大阪市某マンションリノベーション計画
「くるくるの家」
2006.06
たまたまargのブログが検索でヒットしたことがきっかけとなり、
クライアントとタッグを組んだリノベーションです。
若いご夫婦とそのお子様、3人でお住いになられる3LDK仕様(約70㎡)のマンションです。築10年と築浅物件ですが、
施主の住まいに対する考えがしっかりとありましたので築浅にも関らずリノベーションを行うことになりました。
計画に先立ち家族の思いが綴られた「家作りメモ」をいただき、クライアントご自身の過去の住経験も聞かせていただきました。
そして、それを素直にカタチ置き換えたリノベーションです。
解体工事、居間のペンキ塗りはクライアント、arg、学生とのDIYです。
現場報告(Blog)
この物件は朝日新聞(朝刊)に連載の「わが家のミカタ」に掲載されました。
■クライアントの住経験談・・・
- 僕は保育園の頃から親の転勤で岡山に引っ越すまで八尾市に住んでたんですよ。
- 9坪の2階建て住宅。今で言えば狭小住宅っていうのかな。当時は、みんなそんなもんでしたが。。
- 1階は母親が婦人服の仕立屋をしていたのでその店舗土間と4.5畳のキッチンダイニングに風呂とトイレ。
- で、2階が6畳+4.5畳の和室の続き間。以上みたいな。で、そこに4人で暮らしてました。
- もう、ほんと家族がすし詰めで生活してて物理的にすごく、狭かったけどでも、あの家が息苦しかったとは思わないんですよね。
- 小さいけど楽しい家だったと思ってます。だから、このマンションの購入も狭さに対する不安はあまり無く購入しました。
- むしろ、適度に小さくて気に入ってるぐらいですが。
- で、今にして昔のあの家を考えてみると店舗の土間が果たす役割が大きかったのかなって思います。
- 雨の日は友達とそこで遊んだり、近所のおばちゃんが何気なく集まって世間話をしていたり、
- おやじが家電や家具の修理をしてたりそこに隣のおやじが加勢しに来たり・・道ばたでの立ち話以上、
- 家に上がりこむ未満な距離感、空間。
- なんだろ、家の中でもなければ家の外でもない住まいと外界をワンクッションおいて繋ぐ、
- すごく曖昧な空間。あの曖昧な空間が小さな家に小さな余裕というかゆとりみたいなものを与えていたような気がします。
- で、マンション購入にあたりいろんな物件を見て回ったのですが当然、入居中の物件も多くあったわけで、
- 中を見せてもらったのですが、どの家族も見事に1部屋は物置的にのみ使われている。
- 和室と繋がるリビングはその繋がりがどこか不自然でなんか雑然として落ち着かない。
- というか、どことなくゆとりが無く感じたんですよね。
- で、あのマンションの3LDKの間取りってどうなのだろう?
- もっと楽しい家造りってできるんじゃないんだろうか?
- というのがargにご相談させて頂くこととなった発端なのだとおもいます。
- 余計なしきりを取っ払って玄関と一体にして、別に飾り立てるわけでもない内と外を緩やかにつなげる土間的なもの。
- そんなのってどうでしょうね?
- 家を考えると、家族とは?地域とは?そういえば、昔はどうだっけ??とかとかいろんな事考えちゃいますね。
- まぁ、素人のただの思いつきをとりとめもなく書いてしまいましたが誰かに話してみたくなったもので。。




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