アボカド油(ワニナシ油)

なぜか「アボガド」と間違って表記されることが多いのですが、Avocadoですから、濁点はいらないはずですよね・・・?
ビタミンE、A、D、B1、B2、カロチノイド、フィトステロール、レシチンなどの栄養素となる微量成分を高濃度に含むため若返り効果があるといわれています。
天然の光保護係数(Light Guard Factor)は3〜4です。(オイルを塗った場合、オイルを塗らなかった時よりも、皮膚が赤くなるまでに3〜4倍の時間を要するという意味です)
浸透が良く、スッと入る感じですが、香りが強いので精油とのブレンドには適さない場合があります。非常に油ぽいので、使いにくい場合は、ほかのオイルと混ぜるとよいでしょう。
 

学名

Persea americana

抽出部位

果実

透明、淡黄色から暗緑色まで

匂い・味

独特な香り マイルドな味

貯蔵期間

約6ヶ月

けん化価

180〜200

主成分

オレイン酸:65〜69% リノール酸:10〜16% パルミチン酸:4〜13% パルミトレイン酸5%

特徴

保湿効果が高く、クリーム、乳液などの基礎化粧品の基材として利用される。豊富な滋養分から、老化を感じる肌、荒れた肌、乾燥肌に特に有効でしょう。

 

ココナッツ油(ヤシ油/ヤシ脂)

このオイルで第一に注意しなくてはならないことは、パーム(アブラヤシ)の果実から採られるパーム油と混同されやすいということです。coconut palm(ココヤシ)もoil palm(アブラヤシ/シュロ)も単純に日本語に訳すと「椰子」になってしまいます。
ココナッツ油はココヤシ樹の実の核を乾燥した、コプラと呼ばれるものから採取されます。ラード状の柔らかい脂ですが、融点が24℃前後のため通常は「ヤシ油」と呼ばれることの方が多いようです。外用すると、皮膚を冷やし、保護し安定化するので、神経皮膚炎に非常に効き目があるそうです。軽く温めて、ホホバ油と1:1でブレンドしたものが良く効くと定評があります。
一方、パーム油の方は、生産コストが安いため、近年、食用や洗剤原料油脂として消費が急増し、熱帯林の破壊などの環境問題が取りざたされています。カロチンを豊富に含むため、脱色されていないものは赤い色をしています。
また、パーム核油は、パーム油を搾油する時の副産物である核を圧搾抽出する事で得られ、ほぼ同じ様な脂肪酸組成により、ココナッツ油と性質や用途が酷似しています。
 

コプラ
 

学名

Cocos mucifera

抽出部位

白〜淡い黄白色

匂い・味

ほのかなココナッツの味と匂い

貯蔵期間

約6ヶ月(冷蔵庫で保存)

けん化価

245〜271

主成分

ラウリン酸:45〜47% ミリスチン酸:15〜18% パルミチン酸:4〜10% カプリル酸:4〜8%

特徴

安定性が高く、口溶けがよいため、製薬用油脂、コーティングオイルとして広く用いられる。
せっけん原料としてすぐれている。

 

ピーナッツ油(落花生油)

ピーナッツを食べ過ぎるとニキビなどの原因になるというイメージから敬遠されがちかもしれませんが、それだけオレイン酸とリノール酸を多く含み、ビタミン、ミネラル、タンパク質の含有量も多く、栄養価が優れている食品です。
オイルはスキンケアに適しており、キャリアオイルとしても一般的によく利用されます。どちらかと言うと、乾燥肌に適したオイルで、極端な脂性肌や炎症のある肌には使うのを避けた方がよいでしょう。頭皮の乾燥からくるふけや頭皮を、柔らかくする働きがありますので、頭皮のケアに最適です。
 

学名

Arachis hypogaea

抽出部位

種子

透明〜淡黄色

匂い・味

ピーナッツ独特の香りと味

貯蔵期間

約6ヶ月

けん化価

188〜197

主成分

オレイン酸:41〜54% リノール酸:20〜37% パルミチン酸:6〜12% ステアリン酸:約3%

特徴

乳児や幼児のケアに適しており、マッサージオイルやクリームのベースとして多様に用いられている。

 

マカデミアナッツ

ナッツの女王と呼ばれるマカデミア。私も一番好きなナッツです。食べておいしいマカデミアナッツから採れる油は、オレイン酸、パルミトレイン酸などの一価不飽和脂肪酸を主成分とするため、健康効果が高く、酸化安定性にも優れています。高温加熱にも耐えうるのでクッキングオイルとしても優れています。
また、人間の皮脂に最も近い組成を持つ植物油であり、老化が進むにつれて失われるパルミトレイン酸を補うことが重要だと考えられています。軽い滑りで肌への浸透も良いため、マッサージオイルとして適しています。
天然の光保護係数(Light Guard Factor)は3〜4です。(オイルを塗った場合、オイルを塗らなかった時よりも、皮膚が赤くなるまでに3〜4倍の時間を要するという意味です)
 

学名

Macademia ternifolia/Macadamia integrifolia

抽出部位

果実

黄色みを帯びている

匂い・味

ナッツ様の香りと味 マイルド

貯蔵期間

約一年

けん化価

調査中

主成分

オレイン酸:56〜57% パルミトレイン酸:21〜25% パルミチン酸:8〜9 リノール酸:約3%

特徴

肌への浸透性が高く、マッサージオイル、クリーム、ヘアケア製品などに利用される。
使用感がよく、保湿性にも優れている。