吟 道 精 神
朗吟
(
ろうぎん
)
は
邪穢
(
じゃあい
)
を
蕩滌
(
とうてき
)
し、
飽滿
(
ほうまん
)
を
斟酌
(
しんしゃく
)
し、
血脈
(
けつみゃく
)
を
動盪
(
どうとう
)
し、
精神
(
せいしん
)
を
流通
(
りゅうつう
)
し、
其
(
そ
)
の
中
(
ちゅう
)
和
(
わ
)
の
徳
(
とく
)
を
養
(
やしな
)
って
氣
(
き
)
質
(
しつ
)
の
偏
(
へん
)
を
救
(
すく
)
うものなり。
吟道
(
ぎんどう
)
は
氣
(
き
)
を
養
(
やしな
)
うの
道
(
みち
)
なり
人
(
ひと
)
の
生
(
せい
)
や
氣
(
き
)
なり。
氣
(
き
)
竭
(
つ
)
くれば
死
(
し
)
す。
氣
(
き
)
は
以
(
もっ
)
て
養
(
やしな
)
わざるべからず。
正風
(
せいふう
)
六合
(
りくごう
)
に
洽
(
あまね
)
く、
一聲
(
いっせい
)
士氣
(
しき
)
高
(
たか
)
し。
吟
(
ぎん
)
じ
終
(
おわ
)
りて
清風
(
せいふう
)
起
(
おこ
)
る。
一吟
(
いちぎん
)
天
(
てん
)
地
(
ち
)
の
心
(
こころ
)
。
成文 ・ 渡邊緑村
普及版「吟詠教本」漢詩篇(社団法人日本詩吟学院岳風会刊)より
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