アクアリウム・エッセイ

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画像中央の右寄りの群落が矢川で採取したヤナギモ。
左のガイと比べると、草体が繊細なことがわかる。
さらにその上にたなびいているのが、ササバモ、ガシャモク、ベトナムエビモ。
ササバモはランナーを伸ばし、中央手前にも新芽を出している。この画像では分かり辛いが、中央にはヒロノハエビモもある。
以上が、すべてポタモゲトン、和名でヒルムシロ科の水草たち。
この水槽はヒルムシロ水槽と言ってもいいかもしれない。

新レイアウト立ち上げて、半月が過ぎた。20W×10の高光量にもかかわらず、とりあえずコケの姿は何処にも見えない。外部フィルター2器、内部フィルター1器、さらに日曜日に船橋ららぽーと内にある「ペンギンビレッジ」でエアーコンプレッサーとそれに繋ぐスポンジフィルターを購入。どちらも700円ほど。
いままでエアレーションなどしたこと無かったのだが、水温を低く設定しているため(20度ぐらい)、底床の好気性バクテリアの活動が不活発になっているのではないか、と考え、エアーレーションをする事に。
で、コンプレッサーとスポンジフィルターを繋ぐと、エアーが吹き出す時に、水槽内の水を吸い上げるのだが、スポンジ部分を経由するため、これも一応水槽内フィルターの役目を果たすのだ。だからシメテ4個のフィルターを稼働させていることになる。

さらにペンギンビレッジでは麦飯石も購入。お試し版みたいな500円のやつ。効果はどうなのだろう?

水温を低くしているのは、今回採取したヤナギモの自生地の水温がかなり低かったため。湧水のため手を入れてると痺れるぐらい冷たかった。そこで、それと同じ環境にしようとしている。魚も低温に強そうなクロメダカを入れている。

ヒルムシロ科の水草と、画面にも見えるホソバミズゼニゴケは絶好調。日毎にどんどん成長していく。
あと、ヘアーグラスも調子良い。植えた3日後には倍の丈になっていた。ランナーもどんどん出して、新芽が出てきている。ただ、びっしりの密度にするにはまだ時間がかかりそう。

問題はウイローモス。これだけ高光量にもかかわらず、草体は貧弱。密度もひくく、見栄えが悪い。何故なのかわからない。今回は万全の体制で挑んだのに、これならいつものほうがいいくらいだ。今後に期待しているが、ぼくが目指すADAの「原生林幽谷」はまだまだ遠い。

今回のレイアウト変更にはあまりお金をかけていない。

新たに入れたササバモやヤナギモは採取した水草だし、リシアネット20個分のホソバミズゼニゴケはひと塊から増えたものを分配している。モスも使いまわし。流木は森で拾ってきたやつ。おそらくコナラかミズナラの根だと思う。追加した水中フィルターは最初に買ったオールインワン水槽に付いてたやつだし、スポンジフィルターは上記したように700円ほど。石も大量に使っているが、全部渓流で拾ってきたもの。
一番お金をかけたのはヘアーグラスだと思う。それでも2000円台。
今回は安上がりレイアウトなのだ。

 

 

先日、東京、国立にある矢川緑地保全地区に行ってきた。そこはフィールド派のアクアリストにとって狂喜乱舞する天国だった!!
って、おおげさかな。しかし凄い。ここはきっと有名なんでしょうね。ぼくが知らなかっただけで。ぼくは他のアクアリストと全く交流がないので、こういう場所を見つけるのは偶然にたよるしかない。地図とかで湧水地と書かれてると、そこに行って確かめるわけですが、スカが多い。この前日も大泉学園の井頭湧水地に行ってきたのだが、そこはフサモの群落しかなかった。
しかし、ここは何種類の水草があっただろう?
まずは、ミクリ。安曇野のミクリが有名だが、それにも負けない美しさ。
上の画像はミクリですね。日が射すところは凄い密度。

こちらは保全地区から3kmほど離れたところにある水路。これもミクリ。あとフサモ。それにヤナギモ。画面左下の色の濃い部分が全てヤナギモ(あるいは別のポタモゲトン)。ここから一房だけ採取して水槽に入れたので、いずれ画像をアップします。
この地域はハケ、ママと呼ばれる崖線が走っていて、どこからでも水が湧き出ている感じ。ここが東京か!?って叫びたくなる。(ちなみに三浦百恵さんの自宅はここからすぐ近く)。

メダカが大群となって泳いでいた。

ここは上の画像の500mほど上流。というか、上の水路に流れ込む支流のひとつ。
田んぼの畦道沿いの小川にびっしりと水草が。ぼくには良く分からなかったのだが、ミクリをぐっと小さくした感じ。
ヒメミクリかとも思ったが、資料によると、セキショウモが自生していると言うことなので、それかもしれない。
とにかく延々数キロに渡って様々な水草が途切れずに繁茂している。
ぼく的にはここがNO1かな。以前は軽井沢の雲場池上流が最高と思ってたけど、こっちのほうが凄い。まわりの風景ではかなうはずもないが。だって、この脇に国道20号と中央高速が走ってますから。

ここはぐるっとまわって、また一番上の水路のやや下流。ここは住宅街の中。
この水草はカワジシャでしょう。あとミズハコベも大量に群生していた。
セリやオランダガラシ(クレソン)も見受けられた。
春にはキショウブが咲き乱れるらしい。
あと資料には、どんな水草だか知らないが、ミゾソバ、ミゾホオズキという名前もある。
だいたい、半径5kmぐらいの地域内に、幾つもの小川が流れ、そこに上記の水草が自生している。

これは保全地区内の緑地の中を流れる川。手前の水草はルトウィジアの仲間ではないだろうか?これも岸にへばりつくように大量に生えていた。
そのすぐ上の赤いのは、なにかの植物の根っこ。あちこちにあったが、なんの根なのか不明。

とにかく一日、興奮しまくりでした。
こんな場所は、そうそうないだろうな。これからもフィールド探索は続けるが、うちから1時間以内では、もうここを越える場所は見つからないような気がする。

 

先週の土曜日、日曜日、今週の月曜日と3日かけてレイアウト改造。前回のレイアウトは半年の短い命でした。

まず、まだ残っていたバリスネリアを一掃。さらにクリプトを全部引っこ抜いた。おそろしく長いランナーを伸ばして子株をつくっていたが、それも抜き取る。
バランサエだけは残す。それから大流木に繁茂したモスの先端部分を丁寧に切り取る。次のレイアウトに使うため。剥がしてから新鮮な部分だけ選り分けるのは難しいので、ヘアーカットの容量で先端を3cmほど摘んではハサミを入れていく。
これで一番成長の早い新芽の部分を新レイアウトに使うことができる。
前景をつくっていたホソバミズゼニゴケはまず全て取りだし、あらためてネットに入れ直す。実に20個のリシアネットを配置した。これがすべてドームをつくってくれたら、きっと見事なレイアウトになるだろう。今日で3日目だが、ちょっとだけ新芽がネットの隙間から顔を出してきた。

流木はさんざん考えて、今までにないアングルに配置。手前にむけてオーバーハングする置き方。陰影が出来て、奥行き感が増した感じ。
意外だったのは流木を一度取り出したら、その影にみごとなアポノゲトン・クリスプスの大株が成長していたこと。全然気が付かなかった。葉の数も10を越えた見事なもの。ずっと以前に購入した記憶があるが2年ぐらい前か?根塊のまま休眠していたのだろうか?

月曜日に仕事帰り、ティアラによってヘアーグラスを購入。安売りしてて、8束で2650円だった。これをほぐして、丁寧に植えていく。すっげー疲れた。田植えの苦労が忍ばれる。

この3日間でバケツ20杯分の水換えをする。とにかく何かを抜いたり、動かしたりする度にもうもうと汚泥が巻き上がるので、その度にポンプで吸い出していた。

とりあえずレイアウト完了。いま構想にあるのは、流木の裏、背景にヘアーグラスのビビパラを植えること。ADAではお馴染みだが、流通しているのだろうか?水草倶楽部で見た記憶があるような...
それと、さすがに20W×10はコケが最大の心配なので、使ってない水中フィルターを入れるつもり。フィルター3器あれば、どうにか乗り越えられるか?さらにADAのNAカーボンをネットに入れて、水槽の目立たないところに置いておくつもり。バクターボールも検討中。

今回のレイアウトは完成までに時間がかかりそう。3ヶ月後ぐらいにある程度見られるようになるか?その分息の長いレイアウトになるでしょう。

とにかく今までコケとは殆ど無縁で来たので、今度ばかりはかなり苦労を覚悟してますが、できれば、無事乗り切りたい。そういえば、麦飯石ってあったけど、あれはどうなのだろう?