真昼に踊る犯罪者(SLG パソコン18禁 ソフトハウスキャラ
評点 グラフィック○ サウンド○ ストーリー○ システム○ H度△ 声あり

“周りに迷惑をかけない人間はいない。
 同じだ。
 生きてると周りが悲しむからといって死んでやることはない”

ゲーム性の高さに定評のある、ソフトハウスキャラの第3作。
陰謀渦巻く犯罪都市で、「何でも屋」と して表は警護・物送・発掘、裏は強姦・調教・誘拐・盗難・テロ・暗殺 、果ては宇宙人捜索・妖怪退治と、依頼とあらば何でも解決。主人公のパートナ ーも忍者・化け猫・殺し屋と、もう何でもありの節操皆無。
それ以上に、いちばん節操ないのは主人公なんですが(後述)


基本はSLGパートで、事務所に届けられた依頼を片っ端から始末していきます。
具体的には、依頼決定→罠・訓練・助っ人確保など下準備→任務開始→成功or 失敗→キャラ成長→振り出しに戻る、という流れとなり、重要イベントが成功す るごとにストーリーも進むと。
単純だけど、それだけにとっつきやすくて燃える。依頼の数は膨大でキャラ育成 も楽しく、やりこみ度も高め。
コツとしては、狙う女の子をリーダーにして、とにかく画面下のランプ(成功率 )を青にして、橙ランプの戦闘をいかに切り抜けるか。慣れれば楽勝。


主要キャラを紹介すると、

主人公そしてプレイヤーとなるのは、何でも屋「山県一義」局長。依頼のためな ら手段を選ばず冷酷。裏切り行為を最も嫌い、報復は苛烈。しかし義には厚く、 好きな者には優しい。そしてなによりハードプレイ一週間ぶっ通しても萎えない ほどの絶倫。犯らない任務はないし犯ったあともメンバー犯すし(笑)
「お前ら、失敗したらお仕置きだからな」

彼を助けるメンバー(というか愛人)3人のうち1人は、なんちゃって忍者「鈴」。可愛くおボケ なギャグ担当以上でも以下でもなし(笑)
「料理上手な奥さんの術〜♪」

同じくメンバーの化け猫「宮子」は、男言葉で良くも 悪くもストレートな、野良猫のような性格。鈴のツッコミ&いじめ役。
「俺に任せれば全てOKさ!!」

メンバー3人目「アーティ」は元殺し屋。まんまルリ ルリ。そこがいいんだけど。
「……依頼達成です」

依頼を持ってくる「霧姫」は、大手商社の社長を務める天才肌。普段は快活さに溢 れる可愛らしい女性。そして一義の前ではサー ビス満点の色魔(笑)
「一義のためなら何でもしちゃう☆」

ハッキリと主人公が一番個性的なんですが(あの絶倫っぷりはもう(笑))
とまれ、アーティも健気で可愛く「……局長、ほめて☆」 は破壊力あるし、霧姫も「わたしは一義のプロよ☆」 が何気に萌えるしHシーン燃えるし、あとどうでもいいや(ぉ


絵は万人受けすると思うけど、Hシーンはダメ。
質よりシーン数といった風で、密度が薄すぎ。 シチュエーションは良いだけにもったいない。エロゲにおいてHシーンはオマケ ではなく「メインのひとつ」だろ?ゲームの特性上、シーン数は多くする必要が あるし、システム面に時間と力を割いたのは分かるけど。
しかも、音質が悪くて声がかすれるって いうのは最悪。どんな環境で録音したんだ?
あのBrightia やった後なんでどうしても評価基準が高くなっちゃうけど、それにして も低い。現実世界でHシーンを楽しみにしてるプレイヤーそっちの けで、ディスプレイ内にいる一義(つまりゲームの世界のプレイヤー)だけ楽し んでるのがムカつく(笑)妄想でなんとかしろってか妄想で。ああ、 なんとかしてみるさ畜生。
だあ〜、もったいないなあ。霧姫のHシーンもっと見 たかったのに(笑)


音楽は、いかにもゲーム音楽らしいゲーム音楽 で良し。ノリもいいし飽きない。
ハードボイルドなんでジャズが合うのはもちろんのこと、三味線などちょっと和 風なのも意外なマッチングを見せていたし、グッドジョブ!!
でも主題歌がイマイチ。これは歌手が悪いよ。歌手が変わったら劇的に良くなる かといえば、それも疑問だけど。つまり曲も普通。とりあえず素人に英語を歌わ せんな。萎える。


ストーリーは、大筋となるものはあるけど、ひたすら単発の依頼を繰り返してキ ャラの魅力を引き出していくもの。ショートストーリー集って感じ。
依頼内容は結構ハードだけど、キャラの掛け合いはギャグで楽しく、深刻さはゼ ロ。本当に悩むことなく悪事を働いてるので、その辺は本当にすっきりしてます。
そんで、とにかく主人公がハードボイルドでカッコい いのよ(笑)

“こいつは俺のだ。手、出したら怒るぜ”
“依頼があれば、なんとしても殺してやるさ”
“さあ、お仕置きの時間だ”

とか、うーん痺れる〜☆
依頼の数は50以上あって、かつどれも 経緯から結果までを事細かに描写されて いるので、飽きることはありません。オチも意外性が あり、特にエンディングはビックリ。
Hシーンだけ濃ければ満点なのにな あ(泣)


そういうわけでゲーム性とH度の高さの両立とまでは行かず、その点は残念。ま、俺が思い付く のでも幻 燐・Choirくらいだし。次作に期待ですか。
しかしゲーム性は高く「ちゃんと遊べる」出来になってる ので、そういうゲームを求めてる人には問題なくオススメ。萌えとHを求めてる 人にはちょっと勧められんね。
俺としては「ハードボイルドとギャグのせめぎ合い」な雰囲気が好きだし、なんだ かんだで繰り返しプレイしてしまう(みんなもそうなるでしょう)ゲームです。 お気に入り。


ドリル少女スパイラル那美(パズル パソコン18禁 こすぷれ喫茶娘々
評点 グラフィック○ サウンド○ ストーリー△ システム○ H度× 声あり

“銀の螺旋に想いを込めて!!唸れ正義のスパイラル・ドライバーーッ!!”

「とらいあんぐるハート」シリーズの人気キャラが繰り広げる、同人パズルゲー ム。タイトルは言わずもがなこれのパロディ。

まず警告。
某こみパ同人格ゲーと同じく、半端なスペックじゃ動 きません。詳しいことは各自メーカーHPで確認していただきたい が、最低限3Dゲームに対応していることが必須。
とりあえず俺のノート、
CPU:433MHz、ビデオカード:2.5GB メモリ:64MB
では、ギリギリ動くけど、遅かったり止 まったりムービー映らなかったり(泣)
ビデオカードが原因だと思われるので、なるべくGeForce、Radeonなど最新の環境で。 でないと、とても満足にプレイできるものではありません。

さてゲーム紹介。
「とらハ版ぷよぷよ」です。あ、紹介終わっちゃった(笑)
しかしだ、よく考えて欲しい。「とらハ」で「ぷよぷよ」 ですよ? ファンにとってこれほど燃えるゲームがあ るか?いや、ない!!
もちろんオリジナル要素として、一度に落ちてくるぷよの数が2つじゃなくて4 つ以上だったり、HPと必殺技ゲージを採用し、連鎖によってゲージが溜まるご とに技を放って相手にダメージを与えたり……くらいだけどね。
んで、この必殺技の応酬が熱い!小太刀二刀御神流・奥義「神速」ッ!!
ゲーム中の技やオリジナルの技をボイス&ムービーで 演出!!やられボイスも異様に色っぽく て悶絶必至!!
技の数が各キャラ1つしかないのは問題だが。

唯一不満となるのはH度の限りない低さ。
これで18禁はないだろうと。ご褒美CGが各キャラに1枚しかないんだぜ?H シーンも全くないし。生殺しもいいとこだ。せっかく声もあるのに。
いっそ18禁でなければ踏ん切りもついたんだけど(怒)

とはいえエロを求めなければ、2000円でこのクオ リティは安い!安すぎる!!
てなわけでファンなら買っとけ、ファンでなくともパ ズル好きなら買っとけと。そして後者は そのまま本編にもハマれと(笑)
ファン御用達としては申し分ない出来でした。Hシーンだけあればねー。なに出 し惜しみしてんだよなあ、そういう本バシバシ出してるのに(爆)


Zwei!!(ARPG パソコン 日本ファルコム
評点 グラフィック○ サウンド○ ストーリー△ システム○ 万人向け度◎ 戦闘時のみ声あり

オリジナル作品としては「英雄伝説V」以来(?)となるファルコム期待の新作。
ファルコムお得意のアクションRPGと いうこともあり、新境地とはいかないものの誰にでも 楽しめる良作に仕上がっています。
作品の舞台となるのは、王道を突っ走る剣と魔法のファンタジー世界。グラフィ ックもストーリーも柔らか〜でほのぼの〜。 アクション色は濃いけれど、ゆったりプレイできます。
誰にでも勧められるパソゲーってのがフ ァルコムの持ち味だよねー。

ストーリーはおまけ程度に、メインとなるのは、アクションによる2D見下ろし 型のダンジョン探索。
聖剣伝説+トルネコ÷2
てな感じかな。うん、我ながら良い例えだ。
剣士と魔法使いとの使用キャラ交代、火水土風の属性を使った攻撃&謎解き、連 続HITする毎に必殺技ポイントが溜まったり、敵が落とす食物を食べまくるこ とで経験値UPなど、オリジナル要素も盛り沢山。
特に、「経験値稼ぎ=食すこと」なので、プレイするたびに「食べる アクションRPG」というイメージが強くなることでしょう(笑)
ダンジョン探索を肝とするだけに、ボスはたくさん、アイテムの種類も豊富で、 隠し要素も多いったら。ボリュームはぐわーっとあります。
平均クリア時間は20時間、完全制覇しようと思った ら30時間は軽く超えるだろね。

OPムービーは今回も気合入りまくりで、 ハトも飛びまくり(笑)バックに流れる音楽も似合いまくりで、ゾクゾク鳥肌出 てきます。痺れる〜!!
うん、音楽いいよ〜。作品の雰囲気に合った、ファンタジーっぽさ溢れる曲多 し。ボス戦の曲もカッチョいいです。
おまけとしてサントラも付いてくるし、いつもと変わらず凝ってます。

欠点なのは、いや俺のパソコンだけかも知れんけど、ロード時間が遅すぎ。
1画面切り替わるごとに1分以上。本を 片手にプレイしなけりゃ待ってられません。他のレビューじゃそんな話聞かない んだけどねー。やっぱ俺のだけ?
しかし、それなりのスペックを必要とするのは事実。注意。
また、CD−ROM版とDVD−ROM版があるのにも注意。間違ってDVD版 買ったバカは俺だよ畜生!! 超楽しみな新作を前にして落ち着けというほうが 酷だろう?

ストーリーはさっき言ったようにおまけ程度。
勇者(?)が魔王を退治するっていう、ファンタジー の王道の王道。ほのぼのギャグが大半で、ちょこっとだけシリアス。 最後はもちろんハッピーに。疲れなくて良いね。

とまあ、万人向け度◎なだけに、とてもコンシューマっぽいオーソドックスな作 りになってます。
クセが全くなく、物足りなさを感じるかもしれないけど、普通のゲームがやりた くなったら是非これを。損することは絶対にありません。
だから逆に、玄人ゲーマーやエロゲマニアにはお勧めしないよ(笑)普通すぎる のが長所であり短所である作品だね。


ジサツのための101の方法(AVG パソコン18禁 公爵
評点 グラフィック△ サウンド○ ストーリー△ システム△ H度△ 声なし

虎菱拓司は自ら「灰色」と名付けたノイズを聞く。
拓司はノイズの中で“妄想”と“現実”に揺り動かされ、ついにはその判別さえ あやふやになっていた。すでに彼はそれを判別する手段が“死”以外にないと悟 り、ただ死を夢見て怠惰な日常を送っている。
彼に恋愛感情をもつ義妹「早桃」、友人以上恋人未満な幼なじみ「紅葉」、拓司と死の 誘惑を共有する「カンナ」、オカルトな超電波少女「なたね」、女王様気質の教 師「錦城」、暴力クスリ殺人なんでもOKな不良少年「御堂」。
彼女らと共に事件に巻き込まれる拓司。それは現実か妄想か。それとも真実か。
さあ、精神を蝕まれ追い込まれていく人間の堕ちていく様を見届けよう……。

新参メーカー「公爵」の処女作品。「妄想心理ノベル」と 題されたビジュアルノベル型AVG。タイトルの通り狂気ゲー です。とても18禁らしい18禁ゲーム。

まず音楽が素晴らしい。なんたって「O NE」の音楽を手掛けたYET11氏ですから。
特にOPとEDの歌は必聴です。メロデ ィはもちろん良いし、前者は歌詞がイカれてて 凄いです。
“ふるえるノドを締めて優しくころして♪ 錆びたハサミでおなか開いてさがして♪ こたえ見つかった〜♪”

システムは、声がないのが痛いね。他の点ではスキップもシーン回想もED回想 もあるので、余計に痛い。ま、Hシーン自体少ないからなー。それ目的で買うべ きじゃありません。よっぽど普通のHじゃ物足りないって人は別で すが。

ストーリーは完全な1本道。どのキャラ 狙っても最終的には同じです。やりがいはないです。
それでも何度もプレイすることをオススメします。一度プレイしただけでは、細 部が難解なため理解できないでしょうから。
具体的に注目シーンを抜粋すると、屋上から生きたまま袋詰にした猫を落とす、兄妹同士で互いの性器を見せながら オナニー、手首を切りながらHしてイクか死ぬかの瀬戸際を楽しむ、自殺しよう と劇薬飲んだら失敗して吐瀉して胃液まで出て体中ゲロまみれ、飲み込んだもの を取り出すため生きた人間の腹をナイフで切り裂いて内臓探る、便器の代わりと して排泄物を飲まされて「わたしは便器です」と額にマジック、宇宙人の格好し た男に強姦されてスペルマかけられる、耳の穴からシャーペンの芯をカチカチカ チと脳まで通して笑顔で自殺などなど残酷シーン満載です。わーい ♪胸くそ悪り〜♪
これで気持ち悪くなった人は素直に帰りましょう。映像にするともっと凄いです から。とりあえず俺なら帰るね。
しかし、これら救いのない暗い展開は、全てラストのオチを演出するため。どん 底の闇に落とすだけ落としてから希望の光を見せてくれるので、ラストの明るさ が非常に際立っています。こういう曲折した表現 もあるんだなあ。
死を見せることが、決して世界を否定するわけではなく、逆に肯定するために使 われていることに大変好感が持てました。
“だけど歩いていこう ころびながら歩こう いつか 顔を上げたら きみにあえるから”

とにもかくにも退廃的でどうしようもない雰囲気。 それがいいんですが。とりあえず俺が買った理由はそれだったし。 日頃から「死んじゃおうかな〜」と腐っている人に最適。きっとそ んなことを思わなくなるでしょう。

“もちろん、これはたとえばなしです。
幸せな生活に飽きたお姫様は、家来に命じて自分と似た12人の娘をさらい、 自分と同じ服を着せ、自分と同じ化粧をさせ、塔の窓から落としました。
12人目を落とし終えたあと、お姫様は「人生って、わからないなあ!」と言いました。
そしてお姫様は一生幸せに暮らしましたとさ。”



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