今日はちょっと様子が違う。 モゴモゴモゴ・・・「ごめんね、歯磨きしてたんだ」
そういうことでしたか。(笑)

舞台稽古は、宝映テレビプロダクション神楽坂スタジオで行われる。安藤さんの自宅からはタクシー、電車などを乗り継ぎ 30〜40分くらい。神楽坂の駅からは目と鼻の先で、ビルの外壁にも大きくプロダクションの名前が書かれているのですぐわかる。

稽古の前に事務所で昔の安藤さんの写真を見せていただくこととなった。棚の中には年代もののアルバムがずらり。 安藤さん自身がそこからいくつかを選び抜き、私の目の前に並べていった。
一番古い写真は1976年。撮影はそれ以前になるわけだからおそらく小学校5年生。ちょうど筆者がファンになった頃のものだ。 (上段一番左)
1978年の写真は『ガンバロン』や『透明ドリちゃん』を知る人には一番馴染みのある笑顔だろう。(上段左から2番目)
坊主頭は1979年と1980年。『宇宙からのメッセージ 銀河大戦』に出演していた頃だ。
下段の写真は『ピーマン白書』『ただいま放課後』時代(1981年)のもの。

1976年 1978年 1979年 1980年
1981年 1981年 1981年

たった5年分だが、ちょうど成長期にあり、その変化が著しい。ちなみにこの間で身長は30cm伸びている。

そうこうしているうちに出演者の方々も集まり、18:00から稽古が始められた。最初は安藤さんの出番がないシーンだったが、 舞台の稽古というものを初めて見るので、興味津々。
15分ほどのシーンを通しで稽古。セットがあるわけでも、衣装を着ているわけでもないので、舞台設定や状況がなかなか 飲み込めない。普段何気なく見ている芝居も、台詞や動きだけでなく、いろいろなところから情報を得て、自分の頭の中で 無意識のうちにアセンブルして解釈しているんだなということがあらためてわかった。

安藤さんのシーンが近づいてきて、台本片手に真剣な眼差し。台詞を覚えているのだろうか、役作りをしているのだろうか、 それとも仲間の演技をチェックしているのだろうか。ちょっと近寄りがたく、怖い感じでもある。なんだか写真を撮るのも 気が引ける・・・。



いよいよ安藤さんの出番。それまでの鋭い目つきから一転、安藤さんの瞳がキラキラと輝き出し、あのエクボが顔を のぞかせた。
これ、これ!やっぱり安藤さんの最大の魅力はこれ。演技をしている安藤さんは本当に生き生きとしている。しばし取材を 忘れてボーっと見入ってしまう。。。
おっといけない、見とれている場合ではない。この素敵な表情をカメラに収めて、全国のファンの方にお伝え しなければ。

公演前なので、舞台の内容や安藤さんの役どころなど詳しい話は差し控えるが、安藤さんが女の子にモテモテの シーンがあり、そう言えば6月の舞台『飛行機雲よ、虹になれ!!』も、たくさんの女の子にちやほやされる役だったなぁと 思い出した。ん〜、複雑だ。
そういうシーンを目の当たりにしていると、やきもちを妬くというより、自分もその中に加わってキャーキャー言いたいって 思ってしまうのだった。

共演者は若い子たちが多く、安藤さんは最年長? だから余計にかもしれないが、安藤さんは落ち着きがあって余裕が 感じられる。こちらも安心して見ていられる。多少台詞を忘れようが何しようが、決して動揺しない。 時折アドリブ交じりで周りを笑わせたりもしてくれる。
そういう安藤さんを、周りの人たちも真剣な目で見ている。安藤さんの演技は彼らの目にどう映るのだろう。

今回一番印象に残ったのは、スローモーションシーンでの安藤さんの演技だ。大勢で演じられるそのシーン、皆の手の動き、 歩く速さ、口の開け方などがゆっくりになり・・・。がしかし、安藤さんを見たとき愕然とした。スローモーションで 瞬きをしていたのだった。生の演技を見ているにもかかわらず、ビデオを見ながらリモコンでスローボタンを押した のではないかと思うほどリアルだった。
実際の舞台では客席まで距離があり、そこまでの細かい動きは確認できないかもしれないが、本番でもその演技が見られる のかどうかチェックしてみて欲しい。

本番まであと半月。公演は、冬組、雪組の2グループに分かれて計12回行われる。安藤さんはその両方に出演する。
2つのグループは、話の内容は同じでも、同じ演技が行われるわけではなく、それぞれのグループ独自の演技となる。 安藤さんの演技もそれに合わせて違っているようだ。できれば両グループでの安藤さんを見てみて欲しい。

(管理人)