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ギリシャ語で手(Cheir:カイロ)の技術(Prakticos:プラクテイコス)という意味です。もともと「医学の父」と言われている古代ギリシャのヒポクラテスの医学書の記載に端を発しています。 人類が発生して数百万年といわれていますが、それは生命の歴史からするとほんの一瞬といっても良いくらいの短い時間です。進化とともに直立歩行に適応した骨格に発展しながらも、構造的な問題を抱えたままです。 まず発達した脳を収めている頭(重さ3〜4kg)を首で支えているわけですが、常に首と肩には大きな力が加わることになります。さらに下にいくにしたがって負荷が大きくなり、腰椎・骨盤には上からのストレス加重とともに、下から体重に反撥するストレスがかかってきます。 そのため仕事・家事・スポーツでの反復動作、姿勢など生活習慣や体質的な弱さから、関節のズレが起きると考えられています。この関節のズレが、神経の通り道である脊柱の椎間孔を圧迫し、さまざまな症状を引き起こす原因となります。 カイロプラクティックは、そのようにして生じた関節のズレを手によって矯正し、神経が圧迫されている椎骨を正常な位置に戻し、椎間孔を広げ、神経系の働きを100%働かせることによって、人体のホメオスタシス(恒常性維持機能)を活用し、症状の改善を行なう方法です。 当カイロプラクティックでは、手技によって関節の変位を検査・発見し、瞬間的な急圧を加えることによって、正常な状態に戻して、改善をはかります。 矯正部位に急圧を加えますが、瞬間ですので、決して痛くはありません。心配ご無用です。
人類最古の文書といわれるパピルス(B.C.2500〜1500年)に、「手を用いて背骨を刺激して病気を治療する術」のことが書きのこされており、古代エジプト、メソポタミア文明のなかで活用されていたと考えられています。さらにギリシャ時代には、「医学の父」とよばれるヒポクラテス(B.C.400年前後)によって、骨格の異常と病気の関連やその治療法が研究されましたが、それ以降、脊椎手技は、学問と技術の面でほとんど発展せず、家庭療法の範囲から出ませんでした。
しかし、アメリカへのヨーロッパ人の移住とともにその技術は、先住民のインディアンに伝承されていた骨格治療技術と融合して、1874年には、オステオパシーという手技が生まれていました。その21年後の1895年、当時の民間療法を研究していたD.D.パーマーという人物が、偶然、召使のリラード氏の難聴を、椎骨の矯正によって正常に戻したことをきっかけに、さまざまな人たちからの助言や協力を得て、カイロプラクティックという施術体系を構築しました。古来の治療法を、より合理的に考察し、独自の理論と技術を創りあげたものです。 その後、カイロプラクティックは、多くの経験医学と同じように医学界から異端視され、さまざまな迫害に会い、苦難の道を歩みますが、先人の不撓不屈の努力によって、いまや、アメリカをはじめカナダ、スイス、イギリス、オランダ、ノルウエー、スウェーデン、オーストラリアなど世界各国政府から公認されるようになるまで発展してきました。 現在、残念ながらわが国では、まだ公式な治療法として認められてはいませんが、「痛みやシビレが、根本から改善される」民間療法として、カイロプラクターの数では、世界で2番目といわれるほど発展し、多くのみなさんのご支持をいただいています。 参考:鈴木正教著『カイロプラクティック概論』谷口書店 |
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