アグリの田んぼ

これが、アグリのAランク「コシヒカリ」を作る田んぼです。
田植えの頃は、カモやアマサギ、セキレイ、ツバメなど野鳥の飛び交う風景が見られます。運が良ければカワセミにも出会えます。畦を歩くとカモの卵を発見することも。
これよりもう少しするとカモの親子が見られるようになります。

ここで作ったお米をおすそわけしています。

 お米ができるまで   有機質肥料使用低農薬のアグリのお米です。
3月末〜4月 種蒔き 発芽・育苗 畦付け作業
稲の種は選別、消毒した後、苗箱に均一に種を蒔いていきます。
箱に土を入れ、水をシャワーし、種を蒔いて覆土するまで機械が全自動でやってくれます。
(リフトで吊ったバックは培養土)
種を蒔いた苗箱はビニールハウスに並べて、シートを覆って保温しながら発芽を促します。 苗が大きくなるまでは毎日水をあげたり、温度管理をしたり、その日の様子を見ながら育てていきます。
まるで自分の子供を育てていくようなものです
田んぼの水もちをよくするためにこの作業をします。出来上がった感じは左官屋さんが塗った壁のようなものです。
5月 田植え 6月〜 7月
早いものは4月下旬に植えますが、最盛期は5月の連休。この時期の田んぼは賑わいますアグリでは自作地以外に、作業の請負もしているので約1ヶ月は田んぼ通いです。 田んぼに入った稲(苗)には、成長時期によりその日の気候と水位のバランスが大切で、ほぼ毎日のように見回り(野回り)にいきます。 稲穂が出始めます。
よく見ないとわからないのですが、一粒一粒に花が咲きます。
8月 9月 稲刈り 乾燥・調整 保存
実が熟すにつれて穂が垂れ下がってきます。
そして色も、緑から黄金色へと変わっていきます。
1年で最も忙しい時期です。
請負も含めて約20haを刈るため、悪天候を除いてやや1ヶ月はお休みがありません。
刈取った稲をコンテナで運び、乾燥機に入れて水分値15%まで熱風乾燥。
その後、籾すり機にかけて、ゴミ・くず米を除き、籾と玄米に分けます。
それを30s入りの紙袋に入れ、販売出荷の状態に仕上げます。
アグリの米は、半数がJAへ出荷。
残りは直売用、自宅用として低温倉庫(13度前後)で大事に保管されます。

 米の検査

 米は、JAなどの集荷所に集められ、食糧事務所の検査員らに一袋づつ検査されます。
 米の種類と充実度、粒揃い、水分、被害粒、異物混入割合などを、検査員の肉眼と計測で審査されます。
 この時は、まるで試験結果を待つ受験生の気分です。
 検査した米は一等、二等、三等、に分けられ、それぞれ印を押され
 自主流通米や政府米へと運ばれていきます。

 米の食味

 米は、銘柄や産地によって味が違うのは皆さんご存じですが、
 同じ品種、同じ産地であっても、栽培の仕方や土壌、その年の気候によって味も微妙に違ってくるようです。
 アグリでは毎年、普及センターにお願いして、玄米の食味値を分析して頂いてます。
 食味値とは、アミロース、タンパク、水分、脂肪などの食味成分の割合を計測したもので、70以上がAランクです。
 有名な魚沼産コシヒカリはAランクの格付けです。

  アグリの2002年の食味分析結果です。 魚沼産に負けてないでしょう?!

整粒(%) 千粒重(g) アミロース(%) タンパク(%) 玄米水分(%) 脂肪酸度(mg/100g) 食味値 ランク
目標値 コシヒカリ 80.0以上 21.0以上 19.5以下 6.7以下 14.5-15.0 7.0 70以上
荒川アグリ コシヒカリA 82.3 21.6 19.9 6.0 14.9※ 7.0 77
コシヒカリB 84.9 21.0 19.0 6.6 14.5 7.0 75
2002年平均値
(普及所管内)
コシヒカリ 80.8 21.1 19.8 6.5 14.7 7.0 72

アミロース:含量が多いほど米飯の粘り少なく、硬くなり食味が低下。
タンパク:含量が多いほど米飯の粘り少なく、硬くなり食味低下。
水分 :13%以下では食味が低下し、高いと品質変化を起こしやすくなります。
      ※穀物水分計より1%低い数値でした。低温倉庫内の玄米は16%で保存
脂肪酸 :空気によって酸化され古米特有の臭いの原因。収穫直後は7.0が標準。
      時間とともに含量は上昇。

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過去の栽培記録