確か昨年末の「夜もヒッパレ」スペシャルだったと思う。1999下半期チャートのベスト100(50だったかもしれないが…。)の中に、鈴木あみの"Be Together"が入っていて、それを本家本元のTMが歌ったことがあった。私はそれを楽しみなんてモンじゃなく待っていた。そもそもTMがテレビに出るということがほとんどない…って当たり前か…。今まで「終了」してたんだから…。で、聴く。それを聴いてウチの親父が一言。
「音外れてんじゃねえか?」
その瞬間、ジェノサイドカッター(2147+BorD…つまり’95ver)炸裂。親父に言ってやった。「親父は鈴木あみの方を基準にして言ってっから外れてるなんて言えンだっての。俺に言わせりゃ、鈴木あみの方がどうしようもなく調子っ外れなんだよ!!!!!(- -♯)←かなりキレてます。」 TMの悪口ともなろうものなら、親父でさえも容赦しない…これが私の生きる道(爆)。全く、ハ長調しか知らないんだから…(?)。
で、本題。なぜウチの親父が「音外れてる」と勘違いしたのだろうかということについて、今回は語ることにしましょう。別にウチの親父が音痴だとか、そういう訳じゃありません…いや、それもあるかも(苦笑)。で、それが私に見事なまでに遺伝したと…こういう訳ですな(オイオイ…)。
ここから先は、専門的な話が出てきますが、私はその筋の専門家でもなんでもない、ただの遊び人です。この間、「音楽ツクールかなでーる2」でTMの曲を打ちこんで、ゲーム(3番線参照)に使おうとして、そのとき楽譜の読み方が分からず、その類の本を買ってきたら、そこに「調」がどうたらこうたらとかいてあって、その中に書いてあったことを丸写ししているだけです。よって、飛ばし読み可(爆笑)。専門的なことは、わざとフォントを小さくしてあります(大爆笑)。
まず、ちゃんとした音楽の場合、必ず「調」というものがあります。ハ長調とか、イ短調とか、その類です。要するに、ドレミファソラシドの組み立て方のことを「調」というわけです。で、長調と短調の違いは、音の並び方です。具体的に、いわゆる「ド」…つまりCをルートにした調を考えてみましょう。
とまあ、こんな感じになります。長調はドから、短調はラから始まるというのはご存知の方も多いと思います。で、何調かって言うのを一発で見分ける方法があるのです。それは、ト音記号(またはヘ音記号)のすぐ右にある♯や♭(これを「調号」といいます。)の数です。これがくっつく順番はいつも同じです。じゃあ、ちょっとそれらを書き出してみましょう。
| - | 調号のつく音 | 長調 (MAJOR/DUR) | 短調 (minor/moll) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 数 | ♯ | ♭ | ♯系 | ♭系 | ♯系 | ♭系 |
| 0 | - | - | ハ長調 C | イ短調 Am | ||
| 1 | F | B | ト長調G | へ長調F | ホ短調Em | ニ短調Dm |
| 2 | FC | BE | ニ長調D | 変ロ長調B♭ | ロ短調Bm | ト短調Gm |
| 3 | FCG | BEA | イ長調A | 変ホ長調E♭ | 嬰ヘ短調F♯m | ハ短調Cm |
| 4 | FCGD | BEAD | ホ長調E | 変イ長調A♭ | 嬰ハ短調C♯m | ヘ短調Fm |
| 5 | FCGDA | BEADG | ロ長調B | 変ニ長調D♭ | 嬰ト短調G♯m | 変ロ短調B♭m |
| 6 | FCGDAE | BEADGC | 嬰へ長調F♯ | 変ト長調G♭ | 嬰ニ短調D♯m | 変ホ短調E♭m |
| 7 | FCGDAEB | BEADGCF | 嬰ハ長調C♯ | 変ハ長調C♭ | 嬰イ短調A♯m | 変イ短調A♭m |
ところで、TMの曲の調ってどうなっているんでしょうか? この間買ってきたバンドスコアを参考にして考えてみましょう。
| - | 根音 | 主な曲 | ||
|---|---|---|---|---|
| - | ♯ | ♭ | ♯ | ♭ |
| 0 | C / Am | All-RightAll-Night (1メロ)、Be Together (サビ) | ||
| 1 | G / Em | F / Dm | 1974(前奏・間奏以外) | You Can Dance(メロディー) |
| 2 | D / Bm | B♭ / Gm | Self Control(最後のサビ除く) | Dragon the Festival |
| 3 | A / F♯m | E♭ / Cm | All-Right All-Night(サビ・最後除く) | KISS YOU(全部) |
| 4 | E / C♯m | A♭ / Fm | Telephone Line(全部), 1974(前・間奏) | Rainbow Rainbow(最後のサビ) |
| 5 | B / G♯m | D♭ / B♭m | Be Together(メロディー), Get Wild (サビ) | Confession(サビ) |
こんな感じになります。長調か短調かは面倒なので書きませんでしたが、暗い曲は短調、明るい曲は長調だと思ってほぼ間違いないでしょう。ただし、TMの曲は転調がかなり多いので、(TKの気まぐれな性格が原因か? …でも典型的木根バラ系のConfessionだって結構転調してるし…。)ぱっと聴いただけでは調が何がなんだか分かりません(笑)。もっとも、この「曲の途中で転調」のおかげで、TMの曲にはメリハリがついていると思うんですが…。
で、Be Togetherですが、これがBメジャー(サビはCメジャー)になっています。ところが、鈴木あみバージョンはBメジャーじゃありません。旋律そのものは同じですが、キーが一定の割合だけずれています。同じ曲でありながら、音が外れているように聞こえるのは、この「移調」が原因だといえるのではないでしょうか。
でもでもねん、私に言わせれば、Bメジャー(くどいようですが、サビはCメジャー)でないBe TogetherはBe Togetherにあらず!! あの曲がBメジャーじゃなかったらBe Togetherじゃなくなるような気がするような…(駄洒落じゃありません! 私は今猛烈に真面目な話をしているんです!!!)そんな気がしてなりません。というわけで、私は別にTMの曲をカバーすんなとは言っていません。ただ、カバーするのであれば移調しないで欲しいなと、こう言いたいのです。で、やっぱり移調すると、その曲のイメージが変わってしまい、変な気分になってしまうこともあります。
小室さんだって、ホントなら移調したくないと思うんですがね。だって、TKが一番TKらしいのって、TMの曲を演奏しているときだと思うんですよね。安室奈美恵やglobeの曲は「売れる曲」、TMの曲は「楽しむ曲」だと私は思うです。 もっとも、同じ移調でもウツの声で移調するんであれば全く問題なし!!(笑) とにかく、私にとってのTMとは、イスラム教徒にとってのアラーに等しいかそれ以上に(誇張しすぎ爆)尊い存在ですんで、もし万が一その名誉を傷つけたりなんかした場合…
「ド・ド・ドリルで大暴走 レバーを回してC連打〜 痛ぇかいっぺん死んでこい 誰にも遠慮はしませんよ」
と相成ります。(ドリフのテーマに乗せてどうぞ。ちなみに昔のネオジオフリークから失敬。)
なんかここ、10日記のノリが感染ってきてるような気が…。