
取材日記その1
長期遠征四国巡業行脚の旅から戻ってきました。黒潮踊る足摺岬、柏島といった魅力溢れる場所を転々と移動。さまざまな出会いと食の旅を続ける毎日の中で久々に充実した日々でもありました。徐々に日記を膨らませていくつもりですが、なんといっても今回の目玉は「ホムラハゼ」。僕自身ここ数年でずっと出会ってみたい生き物の一つでした。ホムラとは炎の意味でその体色がまさしく燃えるようなのです。それがなんと一気に二個体も見ることができたのです。棲息環境は今まで確認されているもののほとんどが、ガレ場のサンゴの瓦礫の下などで一度見つけるとすぐに移動してしまい、しばらくの期間見つけることは困難な種だったのですが、今回発見された2匹は岩場の隙間に住んでおり、無茶な針金などで引き出すといった作戦をとらない限り、しばらくの間同じ場所で定着してくれそうですよ。こんなケースは稀でしょう。さすが柏島!
二匹はひょっとするとカップリングしたペアかも...そうすると繁殖行動が見られるかも...再び柏島に行こうかと真剣に考え中。でも連載ページや写真展の移送、新たな取材などやらなければならないことが山積みで行けそうもない...トホホ。
炎君はこんな感じです。(2004/May)

どういう環境にいるか、より詳しく、&ベストショットは月刊ダイバー8月号で!
取材日記その2
久しぶりに「探偵ナイトスクープ」ロケに5月22日参加してきました。探偵はかんぺいさん。舞台は伊勢五ヶ所湾近くの海で、現地合流して海だけ参加だったのですが、話の中身は10年前ここで捕られたネコザメをすし屋?のご主人が水槽で飼ううち、だんだん家族の一員として愛着が湧いていたということらしいのですが、お客から狭い水槽で飼わずに海に逃がしてやったらといわれ続け、かんぺいさんの説得もあったのか、もと居た伊勢の海に返してやるという感動巨編です。オンエアはまもなくされるでしょうが、「探偵ナイトスクープファン」には必見の1話になる水中映像が撮れたと確信しています。
オンエア日6月18日(金)夜!!
取材日記その3
隠岐に行ってきました
DIVING World9月号の取材で、隠岐の島の布施と西の島に各2日づつで取材。台風が襲ってくる境目の良いタイミングで渡ることができ、過去にないブリの群れ写真が撮れてしまいました。今年は回遊魚がさほど回ってこないんでどうかな?って行く前は脅されていたんですが、いざエントリーしてみると、いきなり何千という群れに囲まれ、カメラのセッティングに戸惑っているうちに逃げてしまうかな?と思っていたら、それどころか、どんどん群れが膨れてきてしまい、水中で嬉しい悲鳴を上げている自分が...。
群れがいつの間にか眼前から消えていき、静かになったところで根の裏側に回り込んで、しばし休憩。
ちょっといつもより流れが速かったんですが、なんとか潮の上手に回りこみ、ほんの数分待っていたら、さらなる群れが周辺を旋回。群れの個体の大きさが違っていたので、「また別の群れだなあ」 なんて今度はやたらと冷静に対応しながらいろんなカットをチャレンジ!
今まで撮られていない方法を駆使して(僕自身も他の誰も)撮ってみました。
この時はこれでいけてるかな?と思いながらシャッターを切っていたのですが、この群れが去ったあと、さらなるヒラマサの群れが眼前を埋め尽くしまして、ブンブン目の前を通過。
気がついたら、いつの間にかフイルムが乏しくなっていて、ブリなどの回遊魚でワンロール丸ごと使い切って困ってしまう事態になってしまったわけです。まだ露出するタイミングまで大分あるので、この写真、ここで発表するのはまずいかなと控えてるんですが、仕上がりを確認すると、全てが花マルな出来!!
僕の記憶ではこの系統の魚がこれほど動感豊かに、接近状況もすごく、かつ画面の中を埋め尽くしている写真はなかったはずです。
これは宝物カットですね!!
宝物がワンロールどれ使ってもインパクトあるぞという状況になったわけで、最近モデルがらみで回遊魚を狙う機会が多かったのですが、久しぶりにこういったお宝写真をゲットすると、人物との絡みのパーセンテージを考え直すべきかなあとも思いました。
前田文香嬢が出来るモデルに育ってきてくれたおかげで、数々のGoodShootも得られており、これはこれで感謝なのですが、ダイレクトに被写体に迫る面白みも改めて感じたわけです。
今後の展開に乞うご期待!!
取材日記その4
マンディ.レイ.クリュックシャンク
Topページでもご紹介していますが、フリーダイビングという競技をご存知でしょうか?
映画「グランブルー」で有名になった素潜りの競技で、一息でどこまで潜れるかを競い、
コンスタントウエイト、ダイナミック、スタティック、フリーイマージョンなどの種目があり、
この4部門での女性世界チャンピオンがコーチと共に来日。日本のフリーダイバーたちに最新の
理論、テクニックを伝授するという講習会イベントに絡んで撮影をしました。
講習内容は目からウロコが10枚ぐらい落ちたような感じで、この内容については詳しくここでは
お伝えできませんが、このときの模様は月刊ダイバーやダイビングワールドで掲載する予定です。
チャンピオンのマンディはすごくキュートでとてもコンスタントウエイト(フィンだけで潜って戻る)のチャンピオンとは
思えない美人。
最初はちょっとネコかぶってたのか、表情が硬かったのですが、だんだん打ち解けるうちに、ジョークや
笑顔が溢れるようになり、豊かな表情を見せてくれるようになると、お高く留まっている感じではなく
ほんとうに、しぐさや雰囲気がかわいいんですよ。
ところがひとたびウエットを着て海に入るとその美しさは違う美しさに変身。
水中で見る姿はまさしくマーメイド!!
最終日ブルーウォーターダイビングにて(黒潮本流でのドリフト)見せてくれたコーチとマンディのパフォーマンスは
感動ものでした!これをハイビジョンカメラで撮影。すごい映像になりましたよ。
全ての行程が終わって、京都観光にお付き合いしたのですが、
コーチのカーク.クラックのリクエストがニンジャ屋敷。
マンディ.レイ.クリュックシャンク嬢のリクエストが金の神社。
ということで、二条陣屋と金閣寺を観光。
仕事を離れた素顔のマンディは普通の女の子って感じで、ますますファンになりました。
最後に関西空港に送っていった際、短期間とはいえ、お互い苦労を共にやってきたことの現われともいえますが
別れ際にカークとマンディと一人づつ抱き合って「また絶対合おう」と熱い抱擁。
強烈な思い出になりました。


本人達に一番受けていた京都「麺バカ一代」のラーメン。
取材日記その5
春に取材に入ったもののその後行けず、うずうずしながら行きたかった柏島。前回見たスパイクフィンゴビーことホムラハゼ。これを再び見に行ってきました。残念ながら炎君との再開は果たせませんでしたが、今回はダイビングワールドの別冊「DivingWest」の次号取材。この取材は今までになかったスタイルで、巻頭特集全て柏島総力特集となる予定で、柏島ダイビング事業協同組合の全面協力の元、一週間の滞在でじっくりと取り組んできました。柏島のカリスマガイドたちが連日3人ほど入れ替わり立ち代わり「後ろの浜」を中心にありとあらゆるものを見せてくれたわけです。おかげで取材内容はすごいものになっていますよ。今見ることができているありとあらゆるマクロ系生物のオンパレード。
日本のシパダン、マブールという異名は伊達じゃない。中でも印象に残ったのがマンダリンフィッシュの仲間であるサークルドラゴネットの存在。こんなのが四国にいるんだね!
撮ってきたもの羅列すると
モンハナシャコ(全身&顔)
イロイザリウオ(黄色)
ヒメイカ(産まれたて)
ミナミダテハゼ
ソウシハギ
アヤトリカクレエビ
ピグミーシーホース
キンチャクガニ(卵持ち、なし)
セダカギンポ
イナズマヒカリイシモチ(幼魚&成魚)
ゴルゴニアンシュリンプ
フサカサゴYg
コロダイ
アオヤガラ
ヘラヤガラ
ハナヒゲウツボ
メシマウバウオ
スジグロガラスハゼ
オオウミウマ
クダゴンベペア
ガラスハゼ卵つき
フリソデエビBaby&成体
マジマクロイシモチ
ハナダイ
カシワハナダイ婚姻色
ハナゴイ(パープルビューティー?)
コバンハゼ3種(うち未同定2種)
マガタマエビ
イレズミハゼ
クリアクリーナーシュリンプ
ベンケイハゼ
ゴールデンイールモレイ(こんなのもいたわけ)
ケラマハナダイ
スミレハナダイ
テンクロスジギンポ
トウシマコケギンポ
ネジリンボウ
ヒレナガネジリンボウ
キツネメネジリンボウ
オニハゼSp
ニシキウミウシ
ベニツケタテガミカエルウオ
ミヤケテグリ
イソコンペイトウガニ
ツバメウオ成魚&Yg
イソギンチャクモドキカクレエビ
テンロクケボリガイ
ホソテンロクケボリガイ
オランウータンクラブ
ヨコシマエビ
アナモリチュウコシオリエビ
マンジュウヒトデについたカクレエビ
ハダカハオコゼ
カスリフサカサゴ
タスジウミシダウバウオ
クロスジイソハゼ
カザリサンゴヤドカリ
フシウデサンゴモエビ(バカボンじゃないタイプ)
アケボノハゼ
スジクロユリハゼ
ジャパニーズピグミー
ホタテツノハゼ
マツバギンポ
クビナシアケウス
アデウツボ
ヤシャハゼ
オオモンイザリウオ
ヤハズアナエビ(ヤシャバージョン)
マスダオコゼYg
サークルドラゴネット
メガネゴンベ
カンナツノザヤウミウシ
サツマカサゴ
ヒョウモンダコ
ヤノダテハゼ
って感じを押さえてきたんで、これをカラー20Pモノクロ15Pに凝縮。
すごいでしょ!
生き物だけではなく柏島の島内のすべてを総力特集!
別冊という限りは、別冊でしかやれないようなことをやれるだけやっちまおう
って感じ。
これ一冊買えば柏島の全てがわかるって本になっています。
取材日記その6
なかやまきんにくんが潜泳で50m泳げるようになろうという番組
テレビ大阪の新番組「にじゅうよんエッチ」の収録に参加してきました。
裏話...
24時間でプールで泳げるようになる行程を撮影ということで水中撮影依頼が来た訳ですが、僕の勘違いもありまして
潜泳とは思わずにロケ地である岸和田スイミングスクールに到着。
いざ撮影ということで、おそらく水中から定点っぽい形になるかもと、スクーバセットをセッティング。
でもどうやらコースに沿って潜泳で併泳しないとダメだということが分かり、スノーケル、マスク、フィンの三点セットを
使っての撮影となりました。当初長時間水中待機が必要とウエットを着込んだのですが、これが泳ぐと熱くてたまらない。
したがって脱いで水着で泳ぐことに...おかげでずっと泳いだり待機したりで実は風邪引いちまった。
カメラがいくら小型のDVとはいえ、横にカメラを向けて安定させながらの併泳は結構きつい!
とはいえ、きんにくんは基本的に泳ぎが苦手ということでバタ足でのチャレンジなので、まあまあ余裕をもってついていくことができました。
彼が限界まで潜泳50mにチャレンジするということで、ドクターが待機。
このドクターが話し出すと結構面白い人で、途中で疲れているだろうと
足のマッサージを行なったり、きんにくんとエクササイズ談議を休憩中などにしていました。
なにげに横から聞いていたのですが、確かに筋肉の増強方法、体のバランスのとり方などなど
聞いていて「ふむふむ」とうなずける話をされている。
ところが肝心の潜泳を行うための話は????
という感じに僕は思ってしまった訳です。自信をもって話し続ける先生をさておいて、裏方である僕が
口をはさんでしまうのもどうかなと思い、じっと我慢の子だったわけですわ...
さらにオリンピックシルバーメダリストの田島さんが手取り足取り教える訳ですが、
彼女も競泳選手。泳ぐストリーミングラインのとりかたや、ターンの方法論はさすがという他ない
すばらしい教え方でした。さすがオリンピックのメダリスト!
あくまでも泳ぐという観点なら...
呼吸方法や精神統一にヨガの先生が登場
この先生美しい方で、呼吸方法やリラクゼーションのポーズなど聞いていて
僕もやってみて「おーーこれはいいわ」って感じで、ぼくもこれは個人的に習いたいなと思った訳です。
陸上での呼吸の整え方、バランスのとり方、体の柔軟性を上げる方法など
目からウロコもいっぱいでした。...でも
今だからいいますが、あの収録時、終盤、僕が教えてたら、きんにくんは50mに到達してましたね。
だって僕はフリーダイビングの(素潜りの)現世界チャンピオンを女子男子とも育てている
カーク.クラック師匠の理論を聞いているわけで、
呼吸方法から、どうやったら息が長く続くか、どうやったらパッキング(強制的に肺に空気を詰め込む)
などなど秘伝がいっぱいある訳です。
でもそれやっちゃ話がもつれて大変になるのが予想できたので
じっと我慢の子。
僕は潜りのプロだよーん。
収録終了後、スイミングスクール所属のコーチの方々と雑談していたのですが、その際主任コーチと思われる
人がちゃんと気付いてくれていましたね。
「よくあんなふうに撮れますね、僕も生徒を撮りますけれど、泳ぎながらだとビデオで撮るの大変なんですよね」って。
ワープというよく進むフィンを履いてるとはいえ、上半身を横に折り曲げ両手でブレないようにカメラをホールドして
泳ぐと実はすごい抵抗があります。
併泳してフィンを履いたままターンしても壁蹴れないし、画面を安定させたまま方向を変えるのは至難の業なのだ!
で、きんにくんが「限界だあ」って浮上するところまでちゃんとついていってるのですよ。
陸カメラに写っちゃダメなので、潜り始めるタイミングにあわせて水面に出て大きな呼吸もできない。
一般の人はプールの浅い場所での撮影だし簡単だろうと思いがちですが実は難しい部分も多く
ここだけの話というのはいっぱいあるわけですわ。
取材日記その7
「探偵ナイトスクープロケ」
バブルリングネタで、依頼者は67歳の女性。
僕自身バブルリングを作らせたら世界一ではないかと思っている
南紀シーマンズクラブの岩崎さんと共に沖縄に...
現地サービスSouth To Southサンにお世話になって
2日間をかけて超大作を制作してきました。
水中ではZeroのダイブトークをフル活用!
しゃべりまくり!
タレントの石田さんより、岩崎君の声のほうがずっと目立ていて、
さすが日頃ダイブリンクでしゃべりなれてるなあという印象。
スタジオ収録時は観客のどよめきを呼ぶバブルリングの美しさを見せています。
多分ナイトスクープ史上初ではないかと思われるHDCAM収録の水中映像が流れる予定です。
オンエアは6月17日(金)予定。
さらなる裏話はオンエア後UPしますね!

1...出演者の皆さん! 2... デジカメ撮影術伝授中


3...僕が撮った大東漬け寿司 4...沖縄ならではのお刺身がいっぱい
うまそうでしょ!!
取材日記その8
「ラジオ大阪収録」
取材とはいえないかもしれませんが...
七夕から始まった僕がメインキャスターを務める「グッデイ!グッダイ!」という番組に探偵ナイトスクープ繋がりで
タレントの石田靖さんにゲストできていただきました。
石田さんは初めてお会いしたスクープロケのときからずっと思っていたのですが
すごく周囲の人に気を配るやさしい人で、普段からテレビの中と同じ雰囲気が漂っています。
すでに4回スクープロケでご一緒してまして、「大阪城公園お堀にはワニとかピラニアがいるらしい」
「抜けない指輪」「うちの犬は水難救助犬になれるでしょうか」「バブルリングが作りたい」
といった番組でご一緒していまして、
無理かなと思っていた番組出演も、忙しいスケジュールの中から二つ返事で
「いいですよ!」って来ていただいたのですわ!
石田さんはまだ16本ぐらいしか潜ってはいないというものの、一番楽しい頃とみえて
しゃべりだしたらお互い止まらず、
ダイビングの話題とナイトスクープロケの裏話であっという間に30分が終わってしまいました。
彼の興味あること、ダイビングに対する熱意は、誰もが初心者の時に感じることを代弁してくれているような気がして
僕たちが忘れている原点を思い出させてくれたと思います。ちょっと感動!
オンエアは8月18日(木)24:00〜24:30予定です。
台本デジカメでとってはりました。台本あるねやって...文香ちゃんが読み上げる部分はいっぱいあるけど
僕の部分はないのだ。...行き当たりばったり。「海のなかをよーく...」の数字的なデータとかは持っていくけど。
