2006年12月:採集・撮影の記録

イワナ(サケ科)/採集個体の大きさ 33cm
採集・撮影年月 2006年12月/場所 利根川(旧赤城村)
追加調査  年  月 
 ウグイを採集するため、漁業権の設定のない水路で釣っていたところ、尺イワナが釣れてしまいました。撮影後、すぐ放流しました。この日、肝心のウグイはゼロでした。 
 イワナは川の最上流部に生息し、赤城沼尾川の上流などで釣ることができます。ただ私は、山中での釣りは、危険(崖崩れ、鉄砲水、クマ!)なので、あまり積極的にやる勇気がありません・・・。今回、運良く平地で採集、記録することができて良かったです。
 エサの少ない場所に棲むだけに貪欲で、時にはヘビまで食べると言われます。体に厚みがあり、陸に上がっても安定しているので、這って沢から沢へ移動したりもできるようです。獣のようですね。 
 最近は山の奥深くにも治山ダムばかりなので、イワナにとっては棲みにくくなっているかもしれません。 
参考 

カマツカ(コイ科)/採集個体の大きさ 15cm
採集・撮影年月 2006年12月/場所 用水路(旧北橘村)
追加調査  年  月 
 利根川の分流のヘチにタモ網を入れて、冬越ししているカマツカを採取しました。なかなか良型でした。 
 この辺では絶対数が少なく、しかも砂底に潜ったりもするので、あまり見る機会がない魚です。利根川に潜って遊んでいた子ども時分にも気づきませんでした。ただ県内でも地域によっては「ソウゲンボウ」と呼ばれ、親しまれているようです。
 魚体は、表面がウロコでゴツゴツしており、しなやかさもありません。口は砂もろともエサを吸い込めるように下に伸びるようになっています。水底での生活に適応した結果なのでしょう。
 ユーモラスな顔つきが好きで、飼育したこともあります。口から吸った砂を、エラから吐き出しながら、エサを摂る様子を観察することができます。しかし平時は、砂に潜ってばかりで、あまり姿を見せてもらえず、結局、放流しました。
 食べると意外においしいと言われますが、かわいそうで食べる気になりません(笑
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ウグイ(コイ科)/採集個体の大きさ 2cm
採集・撮影年月 2006年12月/場所 利根川(旧赤城村)
追加調査  年  月 
 県内ではクキと呼ばれ、馴染み深い魚です。カワ「ウが食う」から、ウグイという名がついたという説があるそうです。とにかくウグイなんてゴロが悪いので、「なんだヤマメじゃなくクキか!」と方言が使われています。
 写真は稚魚です。どうも最近は、本当にカワウに食べられてしまったのか、利根川でクキが釣れなくなってしまいました。クキなら、子どもにも難なく釣れたものですが、今は真剣にやっても駄目なこともあります。魚のハネも見られず、気配がなくなりました。クキさえいないというのは、悲しいことです。
 川のどんな流れにも対応できる魚で、トロではウキ釣り、瀬ではミャク釣り、淵ではブッコミ釣りで狙います。ブッコミでかかった時には良型のことが多いです。
 氷上ワカサギ釣りをしていて、水深10m以上の湖底からあがることもあります。淡水釣りには欠かせない、まさに外道中の外道と言えるでしょう。
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