北陸鉄道石川線04年

新西金沢駅時刻表です。

JR西金沢駅は目の前なんですが、道路を隔てているため乗り継ぎは不便で、ダイヤも乗り継ぎが全く考慮されていません。

終点の加賀一の宮に行く列車は、1時間に1本しかありません。
集電線はカテナリーではなく、路面電車のような一本釣りです。

徐行区間を抜けると、シンプルカテナリーになるようです。
軌道狂いもすごいです。
新西金沢駅停車中の車両。
東急然としたスタイルですが、東急のお古かどうかはよくわかりません。
こちらも大きな雪カキが目立ちます。
浅野川線と同じようなアンテナが付いていますね。
また、こちらもすごいインフレナンバーです。
まぁ、北陸鉄道は7社が合併して出来た会社なので、それぞれの会社が持ち寄った雑多な車両を分類するためには数字が大きくならざるを得なかったというのはわかりますけどね。
新西金沢を出発し、一の宮方面に向かいR80を通過する列車。

カーブが急すぎて1両目が写りませんでした。

この右側にヤード跡のようなものがあります。
新西金沢駅構内北側。

昔は今の駐車場まで線路が引き込まれていた模様です。
新西金沢駅プラットホーム屋根。

なかなか渋いです。
関東の通勤者然とした車内です。

荷棚の上には空調機が千鳥配置になっています。

室外機がどこにあるのかはよくわかりませんでした。

区間と時間により、自転車の持ち込みが可能です。

電車と自転車の組み合わせ、実にエコロジカルですね。
車内銘板。

改造銘板のみで、製造所銘板は剥がされていました。
鶴来駅付近だったと思いますが、車庫があり、留置中の車両です。

台車は旧国鉄DT21タイプ、屋根上ベンチレータは穴が塞がれています。
同じく、前面非貫通の車両。
同じく留置(保存?)車両。

美しく塗装されていました。

車番はすでにインフレナンバーです。
イコライザ台車です。
塗装されてから走ったような形跡はありません。
扉の下にステップを埋めたような跡があります。
現役のものもそうですが、いささか頼りないパンタグラフです。

スリ板横のガイド部も板一枚ですし、屋根へ固定するガイシも心細げです。
大きな雪カキを付けた電機です。
撮影は夏だったと思うのに、雪カキを付けたままです。
それ以外に出番はないのでしょうか。
弓形イコライザの台車を履いています。
パンタは屋根からはみ出しています。
もう一台あった電機です。
こちらは箱形です。
水あかでかなり汚れています。
旧国鉄DT21タイプの台車(浮き出しにはFS342とある)を履いています。

さらにその先にあった留置(保存?)車両です。

2両とも汚れはなく、大変きれいでした。

奥の方は車番が付いていましたが、手前の方は車番がなく、完全に廃車になっています。
車番のない方です。
台車はイコライザで、板バネは二組です。
スポーク車輪付きです。
これにもドアの下に、ステップを埋めたような跡があります。
方向幕はありますが、行き先表示板を取り付けるような金具は見あたりません。
銘板は昭和26年大阪廣瀬車両となっています。
私は大阪に住んでいますが、廣瀬車両って言うのは知りません。
こちらの張り上げ屋根の車両は、車番が付いています。

車外銘板では上の車両と同じく昭和23年廣瀬車両となっていますが、仕様の差がかなりありますね。

板バネ二組のイコライザ台車の軸箱には「KINKI]の浮き文字がありました。
倉庫付近にはこのようなものが保管(放置?)されていました。
かなり雑然とした資材置き場です。

(よく見えませんが)ゴミを捨てないでくださいと言う看板が出ています。

そりゃ、知らない人が見ればゴミに見えるわな。

折りたたみ式の軌道台車がおもしろいです。
鶴来駅です。

すっかり近代的な駅になっています。
車内ナンバープレートと共に、交通安全祈願のお守りです。

人の命を預かる鉄道には珍しいものではありません。

安全はもちろんですが、こうやって沿線の施設をお客さんに知ってもらい、足を運ぶ際鉄道を利用してもらうという御利益もあります。
もうすぐ加賀一の宮なんですが、前方はまるで山に突っ込みそうな雰囲気です。
ようやく加賀一の宮に到着です。

まだまだレールは続きそうですが、その通りで昔はこの先金名線がのびていたそうです。

上の写真を見ればわかりますが、この先は山地。

よく鉄道が引かれたものです。

それにしても狭い苔むすプラットホーム。

最近ではなかなかお目にかかれません。
この加賀一の宮駅の駅舎がまたクラシカルです。

私は古い建物や古い機械(車両含む)が大好きなので、こういうのを見ると泣けてきます。
色が剥げて読めない駅名標記と「出口」です。

駅名標記は新しいのが別にあるのでかまわないんですが。

紺の地に白地の駅名。

昔はよくあったのですが、最近はとんと見かけなくなりました。
同じく、柱に貼られた駅名標記です。

ところでどうしてわざわざ暗い地に白文字にしたんでしょう?

私の住む関西地区にも昔はよく見られたので、なにかもっともな理由があると思うんですが。
プラットホームから改札口へ向かうには、わずかばかりの階段を上ります。

ステンレスの電車やアルミの駅務室ドアなどつや消し部分はありますが、全体としてすばらしい雰囲気を醸し出しています。
改札外の待合室です。

改札には人のはいるボックスはありません。

扉が渋すぎます。
別角度です。

やたら背もたれの高い木のベンチが印象的です。

雪カキ用と思われるシャベルもあります。
(ちなみに撮影は夏です)
出札窓口兼改札口です。

出札口ガラスの右端に「自動券売機」と書いてありますが、ベニヤ板が貼ってあるだけです。
手書きと思われる運賃表です。
セロテープで継ぎ足しています。
涙無しには見れません。
懲りまくりの駅玄関口です。

「の」の字がやたら小さいのがご愛敬。
玄関口の向かって左側です。

なぜかここからもイケイケでホームには入れます。
玄関口の右側です。

建物の造りもさることながら、ここからでもホームに入れるという事実に感動すら覚えます。
駅の柱に使われていたレールです。

1901年製です。

ILLINOIS STEEL Co SOUTH WKS とありました。

誰かが塗装を剥がしたように、文字が鮮明に浮き出ていました。
これが今回私を乗せてきてくれた車両です。

まるで先頭化改造されたかのような平面的な顔です。

ライトの配置は、まるで205系のようです。

大きな雪カキが、雪国の車両であることを物語っています。

しかし、ステンレスの近代的な車体は、ローカル線には似合わないと思います。
じゃ、何のためのドアよ?

ま、ワンマン改造のおかげでこうなったんですけどね。
ドアの横にこのようなステッカーが貼られていました。

模様は、編成ごとに(と言っても2両編成ですが。)違うようです。
車内に貼ってある料金表です。

全線乗り切って500円です。

約16q、35分の行程です(もっと時間がかかったような気がするが)。

高いのやら安いのやら。
運転台です。

マスコンには誤投入防止(?)のテコが付いています。

マスコンは日立、ブレーキ弁はナブコ製です
同じく足元です。

なにやら、ペダルがいっぱい追加されていますが、何が何やらわかりません。

フットレスト(?)を突き抜けたボタン(?)がおもしろいです。
車内にはこのように、あちこちに川柳(俳句?)が掲示されています。
パンタです。保存車(?)と同じように、ガイド部が一枚の金属板です。

ぱんた取り付け部は保存車より多少しっかりしているようです。

(逆光で、シルエット写真になってしまいました)
ついに帰路です。
鶴来駅付近です。
能美線あとと思われる鉄橋が残っています。
いきなり終着駅の野町です。

バスターミナルを持つ近代的な駅に生まれ変わってしまいました。

なお、ここは元々途中駅で本来の終着駅はもう一駅先でした。

そのため、バスターミナルは立派ですが、駅は狭く、いかにも狭い土地を何とか工面して作ったという感じです。

余談ですが後ろに見える四角い柱は、津田駒という万力を作っている会社のものです。
これがその、何とか工面した駅構内です。

なお、駅構内(写っている車両の向こうのはし)から見ると、

バスターミナルは昔はヤードであったような印象を受けます。


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