荒川アグリでは常陸秋蕎麦だけを生産しています。

おいしいお蕎麦ができるまで

 蕎麦の種が蕎麦の実になるまで(アグリの常陸秋蕎麦の場合)             
 
上の写真が播種機で、耕耘と播種と鎮圧を一度にやってしまいます。
 は種(8月中旬)

畝幅24p、10aあたり6sの計算をして蒔きます。
10条蒔きの播種機をトラクターにつけて使います。
蕎麦の生育は早く、播種後4日目には写真のように芽が出てきます。
蕎麦畑  開花・受粉(9月下旬)

蕎麦は自家受粉ができないためミツバチなどの虫達に手助けしてもらいます。
満開時の蕎麦畑は白いじゅうたんをひいたように見事です。
   害虫駆除(9,10月)

病害虫には比較的強い蕎麦ですが、
この時期、ハスモンヨトウ虫(左の写真中央)の害にあうことがあります。
葉を食べ尽くした後花を食べ出し、畑の蕎麦が茎だらけになってしまうので、見つけ次第駆除していきます。
 10月上旬

蕎麦の花の下に実がついています。触るとまだやわらかく、つぶすと中からミルクのような汁が出てきます。
 刈取り、脱穀(11月上旬)

作付け面積が多いためとても手刈りでは間に合いません。
汎用コンバインで刈取り、脱穀を同時にこなします。
脱穀が同時なので実が充分熟すまで待っての作業です。目安は初霜が降りた後です。
蕎麦の実 そば粉  乾燥・磨き(11月)
コンバイン刈りした実は自宅にある乾燥機に入れられます。
低温(30度以下)乾燥しながら磨きもかけます。

 調整
米の籾すり機を利用して選別をして、不要なゴミなどを取り除いて製品にしあげます。
これを後に石臼や製粉機で挽けばそば粉になります。

荒川アグリで収穫した蕎麦が食べられるお店

アグリのそばの会 和味(なごみ)会
毎年、近所の蕎麦好きが中心になって手打ち蕎麦を食べる蕎麦まつりを催しています。
蕎麦が好きだという人を招待していくうちいつの間にか30人以上が集まる催しになりました。
そばの会と言っても巷に多く存在する手打ちの技を磨く愛好者の会とは違います。
決して腕を競うものでもなく、みんなで地元の手打ち蕎麦を味わい、
蕎麦打ち経験のない人達には蕎麦打ちを経験してもらうといったアットホーム的な会です。
蕎麦まつりを通じてアグリのご近所と我が家で働く雇用者、
我が家に出入りする関係者などとのふれあいと親睦を目的にしています。
興味がある方はどうぞご参加ください。

蕎麦の豆知識   

常陸秋蕎麦の花
蕎麦の花
戸隠で見つけた紅い蕎麦の花
赤い蕎麦花
花の種類 蕎麦の花には、めしべが長くおしべが短い長柱花とその反対の短柱花があり、その花型は株ごとに分かれています。
出現比率はほぼ1対1。
同じ花型同士では受粉できない仕組みになっているそうです。
蕎麦種断面 蕎麦の実は、三角すいのような形です。
蕎麦の素となる蕎麦粉は、胚乳を粉にしたもので中心から一番粉、二番粉、三番粉となり、一番粉が一番白く更科粉といわれるところです。

蕎麦の栄養

   低カロリーでヘルシーといわれている蕎麦。
   その代表的な成分はルチンです。
    ルチン・・・穀類では蕎麦にしかなく、しかも多量に含まれる
       効用 毛細血管強化・血圧低下→→→心臓病、動脈硬化、高血圧予防
           インシュリン分泌を促す→→→糖尿病予防
       熱に強く、水に溶けやすいため、
       最大の効果を期待するならソバ湯がおすすめ。
   赤ワインで話題になったポリフェノールも含まれます。
    ポリフェノール・・・活性酸素を除去する働きがあります
       効用 悪玉コレステロールの抑制・脳の記憶細胞活性化→→→ボケ防止
       特に蕎麦のポリフェノールは記憶力向上の効果が高いそうです。
   他に、ビタミンB1、B2は米、麦の2倍 消化率のよいたんぱく質も米の2倍含まれます。

 手打ち蕎麦

 手打ち蕎麦とは、粉を水でこねて、棒で薄く伸ばして、包丁で細く切ってゆでるだけのお手軽レシピ。
 工程は、水回し→菊練り→へそだし→地のし→丸だし→四つだし→本のし→たたみ→切り→ゆで。
 誰にでも出来そうな、いえ出来るはずの料理ですが、この作業工程にはかなり奥深いものがあるようです。
 アグリでも手打ち蕎麦は作りますが、まだまだ未熟な田舎蕎麦。皆さんに手ほどきできる程ではございません。
 蕎麦関係のHPをいくつかご紹介していますので、詳しく知りたい方はそちらへどうぞ。

おすそわけのページでそば粉と玄蕎麦を直売しています。

  

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面白いソバの民話
☆むかし、パソコン通信していた頃、安曇野の方に聞いた民話です。☆
 その昔、ある川のほとりにお坊さんが困って立ちすくんでいました。冬の冷たく流れの速い川を、どう渡ろうかと考えていたんです。お坊さんは、近くにあった麦に、「お願いだから川を渡るのを手伝ってくれないか?」と頼みましたが、麦は知らん顔。見かねた蕎麦が、「私がお手伝いしましょう。」と仲間を集めて、お坊さんをかついで川を渡してあげました。そのせいで、蕎麦は足元が真っ赤になりました。今でも蕎麦の茎の下が赤くなっています。一方無視した麦は、それ以来冬になると「麦踏み」と言ってお百姓さんに頭をギュウギュウ踏みつけられるようになりました。

過去の栽培状況

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