全国的に知られている遊びには、共通ルールのほかに、必ずといっていいほどその地域ならではの変則ルールが存在するものです。トランプの大貧民然り、UNO然り。麻雀とてそれは例外ではなく、かなり笑ってしまうような役を採用しているところもあります。
今回は、それらのルールのうち、私が知っているものを紹介しましょう。
| 1、通常の役に追加される系 | 2、役満系 |
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和了り牌…![]()
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同種の数牌で、3つの数が連続した刻子、または槓子を作る役。門前2翻、鳴いても2翻
中国麻雀では「一色三節高」という、かなり高い役になります。
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和了り牌…![]()
(6萬で清盃口になる。3萬ではタンピン・一盃口)
二盃口で、2組とも同じ数字になっている場合。二盃口にさらに1翻追加で4翻。(鳴くと役なし!!)
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和了り牌…![]()
(7索で二同刻完成)
雀頭は何でもよく、4つの刻子または槓子が2色2種で、かつそれぞれが同じ数字で出来ている対々和。通常の対々和にさらに2翻追加される(もちろん鳴いてもOK)。
中国麻雀では「双同刻」という役がこれに相当します。
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鳴いてはいるが、形が九連宝燈と同様になっているもの(例は1索をポンしている)で、通常の鳴き清一色(5翻)にさらに3翻追加され、事実上倍満以上が確定する。
特定の牌をあるものに見立て、常設のドラにする(要するに赤5みたいなモンです)
これらは、その筋の人たちが打つときの暗黙のルールとして登場したもので、2種類以上が見立てられることはありません。
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和了り牌…![]()
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一気通貫と三色同順を強引にくっつけたような役で、萬子・索子・筒子の3種類を使って123,456,789の順子を作る役。もちろん、雀頭と残りの1面子は限定しません。門前2翻で、鳴くと1翻になります(この辺って一通とか三色そしてチャンタと同じ)。
中国麻雀では「花竜」という役になります。
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和了り牌…![]()
一気通貫で、完成形にするための待ち牌が2、4、6の場合、さらに1翻追加。
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和了り牌…![]()
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の9種36牌を用いて作ったタンヤオ・対々和で、食い下がり無しの満貫扱い(ってコトは…4翻か5翻)になります。
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和了り牌…![]()
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筒子の![]()
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で構成される混一色に
を加えた7種の牌で作った役で、通常の混一色にさらに2翻追加(したがって門前5翻、鳴いて4翻になる。)
以下に示したパターンの場合、通常の七対子にさらに1翻追加
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奇数七対子…構成牌が全て数牌の奇数
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偶数七対子…構成牌が全て数牌の偶数(ちなみに必ずタンヤオがくっつく)
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三元牌七対子…![]()
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の対子を含んだ七対子
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四風牌七対子…![]()
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の対子を含んだ七対子
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和了り牌…![]()
要するに字一色七対子。扱いはなんとダブル役満(子64,000、親96,000)!!
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和了り牌…![]()
(8索で紅一点完成)
緑一色の
を
に換えた役で、緑一色と同様に役満となる。(もちろんポン・チーして作っても問題なし)
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和了り牌…![]()
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緑一色と対極にあるような役で、
と赤入りの索子(1、5、7、9)で作った混一色。確率的には大四喜以上に出来にくいと思われる。 ……え、上の絵の1索は赤入っとらんじゃろだって? 気にすんな!(爆笑)
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和了り牌…![]()
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(7萬か8萬で和了れば合計100を越えるので百万石になる。ちなみにこの形は5萬で和了るとジャスト100)
萬子の清一色で、牌の合計数が100を越えている場合。
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和了り牌…![]()
雀頭は何でもよく、順子が4つあり、それらが一色で統一されていて、なおかつ123,345,567,789のように繋がっている役。もちろん両面待ちでもオッケー。チーして作っても良い。
中国麻雀では「一色四歩高」という、相当高い役になります。
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和了り牌…![]()
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(9索で一気通貫が完成し、東北新幹線として認められる)
東と北を刻子・槓子及び雀頭として(どっちが刻子でも問題なし)、残りの牌は一気通貫を構成している、混一色・一気通貫です。
(ちなみに私ルールでは、この役は「杜の都」である仙台と、東北新幹線の初代ボディカラーである緑に引っ掛けて、索子の門前混一色・一気通貫に限り認めるっつーことに…したい。)
形…想像がつきませぬ(−−;;;;
九連宝燈と形は違うが、一応同種牌であれば全ての牌で和了ることが出来る門前の清一色。
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和了り牌…![]()
(2萬でアル中完成)
2の牌3種![]()
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と
を刻子、または槓子にした対々和・三色同刻。雀頭は限定しません。
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を刻子(または槓子)にすればいいだけの役…なのだが、![]()
がどちらも役牌であることが条件。すなわち、南場の西(もしくは西場の南)にのみ認められている役ということ。
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(8筒で大車輪)
ローカルルールの中では最も有名で、筒子で門前清一色・タンヤオ・七対子を炸裂させる役。ただし、形は常に二盃口聴牌になり、また必ず両面待ち、または3面で順子を待つ形になるので注意が必要。
ところがこの役、困ったことにローカルの中でも有名であるせいか、ところによっては1234567や3456789の七対子も大車輪にしているところもあり、すごいところになると「筒子の清一色・七対子ならとりあえず大車輪」というところもあるし。
ちなみに、七対子風味であることが条件なので、![]()
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で7筒で和了っても大車輪にはならない(とはいっても、門前清一色・タンヤオ・平和・二盃口で、そんでも3倍満になる)
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和了り牌…![]()
ちょっと変な役で、同種の数牌で1を3枚、5が1枚、6が2枚、8が2枚と、南と北の刻子が必要(どちらか片方は槓子でも構わない)。ただし、数牌で待つことは出来ず、結果的に南か北の刻子の完成を待つ形になります。門前のみ成立する役満ですが、非常に変則的な手役であるので、和了るのは至難の技かもしれません(だって和了り牌2枚しかないし、とっとと切られやすい牌だし、鳴けないし)
「十三不塔」は第1自模の時点(親は第1自模の先取りを加えた配牌)でとりあえず対子が一組だけあって、あとは両面どころか嵌張・辺張・対子すらないという最悪な状況ですが、十四不塔は最後の望みである対子すらないという、てんでバラバラの手牌です。
たとえばこんな感じ。
十三不塔![]()
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十四不塔![]()
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というか、十三不塔って採用しているところ、あります? まあ、めったに見かけませんけど…。
中国麻雀では、数牌が萬子・筒子・索子おのおのが筋(1-4-7・2-5-8・3-6-9)になっており、さらに字牌がバラバラのとき、全不靠(チュェンプカオ)という役になります。
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(1筒で花鳥風月になる)
花の5筒、鳥の1索、風の自風牌、月の1筒を用いた対々和。これらの4つは全て刻子・槓子でなければならない。上図の場合、南家であれば役満になるが、東家、西家、北家の場合は南場であっても役満にならない。