♯1 2009年2月:ワカサギ釣りの穂先づくり(その1)

2009/02/20(土)
 ここ数年通っている赤城大沼の氷上ワカサギ釣り。下手で、いつも釣れませんが、この釣りの楽しさは、 自分で必要な道具を作ったり、改造したりという、その過程にもあるのだと思っています。
 たとえば、いろいろな釣りがありますが、釣りで一番重要な「竿」を自作できる釣りというのは、そうそう無いでしょう。
 私もワカサギの穂先削りを数種類やってきました。一昨年はグラスの短竿、昨年は煤竹のやはり短竿、そして今シーズンは 竹の長竿に取り組んでいます。(毎年、毎回違う竿なんか使っているから、その竿の特徴に慣れず、かえって釣れません!)
 この竹の長竿を自作しようと思ったきっかけは、昨年シーズン、赤城大沼の名手の釣りを目の当たりにしたからです。
 名手達の釣り。40センチはある長い竹竿の先端は、まるで道糸の延長のように細く、薄く、繊細。そして徐々に胴に入っていく完全な胴調子の穂先です。 その胴の反発力を使って、なんとも怪しげな?ゆらめきで誘い、止めた瞬間、穂先にアタリが出ます。すばやくアワせて、その動作の流れで、道糸を手に絡めとっていく釣法。
 うーん「かっこいい!」(笑)。この釣りでは、釣ったワカサギを片手ハズしするしかないため、長仕掛けは使えません。短い仕掛けに、少ない針数。過度に軽いオモリは使わず、フカせない宙釣り。 潔い釣り方は、新鮮でした。
 そして、今シーズン、あの竹竿にならって、私も竹竿作りを始めたのでした。



竹の入手
 今回は自分の「風除け」の高さに合わせて、35センチの穂先を作ります。そのため、40センチくらいは節間がある竹を入手しなければなりません。 本来は真竹を使いたいのですが、我が家の貧相な竹やぶは、最近根こそぎ刈ってしまったし、近くの 竹やぶにも、そんなに節間の長い真竹は生えていません。探すのも面倒です。勝手に伐採してくるわけにも いかないし・・・。それで見つけたのが、ホームセンターで買える「割竹」「建仁竹」。これは中国産の竹で、種類は不明です。1本180センチに 4、5節あり、100〜250円の安さです。節間の長いものを選んで購入。


竹を切る
 節の上が穂先に、節の下がグリップとのジョイント部になるように、竹をのこぎりで切ります。なんとなく 竹が生えてた時と同じように作った方が感度が良くなる気がするので、穂先の根元が竹の根元に近い方になるようにします。節が受け口になっているので 竹の上下は分かります。(受け口の上が竹の先端に近く、下が根元に近い。また、以下の工程に関係するが、竹は先端から根元方向に割った方が、割りやすい。特に節の部分を割るとき。繊維が そうになっているらしい。)


竹の選別
 写真の左右の竹を比べると、左は竹の繊維が右にねじれてしまっている。右の竹は、節に対して垂直に繊維が通っていることがわかる。(見えやすいようにマジックで繊維を なぞってあります。)左のような竹を穂先に使うと、オモリをつるした時に、穂先の先端がねじれるので注意。削ってみて使い物にならないのでは、余計な手間をかけることに なるので、この段階で選別し、除外しておきます。






竹を割る
 竹をまっすぐ割るには、写真のとおり、ナタを両端から少しずつ入れ、金尺で裂いていきます。(自己流ですが、うまくいきました。) 竹を割る専用のナタ(両刃)があれば、もっとうまくいくかも。一本一節から、無駄なく5本とれました。



































荒削り
 ナタで出来る範囲で、薄く細く、形を整えます。
 次は、「火入れ」と、仕上げの削りと塗装ですが、また後日アップします。

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昨年作った煤竹短竿














ホームセンターで買った竹



好みの長さに竹を切る




左は繊維が曲がっている



@まず上からナタを少し入れ

A下からもナタを少し入れ

B金尺を入れ裂いていくと

1節から5本とれた



量産体制?