趣 味 の 陶 芸 

二度目の焼成:釉かけの失敗

 平成13年2月、相島工房の電気窯で二度目の酸化焼成を行なった。昨年の8月に初めての焼成を
 経験し半年が経った。少しは上達したかと思ったが、釉薬の掛け方でまたしても失敗してしまった。
 薄く掛けるところを厚く、厚く掛けるところが薄くなってしまった。家の庭でちょこまかと釉掛けして
 いてはだめかなと反省している。以下、素焼き前、釉薬を掛けたあとの写真と焼成後の作品毎の
 写真を紹介します。

   

 上写真は素焼き前の作品。赤く見えるのは古万古の赤土、白い方は、古万古と特こしの白土です。

 素焼きは1月29日(晴れ)。朝8時30分より窯詰め。気温6度C。
 9時05分スイッチオン:低温タイマー6時間、温度設定800度C。

 自動でスタート、気温が低い割に温度上昇が早い。一時間後118度、二時間後192度、扉占める。
 一時間100度の割合で上昇、七時間二十三分で802度、スイッチ切れる。

   

 今回も変形作品が多いのでコンプレッサーで釉がけした。これが失敗の元? 大皿は釉薬を薄く掛ける
 予定であったが、思わず掛けすぎてしまった。小さなコップや皿は柄杓で掛けたが、釉薬が薄すぎて
 色が斑になってしまった。これは初歩的な失敗。一個一個丁寧に釉がけをしなければいけない。

 本焼きは2月5日(曇り)気温6度C。朝8時30分より窯詰め。
 9時25分スイッチオン:低温タイマー6時間、温度設定1230度C。
 今回はスタートから最後まで自動にした。2時間後189度Cで扉を閉めた。
 4時間後363度Cで前調節蓋を、6時間後588度Cで上蓋も全て閉じた。
 11時間ほどで1230度Cに達した模様。

 釉薬の種類、土の種類については下の表にて説明します。

作品  作品の内容  土:釉薬 

 亀甲型の花器
 幅22cm 高さ27cm
 ほどよく黒天目がでた
 
 土:古万古赤土
 釉薬:錆マットと黒天目
 

 小口壷
 幅19cm 高さ19cm
 肩まで黒天目を掛けた
 土:古万古赤土
 釉薬:錆マットに黒天目
 

 変形壷
 幅14cm 高さ18cm
 ほどよく黒天目がでた
 
 土:古万古赤土
 釉薬:錆マットに黒天目
 

 大皿
 高さ7cm 幅29cm
 全体に黄瀬戸の掛けすぎ
 土:古万古赤土
 釉薬:黄瀬戸
 

 大皿
 高さ6cm 幅25cm
 中央部が黄瀬戸の掛けすぎ
 土:古万古赤土
 釉薬:黄瀬戸

 壷:花器
 高さ20cm 幅21cm
 大体予想通りの色が出た
 
 土:特こし白土
 釉薬:瑠璃海鼠
 

 一輪挿し:花器
 高さ8cm 幅9cm
 真ん中にあるのは本物の
 小鹿田焼きです
 土:古万古赤土
 釉薬:黄瀬戸
 白化粧土で模様掻き落とし

 左丸皿:黄瀬戸
 右丸皿と角皿:瑠璃
 直径14〜16cm 
 釉薬が薄く斑になった
 土:古万古赤土と白土
 釉薬:赤土に黄瀬戸、
     白土に瑠璃
 
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