-じゃあ、魔法って?-
コメンテーターの紹介


菜つみ
川原姉妹の長女。最近のマイブームはインテリア自作。

ミィナ
川原姉妹の末っ子。掃除嫌い。片付け嫌い。ていうか家事全般苦手。


ミ:パフェ遅いなーまだかなー
菜:頼んでからそんなに時間経ってないじゃない。もう少しで来るわよ。
  その間あたしが話してあげるから。
ミ:ぶーぶー、パフェのがいいー
菜:あら、そんなこと言っていいのかな〜?奢ったげようと思ってたけど、割り勘にしちゃおうかな?
ミ:ええっ!?そんなのずるい!奢ってくれるって言ってたじゃん!
菜:ふっふーん、元気を出してもらおうと思ってたけど、十分元気みたいだから・・うふふふふふ♪
ミ:な、なによ嘘つきっ!自慢じゃないけど、今あたし40Rしかないのよっ!
  おねーちゃんが奢ってくれなかったら食い逃げするしかないんだからっ!

菜:40Rって・・あんたお金なにに使ったのよ?
ミ:ガシャポン。ちなみに全部スカ♪最高で錬金SPカプセルだったかな?
菜:うわ微妙!っていうかうれしそうに言うなっ!
ミ:てへ♪
菜:照れるなっ!
ミ:そういうわけでおねーちゃぁん。おねがい〜〜!ちゃんとお話聞くから〜。
菜:無駄遣いするみたいだからお小遣い減らすわね・・
ミ:・・・げ
菜:じゃあ「魔法の発動」の話をするわね♪
ミ:さりげなく話をもとに戻さないでよ・・お小遣い・・


菜:え〜っと、これまでの話は覚えてる?「ガディウス世界における魔力」について基本的なコトは
  話したと思うんだけど。
ミ:うーん、一応ね。でもちょっと微妙かも・・
菜:じゃあ、これまでの話を簡単にまとめるわね。
  魔法を使うにはまず、自分にもともと備わってる魔力が必要。これは誰でも持ってるから大丈夫。
  で、それ以外にも世界に満ちているエレメント、または遊離魔力も必要。
  この周りに存在する魔力を使って魔法を発動させる・・
  こんなとこかな?
ミ:うんうん
菜:じゃあ一体なにが魔法の発動なのか?ソレを説明するわね。
ミ:らじゃー
菜:じゃあまず火炎魔法とかのエレメント使用魔法から。
  簡単な手順を最初に説明すると・・

その1.エレメントを集める
      ↓
その2.集めたエレメントに目的を与える
      ↓
その3.魔法の効果が現れる


  こんなカンジね。ちょっと簡単すぎるくらいだけど・・
ミ:・・簡単ね。マジで。ほんとにそれだけ?
菜:まぁ細かく言うといろいろあるんだけど・・こんなカンジ。じゃあコレを細かく説明していくわね。
ミ:お、おぅ!どんとこーい!

菜:まずはエレメントを集めます。
  エレメントっていうのは「方向性を持った魔力」っていうのは説明したとおり。
  それのせいでエレメントは、同じ性質を持ったもの同士集まりやすいっていう特徴を持ってるわけ。
ミ:へぇ〜。でも考えてみれば当たり前よね〜。だって違う方向向いてたら反発しちゃうもんね。人と同じだわ・・
菜:いやそんなしみじみ言うようなことでもないんだけど・・
  ま、まぁそれでね。その性質を利用してエレメントを集めるの。
  つまり個人魔力に少し性質を与えてあげるのよ。火炎なら火、冷凍なら氷って具合にね。
  そうすることによって周囲のエレメントを自分の周りに集めて、魔法の原料にするってコト。
ミ:ふむふむ。でもさ〜、どうやって個人魔力に性質をつけてあげるの?
菜:うん、それなんだけど・・あなただったら魔法を使うたびにやってるじゃない
ミ:うぅ?・・・・・・・あ、印(seal)
菜:そうそう!印を結ぶ・・つまりエレメントを集めるための紋章を手で象るのよ。
  それがさっきのその1ね。
ミ:ふへー、あれにそんな意味があったんだ・・そういえば習った気もする。
菜:ほんっと覚えてないのね・・・
ミ:あたし理論より実践派だから♪できればOK!
菜:うーん・・いいのかなそれで・・


ミ:その1は分かった・・っていうか思い出したよー。次はその2ね。
菜:んっと、集まってきたエレメントに目的を与える・・つまりエレメントが魔法になる瞬間よ。
ミ:目的って、命令でしょ?あれに向かえーとか、こうなれーみたいな。
菜:そそ、その目的を与えるためのものがコマンドスペル(command spell)ね。
  これによってエレメントは目的を与えられ、人口精霊(artificial spirit)になる。
  あとは人口精霊が効果を発して、魔法は終了。
ミ:・・・へ?
菜:つまり、魔法=人口精霊ってワケ。
  目的を与えられた魔力=人口精霊=魔法って言い換えてもいいわね。
ミ:ふむふむ・・
菜:たとえばファイアミサイルだったら、まずファイアシール(炎印)で個人魔力に火の性質を付与。
  集まってきたファイアエレメントに、コマンドスペルによって形、飛ぶ方向、スピードとかを命令。
  命令を受けたされたファイアエレメントはファイアミサイルという人口精霊に変化。
  ファイアミサイルは命令された通りに、目標向かってまっしぐら・・相手は黒コゲってわけ。
ミ:おおー!(ぱちぱちぱちぱち)
菜:どう?分かった?
ミ:うん、かなり!
菜:じゃあついでに聖魔法も説明しちゃおっか?
ミ:うん!


菜:聖魔法・・つまり遊離魔力使用魔法なんだけど、基本の順序は同じ。

その1.遊離魔力を集める
      ↓
その2.集めた遊離魔力を一旦体に蓄積、凝縮
      ↓
その3.魔力に目的を与える
      ↓
その4.魔法として体から放出。効果発現。
  
  集め方が違うだけで、エレメント魔法とあんまり変わらないかも。
ミ:殆ど同じね〜。
菜:細かいところが違うのよ。
  エレメントは方向性があったから、印を結んだり描いたりすることで集めることが出来たわね。
  でも遊離魔力には方向性がない。つまり印によって魔力を集めることが出来ない。
  で、聖魔法の場合は祈り(pray)で遊離魔力を集めるのよ。
ミ:祈るっていっても・・神様はもう居ないじゃん。何に祈るの?
菜:いや、神様はまだ居るわよ。ガディウス大陸になってね。
  元々神ガディウスの力だった魔力は、今は世界中に宿ってるって言ったでしょ?
  神様への信仰はその魔力を引き寄せることが出来るのよ。
  大陸になった今でも、神様はあたしたちを見捨ててないってワケね・・
ミ:ふむぅー。それじゃ信心深くなきゃ聖魔法使えないわなー。
菜:そそ、だから信心がなくなっちゃえば神様も助けてくれなくなるわね〜。
ミ:聖職者っていうのも大変ねー
菜:ちなみに、祈るときは手を組み合わせて祈るのが一般的ね。
  手を組み合わせる、っていうのは「私は誰も傷つけない」っていう意思表示になるのよ。
  これをすることで、神様の慈悲を得ることが出来るってワケ。
ミ:あのポーズに意味あったんだ・・

ミ:で、目的を与えるっていうのは・・
菜:んー、これは一緒。コマンドスペルで目的を与えて、魔法の効果を得るのよ。
  ただし、遊離魔力は人を傷つけたりする命令は受け付けない。
  元々が純粋なエネルギーだから、生体機能を促進させたり低下させたりするのは得意なんだけど、
  それを実際に体の外に実体化させるのは苦手なのよ。
  そんなに遠くの対象物に効果を及ぼせないのはそのせいね。
ミ:ふーむー
菜:一応、ホーリーミサイル&ホーリーボールはそれが可能だけど
  あの魔法は「邪悪なものを清める」という性質のものだからね。
  つまり対象の体内に存在する「邪悪なもの」を鎮めるエネルギーを撃つってこと。
  だからアンデッドとか「邪悪なもの」が体の構成成分の大半を占めるモンスター達にはよく効くのよ。
ミ:でも私撃たれた事あるけど、効くよ?ていうかなんか凄い疲れた。
  なんか一瞬で元気が無くなったっていうか・・

菜:あー、撃たれるとそんな感じだね・・。
  それは、ホーリーミサイルが人間の「邪悪なもの」を鎮めちゃうからなのよ。
  欲望・・人の「本能」「煩悩」とかを一時的に麻痺させるってカンジかな。
  人だって動物だから、本能が麻痺しちゃうと動く動機が無くなる。
  つまり瞬間的に相手を「無気力症候群」にするって考えればいいかな。
ミ:うわ、そう言われるとホーリーミサイルが凶悪な魔法に思えてきた。
菜:確かに。精神攻撃だからねぇ。下手に体をやられるよりかキツいかもね。
ミ:ってことは頭が悪いヤツほど効くってこと?
菜:そう言われると実も蓋も無いけど・・そうね、知能が高いほど本能を押さえ込めるから
  効きにくくなると思うわ。逆に、知能が低ければ・・ガンガン効くんじゃないかな?
ミ:私は今真剣に頭よくしようと思ったよ・・

菜:大体魔法については喋ったかな?
ミ:うん・・もう話でおなかいっぱい。
菜:あはは。でもパフェは別腹でしょ?
  ほら、きたみたいよ。ミィのパフェ。
ミ:わ、やったー!
菜:(でかっ!ミィの頭隠れてるよ・・)
ミ:いただきまーす!
菜:食べ終わるまでは話も何も出来なさそうね・・
ミ:おいしー♪しあわせー♪


魔力 END


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