住宅設計専門・建築設計事務所     
TEXT 2009.11
家造りに最も大事な事 その家造りの歴史の公開と保存
あなたが電化製品を買いました。一年後その製品の取り扱い説明書を見るためにメーカーのホームページに行くと、「過去の商品」というところに仕様や説明書が必ずあります。ユーザーを大事にしている証です。
しかし、住宅メーカーや、施工会社には「過去の商品」と言う項目がありません。いわゆる売りっぱなしの体制です。一番高価な家の情報が、メーカー企業のHPから一年で削除されてしまう不思議・・・。
これはあってはならないことです。
その設計者が過去にどのような家造りをしてきたかは、その設計者(会社・団体)の家の造りを姿勢を
示します。
例えば去年までは「高気密住宅はだめ。断熱は必要あるけれど気密は必要ない。」と言っていた会社が、今日から急に、「超高気密住宅ですよ」と言っていたらどう思いますか?これから建てる人には気になりませんが、去年その企業を信用して建てた人は「えっ・・・」と思うでしょう。このような売りっぱなしで誠意のない企業で家を建てると、将来は自分が「えっ・・・」と言ってしまう立場になります。
お金にとても余裕のある方は、失敗してももう一度建てる事ができますが、普通は金融機関から支援を受けて建てます。ですから正しい情報で比較し納得して仕様を決め、家を建てる事が重要で、間違った家の情報では、何十年も暮らす家になったとしたら残念でなりません。

当事務所では時代を先読みして、その時代の最高の技術と見合ったコストで提供してきた証として、各年代の新聞に折り込んだチラシを公開します。多分業界初の試みではないかと思います。
チラシの公開はとても勇気が要ります。住宅会社のチラシには誇張表現があるからで、数年後見ると「えっ」と思う広告がほとんどです。「そのときはこれでよいと思った」という理由はいえません。なぜなら、その当時でも違うものを薦めていた誠意ある会社もあるからです。

また、当HPは古いHPもほぼ全て残ってます。これは、今までお手伝いさせて頂いた建て主さんのための情報で、これからも削除いたしません。私どもの財産です。
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