アクアリウム・エッセイ

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少しずつ新レイアウトの準備は続いている。
画像は国立の昭和用水で採取したササバモ。ここはもう完全に住宅街の中で、水が汚濁していれば、その辺のどぶ川と見分けはつかないのだが、水流は非常に清明。この上流の多摩川の取水近くの水路ではそれこそ底を埋め尽くす勢いでササバモが繁茂している。まだ取水が始まったばかりのようで、たなびいている草体は茶色がかかった水上葉だった。その一株をトリートメントを経て水槽に入れたのだが、3日ほどで水面に達した。

他にも自家採取した水草がいくつか増えたが、さらにチャームに出向いて、モス・SPとヒシを購入。近々画像をアップします。

ヒシは、東京の水元公園で自生を確認していたのだが、まさか公園の水草を採取するわけにもいかず、販売しているショップを探していたのだ。
二株のうち、一方を120cm水槽へ。もう一方は実家の庭に置いてあるFRP製の池に水を張って、入れてみた。他にもこの池にはヒメボタンウキクサ、ヒンジモ、ホソバミズゼニゴケを投入。太陽光のもとでどのように育つか楽しみ。

モス・spはかなり大きめのドーム状で、これも超美麗。店長によると低光量下で増えていくということなので、水槽左のササバモの下辺りにレイアウト予定。
それからアクアグラベルのLも購入したので、川底景観を意識したレイアウトをしようと思う。

とりあえずホソバミズゼニゴケをLサイズのリシアネット5個に分けて水槽に入れた。1ヶ月ぐらいでドーム状に膨らんでくるはず。
すでに流木に貼り付けたウィローモスはどんどん新芽を出して成長している。やはり、健康な部分を使ったので立ち上がりが早い。
最近の本を読むと、モスもトリミングしたほうがいいみたいに書いてあるので、ちょっと迷っている。とにかく目指すは高密度。そのためにどうすればいいのか、いつでもそればかり考えている。

さすがに、水槽内の水草の量が激減したせいで、コケが目に付く。手前のアクリル面にうっすらコケがついている。いまのところほったらかしているが、見苦しくなってきたら掃除しなくては。

それはそうと、我が家のビオトープはすごいことになってきた。オモダカは地下茎を出して、春になると新たな芽を出すと言うことなのだが、去年の夏は3株だけだったのが、今年は10株ぐらいに増えている。一つの株から4本ぐらい茎が出るから、もうこれだけで鉢はいっぱい。それになんとイグサも再び芽を出し成長してきた。水草の強さには驚かされる。ここにもホソバミズゼニゴケを置いてみる。

チャームのストック水槽で見たホソバミズゼニゴケは自然光の下で、とんでもなく高密度で肉厚な葉に育っていた。あれを我が家でも再現するのが目標。

最終的には、120cm水槽はウィローモス、ホソバミズゼニゴケ、モス・spを中心とした苔レイアウトにしたい。問題は夏場の水温上昇だが、とくに高温に弱いホソホウオウゴケが現在非常に美しい状態に育っていて、それが黒化していくのを見るのは忍びなく、本気でクーラーの導入を考えている。

水槽用ではなく、窓枠クーラー。値段は3万円台なので、水槽用を買うのもこちらを買うのも同じなのだ。しかも、こっちは部屋全体を冷やしてくれるし。水槽用はファンから放熱すると言うから、逆に部屋は暑くなるはずだし。一応、ぼくの寝室なので。それは避けたい。


とりあえず、レイアウト第1段階。これからどんどん手を加えていく。便宜的に立ち上げを5/21とする。今回はどれだけ保てるか。
底床を覆っていたホソバミズゼニゴケは全て取り出し、洗面器に入れて、外の日光が当たるところに置いてある。またリシアネットでレイアウトする予定。それでも、ソフトボール大2個ぶんぐらいを捨てる。これも強い水草でどんどん増えるのだ。
日、月と二日でどうにかめどをつけたのだが、大変だったのは流木へのモス巻きと、水面に浮かんだウキクサ、リシア、ヒンジモの駆除。それと底床のあちこちに散らばったホソバミズゼニゴケの掃除。1時間ぐらいずっとネットで掻き出していた。月曜などは5時間ぐらい水に触れていて、最後は気持ち悪くなってしまった。
久しぶりに底床の砂利をみると、それはそれで趣があっていいなあと感じる。だもんで、川で拾ってきた石と(水槽内に20〜30個ぐらい入っていた)アクアグラベルM、Lを使い、川底の景観を作ろうかと思っている。画像右はパレングラスにエアーポンプを繋いでみたのだが、はやり、翌日、水泡は止まっていた。目の粗さが違うのだろう。エアーストーンも買わなくては。
あと買い物リストに上げてあるのは、ヤナギモ、モスSP、それから水もほったらかしだったので、液肥。今週末ぐらいに購入できれば。って、置いている店は珍しいが。
ふと、さっき水槽眺めてて、ホソホウオウゴケももうちょっと欲しいなあ、などと考えてもいる。画像で分かるだろうか?やや右より手前のウニみたいな形がホソホウオウゴケ。実は、こんかいレイアウト変更に着手するまで、その姿を見失っていたのだ。したら、ホソバズゼニゴケに埋もれるようにして出てきた。綺麗な淡い緑色の新芽を出していた。超美麗。あと、画面左、内蔵フィルターの右下の石に活着しているのが、モスSP。かなり貧弱。やはり液肥が要なのだろうか?ティアラの水槽で見るのとか、チャームの通販の画像では、はるかに成長した株が流木に活着していた。あんなふうにレイアウトしてみたい。

あと、前景全てを覆うのではなく、ポイント的にエキノドルス・ラチフォリウスを使ってみたいなあ、と今感じている。かなり古くさい水草だけど、ぼくのイメージに合うものだから。


先週に引き続き、フィールドワークの報告をしようと思ったのだが、突如レイアウトが崩壊したので、そちらの報告。
またも8ヶ月の命だった。

画像はその1週間前ほどに撮った最後の写真。
ヒメボタンウキクサがどんどん分裂して増え、その根がピピバラと絡まってしまった。
悲劇は、そのヒメボタンウキクサを何個か外のビオトープに移そうとして起きた。(ビオトープは冬の間も水やりを続けていたお陰で、10日前辺りから新芽を確認。オモダカ4株とピグマエア一株が確認できた)

ヒメボタンウキクサを引き上げると、それに絡まっていたピピバラも一緒に着いてきて、それに絡まっていたリシア、ウィローモスまでドカッと引き抜けてしまった。

こうなったら仕方ないので、ピピバラを半分の長さにカット。モスは健康な部分だけをカットして、洗面器に一時避難。巨大流木は乾燥して浮力が付くと困るので、浴槽に水を張って沈めてある。リシアは画像に見える密集して塊になっている部分だけビオトープに移植。

水槽手前の全景にしていたヘアーグラスはピピバラによって光が遮られていたせいか、根が弱く、全て簡単に引き抜けてしまった。
また水槽左半分の上を覆っていたリシア、またものすごい量になったヒンジモを取り除く。それからササバモ、ベトナムエビモ、ガシャモクらをトリミング。また、エキノドルスがあまりに巨株になってしまったので(葉数30枚ぐらい)、大きく成長しすぎてオーバーハングしている数枚を根本から切り取る。それでもまだ左半分は密集状態で、底に積もったホソバミズゼニゴケには光が届いていない。これも右側に避難させる予定。
しめて、ここで捨てた水草の量は家庭用大ゴミ袋半分ぐらい(約20リットル)。ものすごい量に自分で驚いた。
水槽が180リットル在るわけだから、まあすぐにそのぐらいにはなってしまうのだろうが。

もったいないなあ、という気持ちもあった。どれもその辺のアクアショップでは扱っていない水草ばかりなので、そういうのを「譲ります」とかいう掲示板に書き込もうかとも考えたのだが、生来の人付き合いの悪さが出て、やめてしまった。

更に驚いたのが、3個在るフィルターの水流が全て止まっていたこと。
実は体調がすぐれないこともあり、今年の2月ぐらいから一度も水換えをしていなかったのだ。差し水をたまにするだけで。それで気付かなかったのだが、フィルターは見事に死んでいました。コケが全く発生しなかったのは奇跡だ。っていうか、あの水草の量があったお陰なのだろう。
フィルターを開け、中の濾材を見ると、もう隙間がないぐらい汚泥が入り込んでいて、これでは水流も止まってしまう。ただ、バクテリアの状態がいいらしく、汚泥も全く匂い無く、健康な状態だった。もったいないので、軽くすすいで、もとにもどす。外部フィルターを初日、内部フィルターを二日目に掃除した。もう一個の外部フィルターは一週間おいて掃除する予定。

今のところ、好気性のバクテリアの活動を促すつもりでエアレーションを24間続けている。


体力が無いので、半月ぐらいかけて少しずつ新しいレイアウトを作っていくつもり。まあ、定番のモスレイアウト。それからホソバミズゼニゴケ、ヒルムシロ類、それから動かしようのないエキド(ルビンの近種?)、これらでレイアウトすることになる。あまり代わり映え無いか....



ゴールデンウィークはいろんな場所に水草探しにでかけたが、その第一発目が、栃木県河内町。ここは知る人ぞ知る水郷地帯。
車で乗り入れてすぐに気付いたが、水路が多い。町中にも水路が走っていて、水車がまわっている。
とくに谷川は水草の宝庫だとネットで発見したので、地元の人に聞いて行ってみる。
画像はその谷川。
おそらく西鬼怒川から引かれた水が合流していて、水量が増えている。この数百m上流になると、ぐっと川幅も狭く、小川といった印象になる。そこにはミズニラが群生していた。農家のおばさんに訊くと、今年は水量が少なく、水草の量も少ないという。夏には川全体に水草が繁茂するという。
画像の水草はミクリかセキショウ?そのへんはぼくは知識が乏しく判別できない。とにかく川底を埋め尽くすように繁茂している。
この辺りは地元の有志が保護に力を入れていて、とくに梅花藻の保護区域には看板が立てられていた。
バイカモは是非見たい!と色めきだったが、まだ草体は影も形も見えず。夏にまた来ることを誓う。
まだまだ、この地域は発見が有りそう。




   こちらは河内町から少し南下したところにある上三川町。去年も行った緑地公園。
1kmほどの小川が続く。水源は湧水。
確認できたのはクロモとこのミズニラ。去年はミズハコベが繁茂していたのだが、今年は季節が早いのか見あたらなかった。逆に、ミズニラは去年気付かなかった。
今年はアクアジャーナルの水中写真で、美しいミズニラの群落の画像を見ているので、無意識のうちに頭にインプットされているのかもしれない。

まだまだ、黄金週間にゲットした画像がたくさんあるのだが、それはまた次回以降。


観賞魚フェアのおまけ画像。
これもADAの水槽。景観石(?)を使っている水景。
どの水景もそうだが、魚たちが雑然としている感じ。というか、うちの水槽でもそうなのだが、川魚って、みんなこんな感じ。しかし何故アクアジャーナルの写真の魚たちは同じ方向を向いて群泳しているのだろうか?本物を見て、「ああ、あれは撮影の時だけ特別に、泳いでくれているのだなあ」という感想を抱いた。
いっときは、きっと魚の種類や、数、あるいは、空間の作り方によって、ああいう写真みたいにいつも魚たちが泳いでくれるに違いないと思いこんで、様々な試行錯誤を続けたが、今は諦めた。魚って、危険を感じると群泳するという話はよく聞くが、うちも水換えでかなり水槽の中を騒がしくした後は群泳しているが...
前々回で載せた画像の水槽はアクアジャーナル68号にさっそく掲載されてましたね。これもまた疑問に感じているのだが、あれだけの巨大水槽の移動って、どうやってるのだろう?新潟から東京まで。水を抜くことは分かるが、どうやって持ち上げているのか、知りたい気がする。ぼくは一度、90cm水槽の移動で、すごい苦労したことがあるので。
「初夏の草むら」「時は流れる」の二つのレイアウトがそうなのだが、よく見ると、アクアジャーナルの画像よりも、ずいぶんとフェアの時の水槽の水草が生長しているのが分かる。ジャーナル持っている人は見比べてみるとおもしろいかも。

ことしもフィールドワークの季節が来ました。すでに何カ所かはまわって新たな自生地を発見しているのだが、どれもクロモなので、ちょっと喜びの度合いが低かった。
今回は嵐山渓谷のある場所だったのだが、エビモが自生しているのを発見。なんかササバモにも似ているが、多分エビモ。うちのヒロハノエビモは葉の先端が丸いのだが、これは尖っている。っていうことはササバモ?よく分からない。


前回の続き。観賞魚フェア。
これはADAのブースではなく、フェアの会場入り口に展示されていた。
真正面から撮っても面白みがないので、どちらも横面からの画像。
なかなかアクアジャーナルでは、パレングラスやリリイパイプがついたままの水槽の画像というのを見る機会が少ないが、現物を見ると、やはり、これらのガラス製品は水槽によく映える。
うちもCO2はビートルを使っているが、給排水はプラスチック製なので、それは水草で隠すようにしている。このリリイパイプならば、逆に見せるようにレイアウトしたくなるだろう。もっとも、ガラス製品は割れる可能性があるので、水漏れが怖くて実際に使う気にはならないけど。(完全に防水対策ができた部屋ならばOKでしょう)







こちらも同様にADAの水槽。横からの画像。
アクアジャーナルだと多分撮影用の水流というものを作って、それで撮っているのだろうけど、実物は当然、給排水による流れができている。ヘアーグラスなどは、水流によって、同じ方向にたなびく感じになっているが、それもまたおもしろい。天野氏のおそらく意図したのとは違う水景になってしまっているのだが、こういうのって写真じゃ見られないから。ジェットフィルターってきっとものすごい水流を作るのだろう。とくに大型水槽では、ずいぶん無理な形に水草が水流によって押し曲げられていた。
それを嫌うなら、シャワーパイプみたいなのを使えばいいのだろうが、あくまでもリリイパイプにこだわると、そういう結果になる。
ぼくは、ADAのアクアテラ用の、ガラス製シャワーパイプみたいなのを買おうかと考える時もある。水中で使用するためのものではないけど、あれなら、景観を損ねずに、水流もまんべんなく作れるだろうと思うから。
実際に使っている人もいるんじゃないだろうか?