I'm Fallin'in DNA

コンテンツの玄関へ…読むのをやめる

管理人、クリス_NKから一言

 発端は昨年末の私ントコのチャット。そこで数人と「会話」していたときに、もののはずみで「即興リレー小説」を使用じゃないか、ということになりまして。要するに、チャットで短文をつないでリレー小説を完成させようじゃねーか、ということになったわけです。もちろん私も参加です。最初の書き出しはすっげーシリアスな流れで、あ〜、本気ファンタジーや〜とか思ってたら…
誰や大麻散らしたの?
 この、大麻のおかげでとたんにテンション上昇、もう単なるドタバタ劇と化してしまいました。

 せっかく書いたものなんでアップしますけど、ハッキリいってこのノリについていける方ってそうそういない気もする…(^^;

 

 光届かぬ地の底、響き渡る声があった…。
「愚かなサル(人類)共よ…地上世界の覇者を気取っている様だが…我の前に全てが平伏すであろう。
 泣け叫べ喚け! 新たな神の誕生だ! 裁きの始まりだ!」
その名は……「混沌神・ジャイガンティカ」   かの者が踊り、そして歌うことにより、万物の「音」はかき消され、そして色を失い……そして全ての生きとし生けるものを無差別に破壊する力を持っていた。

 そんな奴にも一つの弱点があった。それは、地上に住む一人の女性。『この時』のために地上を視察していたときにたまたま遭遇した美しき女性。彼女はアリエクと云い、ジャイガンティカの力を封じれる唯一の退魔士であった。

 だが、今のジャイガンティカには切り札がある。恐れるに足らない。彼は地上へと光臨したのだ! その切り札――いや、切り札と言い切れるかどうかは定かではないが――とは、「先手を取って彼女の『音』を吸い取ってしまい、呪文の詠唱を不可能にさせる」、というものである。しかし、この能力を発動するまではかなりの時間を要するのだ。
「この能力を使えばあの小娘を葬る事もたやすい事なのだが…
 如何せん発動させるのにかなりの時間が必要だ。何かいい策はないだろうか…」
と、ジャイガンティカは考えていた。そこへ、手下の一人が言った。
「混沌神様! いい考えがあります!」
 その手下の考えとは…
「近々、コレト国の王女が成人の儀を行うとか。
 その儀に彼女も参加するという情報を入手しました。
儀式の途中を狙えばたやすいかと。」
手下の言葉にジャイガンティカは賛同し、通りすがりの旅人の体を乗っ取ってコレト国へと入り込む事に成功した。


 そしてコレト皇女成人の儀当日…
「こんばんは。貴女が有名なアリエクさんですね」と、ジャイガンティカ。 「貴方は?」とアエリク。「失礼しました。私の名はカーティン=ガージャ。
 よければ私と踊っていただけませんか?」そう言ってお辞儀をするカーティン、もといジャイガンティカ。
 あっさりと了承するアエリクに内心でほくそ笑み、踊りに乗じて声を奪う。だが! プスッ!「な…何ぃ!?」
 アリエクが持った注射器の針がジャイガンティカの首筋に刺される。彼はヤクをキメられてラリってしまった! 声も無く笑う退魔士…いや、大麻師アリエク!
「大麻かよっ!!」
 その場のノリで思わず三村ツッコミをかましてしまうジャイガンティカであった……。
「ククク… かかったな、混沌神(仮)ジャイガンティカ!」と、高らかに笑うアエリク。
「ってオイ! なんなんだその(仮)って!!」と、混沌神(仮)ジャイガンティカ。
「バカめ。まだわからぬのか? 貴様は既に名前だけの『混沌神』でしかないのだっ!」
 言って笑い続けるアエリク。
 「や、説明になってないやんっ!! ってかなんで喋れるねんっ!!?」
 ひたすら混乱するジャイガンティカ。大麻の効力と相成っていい感じの壊れ具合だ。
「おおぉぉおおおらりほぇあこけこけ〜! 俺だけが神を見、神と話を出来る!」
 ジャイガンティカ、もう威厳もへったくれもなくヨダレを垂らし、白目を剥いてスキップしている! すっげえブキミである!
 …すると、そこにgl●beの「L●ve again」がかかってきた(もちろんジャーさんの頭の中だけじゃなくて、ホール全体に。まっとうな人もその曲を聴いている)。 まっとうな舞踏会で、なぜこのような曲が……?「何…ッ!!」ジャイガンティカは驚き戦慄く。そう、この曲は…彼の大好きな歌の一つだったのだ。テンションはさらに上昇し、最早彼の暴走を止められる者はいないのではないかと思うほどだ。

 更には真面目そうな人々まで発狂(?)し、まっとうな舞踏会とはいえない状況へと変貌していく…そんな舞踏会のなか、何物かが大きな叫び声をあげた! 皆はその人物に注目する。ヘッドバンキングの嵐と化したフロアで雄叫びをあげたのは何とアリエクだった! まさか彼女までもが…?

 いや、違った! これがアエリクの正体であったのだ!
「ヒヒヒ…俺のヤクでどいつもこいつもラリっちまえ〜」
「良くやったな、『麻薬漢』」
アエリクの正体たる膨れっ面の男に話し掛ける白髪の老人。国際的テロリストの筆頭『シャブおじさん』である。

 その時、どこからともなく「ついに見つけたぞ、この麻薬犯め!」という声が。
「ム?! 何奴じゃ!!」と、シャブおじさん。「お前等の悪事、全て見届けたわ! おとなしくお縄につきなさい!」と、姿を現さずに更に続ける先ほどの声。「だから誰だっつってんだよ!」とアエリク。
「私はホンマモンの麻薬捜査官、クリシェナ! 通称シャブおじさんことチャンタ・サンショク、そしてアエリク!! 道路交通法違反および住居不法侵入、現住建造物放火未遂の罪で逮捕する!!!」
「おのれクリシェナ、ここまで逃げたと言うのにまたお前か!行けっ、アエリク新必殺技圧殺肉弾拳をみせてやれ!」
「うっし! いっちょもんでやるっす!」
「ふん、いくら新しい技を開発したところで我々には勝てん!」
指を鳴らすクリシェナ。すると会場の微妙に違和感のある格好の男女が服を脱ぎ捨てる! その下には麻薬Gメンの制服を着た男たちがいたのであった(一部女装していたので化粧付き)

「くっ!?この催し自体罠だったというのかっ!?おのれっ!!」
そのころ、忘れられてるジャイガンティカは――「あへるろめちょろんまぁぁぁっ!!」……やっぱり、暴走していた。
「目を! 目を覚ませ! お前の力はそんなものじゃないハズだ!」
ジャイガンティカを必死に揺さぶるのはシャブおじさんであった!! 正気を取り戻し始める(半分)ジャイガンティカ。
「ハッ…私はぁえるろぉえぅぉお…??」
「おい! 目を覚まさんか!」
シャブの声でふらつきながらも漸く夢のシャングリアパライゾから戻って来たジャイガンティカ。だが…「ぐぬぅ……我の眠りを妨げたのは貴様か?」
当然、目覚めは最悪である。
「へ…な……何だ?」
「万死に値する!!」
その後、シャブおじさんの断末魔の叫び声はコレト国全体に響いたと言われている。そして、それ以降、シャブおじさんは歴史上から姿を消した。

「……あ゛……」 呆然とするクリシェナ。 罪人は生け捕りが基本の捜査官にとって、この展開はヒッジョ〜〜に、まずい。 「ぐおぁら! 殺人の現行犯で(殺人の現行犯っつーのもすげーよな)逮捕する!!」

 クリシェナの号令一下、戸惑いながらも下手人のぐるりに円陣を組み取り囲む麻薬Gメンの皆様。
魔王は「お前ら、運が悪かったな今日の俺は機嫌が悪いんだぜ…」と嘯きたる。
「問答無用!」クリシェナが叫び、十手を構えて突進、それに続く屈強な男ども十余人、されどジャイガンティカはクリシェナの突きを軽々とかわし、隙の出来たところに襲い掛かる。されど、クリシェナも達人、紙一重で防ぐも回りの部下たちはそうもいかず「ぐわぁ、お館さま、ご武運を…」「おのれ、ジャイガンティカめ」その一方で、会場をこそーっと抜け出そうとしている人物がいた。それは
「シャブのじじいがくたばった今、もう此処に居る理由はねぇ!」
麻薬漢である。だがクリシェナは鋭い勘で其れを逸早く察知した。併し、この場合は其れが裏目に出た。
「隙有り!!」なんと、麻薬漢に気を取られていた隙にジャイガンティカが攻撃を仕掛けてきたのだ! 「くっ! このままではやられてしまう!!
 …どうやら奥の手を使うしかないみたいですね……覚悟!!」
クリシェナは手に持っていた十手を構え直す。
そしてジャイガンティカのほうを振り向いた瞬間……あべし!
クリシェナを失った麻薬Gメンを軽く平らげて「たわいもないやつめ…ふはは、この国も我が物だ!」と高笑いするジャイガンティカもはや何をしに来たかすっかり忘れている。その間、麻薬漢は走りに走った、が……。

「まちなさい!」
鈴を鳴らすような少女の声で呼び止められる麻薬漢。振り向いて声の主を検めてゲッと小さく叫ぶ麻薬漢
「お父さん…またこんなことして」
「ア…アエリー…? なんでお前がこんな所に…」
驚きを隠せない麻薬漢
「なんでって、決まってるじゃない」
そういってゆっくりと麻薬漢に近寄る少女―アエリー、笑顔を麻薬漢(アンパンマン)に近づけ、
「オマエを」
ガシッと麻薬漢の頭を掴む! 蒼白になるトルエン中毒者!
「更生させる事だぁ!!!」
アエリーの技が炸裂した! アエリーの改心の一撃。 麻薬漢に450のダメージ! 麻薬漢は気絶した!
「ふぅ… もう、お父さん。いい加減麻薬に手を出すのは止めなよ」
「い、いやだってだな…」
「嫌だってんなら、この秘孔を突くのみ。」
そういうと、アエリーは麻薬漢の首筋に指を突き刺した。

ぴぶ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アエリー 「お前はもう、麻薬が抜けている……」
 そういうと、アエリーは麻薬漢に背を向け、静かに歩いていった……。


 カメラが夕焼けの地平線に消えるアエリーをパンする中、お姉さんともぐたん登場。
「このお話の教訓は、伝記は大切にネ☆ってことだね」
「違うわよもぐたん、この場合は商売品に手を出すなってことよ」